3 / 70
3話 見知らぬ天井、えっ、体ちっちゃ!? そして遭遇
しおりを挟む
「う~ん……」
なんか、とってもぐっすり寝た気がするけど……あれ? 目覚まし鳴ったっけ? っていうか目覚まし!? まずい! もしかして遅刻!?
私はパッと目を開け、すぐにいつも使っている目覚まし時計を確かめようとする。だけど天井を見て違和感を覚え、目覚ましを確かめるのをやめ、そして目を擦り、もう一度よく天井を見てみたよ。
……いつも見ている、私の部屋の天井と違う? 明らかに色が違うし、うちの天井はコンクリートかプラスチック? だけど、今見えている天井は木でできている。
何で? 私、どこで寝てるの? 確か昨日は久しぶりのお休みだったから、ワインバーへ行ったんだよね? ……もしかしてとても疲れていたところに飲み過ぎて、酔っ払ってわけが分からなくなって、知らない誰かの家で勝手に寝ちゃったとか!?
そう考えたら、まだ眠くてボケっとしていた頭がハッキリとして、私は慌てて起きようとしたよ。だって、他人の家で勝手に寝ているかもしれないなんて、警察沙汰になったら……。
もちろん誰かの家にいるなら、ちゃんと話はするし、その家の人に誠心誠意謝るけど。ようやく誰にも虐められず、誰の命令も聞かずに、自分だけの生活ができるようになったのに。これがなくなっちゃうかもしれないなんて……。そんなことになったらこの世の終わりだよ!!
と、ガバッと掛け布団をめくろうとした時だった。急に胸元で、
『ぴぃ!』
という、可愛い鳥の声が聞こえてきて。私は思わず手を止め、天井から胸元へ、そっと視線を動かしたよ。
すると胸の上、すぐ目の前に、ピンク色の小さな可愛い小鳥が見えて。私と目が合うと片方の翼を広げ、もう1度、
『ぴぃっ!!』
と元気よく鳴いたんだ。
「あなちゃ、だりぇ? ……ん?」
誰かの家で勝手に寝ているんじゃと、かなり慌てていたけれど、小鳥の存在に一瞬でそれを忘れ。さらに今の自分で発した声と発音をおかしく思い、私はもう1度話してみる。
「なんか、こえがちがう? しょりぇに、はちゅおんが? んんん?」
何で? かなり若い声に聞こえるし、全然いつもみたいに話せない。私はそっと喉を触る。そこでまた違和感が。そう言えば、さっき目を擦った時も、なんか違和感があったような……?
私は自分の顔に、そっと手をかざす。すると……。
「ちっちゃい!? しゅべしゅべ、ぷくぷく!?」
うん、思い切り叫んだよね。
あり得なかった。仕事で私の手はかなり荒れていたのに、今見ている手は、幼児のように小さく、すべすべのぷくぷくで、とっても綺麗な手をしていたんだから。
「な、なんで!?」
今度こそ掛け布団を外し、起き上がった私。その勢いで、胸に乗っていたピンクの可愛い小鳥が転がり、布団の上に落ちそうになった。だけどシュタッ!! と綺麗に着地すると、そのまま両翼を広げてポーズをとったよ。
と、今は、可愛い小鳥の可愛い姿は置いておいて。私は急いで体を確認する。すると体はどうみても小さく、足も手と同じように、小さくすべすべのぷくぷくの足だったんだ。
待って待って待って!? 一体どうなってるの!? 私が今いる場所は? 自分の体の確認を終えると、さっきは天井しか見ていなかったから、今度は部屋の確認をしたよ。
そうしたら、やっぱり私の知っている部屋じゃないし。近くの窓から外を見れば、なぜか太陽が2つあるし!? 本当に、一体何が起きているの!?
そんな慌てている時だった。ドアがノックされたかと思うと、すぐに誰かが入ってきたの。だから私は急いで立ち上がって、どこかに隠れようと思ったんだ。だけど寝ていたのはベッドで降りられず。とりあえず、掛け布団を頭からかけて隠れることにしたよ。
ただでさえ、いろいろパニックっていたでしょう? だから最初は、誰かの家にいたなら謝ろうと思っていたんだけど、思わず隠れるっていう行動をしちゃったの。
「あっ、起きたんだね。良かった!!」
私が隠れてすぐだった。そう声が聞こえたけど、私は何も言わず、掛け布団に隠れたままでいる。
「まだ起きてないと思って、急に入っちゃったから、驚かせちゃったよね。ごめんね。でも、ないもしないから安心して。……と言っても、小さいな子に、どこまで僕の話しが伝わるか。失敗したなぁ。いつ起きてもおかしくないと思って、入らないといけなかった」
「……」
「どうしよう。う~ん、このままそっと待ってる方が良いかな。それとも1度部屋から出て、落ち着くまで廊下で待つか……」
それはとても優しい声だった。それに、話していることも私を責める言葉じゃない。自分の行動を反省していて、私のことを心配し、考えてくれている。
私はそっと掛け布団の隙間から、声のした方を見てみたよ。ん? あれ? あれって耳だよね? それに、なんかしっぽが見えない? もっとよく見ようと、私はさらに掛け布団を上げる。するとそこには……。
頭にたぬき? みたいな耳が付いていて、お尻のあたりに、たぬきっぽいもふもふのしっぽが見える。優しい表情をした人? が立っていたんだ。
ううん、人じゃない。もしかして獣人? 何で目の前に獣人が? と、ここで、これまでの出来事がパァッ!! と頭の中に広がったんだ。
ワインバーへ行き、その帰りに交通事故にあったこと。気づけば花畑にいて、神と呼ばれる人が私に土下座しており、その神のミスにより、私は死んでしまったと告げられたこと。そのお詫びとして、私の大好きな異世界へ転生させてもらえることになったこと。
そして、いよいよ転生しようとした時、私は急に眠たくなって、それで……?
そうだった。思い出したよ。私は新しい世界に転生してきたんだ。ということは、ここは異世界?
でも確か、すぐに行動できるように、この世界の成人年齢で、街の近くの森の出入り口付近に転生するはずだったんじゃなかった? なのに、どうして私はベッドで寝ていたの?
そろそろと、私は掛け布団から頭を出す。
「あっ、出てきてくれた! えっと、そっとそっと、驚かさないように……。初めまして、僕はタヌーの獣人で、コンタンって言うんだ。よろしくね!」
た、タヌー? 獣人? たぬきじゃなくて? って今はそれじゃなくて。やっぱりここは異世界で間違いない? 新たな事実に、また少し混乱する私。そんな私の頭の上に、あの可愛いピンクの小鳥が乗ってきて、元気よく嬉しそうに、
『ぴゅいぃぃぃ!!』
と鳴いたんだ。
◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆
お読みいただきありがとうございます。
次回21時に更新します。
よろしくお願いします。
なんか、とってもぐっすり寝た気がするけど……あれ? 目覚まし鳴ったっけ? っていうか目覚まし!? まずい! もしかして遅刻!?
私はパッと目を開け、すぐにいつも使っている目覚まし時計を確かめようとする。だけど天井を見て違和感を覚え、目覚ましを確かめるのをやめ、そして目を擦り、もう一度よく天井を見てみたよ。
……いつも見ている、私の部屋の天井と違う? 明らかに色が違うし、うちの天井はコンクリートかプラスチック? だけど、今見えている天井は木でできている。
何で? 私、どこで寝てるの? 確か昨日は久しぶりのお休みだったから、ワインバーへ行ったんだよね? ……もしかしてとても疲れていたところに飲み過ぎて、酔っ払ってわけが分からなくなって、知らない誰かの家で勝手に寝ちゃったとか!?
そう考えたら、まだ眠くてボケっとしていた頭がハッキリとして、私は慌てて起きようとしたよ。だって、他人の家で勝手に寝ているかもしれないなんて、警察沙汰になったら……。
もちろん誰かの家にいるなら、ちゃんと話はするし、その家の人に誠心誠意謝るけど。ようやく誰にも虐められず、誰の命令も聞かずに、自分だけの生活ができるようになったのに。これがなくなっちゃうかもしれないなんて……。そんなことになったらこの世の終わりだよ!!
と、ガバッと掛け布団をめくろうとした時だった。急に胸元で、
『ぴぃ!』
という、可愛い鳥の声が聞こえてきて。私は思わず手を止め、天井から胸元へ、そっと視線を動かしたよ。
すると胸の上、すぐ目の前に、ピンク色の小さな可愛い小鳥が見えて。私と目が合うと片方の翼を広げ、もう1度、
『ぴぃっ!!』
と元気よく鳴いたんだ。
「あなちゃ、だりぇ? ……ん?」
誰かの家で勝手に寝ているんじゃと、かなり慌てていたけれど、小鳥の存在に一瞬でそれを忘れ。さらに今の自分で発した声と発音をおかしく思い、私はもう1度話してみる。
「なんか、こえがちがう? しょりぇに、はちゅおんが? んんん?」
何で? かなり若い声に聞こえるし、全然いつもみたいに話せない。私はそっと喉を触る。そこでまた違和感が。そう言えば、さっき目を擦った時も、なんか違和感があったような……?
私は自分の顔に、そっと手をかざす。すると……。
「ちっちゃい!? しゅべしゅべ、ぷくぷく!?」
うん、思い切り叫んだよね。
あり得なかった。仕事で私の手はかなり荒れていたのに、今見ている手は、幼児のように小さく、すべすべのぷくぷくで、とっても綺麗な手をしていたんだから。
「な、なんで!?」
今度こそ掛け布団を外し、起き上がった私。その勢いで、胸に乗っていたピンクの可愛い小鳥が転がり、布団の上に落ちそうになった。だけどシュタッ!! と綺麗に着地すると、そのまま両翼を広げてポーズをとったよ。
と、今は、可愛い小鳥の可愛い姿は置いておいて。私は急いで体を確認する。すると体はどうみても小さく、足も手と同じように、小さくすべすべのぷくぷくの足だったんだ。
待って待って待って!? 一体どうなってるの!? 私が今いる場所は? 自分の体の確認を終えると、さっきは天井しか見ていなかったから、今度は部屋の確認をしたよ。
そうしたら、やっぱり私の知っている部屋じゃないし。近くの窓から外を見れば、なぜか太陽が2つあるし!? 本当に、一体何が起きているの!?
そんな慌てている時だった。ドアがノックされたかと思うと、すぐに誰かが入ってきたの。だから私は急いで立ち上がって、どこかに隠れようと思ったんだ。だけど寝ていたのはベッドで降りられず。とりあえず、掛け布団を頭からかけて隠れることにしたよ。
ただでさえ、いろいろパニックっていたでしょう? だから最初は、誰かの家にいたなら謝ろうと思っていたんだけど、思わず隠れるっていう行動をしちゃったの。
「あっ、起きたんだね。良かった!!」
私が隠れてすぐだった。そう声が聞こえたけど、私は何も言わず、掛け布団に隠れたままでいる。
「まだ起きてないと思って、急に入っちゃったから、驚かせちゃったよね。ごめんね。でも、ないもしないから安心して。……と言っても、小さいな子に、どこまで僕の話しが伝わるか。失敗したなぁ。いつ起きてもおかしくないと思って、入らないといけなかった」
「……」
「どうしよう。う~ん、このままそっと待ってる方が良いかな。それとも1度部屋から出て、落ち着くまで廊下で待つか……」
それはとても優しい声だった。それに、話していることも私を責める言葉じゃない。自分の行動を反省していて、私のことを心配し、考えてくれている。
私はそっと掛け布団の隙間から、声のした方を見てみたよ。ん? あれ? あれって耳だよね? それに、なんかしっぽが見えない? もっとよく見ようと、私はさらに掛け布団を上げる。するとそこには……。
頭にたぬき? みたいな耳が付いていて、お尻のあたりに、たぬきっぽいもふもふのしっぽが見える。優しい表情をした人? が立っていたんだ。
ううん、人じゃない。もしかして獣人? 何で目の前に獣人が? と、ここで、これまでの出来事がパァッ!! と頭の中に広がったんだ。
ワインバーへ行き、その帰りに交通事故にあったこと。気づけば花畑にいて、神と呼ばれる人が私に土下座しており、その神のミスにより、私は死んでしまったと告げられたこと。そのお詫びとして、私の大好きな異世界へ転生させてもらえることになったこと。
そして、いよいよ転生しようとした時、私は急に眠たくなって、それで……?
そうだった。思い出したよ。私は新しい世界に転生してきたんだ。ということは、ここは異世界?
でも確か、すぐに行動できるように、この世界の成人年齢で、街の近くの森の出入り口付近に転生するはずだったんじゃなかった? なのに、どうして私はベッドで寝ていたの?
そろそろと、私は掛け布団から頭を出す。
「あっ、出てきてくれた! えっと、そっとそっと、驚かさないように……。初めまして、僕はタヌーの獣人で、コンタンって言うんだ。よろしくね!」
た、タヌー? 獣人? たぬきじゃなくて? って今はそれじゃなくて。やっぱりここは異世界で間違いない? 新たな事実に、また少し混乱する私。そんな私の頭の上に、あの可愛いピンクの小鳥が乗ってきて、元気よく嬉しそうに、
『ぴゅいぃぃぃ!!』
と鳴いたんだ。
◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆
お読みいただきありがとうございます。
次回21時に更新します。
よろしくお願いします。
686
あなたにおすすめの小説
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆1/19〜1/27まで、予約投稿を1話ずつ行います。
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】胃袋を掴んだら溺愛されました
成実
恋愛
前世の記憶を思い出し、お菓子が食べたいと自分のために作っていた伯爵令嬢。
天候の関係で国に、収める税を領地民のために肩代わりした伯爵家、そうしたら、弟の学費がなくなりました。
学費を稼ぐためにお菓子の販売始めた私に、私が作ったお菓子が大好き過ぎてお菓子に恋した公爵令息が、作ったのが私とバレては溺愛されました。
グラサン幼女の異世界とらべるっ! ~最強の【魔眼】を宿す転生幼女は、もふかわ神獣を連れてスローライフな旅路を楽しみます~
空戯ケイ
ファンタジー
社畜OL、水城愛璃(みずきあいり)は、女神のうっかりミスにより25歳の若さで死んだ。
お詫びとして女神が提案したのは、オッドアイの幼女ボディへの転生。
そうして幼女の姿で異世界転生を果たしたアイリだったが、
特異体質により『感情が高ぶると暴発する魔眼』が宿っていることが発覚!
しかも両目!?
それを封じるため、女神から与えられたユニークスキルは、『神のサングラス』。
このサングラスをかければ、魔眼の暴発を抑えられるらしいけど……常にグラサンかけてる幼女とか怪しすぎじゃない!?
だけど、とある"激レア魔道具"があれば 、なんと魔眼を完治できるらしい。
ならばその魔道具を手に入れるため、異世界を巡るしかないっ!
さらに旅の道すがら、もふもふフェンリルや忍者少女、特異スライムを仲間にし、珍道中はさらに加速していって――!!
まったりのんびりをモットーに、たまに魔物や刺客に襲われちゃう。
【グラサン幼女】の破天荒な異世界旅が始まる!
※更新は不定期です。
【書籍化決定!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆皆様のおかげで、書籍化が決定致しました!3月中旬頃、発売予定です。よろしくお願い致します。
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~
季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」
建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。
しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった!
(激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!)
理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造!
隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。
辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。
さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。
「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」
冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!?
現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる!
爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
編み物好き地味令嬢はお荷物として幼女化されましたが、えっ?これ魔法陣なんですか?
灯息めてら
恋愛
編み物しか芸がないと言われた地味令嬢ニニィアネは、家族から冷遇された挙句、幼女化されて魔族の公爵に売り飛ばされてしまう。
しかし、彼女の編み物が複雑な魔法陣だと発見した公爵によって、ニニィアネの生活は一変する。しかもなんだか……溺愛されてる!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる