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令和6年最新話★★★
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しおりを挟む「ま。いっか。取り敢えず中入ろ~。寒くて死んじゃう~。左千夫クン薄着過ぎなんだよネ!見てたらこっちまで寒くなる」
「僕は特殊な環境で育ってますから誰かさんと違って耐性があるんです」
「相変わらず訳わかんないよネ、その体。そんなとこも好きだケド~」
「……っ、意味が……」
「はいはーい。こっからが敷地ネ~外から中が見えるように縦格子フェンスにしてるけどセキュリティは万全だから安心してネ」
「結界がはりやすい構造ですね。エントランスまでの道程もいい感じです」
「でっしょ~。で、本題の内装ネ、まだ机と椅子は揃ってないんだケド」
「……、っ!?……流石、ですね」
きめ細かい装飾品が施された扉を開くと──別世界だった。現代風な造りであるがアンティーク家具も置いてあり見事に調和している様はセンスの塊だ。
既に空調も整っており、自然と息を抜くと僕は中へと進んだ。
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