大好きな家族に溺愛されて、ちびっ子3男今日も元気にもふもふ変身練習中!!

ありぽん

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83話 パパ達に見せよう! パパ達は僕が守るよ!

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 フルールがすぐにパパに連絡してくれて、ちゃんとパパ達とお話しできるかな? ってちょっとドキドキしたけど、ちゃんとできたって。
 それでパパ達がすぐに来てくれるって言ったから、僕達も急いで移動したよ。もちろん僕とモック達は、スノーに乗せてもらいました。

 でも急いでいたから、僕は頭じゃなくてモック達と一緒、背中に乗せてもらって、モック達に押さえてもらったんだ。普通に走るのは大丈夫だけど、早すぎると転がっちゃうから。

 そしてパパ達と会う場所に着いたら、もうパパと王様は到着していて。それからパパ達の他に、アレックスとフレデリックとホレーシオもいました。
 えっと、僕が住んでいる街には、騎士さん達がいるでしょう? 騎士さん達は何個かの組に分かれていて。その組を第1騎士団や、第2騎士団って言います。

 フレデリックは第1騎士団で1番偉い騎士団長さん。ホレーシオは第2騎士団で1番偉い騎士団長さんなんだ。

 みんな僕達を助けに来てくれたんだって。でも僕は今、一応大丈夫で、お山の方が大変だから。今からあの黒い場所へ行って、黒い石を取りに行こうとしていました。
 その時にお兄ちゃんがパパ達を呼んだんだ。だからみんなでお兄ちゃんのお話しを聞きに来たの。

「りっく! しお!!」

「おう、元気そうで良かったぞ!」

「フレデリック、その言葉遣いは何だ? きちんとお話ししないか」

「良いじゃないか、いつも通りの方が、ルーパートも落ち着いてられるだろう。俺もそう簡単に変えられんしな」

 えっとフレデリックはブランディンと家族、双子なの。ブランディンがお兄さんだよ。

「それで、大事な話しとは?」

「父上に見ていただきたい事があります。その黒色の縄について」

 今パパ達は、最初の時みたいに縄の手を消しながら、普通にお話しをしています。そう、今縄の手はみんな、結界の外に居るパパ達の方へ行っちゃってるの。

 だからパパ達に、結界の壁の近くに集まってもらって。そのパパ達を狙って近づいてくる縄の手を、僕が止めに行こうって、お兄ちゃんが言ったよ。僕が近づけば縄の手が逃げて、パパ達から離れるもんね。僕がパパ達を守るんだ!!

 パパ達が結界の壁の1箇所に集まると、すぐに1本の縄の手が、パパに近づいてきました。僕は急いでパパの方へ。

「トトトトトトッ!!」

 うん!! 僕が近づいていくと、ちゃんとパパから縄の手が離れたよ。

『ルーパート、左からきたっチュ!!』

 今度は左側にいた、フレデリックの方に縄の手が。パパの時みたいにすぐに移動します。

「トトトトトトッ!!」

『次は真ん中だよ!!』

「トトトトトトッ!!」

『左よ、左!!』

「トトトトトトッ!!」

『右だぜ!! いつものより速いぞ!!』

「トートトトトトッ!!」

 みんなが教えてくれて、僕はその通りに一生懸命動きました。

「……確かにこれは」

「ルーパートのことを避けているな」

「まぁ、ルーパートの方が、追い付いて行けてないけどな。あの動きに声。おもしろ……」

「フレデリック、私の可愛い息子に何かあるのか?」

「い、いや。何でもないさ」

「フレデリック、お前は俺よりも長く、ルーパートを見てきたんだろう? そんな事を言えばどうなるかなんて分かるだろうよ」

「いや、この姿は初めて見たもんでな。思わず言っちまった」

「しかし、これは一体どういう事だ? 何故縄が逃げる?」

 もう、パパ達、周りには縄の手がいっぱいなんだから、おしゃべりしてちゃ危ないよ!
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