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61話 いつの時代の子供もみんな同じ
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『え~、じゃあここに来ちゃうのぉ!』
『いやねぇ』
『呪いのアンデット、しかもドラゴンかよ』
俺とアクアとリルは予定通り、岩の魔獣が住む、岩でできている山へ来ていた。
『ママ~、のりょいにょアンデットって、にゃにぃ?』
『ほら、ママ達は今、大事なお話しをしてるから、静かにしてなさい』
『でも、ぼくちりゃない。にゃに?』
『とってもこわ~い、まじゅうだよ』
『こわい?』
『そう。みんなに嫌なこと、いっぱいするんだよ。それでみんな、とっても具合が悪くなっちゃうの』
『おかじぇ?』
『風邪よりも、もっともっと具合が悪くなっちゃうんだよ』
『うぬ~?』
『お前達、向こうで遊んでなさい。だけど、私達が見える場所にはいるんだぞ』
『『『は~い』』』
『にぇにぇ、おにいちゃ、どんにゃにょ?』
『えっとねぇ~』
あーだこーだ言いながら、子供達が俺達から離れて行く。どこの世界も同じだな。人間だろうが獣人だろうが魔獣だろうが。大事な話しをしている時に、興味を持った子供達が、何? 何? と聞いてきて。お父さんお母さんにあっちに行ってなさい、と追いやられる。
子供の頃はそんな事考えもせず、何事にも興味深々で、いつも笑顔が溢れている、時々よく分からない事をして、みんなを笑わせてくれる。
そんな子供達が大人になると、ラダリウス達のような、どうしようもない奴らが出てくるんだから。これってやっぱり、大人の影響だよな。ラダリウスだって、さすがに赤ん坊の頃は、今のような人間じゃなかっただろう。
子供は大人の背中を見て育つ。本当それだよな。ここはさ、やっぱりみんなが仲良く暮らしているところを見てもらって。
それを見ていた子供達が大人になり、同じように自分の子供に、幸せに仲良く暮らしているところを見せられれば。ラダリウスみたいな大人は出てこないと思うんだよ。
そうして争いのない世界を、作って言った方が良いと思うよ。まぁ、そんな完璧にとは行かないかもしれないけどさ。今回みたいな、甚大な被害が出るかもしれないような事を、やろうと思う奴がいなくなれば良いよな。
アクアとリルにも行って来て良いぞと言えば、2匹はすぐに子供達の所へ。俺は2匹にも、そして家で待っているモンティー達にも、あの街で暮らしている子供達にも。みんなに幸せに暮らしてもらいたい。
『それでスッケー。その呪いのアンデットは、本当にこっちにくるのか?』
『おそらく、というか確実に俺達の所へ来るはずだ。なにしろいつも俺達の所へ、攻撃して来てた連中だし。あの場所を、そしてアマディアスさん達を、支配することしか考えてない連中だからな』
『面倒な連中だな。どう考えたって、勝てる分けないだろうに』
『本当よね。それにもしも、もしもよ? あの街や魔王様達を手に入れたところで。自分の能力が伴っていないんだから、すぐに国を崩壊させる未来が目に浮かぶわよ』
『本当だよな。魔王に勇者に大賢者にスケさんだぜ。敵うわけないじゃんなぁ』
俺をあのメンバーの中に入れないでくれ。俺はあそこまで戦闘能力化け物じゃないよ。何でみんな、俺をあのメンバーに入れたがるんだ。
『それでだ。ここには来ないはずだけど。もしも来た場合、俺達がすぐに駆けつけるから安心してくれ。アマディアスさんの魔法で、一瞬で移動できるからな。それと結界だけど、もしも来てしまったく時用に張っておくし。来なくても俺達が倒したて、呪いが爆発して、ここまで飛んでくる可能性があるからな。その対策としても、俺が結界を張っておく』
『すまない。私達も結界は張るが、やはりスケの結界はレベルが違うからな』
『結界を張っておけば、飛んできた呪いだけじゃなく、こちらへ奴が飛んできてしまった時に、俺達が来るまでの、対策にもなるからな。ただ、それでも、何があるか分からないから、一応逃げ道は確保しておいてくれ』
『地上でばら撒かれた場合、地面の中に呪いが入って来るまでには、時間がかかるからな。今のうちに地下に道を作っておこう、向こうの森へと続く道を。もしも奴の姿が見えた場合は、先に子供達をその道から逃し、その後大人の避難を』
『それが良いと思う。あっちの森だろう? 向こうまでは呪いはとどかないだろう。それと今、誰が何をするか、どこを守るか決めているところで。決まったらこっちにも、誰か来ると思うから、何かあったらその人の指示に従ってくれ』
『何から何まで悪いな』
『後は~』
その後も対策について話した俺。結界を張るのは、ここが最後だったため、話しが終わったらすぐに帰る予定だった。
でも、そろそろ話は終わり、というところで。何故か別の場所で対策をしていたアマディアスさんが、突然俺を迎えに来たんだ。
『アマディアスさん!? どうしたんですか? もしかしてもう呪いのアンデットが!?』
わざわざここに来るって事は、予想よりも早く呪いのアンデットが現れて、俺を迎えに来たのかと。俺は慌ててアマディアスさんに訪ねた。
「ああ、奴らはまだ遠くにいるので、それは問題ありません。ですが別の急ぎの用事が出来まして、皆を迎えに回っていたんです。あなたで最後なので急ぎましょう」
『分かりました! アクア!! リル!! 帰るぞ!!』
『え~、おにいちゃ、かえっちゃうにょ?』
『もっと遊びたい!!』
『ほらお前達。みんな忙しいのだから、邪魔をしちゃいけないよ』
『でもぉ』
「申し訳ありません。ですがいろいろと面倒ごとが終われば、すぐにまた遊びに来ますから。ね、スケ」
『はい、それはもちろん!!』
「でも、そうですね……」
アマディアスさんが、何かを考えたあと、パチンと指を鳴らした。
「地下に避難通路を作るのでしたよね。先ほどチラッと様子を見に来た時に、そんな話しをしていたのを聞きました」
は? 様子を見に来た? いつの間に!?
「地下の途中まで、道を作っておきました。それからみなさん。地下に皆さんが遊べる空間を作ったので、行ってみてください。いろいろ遊ぶ道具も揃っていますよ。入り口はあの岩と岩の間です。そうですね、スケの所の遊戯場と同じ感じです。小さい部屋ですが遊べますよ」
『遊戯場!?』
『すぐ行かなくちゃ!!』
『ほら、いこう!!』
『うん!!』
子供達が一気に走って行った。そして不貞腐れるアクアとリル。自分達も遊びたかったんだろう。が、帰らないといけないと分かっていて、不貞腐れたんだ。
「アクアとリルは、すみませんが別の日に。では行きましょう」
「はい。それじゃあ!」
こうして俺達はアマディアスさんと街に戻った。
ちなみに。この時作った遊び場は、後々魔獣達にとって、大人気の場所になってしまい、ある意味大変な事になったんだ。そしてそれに、俺も巻き込まれる事になってしまい……。
『いやねぇ』
『呪いのアンデット、しかもドラゴンかよ』
俺とアクアとリルは予定通り、岩の魔獣が住む、岩でできている山へ来ていた。
『ママ~、のりょいにょアンデットって、にゃにぃ?』
『ほら、ママ達は今、大事なお話しをしてるから、静かにしてなさい』
『でも、ぼくちりゃない。にゃに?』
『とってもこわ~い、まじゅうだよ』
『こわい?』
『そう。みんなに嫌なこと、いっぱいするんだよ。それでみんな、とっても具合が悪くなっちゃうの』
『おかじぇ?』
『風邪よりも、もっともっと具合が悪くなっちゃうんだよ』
『うぬ~?』
『お前達、向こうで遊んでなさい。だけど、私達が見える場所にはいるんだぞ』
『『『は~い』』』
『にぇにぇ、おにいちゃ、どんにゃにょ?』
『えっとねぇ~』
あーだこーだ言いながら、子供達が俺達から離れて行く。どこの世界も同じだな。人間だろうが獣人だろうが魔獣だろうが。大事な話しをしている時に、興味を持った子供達が、何? 何? と聞いてきて。お父さんお母さんにあっちに行ってなさい、と追いやられる。
子供の頃はそんな事考えもせず、何事にも興味深々で、いつも笑顔が溢れている、時々よく分からない事をして、みんなを笑わせてくれる。
そんな子供達が大人になると、ラダリウス達のような、どうしようもない奴らが出てくるんだから。これってやっぱり、大人の影響だよな。ラダリウスだって、さすがに赤ん坊の頃は、今のような人間じゃなかっただろう。
子供は大人の背中を見て育つ。本当それだよな。ここはさ、やっぱりみんなが仲良く暮らしているところを見てもらって。
それを見ていた子供達が大人になり、同じように自分の子供に、幸せに仲良く暮らしているところを見せられれば。ラダリウスみたいな大人は出てこないと思うんだよ。
そうして争いのない世界を、作って言った方が良いと思うよ。まぁ、そんな完璧にとは行かないかもしれないけどさ。今回みたいな、甚大な被害が出るかもしれないような事を、やろうと思う奴がいなくなれば良いよな。
アクアとリルにも行って来て良いぞと言えば、2匹はすぐに子供達の所へ。俺は2匹にも、そして家で待っているモンティー達にも、あの街で暮らしている子供達にも。みんなに幸せに暮らしてもらいたい。
『それでスッケー。その呪いのアンデットは、本当にこっちにくるのか?』
『おそらく、というか確実に俺達の所へ来るはずだ。なにしろいつも俺達の所へ、攻撃して来てた連中だし。あの場所を、そしてアマディアスさん達を、支配することしか考えてない連中だからな』
『面倒な連中だな。どう考えたって、勝てる分けないだろうに』
『本当よね。それにもしも、もしもよ? あの街や魔王様達を手に入れたところで。自分の能力が伴っていないんだから、すぐに国を崩壊させる未来が目に浮かぶわよ』
『本当だよな。魔王に勇者に大賢者にスケさんだぜ。敵うわけないじゃんなぁ』
俺をあのメンバーの中に入れないでくれ。俺はあそこまで戦闘能力化け物じゃないよ。何でみんな、俺をあのメンバーに入れたがるんだ。
『それでだ。ここには来ないはずだけど。もしも来た場合、俺達がすぐに駆けつけるから安心してくれ。アマディアスさんの魔法で、一瞬で移動できるからな。それと結界だけど、もしも来てしまったく時用に張っておくし。来なくても俺達が倒したて、呪いが爆発して、ここまで飛んでくる可能性があるからな。その対策としても、俺が結界を張っておく』
『すまない。私達も結界は張るが、やはりスケの結界はレベルが違うからな』
『結界を張っておけば、飛んできた呪いだけじゃなく、こちらへ奴が飛んできてしまった時に、俺達が来るまでの、対策にもなるからな。ただ、それでも、何があるか分からないから、一応逃げ道は確保しておいてくれ』
『地上でばら撒かれた場合、地面の中に呪いが入って来るまでには、時間がかかるからな。今のうちに地下に道を作っておこう、向こうの森へと続く道を。もしも奴の姿が見えた場合は、先に子供達をその道から逃し、その後大人の避難を』
『それが良いと思う。あっちの森だろう? 向こうまでは呪いはとどかないだろう。それと今、誰が何をするか、どこを守るか決めているところで。決まったらこっちにも、誰か来ると思うから、何かあったらその人の指示に従ってくれ』
『何から何まで悪いな』
『後は~』
その後も対策について話した俺。結界を張るのは、ここが最後だったため、話しが終わったらすぐに帰る予定だった。
でも、そろそろ話は終わり、というところで。何故か別の場所で対策をしていたアマディアスさんが、突然俺を迎えに来たんだ。
『アマディアスさん!? どうしたんですか? もしかしてもう呪いのアンデットが!?』
わざわざここに来るって事は、予想よりも早く呪いのアンデットが現れて、俺を迎えに来たのかと。俺は慌ててアマディアスさんに訪ねた。
「ああ、奴らはまだ遠くにいるので、それは問題ありません。ですが別の急ぎの用事が出来まして、皆を迎えに回っていたんです。あなたで最後なので急ぎましょう」
『分かりました! アクア!! リル!! 帰るぞ!!』
『え~、おにいちゃ、かえっちゃうにょ?』
『もっと遊びたい!!』
『ほらお前達。みんな忙しいのだから、邪魔をしちゃいけないよ』
『でもぉ』
「申し訳ありません。ですがいろいろと面倒ごとが終われば、すぐにまた遊びに来ますから。ね、スケ」
『はい、それはもちろん!!』
「でも、そうですね……」
アマディアスさんが、何かを考えたあと、パチンと指を鳴らした。
「地下に避難通路を作るのでしたよね。先ほどチラッと様子を見に来た時に、そんな話しをしていたのを聞きました」
は? 様子を見に来た? いつの間に!?
「地下の途中まで、道を作っておきました。それからみなさん。地下に皆さんが遊べる空間を作ったので、行ってみてください。いろいろ遊ぶ道具も揃っていますよ。入り口はあの岩と岩の間です。そうですね、スケの所の遊戯場と同じ感じです。小さい部屋ですが遊べますよ」
『遊戯場!?』
『すぐ行かなくちゃ!!』
『ほら、いこう!!』
『うん!!』
子供達が一気に走って行った。そして不貞腐れるアクアとリル。自分達も遊びたかったんだろう。が、帰らないといけないと分かっていて、不貞腐れたんだ。
「アクアとリルは、すみませんが別の日に。では行きましょう」
「はい。それじゃあ!」
こうして俺達はアマディアスさんと街に戻った。
ちなみに。この時作った遊び場は、後々魔獣達にとって、大人気の場所になってしまい、ある意味大変な事になったんだ。そしてそれに、俺も巻き込まれる事になってしまい……。
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