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15話 1日の終わりは大浴場か露天風呂へ
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託児所へ着き中を覗けば、リルは託児所にいて。託児所の子供達の人数は、お昼の半分くらいになっていた。
『スッケーパパ!!』
『お待たせリル。アマディアスさんお疲れ様です』
「お疲れ様です。午後はどうでしたか?」
『午後は何もなく、いつも通りの仕事ができました。ジェラルドさんも静かにしていましたしね』
「そうですか。まぁ、ノーマンがついていますからね。それにお酒禁止ですから、かなり落ち込んでいて、静かなんでしょう。ですが、気をるけるにこしたことはありませんよ。夜中に何か起こる可能性も」
『怖い事言わないでくださいよ。本当になったらどうするんですか。ああっ、その時は今の八限をしたアマディアスさんにお任せしますね』
「あなたも言うようになりましたね。私は全力で拒否させてもらいます」
よほど嫌らしい。物凄い嫌な顔をしていた。
『リル、何処にも行かなかったのか?』
『うんとねぇ、ワタワタを食べに行った!!』
『そうか、美味しかったか?』
『うん!!』
何処へも行かず、託児所に居たのかと思ったら、しっかり遊びに行っていたらしい。ワタワタは綿飴みたいなお菓子で、遊技場とお菓子売り場に置いてある。子供は1日1本、無料で食べられるぞ。
「今日はこのまま?」
『はい、リルが露天風呂に行きたいみたいで。これから露天風呂に行くつもりです。子供達の方は?』
「後2人ほどお迎えが来ますが、残りは泊まりです」
『そうですか。では子供達のこと、よろしくお願いします』
「勿論です。私がしっかりと面倒を見ますよ」
遠出で両親が戻って来られない場合は、このまま施設にお泊まりすることになっている。他のお客さんもそのまま泊まったり、日帰りで遊びに来たり色々で。ここは泊まる施設もしっかりとあるから問題はない。かなりの人数が泊まれるぞ。
アマディアスさんに挨拶をして、子供達にも挨拶すると、俺とリルは露天風呂へ向かった。向かったのは魔獣、魔物専用露天風呂だ。
露天風呂は種族関係なく入れる混浴風呂。そこそこ大きい魔獣達が入ると、どうしても浴槽を深くしなければいけず、地球の人達と同じようなサイズの人達が入るのは大変だからと。そういう人達だけがゆっくり入れる露天風呂。
とっても小さい、手のひらサイズの精霊や妖精達、小さな魔獣達が入れる露天風呂に、子供達専用の露天風呂。そして魔獣、魔物専用の露天風呂がある。それからやっぱり男女分けられている方が良い人達もいるから、男女別の露天風呂もちゃんとある。
みんな自分で選んで、好きな露天風呂に入ってもらうんだ。施設の中に用意されている大浴場も5カ所に分けてある。同じ場所にあると、人が集まりすぎて大変だから、わざと話した場所に露天風呂を作った。
また、施設内に大浴場も用意してあり、そちらも露天風呂同様、いろいろな仕様の大浴場を用意してある。
今日はルリが遊びたいって言っていたから、魔獣、魔物専用の露天風呂に行くことに。その方があまり迷惑をかけずに遊べるからな。
露天風呂へ着くと、ささっと洋服を脱いで外へ。中には8匹の魔獣と5人の魔物が入っていて。すぐに俺に気づき、みんなが挨拶してくれる。
そしてもちろんすぐに湯船には浸からずに、先に自分の体を洗った後、リルの体も洗ってやり。それからお風呂の中へ。
『ふぅ~』
『ういぃぃぃ~』
『ぷっ、ういぃぃぃ~って』
『うえぇぇぇぇ~』
『ははっ、どっちもおじさんみたいな声だな』
まだ子供のリル。声は若いけど唸り声が完全におじさんだ。きっと毎回温泉に入るたびに、おじさん達を見ていて、それを真似しているだけなんだろうけど。どうにも若さと声が合わななくて笑えてしまう。
そんな面白いリルを少しだけ見た後は、ゆっくり温泉に浸かっている場合じゃない。リルがスイスイ泳ぎ始めたのを見て、俺は今温泉に入っている人達に声をかける。
一応露天風呂と大浴場全てで、泳いでも良い事になっている。ゆっくり湯に浸る人達ばかりじゃないからだ。川や池、海に住んでいる種族も来るし、それぞれ楽しみ方が違うからな。
だから最初から、絶対に他のお客さんに迷惑をかけないよ、施設についた時、受付でお風呂に入る時のルールを話してもらい。みんな納得した上で入ってもらう。
泳いでも良いし、遊んでも良いけれど、絶対に他のお客さんの迷惑になる事はしないとか、危ない事はしないとかな。
最初からこの施設を使ってくれている人達は勿論。新しく来てくれたお客さんには、常連の人達が新しいお客さんに、しっかりとルールを教えてくれるから。今までに問題が起きた事はない。
それにもし何か問題を起こせば、すぐのアマディアスさんやジェラルドさんに、それ相応の対処をされるからな。みんなそれを分かっているから、問題は起こさないよ。いつも問題を起こすジェラルドさんが、何を言っているんだと思うかもしれないけどさ。
だけどそれでも、一応他のお客さんに声をかけておかないと。なるべく魔獣や魔物がいない場所を選ぶが、リルが遊ぶとなると何が起こるか分からない。だから先に、お客さんに声をかけておく。
『すみません、これからあの子が遊ぶんですが。なるべく離れた場所で遊びますが、もし迷惑な時は言っていただけると』
『ああ、リルが遊ぶのか。分かった』
『今日は入ってる奴は少ないから大丈夫だろう』
『それにリル1匹遊んだくらい。いつもはもっとバタバタしているんだから気にするな』
『ありがとうございます。リル! 向こうへ行って遊ぼう!!』
『うん!!』
『リル、気にしないで思い切り遊んで良いぞ!』
『そうだぞ。こんなに空いている時はなかなかないからな』
『うん!! ありがとう!!』
俺とリルは、お客さん達から離れた場所へ移動した。
『スッケーパパ!!』
『お待たせリル。アマディアスさんお疲れ様です』
「お疲れ様です。午後はどうでしたか?」
『午後は何もなく、いつも通りの仕事ができました。ジェラルドさんも静かにしていましたしね』
「そうですか。まぁ、ノーマンがついていますからね。それにお酒禁止ですから、かなり落ち込んでいて、静かなんでしょう。ですが、気をるけるにこしたことはありませんよ。夜中に何か起こる可能性も」
『怖い事言わないでくださいよ。本当になったらどうするんですか。ああっ、その時は今の八限をしたアマディアスさんにお任せしますね』
「あなたも言うようになりましたね。私は全力で拒否させてもらいます」
よほど嫌らしい。物凄い嫌な顔をしていた。
『リル、何処にも行かなかったのか?』
『うんとねぇ、ワタワタを食べに行った!!』
『そうか、美味しかったか?』
『うん!!』
何処へも行かず、託児所に居たのかと思ったら、しっかり遊びに行っていたらしい。ワタワタは綿飴みたいなお菓子で、遊技場とお菓子売り場に置いてある。子供は1日1本、無料で食べられるぞ。
「今日はこのまま?」
『はい、リルが露天風呂に行きたいみたいで。これから露天風呂に行くつもりです。子供達の方は?』
「後2人ほどお迎えが来ますが、残りは泊まりです」
『そうですか。では子供達のこと、よろしくお願いします』
「勿論です。私がしっかりと面倒を見ますよ」
遠出で両親が戻って来られない場合は、このまま施設にお泊まりすることになっている。他のお客さんもそのまま泊まったり、日帰りで遊びに来たり色々で。ここは泊まる施設もしっかりとあるから問題はない。かなりの人数が泊まれるぞ。
アマディアスさんに挨拶をして、子供達にも挨拶すると、俺とリルは露天風呂へ向かった。向かったのは魔獣、魔物専用露天風呂だ。
露天風呂は種族関係なく入れる混浴風呂。そこそこ大きい魔獣達が入ると、どうしても浴槽を深くしなければいけず、地球の人達と同じようなサイズの人達が入るのは大変だからと。そういう人達だけがゆっくり入れる露天風呂。
とっても小さい、手のひらサイズの精霊や妖精達、小さな魔獣達が入れる露天風呂に、子供達専用の露天風呂。そして魔獣、魔物専用の露天風呂がある。それからやっぱり男女分けられている方が良い人達もいるから、男女別の露天風呂もちゃんとある。
みんな自分で選んで、好きな露天風呂に入ってもらうんだ。施設の中に用意されている大浴場も5カ所に分けてある。同じ場所にあると、人が集まりすぎて大変だから、わざと話した場所に露天風呂を作った。
また、施設内に大浴場も用意してあり、そちらも露天風呂同様、いろいろな仕様の大浴場を用意してある。
今日はルリが遊びたいって言っていたから、魔獣、魔物専用の露天風呂に行くことに。その方があまり迷惑をかけずに遊べるからな。
露天風呂へ着くと、ささっと洋服を脱いで外へ。中には8匹の魔獣と5人の魔物が入っていて。すぐに俺に気づき、みんなが挨拶してくれる。
そしてもちろんすぐに湯船には浸からずに、先に自分の体を洗った後、リルの体も洗ってやり。それからお風呂の中へ。
『ふぅ~』
『ういぃぃぃ~』
『ぷっ、ういぃぃぃ~って』
『うえぇぇぇぇ~』
『ははっ、どっちもおじさんみたいな声だな』
まだ子供のリル。声は若いけど唸り声が完全におじさんだ。きっと毎回温泉に入るたびに、おじさん達を見ていて、それを真似しているだけなんだろうけど。どうにも若さと声が合わななくて笑えてしまう。
そんな面白いリルを少しだけ見た後は、ゆっくり温泉に浸かっている場合じゃない。リルがスイスイ泳ぎ始めたのを見て、俺は今温泉に入っている人達に声をかける。
一応露天風呂と大浴場全てで、泳いでも良い事になっている。ゆっくり湯に浸る人達ばかりじゃないからだ。川や池、海に住んでいる種族も来るし、それぞれ楽しみ方が違うからな。
だから最初から、絶対に他のお客さんに迷惑をかけないよ、施設についた時、受付でお風呂に入る時のルールを話してもらい。みんな納得した上で入ってもらう。
泳いでも良いし、遊んでも良いけれど、絶対に他のお客さんの迷惑になる事はしないとか、危ない事はしないとかな。
最初からこの施設を使ってくれている人達は勿論。新しく来てくれたお客さんには、常連の人達が新しいお客さんに、しっかりとルールを教えてくれるから。今までに問題が起きた事はない。
それにもし何か問題を起こせば、すぐのアマディアスさんやジェラルドさんに、それ相応の対処をされるからな。みんなそれを分かっているから、問題は起こさないよ。いつも問題を起こすジェラルドさんが、何を言っているんだと思うかもしれないけどさ。
だけどそれでも、一応他のお客さんに声をかけておかないと。なるべく魔獣や魔物がいない場所を選ぶが、リルが遊ぶとなると何が起こるか分からない。だから先に、お客さんに声をかけておく。
『すみません、これからあの子が遊ぶんですが。なるべく離れた場所で遊びますが、もし迷惑な時は言っていただけると』
『ああ、リルが遊ぶのか。分かった』
『今日は入ってる奴は少ないから大丈夫だろう』
『それにリル1匹遊んだくらい。いつもはもっとバタバタしているんだから気にするな』
『ありがとうございます。リル! 向こうへ行って遊ぼう!!』
『うん!!』
『リル、気にしないで思い切り遊んで良いぞ!』
『そうだぞ。こんなに空いている時はなかなかないからな』
『うん!! ありがとう!!』
俺とリルは、お客さん達から離れた場所へ移動した。
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