13 / 30
第13話 めくるめくポプリの世界・前編
しおりを挟む
ポプラーは村という名目ではあるが、何も知らない観光客が来れば、まず地方都市の規模であると誤認するだろう。人口は多いがギリギリ地方都市の定義に満たない数らしい。
ただしこの村にはポプリという観光資源がある。近年ますます脚光を浴びているジャンルなので、今後も人口は増えていくだろう。村から地方都市に昇格するのもそう遠くない話かもしれない。
宿に到着した時点では、時刻は午後一時を回った所。お昼時なので、ルチルとクレインはエネルギー補充から始めることに。
「お待たせしました~こちらパンケーキになりま~す」
「おお……!」
「す、すげえな……」
二人が入ったのは、テラス席のあるカフェ。そこで看板メニューとして売り出されていた、パンケーキを注文してみた。
到着したのはきめ細かくふわふわとしたパンケーキに、カリカリベーコンとチーズソースがじゅわっと乗っており、しかも焼き立てソーセージが3本もついている。
「わ、わー! 絵に残せるなら残しておきたいー!」
「目に焼きつけておけ。食うぞ」
「ちょっ、クレインったら感動が薄いー!」
男子と女子の食に対する認識の違いが明確になった所で、二人は食事を進める。
甘いものではなくがっつりした味つけの物なので、手を休めることなく食べることができた。
「は~……美味しいなあ。これぞ一流の技! って感じ!」
「でもこれが1150クローネだろ。たっけ~な~」
「それはあれだよ、観光地価格! この環境にお値段払ってるんだよ」
「おれは観光地なら、土産物に金落としてえな。行ったって実感沸くだろ?」
「一瞬でなくなってしまうからこそ、思い出に残るものだってあると思うのですよっ」
10分もする頃には完食。そしてルチルは、地図を持ち出して予定を立てる。
「まずお花の店には行くでしょ。小物のお店は気になるけど、これは後回しかな~。ポプリのメインはあくまでもお花や香りなのであって」
「……」
「……クレイン! 一緒に行くんだからね? 何か意見してくれてもいいのだけど!」
「んなこと言われたって……おれ関係ねえもん」
「香りを楽しむつったってよ~、おれそんなのどうでもいいし。たかだかインテリアなんだから、実用性がないじゃねえか」
ポプリのことを何一つ理解していないのに、全てを理解し切ったような、クレインの発言。
それを聞き逃さなかった男がいた。
「実用性がない!? 今貴様はポプリには実用性がないと言ったのかぁー!?」
「ぬぎゃーっ!?」
「あ、ジャッカルさんだ。お仕事ですか?」
「むむっ、貴様は『スプリング・ウインド・マジック・ガール』のルチルッ! 今俺は、この炎人のようなポプリを馬鹿にする男共に、宣伝活動を行っていたところさッ!」
「その呼び名やめてくださいって、恥ずかしいです~」
「こ、こんなのともルチルは知り合いなのか~!?」
クレインは頭の左右から拳を突き当てられ、ぐりぐりと押し込まれている。押し込んでいる男性は瓶底眼鏡が特徴的な、魔術師向けの幾何学模様が刻まれたローブを着用していた。
「クレイン、この人はジャッカルさんだよ。『セイズ協会』のホッドミーミル支部長」
「セイズぅ? ああ……」
「どういうリアクションだそれは!?」
「いやセイズ協会……ライヴァンの支部長も変人なもんで……」
「あぁ~ライヴァン支部長~~~??? 確かに彼奴は筋金入りの変人だ。俺が言うのだから間違いない」
「ジャッカルさんに変と言わせるなんて、どんな人なんだろ……」
セイズ協会は、レヴス・ラーシルにおける現象『魔法』を研究している組織。そこから派生した、魔法を組み込んだ道具『魔道具』の開発や管理、全ての根源であるルーンの解析など、その研究内容は枚挙に暇がない。
研究内容の多さの分だけ、人々の暮らしに多大なる貢献をしており、魔法についての悩みがあったらまずセイズ協会に行けと言われるほど。純粋に魔法の可能性だけを追い求めているので、特定の権力に媚びることもない。
セイズ協会は各地に活動の足掛かりとなる支部を設置しており、ホッドミーミルやライヴァンにも当然存在している。所属する魔術師は支部を拠点に活動を展開するのだ。
そして、このうちホッドミーミルで活動する魔術師を取りまとめているのが、先程登場したジャッカルという男。彼は魔道具研究を主力分野にしており、発明のためなら神にも逆らう気概を持つ変人であった。
「はいドーン!! 諸君!! 客だぞ!!」
「「「いらっしゃいませ~」」」
ここで会ったも何かの縁ということで、ルチルはジャッカルが活動拠点にしているという店に行ってみることに。そこはポプラーの村の中でも、類を見ないほどに大きい建物だった。
「わ、すごーい! 色んな商品が取り揃えてある!」
「元々村の中でも、総合店として有名だった所だ。そこを我々セイズ協会が交渉し、研究の拠点を増設させてもらったのだ!」
「研究って何を……もががっ!」
「その成果をこれから貴様に見せてやらぁー!!」
ジャッカルはクレインを引きずり、店の奥の方に連行していく。残されたルチルはごく自然に買い物へと移行していった。
「すみませーん、このお店のおすすめ教えてくださいなっ!」
「まあ、早速おすすめを聞いてくるなんて。その若さで通なんですね~」
「かわいいものには目がありませんのでー!」
「ふふっ、とっても素敵です。今はやっぱり春ですので、天然物の花が多く揃ってますねー」
店員の一人が、花の販売スペースにルチルを案内する。
そこには瓶に差してある花が勢揃い。ここから好きな花を取って購入するのだ。
「オイルも花に合わせた、フローラル系がおすすめです。材料も多く採取できるので、お値段も安めになってるんですよ~」
「確かに普段より30クローネぐらい安い……! よーしこれにしちゃおう」
自然とルチルの足は次の材料を見繕いに動いていく。そこは塩を販売しているスペースだ。
「塩も最近種類豊富ですよね~。どうやってそんな効能出すんだっていう……」
「セイズ協会の研究が進んでからは、効能がある塩も増えましたね~。今回はモイストタイプで作るんですか?」
「はい。普段はドライタイプで作っているんですけど、せっかく来たんだから記念に1本って思って……」
「あら~いいですね~! だとしたら効能がない普通のがいいですかね? 変に効能があると、入れられる植物に制限かかっちゃいますから」
「うーん、せっかく来たんだから、普段お目にかかれない塩を試してみたいんですよね。インフェルノソルト、噂には聞いていたんですが始めて見ました」
「ああ~最近話題ですよね。結局効能のある塩って、調味料としての需要も高いんですよ。そっちとの交渉が難しく入荷も大変で……うちでも最近入荷できたんですよ~」
「わ~貴重な塩だぁ~……しかも値段、よく見たらさっきのパンケーキよりも高い~……」
(……ドライ? モイスト?)
(何だ小僧、ちっとも話についていけていない顔しやがって。男として恥ずかしくないのか)
(いや……あんたには言われたくないけどな!?)
(いいか小僧、『ドライタイプ』ってのは完全に乾燥させた花を使うやつで、『モイストタイプ』ってのが半乾燥させた花と塩を使うやつだ。最低限これは覚えろ)
(なんでそんなにポプリに詳しいんだよ……?)
(研究対象を知らずに研究ができるかーッ!!!)
(うびゃー!! 殴るな、殴るなーっ!!)
「あー、大丈夫かなもう……」
「ジャッカルさんの餌食になってますね、彼。お知り合いですか?」
「一緒に旅行に来たんです。ポプリにすごく興味なかったんですけど、そこに目を付けられました」
「あらあら~。これを機にポプリの素晴らしさに目覚めるとい~ですわねぇ~」
店員達は話をしながら、浮ついた目でルチルを見ている。何かいかがわしい思惑を察知したルチルは、ちょっぴりだけお怒りモード。
「ちょっ……そんなんじゃないです! そんなんじゃないですから!!」
「ふふふ♪ じゃ、そういうことにしておきましょうか♪」
「も~っ……次! 見せてください! 瓶です!」
「はいはいお待ちください~」
ただしこの村にはポプリという観光資源がある。近年ますます脚光を浴びているジャンルなので、今後も人口は増えていくだろう。村から地方都市に昇格するのもそう遠くない話かもしれない。
宿に到着した時点では、時刻は午後一時を回った所。お昼時なので、ルチルとクレインはエネルギー補充から始めることに。
「お待たせしました~こちらパンケーキになりま~す」
「おお……!」
「す、すげえな……」
二人が入ったのは、テラス席のあるカフェ。そこで看板メニューとして売り出されていた、パンケーキを注文してみた。
到着したのはきめ細かくふわふわとしたパンケーキに、カリカリベーコンとチーズソースがじゅわっと乗っており、しかも焼き立てソーセージが3本もついている。
「わ、わー! 絵に残せるなら残しておきたいー!」
「目に焼きつけておけ。食うぞ」
「ちょっ、クレインったら感動が薄いー!」
男子と女子の食に対する認識の違いが明確になった所で、二人は食事を進める。
甘いものではなくがっつりした味つけの物なので、手を休めることなく食べることができた。
「は~……美味しいなあ。これぞ一流の技! って感じ!」
「でもこれが1150クローネだろ。たっけ~な~」
「それはあれだよ、観光地価格! この環境にお値段払ってるんだよ」
「おれは観光地なら、土産物に金落としてえな。行ったって実感沸くだろ?」
「一瞬でなくなってしまうからこそ、思い出に残るものだってあると思うのですよっ」
10分もする頃には完食。そしてルチルは、地図を持ち出して予定を立てる。
「まずお花の店には行くでしょ。小物のお店は気になるけど、これは後回しかな~。ポプリのメインはあくまでもお花や香りなのであって」
「……」
「……クレイン! 一緒に行くんだからね? 何か意見してくれてもいいのだけど!」
「んなこと言われたって……おれ関係ねえもん」
「香りを楽しむつったってよ~、おれそんなのどうでもいいし。たかだかインテリアなんだから、実用性がないじゃねえか」
ポプリのことを何一つ理解していないのに、全てを理解し切ったような、クレインの発言。
それを聞き逃さなかった男がいた。
「実用性がない!? 今貴様はポプリには実用性がないと言ったのかぁー!?」
「ぬぎゃーっ!?」
「あ、ジャッカルさんだ。お仕事ですか?」
「むむっ、貴様は『スプリング・ウインド・マジック・ガール』のルチルッ! 今俺は、この炎人のようなポプリを馬鹿にする男共に、宣伝活動を行っていたところさッ!」
「その呼び名やめてくださいって、恥ずかしいです~」
「こ、こんなのともルチルは知り合いなのか~!?」
クレインは頭の左右から拳を突き当てられ、ぐりぐりと押し込まれている。押し込んでいる男性は瓶底眼鏡が特徴的な、魔術師向けの幾何学模様が刻まれたローブを着用していた。
「クレイン、この人はジャッカルさんだよ。『セイズ協会』のホッドミーミル支部長」
「セイズぅ? ああ……」
「どういうリアクションだそれは!?」
「いやセイズ協会……ライヴァンの支部長も変人なもんで……」
「あぁ~ライヴァン支部長~~~??? 確かに彼奴は筋金入りの変人だ。俺が言うのだから間違いない」
「ジャッカルさんに変と言わせるなんて、どんな人なんだろ……」
セイズ協会は、レヴス・ラーシルにおける現象『魔法』を研究している組織。そこから派生した、魔法を組み込んだ道具『魔道具』の開発や管理、全ての根源であるルーンの解析など、その研究内容は枚挙に暇がない。
研究内容の多さの分だけ、人々の暮らしに多大なる貢献をしており、魔法についての悩みがあったらまずセイズ協会に行けと言われるほど。純粋に魔法の可能性だけを追い求めているので、特定の権力に媚びることもない。
セイズ協会は各地に活動の足掛かりとなる支部を設置しており、ホッドミーミルやライヴァンにも当然存在している。所属する魔術師は支部を拠点に活動を展開するのだ。
そして、このうちホッドミーミルで活動する魔術師を取りまとめているのが、先程登場したジャッカルという男。彼は魔道具研究を主力分野にしており、発明のためなら神にも逆らう気概を持つ変人であった。
「はいドーン!! 諸君!! 客だぞ!!」
「「「いらっしゃいませ~」」」
ここで会ったも何かの縁ということで、ルチルはジャッカルが活動拠点にしているという店に行ってみることに。そこはポプラーの村の中でも、類を見ないほどに大きい建物だった。
「わ、すごーい! 色んな商品が取り揃えてある!」
「元々村の中でも、総合店として有名だった所だ。そこを我々セイズ協会が交渉し、研究の拠点を増設させてもらったのだ!」
「研究って何を……もががっ!」
「その成果をこれから貴様に見せてやらぁー!!」
ジャッカルはクレインを引きずり、店の奥の方に連行していく。残されたルチルはごく自然に買い物へと移行していった。
「すみませーん、このお店のおすすめ教えてくださいなっ!」
「まあ、早速おすすめを聞いてくるなんて。その若さで通なんですね~」
「かわいいものには目がありませんのでー!」
「ふふっ、とっても素敵です。今はやっぱり春ですので、天然物の花が多く揃ってますねー」
店員の一人が、花の販売スペースにルチルを案内する。
そこには瓶に差してある花が勢揃い。ここから好きな花を取って購入するのだ。
「オイルも花に合わせた、フローラル系がおすすめです。材料も多く採取できるので、お値段も安めになってるんですよ~」
「確かに普段より30クローネぐらい安い……! よーしこれにしちゃおう」
自然とルチルの足は次の材料を見繕いに動いていく。そこは塩を販売しているスペースだ。
「塩も最近種類豊富ですよね~。どうやってそんな効能出すんだっていう……」
「セイズ協会の研究が進んでからは、効能がある塩も増えましたね~。今回はモイストタイプで作るんですか?」
「はい。普段はドライタイプで作っているんですけど、せっかく来たんだから記念に1本って思って……」
「あら~いいですね~! だとしたら効能がない普通のがいいですかね? 変に効能があると、入れられる植物に制限かかっちゃいますから」
「うーん、せっかく来たんだから、普段お目にかかれない塩を試してみたいんですよね。インフェルノソルト、噂には聞いていたんですが始めて見ました」
「ああ~最近話題ですよね。結局効能のある塩って、調味料としての需要も高いんですよ。そっちとの交渉が難しく入荷も大変で……うちでも最近入荷できたんですよ~」
「わ~貴重な塩だぁ~……しかも値段、よく見たらさっきのパンケーキよりも高い~……」
(……ドライ? モイスト?)
(何だ小僧、ちっとも話についていけていない顔しやがって。男として恥ずかしくないのか)
(いや……あんたには言われたくないけどな!?)
(いいか小僧、『ドライタイプ』ってのは完全に乾燥させた花を使うやつで、『モイストタイプ』ってのが半乾燥させた花と塩を使うやつだ。最低限これは覚えろ)
(なんでそんなにポプリに詳しいんだよ……?)
(研究対象を知らずに研究ができるかーッ!!!)
(うびゃー!! 殴るな、殴るなーっ!!)
「あー、大丈夫かなもう……」
「ジャッカルさんの餌食になってますね、彼。お知り合いですか?」
「一緒に旅行に来たんです。ポプリにすごく興味なかったんですけど、そこに目を付けられました」
「あらあら~。これを機にポプリの素晴らしさに目覚めるとい~ですわねぇ~」
店員達は話をしながら、浮ついた目でルチルを見ている。何かいかがわしい思惑を察知したルチルは、ちょっぴりだけお怒りモード。
「ちょっ……そんなんじゃないです! そんなんじゃないですから!!」
「ふふふ♪ じゃ、そういうことにしておきましょうか♪」
「も~っ……次! 見せてください! 瓶です!」
「はいはいお待ちください~」
0
あなたにおすすめの小説
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
【奨励賞】氷の王子は、私のスイーツでしか笑わない――魔法学園と恋のレシピ【完結】
旅する書斎(☆ほしい)
児童書・童話
【第3回きずな児童書大賞で奨励賞をいただきました】
魔法が学べる学園の「製菓科」で、お菓子づくりに夢中な少女・いちご。周囲からは“落ちこぼれ”扱いだけど、彼女には「食べた人を幸せにする」魔法菓子の力があった。
ある日、彼女は冷たく孤高な“氷の王子”レオンの秘密を知る。彼は誰にも言えない魔力不全に悩んでいた――。
「私のお菓子で、彼を笑顔にしたい!」
不器用だけど優しい彼の心を溶かすため、特別な魔法スイーツ作りが始まる。
甘くて切ない、学園魔法ラブストーリー!
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
ママのごはんはたべたくない
もちっぱち
絵本
おとこのこが ママのごはん
たべたくないきもちを
ほんに してみました。
ちょっと、おもしろエピソード
よんでみてください。
これをよんだら おやこで
ハッピーに なれるかも?
約3600文字あります。
ゆっくり読んで大体20分以内で
読み終えると思います。
寝かしつけの読み聞かせにぜひどうぞ。
表紙作画:ぽん太郎 様
2023.3.7更新
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる