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令和6年最新話★★★
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「……っと」
「同居も解消になりましたし、後日なにか別のものを用意しますね」
「へ?は?」
「少し早いですがお誕生日おめでとうございます。それでは僕は帰りま──」
「ちょっっと待って!意味分かんないンだケド。何で帰るの?用事?と、いうか今日からここがキミの家なんだケド?」
「その大切な人と同棲する予定なのでは?それなら僕は必要ない」
「────…………あー……そういう事か。ホント、信用なさすぎデショ」
「どういう……?」
「何度も言うケド、ボクもう左千夫クンしか勃たないヨ?」
「は?……体の関係は続ける、と、言う事ですか?」
「あー……何でそうなるかなぁ」
九鬼の意図してることが分からず僕は眉を寄せた。そんな僕の腕を九鬼は掴み直してエレベーターから部屋の内部の大理石部分へと引っ張り込む。そしていつもの食えない笑みのままギュッと───抱き締められた。
「大切な人はキミってコト」
耳元で囁かれる甘い台詞に僕の全てが反応した。
「……ッッッッッッッッ!?」
「ソンナ驚くことじゃ無いんだケド」
「どういう……そうか、井上さんに誕生日当日の会合を断るための嘘、ですよね?」
「ゔ……流石にソレは捻くれすぎッ。ま、イイケド。ソレが理由だとしても結局は今日も明日もキミと過ごす事実は変わらないからネ」
そのまま力強く抱き締められると余計に混乱した。落ち着けと自分に言い聞かすのだが全く相手が理解できずに更に二日前にヤったばかりなのに勃起したイチモツが服越しに僕の腰辺りに押し付けられる。「僕しか勃起しない」と言っていた事がふと、浮かんだが絶対にそんな事はない。事実、九鬼は最近よく何も無いところで勃起していた。
「同居も解消になりましたし、後日なにか別のものを用意しますね」
「へ?は?」
「少し早いですがお誕生日おめでとうございます。それでは僕は帰りま──」
「ちょっっと待って!意味分かんないンだケド。何で帰るの?用事?と、いうか今日からここがキミの家なんだケド?」
「その大切な人と同棲する予定なのでは?それなら僕は必要ない」
「────…………あー……そういう事か。ホント、信用なさすぎデショ」
「どういう……?」
「何度も言うケド、ボクもう左千夫クンしか勃たないヨ?」
「は?……体の関係は続ける、と、言う事ですか?」
「あー……何でそうなるかなぁ」
九鬼の意図してることが分からず僕は眉を寄せた。そんな僕の腕を九鬼は掴み直してエレベーターから部屋の内部の大理石部分へと引っ張り込む。そしていつもの食えない笑みのままギュッと───抱き締められた。
「大切な人はキミってコト」
耳元で囁かれる甘い台詞に僕の全てが反応した。
「……ッッッッッッッッ!?」
「ソンナ驚くことじゃ無いんだケド」
「どういう……そうか、井上さんに誕生日当日の会合を断るための嘘、ですよね?」
「ゔ……流石にソレは捻くれすぎッ。ま、イイケド。ソレが理由だとしても結局は今日も明日もキミと過ごす事実は変わらないからネ」
そのまま力強く抱き締められると余計に混乱した。落ち着けと自分に言い聞かすのだが全く相手が理解できずに更に二日前にヤったばかりなのに勃起したイチモツが服越しに僕の腰辺りに押し付けられる。「僕しか勃起しない」と言っていた事がふと、浮かんだが絶対にそんな事はない。事実、九鬼は最近よく何も無いところで勃起していた。
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