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令和6年最新話★★★
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しおりを挟む両足を抱えて背中を壁に預けさせていると左千夫クンは逃げるように体重を後ろにやったのでボクも腰を引くようにして雁首で尻穴の中の前立腺を掻いてやる。すると弱すぎる所を攻められないように逆にボクの背中に手を回して抱き着いてきた。ギュッと全身がボクに絡みついて、ボクの肩に額がひっつく。
オンナノコみたいな柔らかさは皆無なのに、いいニオイだし、この瞬間が堪らなく愛おしい。すぐ前に来た、耳朶に吸い付いて耳の輪郭を舌を尖らして舐め上げると、すぐ横で息が引き攣るのを感じた。この一挙一動が可愛すぎる。ボクも〈霊ヤラレ〉なので少しフワフワしているけど、コレはこれで癖になりそうだった。ボクの気持ちよりも左千夫クンのキモチイイを優先するとこに集中できて、ゆっくり、ゆっくり、愛撫を深めて。
「白翼……ッ」
「……?」
尻穴を慣らすように、ボクが感じ過ぎてトばないように緩やかな抜き差しを繰り返していると左千夫クンが吐息混じりにボクの真名を呼んだ。痛い事も気持ち良すぎることもしていないのに呼ばれるコトが不思議で顔を離すと濡れた瞳と目が合った。そして……。
「白翼……のおちんちん……気持ちいい……ッ♡僕の体じゃ無いみたい……ッで、す」
左千夫クンから落ちた言葉が暴力的に可愛すぎて、一瞬にして全身が沸騰しそうに滾って、ボクはトんだ。
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