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ギャグエロ【どんなエロでも許せる方のみオススメ】

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【神功左千夫】

気付くと僕は漫画研究部の部室で那由多君とキスをしていた。
と、言っても僕が彼に凭れかかっていて、その唇を執拗に那由多君が貪っている訳だが。
正気じゃない彼が、唇に吸いつく様は少し可愛く思えてしまった。

そう思っていると、白濁色の液体が飛んでくる。
よく見ると、顔やら髪の毛に沢山の精液がくっついていた。
体に外傷は無いようだが、感覚としてはまだ快楽の余韻が残っている。
情けないことに下着の中は自分が射精した精液でグショグショだ。
異次元で起こったことなのに、完全に異次元では無いことに頭を抱えたが、この体はもうさっちゃんではない、僕だ。

目の前の那由多君に舌を絡めるようにキスを返してやる。
夢中で吸いついてくる彼に少し微笑んだ後、漫画研究部の見えないところで携帯を展開させる。

その後は言わずとも分かる結果で、彼らが作ったあの化け物によって食い殺される夢を見たことだろう。

さて、漫画研究部の措置は後で考えるにして、今はこの場から撤退することを最優先に考える。
確認するように自分の腰を撫でたが特に変わったことは無かった。
しかし、感覚的には立てるかどうかも分からない状態で。
僕は今にも抜けそうな腰に叱咤して目の前の那由多君の拘束を解き、抱き抱えながら裏ルートから私室へと戻った。

取り合えず、一刻も早くお風呂に入りたかったので、彼もいっしょに入れてやる。
浴室で丁寧に体を洗い、浴槽につかったところで彼はどうやら目を覚ましたようだ。

「…あ、か、会長……。」

「おはようございます、那由多君。…二人だけの秘密、出来てしまいましたね。」

彼に幻術を掛けて記憶を操作しても良かったんだが、こんな恥ずかしいこと彼は他人には言いふらさないだろう。
向かい合うように浴槽に浸かりながら僕はニッコリと微笑みを浮かべた。

とりあえず、彼等の当面の部費の削減。
これは決定でしょうね。



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