70 / 90
70話 セラフィナ様の暴走と試し切りへ
しおりを挟む
「何だ何だ、そんなにぐったりして、そんなので狩に行って大丈夫なのか? リアたち子供たちだけじゃなくお前たちまで、何があったんだ」
『あんなに凄い人間がいるとは思わなかった』
『いつも何かあれは、その辺に飛ばして終わりにしていたんですが。さすがにあの人間を飛ばすことはできませんでしたからね』
「うれちかった、でもちょっちょ」
『おいかけてきて、こわかった』
『おにいちゃんのうしろにかくれても、だめだったなの』
『変な帽子よりも危険だったんだな』
「でも、うれちいはうれちい。ね、みんな」
『『『うん』』』
「はぁ? 本当に何があったんだ?」
ベルナードさんとヴァルトスさんに、依頼をやる時の注意を受けてから2週間。私たちは言われた通り、なるべく目立たないように依頼をしながら、もう1つの剣が出来上がるのを待っていた。
ちなみに初依頼のあと、冒険者ギルドへ行った時は、影でヒソヒソされたけど。ベルナードさんやアルストアさんたちが、私たちのことをみんなに話してくれていたことと。
受付のリリアナさんが、私たちがギルドに来ると、ずっと冒険者さんたちを威嚇してくれていたおかげで。私たちは他の冒険者に絡まれることなく、しっかり依頼を受けることができたよ。
1回だけ、しつこく私たちのあとを追ってきた、5人組の冒険者パーティーがいたんだけどね。
ただ、しつこいって怒ったケロケロとグレイスが、ちょんと払いのけたら、吹っ飛んじゃって、全治1ヶ月の怪我を負わせることに。まぁ、向こうが悪いってことで、私たちにお咎めはなかったんだけど。
その話しが他の人に伝わると、私たちに手を出すと危険だって話しも流れたらしく。それも絡まれなくなった理由かもな、ってベルナードさんが言っていたよ。危険てなにさ。勝手にそっちから来ておいて、まったく。
と、まぁ、こんな感じで冒険者活動をしていた私たち。冒険者活動以外には、たくさん買い物をしたよ。
そんな中、私たちはアーセリオ様から食事に誘われて。そこで初めて、ベルナードさんとアーセリオ様のお母様、セラフィナ様にお会いしたんだ。
とても優しく、私たちと接してくださったセラフィナ様。私もポル君たちも、すぐにセラフィナのことを好きになったよ。ただ……、うん、好きなんだけど、セラフィナ様にはちょっと問題が。
大好き攻撃と、プレゼント攻撃、それからしつこい攻撃が凄かった。大好き攻撃は、私たちをなかなか離してくれなくて。私はなんとか我慢したけど、ポル君とチーちゃんはダウン。ポッカもグッタリしちゃって。
プレゼント攻撃も、もちろんプレゼントは嬉しかったんだけど量がね。あまりの多さにビックリしているうちに、そのプレゼントの山が倒れてきて私たちは潰され。助けられた後は、1つ1つプレゼントの話しが始まっちゃって。
私たちが潰されて埋もれるほどの量だから、話しがすぐに終わるわけもなく。だけど貰った私たちが、話しを途中でやめて欲しい、なんて言えないでしょう?
それでベルナードさん達が、なんとか途中でセラフィナ様を止めてくれたんだけど。それで私とポル君たちはさらにグッタリ。
が、そんなグッタリの私たちは、さらにセラフィナ様に追いかけられることに。ようやく逃げ切れたのは21時過ぎだったらしい。
らしいっていうのは、私もポル君たちも、その頃には疲れすぎていて記憶がなく、気づいたら朝になっていたんだよ。それで起きてケロケロとグレイスを見たら、2人も目の下にくまを作っていて。
結局セラフィナ様はあの食事会の後、ベルナードさん達から厳重注意を受け、私たちは謝罪を受けたの。
それが昨日ね。だからみんなまだ、完璧に疲れが取れていなかったんだ。
「ハハハッ!! セラフィナ様は子供が大好きだからな。今まで接触がなかったこと自体がおかしかったんだ。あのバカが攻めてきたせいもあったろうが、それでもな。まぁ、注意を受けたのなら、少しの間は静かだろう。前回は10日くらいは静かだったぞ」
10日かよ! とちょっとツッコミを入れそうになったけど。私たちは後1週間くらいで街を出るから大丈夫かな。
「それよりも、そんなグッタリの状態で、本当に大丈夫なのか? 相手はあのあのスプラッシュスライムなんだぞ。リアがいくら強いと言っても、これはまだリアにはサイズが合わないからな。お前たちがやるなら問題ないが」
『ちょっと様子を見るだけだ。それが終われば普通に倒させる』
『今の状態を見ておきたいので』
「それなら木の試し切りで良いだろう」
『やはり現物を切らなければ、分からんこともある』
『あなたも、剣の確認はあれですけど、リアたちの戦闘を見てみたかったもでしょう?』
「まぁ、そうなんだが。お前たちの状態を見たら心配になってな」
『大丈夫だ、スプラッシュスライムくらいなら』
『少し前までは、棒で倒していましたからね』
「あの綺麗に研いである棒か。あれはそこら辺で売っている剣より、よっぽど良品だ。お前が作ったんだろう? お前には鍛冶の才能があるな。俺に習ってみないか?」
『考えておきますよ』
グレイスが作ってくれた戦闘用の棒。まさかのそこら辺で売られている剣よりも、良剣だったらしい。凄いな、だって木の棒だよ?
ちなみに木の棒だけど、剣は作ってもらったけど、木の棒はちゃんとマジックバッグにしまってある。そんな棒、もういらないでしょうって言われたけど、私は最初から捨てる気はなかったよ。だってグレイスが私にくれた、大切な木の棒だもん。
今日は、長い剣の試し切りをしに海岸へ行くんだ。切れ味はもちろん、剣のサイズを確認しておきたいんだって。私がどれくらい大きくなったら使えるかって。
それから、切れ味の確認をしたいのは、ケイブンさんも同じでしょう? それに私やポル君とチーちゃんの戦闘も見てみたいって、ケイブンさんも一緒に海岸に行くことになったんだ。
ケイブンさんの所へ行く前に、冒険者ギルドに寄ったら、ちょうどスプラッシュスライムの素材採取依頼が貼られる直前で。その依頼書を、ささっとケロケロが確保。あまり人がこなさそうな場所で、スプラッシュスライムの討伐をすることにしたの。
『よし、この辺で良いだろう』
『では、餌を撒きますね。リアたちは準備を』
「あい!」
『は~い!』
『はいなの!!』
『オレもやるんだな!』
グレイスがスプラッシュスライムが大好きな、ココの実をつぶした物を、浜辺に少しだけ撒く。私たちはその間に剣を用意したり、準備運動をしたり。そうして15分後……。
『あんなに凄い人間がいるとは思わなかった』
『いつも何かあれは、その辺に飛ばして終わりにしていたんですが。さすがにあの人間を飛ばすことはできませんでしたからね』
「うれちかった、でもちょっちょ」
『おいかけてきて、こわかった』
『おにいちゃんのうしろにかくれても、だめだったなの』
『変な帽子よりも危険だったんだな』
「でも、うれちいはうれちい。ね、みんな」
『『『うん』』』
「はぁ? 本当に何があったんだ?」
ベルナードさんとヴァルトスさんに、依頼をやる時の注意を受けてから2週間。私たちは言われた通り、なるべく目立たないように依頼をしながら、もう1つの剣が出来上がるのを待っていた。
ちなみに初依頼のあと、冒険者ギルドへ行った時は、影でヒソヒソされたけど。ベルナードさんやアルストアさんたちが、私たちのことをみんなに話してくれていたことと。
受付のリリアナさんが、私たちがギルドに来ると、ずっと冒険者さんたちを威嚇してくれていたおかげで。私たちは他の冒険者に絡まれることなく、しっかり依頼を受けることができたよ。
1回だけ、しつこく私たちのあとを追ってきた、5人組の冒険者パーティーがいたんだけどね。
ただ、しつこいって怒ったケロケロとグレイスが、ちょんと払いのけたら、吹っ飛んじゃって、全治1ヶ月の怪我を負わせることに。まぁ、向こうが悪いってことで、私たちにお咎めはなかったんだけど。
その話しが他の人に伝わると、私たちに手を出すと危険だって話しも流れたらしく。それも絡まれなくなった理由かもな、ってベルナードさんが言っていたよ。危険てなにさ。勝手にそっちから来ておいて、まったく。
と、まぁ、こんな感じで冒険者活動をしていた私たち。冒険者活動以外には、たくさん買い物をしたよ。
そんな中、私たちはアーセリオ様から食事に誘われて。そこで初めて、ベルナードさんとアーセリオ様のお母様、セラフィナ様にお会いしたんだ。
とても優しく、私たちと接してくださったセラフィナ様。私もポル君たちも、すぐにセラフィナのことを好きになったよ。ただ……、うん、好きなんだけど、セラフィナ様にはちょっと問題が。
大好き攻撃と、プレゼント攻撃、それからしつこい攻撃が凄かった。大好き攻撃は、私たちをなかなか離してくれなくて。私はなんとか我慢したけど、ポル君とチーちゃんはダウン。ポッカもグッタリしちゃって。
プレゼント攻撃も、もちろんプレゼントは嬉しかったんだけど量がね。あまりの多さにビックリしているうちに、そのプレゼントの山が倒れてきて私たちは潰され。助けられた後は、1つ1つプレゼントの話しが始まっちゃって。
私たちが潰されて埋もれるほどの量だから、話しがすぐに終わるわけもなく。だけど貰った私たちが、話しを途中でやめて欲しい、なんて言えないでしょう?
それでベルナードさん達が、なんとか途中でセラフィナ様を止めてくれたんだけど。それで私とポル君たちはさらにグッタリ。
が、そんなグッタリの私たちは、さらにセラフィナ様に追いかけられることに。ようやく逃げ切れたのは21時過ぎだったらしい。
らしいっていうのは、私もポル君たちも、その頃には疲れすぎていて記憶がなく、気づいたら朝になっていたんだよ。それで起きてケロケロとグレイスを見たら、2人も目の下にくまを作っていて。
結局セラフィナ様はあの食事会の後、ベルナードさん達から厳重注意を受け、私たちは謝罪を受けたの。
それが昨日ね。だからみんなまだ、完璧に疲れが取れていなかったんだ。
「ハハハッ!! セラフィナ様は子供が大好きだからな。今まで接触がなかったこと自体がおかしかったんだ。あのバカが攻めてきたせいもあったろうが、それでもな。まぁ、注意を受けたのなら、少しの間は静かだろう。前回は10日くらいは静かだったぞ」
10日かよ! とちょっとツッコミを入れそうになったけど。私たちは後1週間くらいで街を出るから大丈夫かな。
「それよりも、そんなグッタリの状態で、本当に大丈夫なのか? 相手はあのあのスプラッシュスライムなんだぞ。リアがいくら強いと言っても、これはまだリアにはサイズが合わないからな。お前たちがやるなら問題ないが」
『ちょっと様子を見るだけだ。それが終われば普通に倒させる』
『今の状態を見ておきたいので』
「それなら木の試し切りで良いだろう」
『やはり現物を切らなければ、分からんこともある』
『あなたも、剣の確認はあれですけど、リアたちの戦闘を見てみたかったもでしょう?』
「まぁ、そうなんだが。お前たちの状態を見たら心配になってな」
『大丈夫だ、スプラッシュスライムくらいなら』
『少し前までは、棒で倒していましたからね』
「あの綺麗に研いである棒か。あれはそこら辺で売っている剣より、よっぽど良品だ。お前が作ったんだろう? お前には鍛冶の才能があるな。俺に習ってみないか?」
『考えておきますよ』
グレイスが作ってくれた戦闘用の棒。まさかのそこら辺で売られている剣よりも、良剣だったらしい。凄いな、だって木の棒だよ?
ちなみに木の棒だけど、剣は作ってもらったけど、木の棒はちゃんとマジックバッグにしまってある。そんな棒、もういらないでしょうって言われたけど、私は最初から捨てる気はなかったよ。だってグレイスが私にくれた、大切な木の棒だもん。
今日は、長い剣の試し切りをしに海岸へ行くんだ。切れ味はもちろん、剣のサイズを確認しておきたいんだって。私がどれくらい大きくなったら使えるかって。
それから、切れ味の確認をしたいのは、ケイブンさんも同じでしょう? それに私やポル君とチーちゃんの戦闘も見てみたいって、ケイブンさんも一緒に海岸に行くことになったんだ。
ケイブンさんの所へ行く前に、冒険者ギルドに寄ったら、ちょうどスプラッシュスライムの素材採取依頼が貼られる直前で。その依頼書を、ささっとケロケロが確保。あまり人がこなさそうな場所で、スプラッシュスライムの討伐をすることにしたの。
『よし、この辺で良いだろう』
『では、餌を撒きますね。リアたちは準備を』
「あい!」
『は~い!』
『はいなの!!』
『オレもやるんだな!』
グレイスがスプラッシュスライムが大好きな、ココの実をつぶした物を、浜辺に少しだけ撒く。私たちはその間に剣を用意したり、準備運動をしたり。そうして15分後……。
164
あなたにおすすめの小説
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
転生したらちびっ子になって、空を落ちていた件 〜もふもふたちのお世話はお任せあれ。ついでに悪もやっつけます!〜
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした高橋凛は、お詫びとして理想の世界へ転生することに。しかし気がつけば幼児の姿で、しかも空を落下中だった!?
バカ神、あいつまたミスったな!? そう思いながらも、凛はどうすることもできず、空を落ちていく。しかも更なるアクシデントが凛を襲い……。
が、そのアクシデントにより、優しい魔獣に助けられた凛は、少しの間彼の巣で、赤ちゃん魔獣や卵の世話を教わりながら過ごすことに。
やがてその魔獣を通じて侯爵家に迎え入れられると、前世での動物飼育の知識や新たに得た知識、そして凛だけが使える特別な力を活かして、魔獣たちの世話を始めるのだった。
しかし魔獣たちの世話をする中で、時には悪人や悪魔獣と対峙することもあったため、凛は、『魔獣たちは私が守る!!』と決意。入団はできないものの、仮のちびっ子見習い騎士としても頑張り始める。
これは、凛と魔獣たちが織りなす、ほんわかだけど時々ドタバタな、癒しとお世話の物語。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
モブっと異世界転生
月夜の庭
ファンタジー
会社の経理課に所属する地味系OL鳳来寺 桜姫(ほうらいじ さくらこ)は、ゲーム片手に宅飲みしながら、家猫のカメリア(黒猫)と戯れることが生き甲斐だった。
ところが台風の夜に強風に飛ばされたプレハブが窓に直撃してカメリアを庇いながら息を引き取った………筈だった。
目が覚めると小さな籠の中で、おそらく兄弟らしき子猫達と一緒に丸くなって寝ていました。
サクラと名付けられた私は、黒猫の獣人だと知って驚愕する。
死ぬ寸前に遊んでた乙女ゲームじゃね?!
しかもヒロイン(茶虎猫)の義理の妹…………ってモブかよ!
*誤字脱字は発見次第、修正しますので長い目でお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる