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84話 お土産渡し後のダラダラはベルナードさんたちの家で?
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「うえ~」
『うえ~』
『うえ~なの』
『なんですか、その格好は。まったく、寝るなら寝るで、もう少しちゃんと寝なさい』
『うえ~い』
『うえ~いなの』
「うえ~い」
『はぁ、まぁリアとチーは初めてだから、疲れたのは分かるが。なんでポルまで疲れているんだ。それに人数が増えて、いつもよりも自分の渡す量は少なかっただろう』
『まえはまえ、きょうはきょう。うえ~』
「ハハハッ、確かに前は前、今日は今日だな。お疲れさん」
「もう少しでお食事の用意が整いますので、お待ちくださいね」
今、私たちはベルナードさんたちの所へ来ているよ。それでお土産投げで疲れちゃって、ベルナードさんの簡易ベッドに寝かせてもらい、ポル君とチーちゃんと一緒に、ゴロゴロしているところ。今来たグレイスに注意されたけどね。
私は普通にゴロゴロしているだけだよ。さっき少しだけ洋服が捲れて、お腹を少し出ていてたけど、うん、普通。
だけどポル君とチーちゃんがね。ゴロゴロ転がった後に仰向けで寝て、ベロをだら~と口から出しちゃってさ。あとは足や手でお腹をぽりぽり掻いてて、それをグレイスに見られたんだ。
『ほら、もう少ししたら起きて、ちゃんとお手伝いしてくださいね。今日は作っていただいているんですから』
「これは私の仕事ですので、皆様はごゆっくりお待ちいただければと」
『いえ、できることは今のうちからです。いずれは1人で動くようになるでしょうし、その時に何もできない大人にならないよう、今からいろいろと教えておかなければ。そうですね、そろそろお皿の準備を始めても?』
「はい、ですが本当によろしいのですが」
『ここには私たちしかいませんから、皆で力を合わせなければ。ほらポル、リア、チー。お皿を並べる手伝いをしてください』
「あい」
『てつだいは~、あんまりすきじゃない~♪』
『すきじゃないなの~♪』
『できればねていたい~♪』
『ねていたいなの~♪』
『でも、おこられる~♪』
『おこられるなの~♪』
『でも、おてつだいもたいせつ~♪』
『たいせるなの~♪』
『だから、しかたないけどおきるよ~ほい♪』
『しかたないけどおきるよ~ほいなの♪』
なんつう歌だよ。自分で歌を作って歌うのが大好きポル君に、やっぱり歌が大好きなチーちゃんが一緒になったから。前よりも歌を歌う時間が増えたんだ。ただ。可愛い歌も多いけど、それはどうなんだっていう歌も多くて。
「ぽりゅくん、ちーちゃん、いまのおうたのなまえは?」
『しかたないけどおてつだい』
『かえってくるとき、ぽるとかんがえたなの』
「ハハハッ、確かにお手伝いは面倒だよな。しかたないけどお手伝い。良い歌じゃないか」
『まったく、そんな歌ばかり作って』
「まぁまぁ、歌くらい許してやれよ。文句を言いながらも、ちゃんと手伝いをしてくれるんだろう?」
『一応はですが』
「なら良いじゃないか。ポル、チー、リア、手伝い頑張れよ」
「ベルナード様も、リア様方を見習った方がよろしいのでは? パーティーメンバーの皆様から、いろいろと話しを伺っておりますよ。依頼の最中、毎回食事の準備になると、他のパーティーメンバーの方とあれこれ理由を付けて、その場から逃げていたと」
「なんの話しだろうな?」
逃げてたのかよ。私だって依頼の時、ちゃんとできる手伝いはしたのに。ポル君とチーちゃんだって虫を捕まえて、それをおやつで食べながらだけど、ちゃんとお手伝いしてたのに。
口笛をふきながら、小屋から出ていくベルナードさん。少しして薪を割る音が聞こえてきたよ。
『はぁ、やはりしっかり手伝いをさせなくては。ではポルとチーは、まずこのお皿を運んでください』
『ほい!!』
『ほいなの!!』
『返事は『はい』ですよ』
『ほいはい!!』
『ほいはいなの!!』
『リアはこれをお願いしますね』
「あい」
私はグレイスから小さなお皿を受け取ると、それをテーブルへ持って行き。先にテーブルにお皿を持って行き、椅子の上に乗っているポル君に1枚ずつ渡す。
そうしてポル君はそのお皿を、今度はテーブル周りで飛んでいるチーちゃんに渡して。チーちゃんがそれぞれの席に、お皿を置いていくよ。
『きいろのおやねのおうち、かわいいおうち♪』
『かわいいおうちなの♪』
『中もとってもかわいいよ♪ てーぶるもおいすも、みんなみんなかわいいよ~♪』
『かわいいかわいい、かわいいなの~♪』
黄色のお屋根に、お家の中も可愛い、みんなが可愛い。ポル君とチーちゃんは、一体何の歌を歌っているのか。
それは、私たちがお土産投げを終わらせてから少しして。今日はみんなでご飯を食べる約束をしていたから、ケロケロの背中にベッドやクッシュンを置くのは、ご飯の後じゃないとってことで。
ケロケロとポッカは海の見回りに。そして残った私たちは、少し早いけどベルナードさんたちの所へ行こうってなったんだ。そうして、ベルナードさんたちの拠点に移動したんだけど……。
そこで目にしたのは、まさかの物だったの。黄色い屋根に、木の温もりが感じられ、小さな庭も付いている。まるでコテージみたいな、可愛い建物が建っていたんだ。
***************************
【お知らせ】
ご愛読いただき、ありがとうございます。ありぽんです。
今日12時より、完全新作
『ドラゴンともふ魔獣に懐かれて~転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします~』
を掲載いたしました。
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣。そのお詫びとして、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することに。しかし目を覚ました場所は……。
転生数分で命の危機!? まるで人間のような生活をしているモデルなドラゴンたち? 初めての人との出会いは、世界最強と言われるドラゴン騎士家族?
神様の度重なるミスによって、異世界に幼女(2歳)として転生しまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語となっております。
『ドラゴンともふ魔獣に懐かれて~転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします~』
ぜひお楽しみください。
よろしくお願いいたします。
『うえ~』
『うえ~なの』
『なんですか、その格好は。まったく、寝るなら寝るで、もう少しちゃんと寝なさい』
『うえ~い』
『うえ~いなの』
「うえ~い」
『はぁ、まぁリアとチーは初めてだから、疲れたのは分かるが。なんでポルまで疲れているんだ。それに人数が増えて、いつもよりも自分の渡す量は少なかっただろう』
『まえはまえ、きょうはきょう。うえ~』
「ハハハッ、確かに前は前、今日は今日だな。お疲れさん」
「もう少しでお食事の用意が整いますので、お待ちくださいね」
今、私たちはベルナードさんたちの所へ来ているよ。それでお土産投げで疲れちゃって、ベルナードさんの簡易ベッドに寝かせてもらい、ポル君とチーちゃんと一緒に、ゴロゴロしているところ。今来たグレイスに注意されたけどね。
私は普通にゴロゴロしているだけだよ。さっき少しだけ洋服が捲れて、お腹を少し出ていてたけど、うん、普通。
だけどポル君とチーちゃんがね。ゴロゴロ転がった後に仰向けで寝て、ベロをだら~と口から出しちゃってさ。あとは足や手でお腹をぽりぽり掻いてて、それをグレイスに見られたんだ。
『ほら、もう少ししたら起きて、ちゃんとお手伝いしてくださいね。今日は作っていただいているんですから』
「これは私の仕事ですので、皆様はごゆっくりお待ちいただければと」
『いえ、できることは今のうちからです。いずれは1人で動くようになるでしょうし、その時に何もできない大人にならないよう、今からいろいろと教えておかなければ。そうですね、そろそろお皿の準備を始めても?』
「はい、ですが本当によろしいのですが」
『ここには私たちしかいませんから、皆で力を合わせなければ。ほらポル、リア、チー。お皿を並べる手伝いをしてください』
「あい」
『てつだいは~、あんまりすきじゃない~♪』
『すきじゃないなの~♪』
『できればねていたい~♪』
『ねていたいなの~♪』
『でも、おこられる~♪』
『おこられるなの~♪』
『でも、おてつだいもたいせつ~♪』
『たいせるなの~♪』
『だから、しかたないけどおきるよ~ほい♪』
『しかたないけどおきるよ~ほいなの♪』
なんつう歌だよ。自分で歌を作って歌うのが大好きポル君に、やっぱり歌が大好きなチーちゃんが一緒になったから。前よりも歌を歌う時間が増えたんだ。ただ。可愛い歌も多いけど、それはどうなんだっていう歌も多くて。
「ぽりゅくん、ちーちゃん、いまのおうたのなまえは?」
『しかたないけどおてつだい』
『かえってくるとき、ぽるとかんがえたなの』
「ハハハッ、確かにお手伝いは面倒だよな。しかたないけどお手伝い。良い歌じゃないか」
『まったく、そんな歌ばかり作って』
「まぁまぁ、歌くらい許してやれよ。文句を言いながらも、ちゃんと手伝いをしてくれるんだろう?」
『一応はですが』
「なら良いじゃないか。ポル、チー、リア、手伝い頑張れよ」
「ベルナード様も、リア様方を見習った方がよろしいのでは? パーティーメンバーの皆様から、いろいろと話しを伺っておりますよ。依頼の最中、毎回食事の準備になると、他のパーティーメンバーの方とあれこれ理由を付けて、その場から逃げていたと」
「なんの話しだろうな?」
逃げてたのかよ。私だって依頼の時、ちゃんとできる手伝いはしたのに。ポル君とチーちゃんだって虫を捕まえて、それをおやつで食べながらだけど、ちゃんとお手伝いしてたのに。
口笛をふきながら、小屋から出ていくベルナードさん。少しして薪を割る音が聞こえてきたよ。
『はぁ、やはりしっかり手伝いをさせなくては。ではポルとチーは、まずこのお皿を運んでください』
『ほい!!』
『ほいなの!!』
『返事は『はい』ですよ』
『ほいはい!!』
『ほいはいなの!!』
『リアはこれをお願いしますね』
「あい」
私はグレイスから小さなお皿を受け取ると、それをテーブルへ持って行き。先にテーブルにお皿を持って行き、椅子の上に乗っているポル君に1枚ずつ渡す。
そうしてポル君はそのお皿を、今度はテーブル周りで飛んでいるチーちゃんに渡して。チーちゃんがそれぞれの席に、お皿を置いていくよ。
『きいろのおやねのおうち、かわいいおうち♪』
『かわいいおうちなの♪』
『中もとってもかわいいよ♪ てーぶるもおいすも、みんなみんなかわいいよ~♪』
『かわいいかわいい、かわいいなの~♪』
黄色のお屋根に、お家の中も可愛い、みんなが可愛い。ポル君とチーちゃんは、一体何の歌を歌っているのか。
それは、私たちがお土産投げを終わらせてから少しして。今日はみんなでご飯を食べる約束をしていたから、ケロケロの背中にベッドやクッシュンを置くのは、ご飯の後じゃないとってことで。
ケロケロとポッカは海の見回りに。そして残った私たちは、少し早いけどベルナードさんたちの所へ行こうってなったんだ。そうして、ベルナードさんたちの拠点に移動したんだけど……。
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よろしくお願いいたします。
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