LUF〜Connect Legend〜

ふずきまる

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第2章

21 成長の証

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チェノストがサーガッドに接近した事から数週間が経った。
メディアによる報道も少し落ち着き、いつもと変わらぬニュースが行われたりする。
そんな中僕ら二人はギルドに召集された。僕達に限らずフィンデバーテギルドに属する者は皆、召集をかけられた。
一番前にある台にテミルさんが乗りマイクを通じて話し出す。

「えー…。数週間前に報道されてから日にちは経つけども。それには関係なしに、恒例の表彰式をしますっ。」
表彰式と言うのはどうやらその月に主な活躍をした人に贈られる賞らしい。
報酬もそれなりにあるのだとか。
「では始めます。」
その言葉とともに表彰式はスタートした。色々な方が表彰されるので僕らも意欲が湧く。早く欲しい。なら、頑張るしかない。と。

結構な時間が経った。そろそろ終わらないかと思った時にテミルさんは言った。
「最後です。月間最優秀新人賞です。
えーと…。ケンシン&ユウカですね。」
リストに目を向け確認しながらテミルさんは言った。
「私達…だよね?」
彼女は一度確認する。
「あぁ…。行こうか。」
人混みを避けながら僕らは壇上に上がった。
そしてテミルさんは賞状を持っている。
「よく頑張ったな。一月でLv30以上上げる、魔法Lvも2以上越すことは滅多にない。これからも頑張ってくれよ。」
テミルさんは笑顔で賞状を渡す。
「「ありがとうございます」」
お辞儀して司会から降段してくださいと言われ回れ右をした際、大きな拍手が湧いた。
新人にとっては名誉ある賞だと聞く。
僕らがこれを取れたことは大変嬉しい事だ。
直前にテミルさんは僕の耳元で話しかけてくれた。
「あとで会長室に来い。」と。
何言われるかわからないが僕らはあとで行くことにしよう。
僕らは降段し最後の挨拶を聞く。
「お疲れ様でした。君達の尽力により今のギルドがありフィンデバーテがある。チェノストがサーガッドと会談した報道が出たがそんな事関係なしにこれからも尽力を尽くしてくれる事に期待する。では解散!!」
その言葉と同時にギルド内がガヤガヤとし始めた。
「先にお昼にしましょうか。」
「そうだね。」
僕らは家に戻り一通り食事した。
そしてまたギルドへと向かう。暑い日差しが僕らを照りつける。

ギルドに着いてカウンターにいる女性
の案内の元、ギルド長室へと向かう。
ギルド長室に着いてドアを開けるとテミルさんと秘書さんらしき人が立っていた。
「こんにちは。私は会長の秘書であるフェンです。よろしくお願いします。」
フェンさんが頭を下げたのでこちらこそとこちらも頭を下げる。
するとテミルさんが半透明の電子パネルを表示する。
「さてと。君達のステータスを見せてくれ。」
僕らはテミルさんにカードを渡すとステータスが浮かび上がった。


【名前】ケンシン
【戦士Lv】33
【総合魔法Lv】3
【所持能力】・復活の攻撃
【所持属性魔法】火、闇
【属性魔法Lv】火…3
                         闇…2
 【性別】男

するとアナウンスが入った。
「Lvが30を超えたので魔力、攻撃力、防御力を表示します。」

「どういうことですか?」
「この世界にはLv30以上ないと攻撃力などは表示されないようになってんだ。同じLv同士の対戦の際、正々堂々と勝負するように対策を取ってるんだ。以前表示してたら降参など多く相次いでね。それで国王が怒ったわけよ。」
「へぇ…。」
そして属性魔法Lvの下に攻撃力、防御力、魔力が表示された。
【攻撃力】250/999
【防御力】170/999
【魔力】130/999
「999は…カンスト値ですか?戦士Lvとあまりあってないように見えますが…。」
「そうだな。まぁカンスト値に達したのはまだ誰一人いないけどね。
専用のトレーニングしたら自然と上がる。戦士Lvはあくまで戦士としてのレベルであって。確かに戦士Lvが上がればステータスも上がるけど少ししか上がらないんだ。」
「へぇ…。」
僕は自分のステータスをまじまじと見つめていた。戦士Lvと比べるとまだまだ低いことがよくわかる。だから筋トレは外せないということだ。
「さ、次は嬢ちゃんの番だ。」
次は優香のが表示された。

【名前】ユウカ
【戦士Lv】39
【総合魔法Lv】2
【所持属性魔法】水
【所持能力】・フェイク
【属性魔法Lv】2
【攻撃力】250/999
【防御力】223/999
【魔力】215/999
やはり人間界にいた時同様、バランスが良くさらに攻、防、魔。全てにおいて高い。
…なんか悔しい。
「所持能力が二人とも持ってるな。
ケンシンのやつは自分が窮地に追い込まれた時に攻撃力がぐんと上がる。
ユウカのは一度大きな攻撃を受けても無傷でいられることができるやつだな。ただし、一度だけな。」
「…捨て身ですね。」
「そういうことだな。」
彼女は大きくため息をついた。
「で、俺がお前らを読んだわけとはな…。」
やっと本題に入るのかと僕は思ったがそれと同時に緊張する。

「新たな大陸にある国と交渉してくれないか?」
「「…は?」」
「実はあの報道が出て以来、必死に他の大陸について書かれてる文書を探したら出てきてよ。しかもでっかい大陸でたくさん国があるんだとよ!!」
テミルさんは引き出しから分厚い本を取り出す。埃が表紙にまだついてるけど。
「お前らには国の架け橋となってもらいたいんだ。」
「で、でもこの国を出るには船がないといけないんじゃ…。」
「実はな、一つあるんだとさ…。」
テミルさんがにやけ本を開けた。
すると僕らも納得の内容だった。
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