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8話 美味しいご飯と危険な魔獣たち?
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『どうですか?』
「おいちい!!」
『そうですか。それは良かった。まだまだたくさんありますから、好きなだけ食べてくださいね』
「うん!!」
『ぐれいしゅ、そっちのイーカもたべていい?』
『ええ、良いですよ。味は何にしますか?』
『う~ん、しょいえ!!』
『ソイエですね。はい、どうぞ』
ケロケロは人に変身しないで、そのままの姿でご飯を食べる時は、料理された物ではなく、そのままの状態の物を食べるけど。私やグレイスとポル君のご飯は、グレイスが作ってくれたよ。
これが美味しくて。というか、陸に上がった時、しっかりと調味料を買ってきていて。グレイスウルフ姿のまま、普通に料理していたからビックリしたよ。
だから、なんで人の姿の変身しないのって聞いたの。だって、どう考えても人の姿の方が、料理しやすいだろうし。
そうしたら、前回陸に上がった時、力を使いすぎたとかで、今はその回復期間だから、人に変身したくないって。別にできないわけじゃないけど、完璧にまで力と体力を戻したいみたいだ。ちなみにさっきポル君が言っていたソイエは、醤油に似ている調味料だよ。
こうしてウルフ姿のまま作ってくれたグレイスの料理は、高級レストラン並みの美味しさだった。この世界の街がどんなか、まだ分からないけど。でももし街でお店を出したら、行列のできるお店になること間違いなしだと思うよ。
でも私がグレイスの調理を凄い凄いって褒めてたら、グレイスもポル君も、ケロケロの料理の方は美味しいって言ったの。2人が揃って言うなんて、とっても気になったけど、ここは海のど真ん中。
ケロケロが本調子で、人間に変身できたとしても、今変身しちゃったら、私たちは海に落ちちゃうからね。残念だけど、今度街に行くまで我慢することに。
ちなみにそのケロケロだけど。今日はどでかい鯨みたいな魔獣を食べてるよ。大きさはジンベイザメの2倍くらいで、バルグレイドっていう魔獣。とっても危険な魔獣で、船を一撃で沈め、人だろうが誰だろうが喰らうんだって。
まぁ、そんな危険な魔獣も、ケロケロとグレイスの訓練で、ササッとヤられてたけどね。
「たべきれりゅ?」
『ああ、これをあと2匹くらいか』
「あちゅめた、まじゅでたりりゅ?」
『ああ、今回は上手くいったからな。いつもよりも多めに魚を獲ることができた。お前たち分けている間に、グレイスがしまっておいてくれたぞ』
『グラシャークが2匹獲れましたからね。しっかりしまいましたよ』
グラシャーク。ジンベイザメの1、5倍のサメ魔獣。バルグレイド同様、とても危険な魔獣らしい。ケロケロはペシッと手で叩いて飛ばし。グレイスは、風魔法でクルクル回し持ち上げ飛ばしてたけど……。
『りあ、イーカおいし?』
「うん、おいちよ」
ポル君が大好きなイーカは、そのままイカだったよ。大きさはマグロ並の。でも大味ってわけじゃなく、私的には地球のイカより好きかもしれない。こうコリコリしてて、でも変な臭みはなく、スッキリ食べられるっていうか。ソイエ焼きがおいしかったよ。
『ん? おや、来ましたね。ポルはあれですが、リアは初めてなので、そこを動かないでくださいね』
食事の最中だった。グレイスが私とポル君の後ろを見たあと、そう言って立ち上がり歩いて行く。私は食べるのを中断して、グレイスが行く方を見ていたら、木々の間から、何かが出てくるのが見えたんだ。あれって……。
『あっ、しゅぷらっしゅすらいむだ!』
「しゅぷらっしゅ?」
『スプラッシュスライムだ。スライムにはたくさんの種類がいると、図鑑に書いてあったあだろう? そのスライムの中の1匹で、スライムの中では弱い部類だな。しかし一応攻撃もしてくるから気をつけるんだぞ。まぁ、かすり傷程度だろうが』
「どんなこげき?」
『しゅって、おみずをとばす』
『だから水を飛ばしてくる前に、サッとやれば良い。海や川にいることが多く、よく俺の甲羅を登ってくるんだ。今からグレイスがやるから見ていろ』
「あい」
スプラッシュスライム。見た目は水色の透明で、大きさはサッカーボールより、ちょっと大きいくらい。動きはそんなに早くはないかな? もしかすると、本気で動いてないだけかもしれないけど。それに動きだけ見てると、攻撃してくるようには見えない。
『今日は少し動きが鈍いですね』
やっぱり普段はもう少し活発らしい。
『良いですか、リア。よく見ていてください。少し体を震わせた時が、攻撃してくる合図です。ですからその震えを見たら避けるか、攻撃される前にすぐに攻撃をします。まぁ、攻撃の合図を待つよりも、サッサと攻撃すれば良いんですが。……今です!!』
グレイスが前足引っ掻き攻撃で、スパッ!! とスプラッシュスライムを真っ2つにした。それからスプラッシュスライムの体の中に入っていた、石みたいな物を割ったよ。するとスプラッシュスライムは、切られた時は震えていたんだけど、ピクリとも動かなくなったんだ。
『どうですか? 震えていたでしょう?』
……うん、まったく分からなかった。今、震えてた? 動いてるだけでフルフル震えてたんだけど。
『おい、奴の攻撃も見せた方が良かったんだじゃないか? 初めてだったんだから』
『そういえばそうでしたね。今は……1匹でだけのようです。すみませんリア、次回はしっかりどんな攻撃をしてくるかも見せますね』
「……あい」
『リア、震えは分かったか?』
『……ううん』
『そうか。それもしっかり教えた方が良さそうだな』
『ではスライム枕で教えましょうか』
枕? スライムの枕?
その日の午後、図鑑を読んでもらったあと、私はスライムでできている、気持ちの良い枕を見せてもらったんだ。
「おいちい!!」
『そうですか。それは良かった。まだまだたくさんありますから、好きなだけ食べてくださいね』
「うん!!」
『ぐれいしゅ、そっちのイーカもたべていい?』
『ええ、良いですよ。味は何にしますか?』
『う~ん、しょいえ!!』
『ソイエですね。はい、どうぞ』
ケロケロは人に変身しないで、そのままの姿でご飯を食べる時は、料理された物ではなく、そのままの状態の物を食べるけど。私やグレイスとポル君のご飯は、グレイスが作ってくれたよ。
これが美味しくて。というか、陸に上がった時、しっかりと調味料を買ってきていて。グレイスウルフ姿のまま、普通に料理していたからビックリしたよ。
だから、なんで人の姿の変身しないのって聞いたの。だって、どう考えても人の姿の方が、料理しやすいだろうし。
そうしたら、前回陸に上がった時、力を使いすぎたとかで、今はその回復期間だから、人に変身したくないって。別にできないわけじゃないけど、完璧にまで力と体力を戻したいみたいだ。ちなみにさっきポル君が言っていたソイエは、醤油に似ている調味料だよ。
こうしてウルフ姿のまま作ってくれたグレイスの料理は、高級レストラン並みの美味しさだった。この世界の街がどんなか、まだ分からないけど。でももし街でお店を出したら、行列のできるお店になること間違いなしだと思うよ。
でも私がグレイスの調理を凄い凄いって褒めてたら、グレイスもポル君も、ケロケロの料理の方は美味しいって言ったの。2人が揃って言うなんて、とっても気になったけど、ここは海のど真ん中。
ケロケロが本調子で、人間に変身できたとしても、今変身しちゃったら、私たちは海に落ちちゃうからね。残念だけど、今度街に行くまで我慢することに。
ちなみにそのケロケロだけど。今日はどでかい鯨みたいな魔獣を食べてるよ。大きさはジンベイザメの2倍くらいで、バルグレイドっていう魔獣。とっても危険な魔獣で、船を一撃で沈め、人だろうが誰だろうが喰らうんだって。
まぁ、そんな危険な魔獣も、ケロケロとグレイスの訓練で、ササッとヤられてたけどね。
「たべきれりゅ?」
『ああ、これをあと2匹くらいか』
「あちゅめた、まじゅでたりりゅ?」
『ああ、今回は上手くいったからな。いつもよりも多めに魚を獲ることができた。お前たち分けている間に、グレイスがしまっておいてくれたぞ』
『グラシャークが2匹獲れましたからね。しっかりしまいましたよ』
グラシャーク。ジンベイザメの1、5倍のサメ魔獣。バルグレイド同様、とても危険な魔獣らしい。ケロケロはペシッと手で叩いて飛ばし。グレイスは、風魔法でクルクル回し持ち上げ飛ばしてたけど……。
『りあ、イーカおいし?』
「うん、おいちよ」
ポル君が大好きなイーカは、そのままイカだったよ。大きさはマグロ並の。でも大味ってわけじゃなく、私的には地球のイカより好きかもしれない。こうコリコリしてて、でも変な臭みはなく、スッキリ食べられるっていうか。ソイエ焼きがおいしかったよ。
『ん? おや、来ましたね。ポルはあれですが、リアは初めてなので、そこを動かないでくださいね』
食事の最中だった。グレイスが私とポル君の後ろを見たあと、そう言って立ち上がり歩いて行く。私は食べるのを中断して、グレイスが行く方を見ていたら、木々の間から、何かが出てくるのが見えたんだ。あれって……。
『あっ、しゅぷらっしゅすらいむだ!』
「しゅぷらっしゅ?」
『スプラッシュスライムだ。スライムにはたくさんの種類がいると、図鑑に書いてあったあだろう? そのスライムの中の1匹で、スライムの中では弱い部類だな。しかし一応攻撃もしてくるから気をつけるんだぞ。まぁ、かすり傷程度だろうが』
「どんなこげき?」
『しゅって、おみずをとばす』
『だから水を飛ばしてくる前に、サッとやれば良い。海や川にいることが多く、よく俺の甲羅を登ってくるんだ。今からグレイスがやるから見ていろ』
「あい」
スプラッシュスライム。見た目は水色の透明で、大きさはサッカーボールより、ちょっと大きいくらい。動きはそんなに早くはないかな? もしかすると、本気で動いてないだけかもしれないけど。それに動きだけ見てると、攻撃してくるようには見えない。
『今日は少し動きが鈍いですね』
やっぱり普段はもう少し活発らしい。
『良いですか、リア。よく見ていてください。少し体を震わせた時が、攻撃してくる合図です。ですからその震えを見たら避けるか、攻撃される前にすぐに攻撃をします。まぁ、攻撃の合図を待つよりも、サッサと攻撃すれば良いんですが。……今です!!』
グレイスが前足引っ掻き攻撃で、スパッ!! とスプラッシュスライムを真っ2つにした。それからスプラッシュスライムの体の中に入っていた、石みたいな物を割ったよ。するとスプラッシュスライムは、切られた時は震えていたんだけど、ピクリとも動かなくなったんだ。
『どうですか? 震えていたでしょう?』
……うん、まったく分からなかった。今、震えてた? 動いてるだけでフルフル震えてたんだけど。
『おい、奴の攻撃も見せた方が良かったんだじゃないか? 初めてだったんだから』
『そういえばそうでしたね。今は……1匹でだけのようです。すみませんリア、次回はしっかりどんな攻撃をしてくるかも見せますね』
「……あい」
『リア、震えは分かったか?』
『……ううん』
『そうか。それもしっかり教えた方が良さそうだな』
『ではスライム枕で教えましょうか』
枕? スライムの枕?
その日の午後、図鑑を読んでもらったあと、私はスライムでできている、気持ちの良い枕を見せてもらったんだ。
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