168 / 213
連載
430かまくらを見に行こう!
『ジョーディ、朝だよ』
『起きてなの!』
『早くご飯を食べて遊ぼうよ! かまくらっていうので遊ぶんでしょう?』
「うにょおぉぉぉ」
煩い、僕まだ眠たいの。僕は横を向きます。
『僕達だけで行っちゃうよ』
『かまくら以外にも、まだまだ雪で遊ぶんでしょう? ジャンプの練習も』
僕はガバッ!!と起き上がります。うん、起き上がったつもりね。一瞬ちょっとだけ体は起き上がったんだけど、ちゃんと起き上がることができずにもう1回寝ちゃって。その後バタバタしちゃったよ。それでみんなが僕の手を引っ張って起こしてくれて。
そうそう早く起きないと、今日もやる事いっぱいだった。寝てる場合じゃないよ。
急いでローリーに下ろしてもらっているとニッカが来てくれて、まずは顔を洗って、その後ささっと洋服を着替えさせてくれました。
その間にベルも来て、ニッカが選んだ今日の僕の洋服を確認。それで大丈夫ってベルの許可が出たから、みんなでご飯を食べる部屋に移動しました。
お兄ちゃんの部屋の前を通ったから、お兄ちゃんを呼ぼうとしたんだけど、お兄ちゃんはもっともっと早く起きてて、全部の支度を終えて、もうご飯を食べる部屋にいるって。朝早く起きて、昨日の絵の続きを終わらせたみたいだよ。
部屋に入るとママとお兄ちゃんが座っていて、みんなに元気よく朝のご挨拶。
「ちゃあ!!」
「ジョーディおはよう!」
「しっかり起きられたのね。昨日だいぶ遊んだから、まだまだ寝ていると思ったのだけれど」
だって早くお庭に行かなくちゃ。ニッカが僕を椅子に座らせてくれます。あれ? 僕は窓の方を見ます。いつも窓の所にいてくれるグッシー達がいません。そういえば僕の部屋にも来てくれなかった。
「ま~ま、ちー?」
「あっ、ビッキーやグッシー達は、また見回りの行ってるよ」
『ボクのお父さん達も!』
昨日も見回りに行ったけど今日も? う~ん、昨日は最後の方、怒っちゃったから今日は遊ぼうと思ったんだけど、どれくらいで帰ってくるかな? 魔法で雪は溶けにくくしてもらったから、まだまだ明日とか明後日とかも遊べるはずだけど。
ちなみに今日ローリーは、この頃ずっとお仕事だったからお休み。だから僕達と一緒に遊んでくれるって。お休み、ゆっくりしなくて大丈夫? 僕はローリーと遊べてとっても嬉しいけど。
「りー、ちゃのぅ?」
『おじちゃん、ジョーディが疲れてない? 大丈夫って言ってるよ』
『ああ、大丈夫だ。オレも久しぶりにゆっくりジョーディ達と遊びたいからな』
本当? ローリーがそう言うなら。僕はローリーの首に抱きついてありがとうをしました。あとはグッシー達がいつ帰ってくるかだけど。
「ちー、いちゅう」
「いつ頃帰ってくるかな? 今日は反対側を調べるって言ってたけど。昨日よりは早く帰って来れるはずって言ってたよ。それよりもジョーディ、早くご飯食べてかまくら見に行こう」
「ちゃあ!!」
早く帰って来てくれると良いなぁ。
すぐにご飯が運ばれて来て食べ始める僕達。ママがぼそぼそっとトレバー、レスター、ベル達に、何かお話ししてたよ。
「父親の事は聞かないのかしらとか、前はあの人がいないとすぐに探していたのに」
「ご成長なさっているのですよ」
「ただ単に旦那様がグッシー達に負けたのでは?」
「そんな事ありませんよ。今でもジョーディ様方は、旦那様が大好きです! 今日はグッシー達の方だったんですよ!」
「それは私の考えとたいして変わらないのでは?」
ママ達が何かお話ししている間も、一生懸命ご飯を食べた僕。
ご飯を食べ終わった僕達は、すぐに玄関に行って、そしてまたあの格好。またママが僕にいっぱい洋服を着せて、まんまるの僕になっちゃったんだ。ねぇ、もう少し脱いじゃダメかな? また僕はジャンプじゃなくて、倒れる雪飛び込みになっちゃうよ。
みんなでかまくらのできている場所に向かいながら、どんなのかな?ってお話しします。僕の知ってるかまくらかな? それともぜんぜん違うもの?
ドラック達は大きな滑り台かもとか、僕達が作った雪だるまじゃなくて、もっともっと大きな雪だるまみたいな物かもとか。
と、歩いている最中でした。家の角を曲がってすぐにミルクが止まって、向こうの方を指さして、木の向こうに何かが見えるって言いました。
『白いトンガリが見えるなんだな!!』
『本当だ!! 何だろうあれ?』
『旗もついてるね』
『いつもあんなの見えたっけ?』
『ジョーディ早く行くなの!!』
本当に何だろう? 今までにあんなの見た事ないよ。急いでトンガリを目指して歩きます。でもすぐにみんなから遅れた僕、ニッカに抱っこして追いかけてもらったよ。待ってみんな、置いていかないで!
みんなが大きな木の所を曲がって、見えなくなっちゃって慌てる僕。思わずニッカの肩をパシパシ叩いちゃいます。
と、僕達が木を曲がってすぐでした。曲がってすぐの所で、みんながピタッと止まってたんだ。僕を待っててくれた? でもそれにしてはみんな上を見上げているような? 釣られて僕も、みんなが見ている方を見ました。そこには…。
「ちー?」
「ジョーディ、ちーって、ここにはグッシーは居ないわよ」
「違いよママ、ジョーディはお城?って言ったんだよ。ね、ジョーディ」
うん、お兄ちゃん正解! じゃなくてどうしてここにお城があるの? だってここには昨日僕達が作った大きなお山があって、それを使って使用人さん達が、かまくらを作ってくれていたはずでしょう? それなのにどうしてここにお城があるの?
僕達の目の前には今、グッシー達の小屋よりも大きい、雪のお城が建っていました。本物のお城みたいに、しっかりな雪のお城。それからお城の壁には、にっこり笑ってる、みんなの顔が彫ってあってありました。
「にー、ちー? ちちぇ?」
今のは、お兄ちゃん、お城があるよ? どうしてって聞いたんだ。
「ジョーディ、みんなも。これがかまくらだよ」
『わぁ、これがかまくら!?』
『凄く大っきいね!!』
『大きくて可愛いお城なの!!』
え? これがかまくら? 僕の知ってるかまくらとやっぱり違う?
「みんな驚くのはまだまだだよ。この雪のお城、ちゃんと中に入れるんだ!」
ん? 中に入れる? やっぱり僕の知ってるかまくらと同じ? 形は違うけど。
雪のお城に近づく僕達。僕達が進んで来た方は雪のお城の後ろ側だったみたいで、入り口の方へ歩いて行きます。そして反対側に回ると、大きなカッコいい扉が。もちろん扉も雪でできていて、開けやすいように木の取っ手が付いていました。
『中はどんなかな?』
『中もお城と同じかな?』
『雪のお城、とっても大きいから、きっと中も凄いんだな!』
雪の扉の前に並ぶ僕達。使用人さんが扉をググッと開けてくれて、僕達は雪で滑って転ばないように、でも少し早歩きで、雪のお城に突撃しました。
『起きてなの!』
『早くご飯を食べて遊ぼうよ! かまくらっていうので遊ぶんでしょう?』
「うにょおぉぉぉ」
煩い、僕まだ眠たいの。僕は横を向きます。
『僕達だけで行っちゃうよ』
『かまくら以外にも、まだまだ雪で遊ぶんでしょう? ジャンプの練習も』
僕はガバッ!!と起き上がります。うん、起き上がったつもりね。一瞬ちょっとだけ体は起き上がったんだけど、ちゃんと起き上がることができずにもう1回寝ちゃって。その後バタバタしちゃったよ。それでみんなが僕の手を引っ張って起こしてくれて。
そうそう早く起きないと、今日もやる事いっぱいだった。寝てる場合じゃないよ。
急いでローリーに下ろしてもらっているとニッカが来てくれて、まずは顔を洗って、その後ささっと洋服を着替えさせてくれました。
その間にベルも来て、ニッカが選んだ今日の僕の洋服を確認。それで大丈夫ってベルの許可が出たから、みんなでご飯を食べる部屋に移動しました。
お兄ちゃんの部屋の前を通ったから、お兄ちゃんを呼ぼうとしたんだけど、お兄ちゃんはもっともっと早く起きてて、全部の支度を終えて、もうご飯を食べる部屋にいるって。朝早く起きて、昨日の絵の続きを終わらせたみたいだよ。
部屋に入るとママとお兄ちゃんが座っていて、みんなに元気よく朝のご挨拶。
「ちゃあ!!」
「ジョーディおはよう!」
「しっかり起きられたのね。昨日だいぶ遊んだから、まだまだ寝ていると思ったのだけれど」
だって早くお庭に行かなくちゃ。ニッカが僕を椅子に座らせてくれます。あれ? 僕は窓の方を見ます。いつも窓の所にいてくれるグッシー達がいません。そういえば僕の部屋にも来てくれなかった。
「ま~ま、ちー?」
「あっ、ビッキーやグッシー達は、また見回りの行ってるよ」
『ボクのお父さん達も!』
昨日も見回りに行ったけど今日も? う~ん、昨日は最後の方、怒っちゃったから今日は遊ぼうと思ったんだけど、どれくらいで帰ってくるかな? 魔法で雪は溶けにくくしてもらったから、まだまだ明日とか明後日とかも遊べるはずだけど。
ちなみに今日ローリーは、この頃ずっとお仕事だったからお休み。だから僕達と一緒に遊んでくれるって。お休み、ゆっくりしなくて大丈夫? 僕はローリーと遊べてとっても嬉しいけど。
「りー、ちゃのぅ?」
『おじちゃん、ジョーディが疲れてない? 大丈夫って言ってるよ』
『ああ、大丈夫だ。オレも久しぶりにゆっくりジョーディ達と遊びたいからな』
本当? ローリーがそう言うなら。僕はローリーの首に抱きついてありがとうをしました。あとはグッシー達がいつ帰ってくるかだけど。
「ちー、いちゅう」
「いつ頃帰ってくるかな? 今日は反対側を調べるって言ってたけど。昨日よりは早く帰って来れるはずって言ってたよ。それよりもジョーディ、早くご飯食べてかまくら見に行こう」
「ちゃあ!!」
早く帰って来てくれると良いなぁ。
すぐにご飯が運ばれて来て食べ始める僕達。ママがぼそぼそっとトレバー、レスター、ベル達に、何かお話ししてたよ。
「父親の事は聞かないのかしらとか、前はあの人がいないとすぐに探していたのに」
「ご成長なさっているのですよ」
「ただ単に旦那様がグッシー達に負けたのでは?」
「そんな事ありませんよ。今でもジョーディ様方は、旦那様が大好きです! 今日はグッシー達の方だったんですよ!」
「それは私の考えとたいして変わらないのでは?」
ママ達が何かお話ししている間も、一生懸命ご飯を食べた僕。
ご飯を食べ終わった僕達は、すぐに玄関に行って、そしてまたあの格好。またママが僕にいっぱい洋服を着せて、まんまるの僕になっちゃったんだ。ねぇ、もう少し脱いじゃダメかな? また僕はジャンプじゃなくて、倒れる雪飛び込みになっちゃうよ。
みんなでかまくらのできている場所に向かいながら、どんなのかな?ってお話しします。僕の知ってるかまくらかな? それともぜんぜん違うもの?
ドラック達は大きな滑り台かもとか、僕達が作った雪だるまじゃなくて、もっともっと大きな雪だるまみたいな物かもとか。
と、歩いている最中でした。家の角を曲がってすぐにミルクが止まって、向こうの方を指さして、木の向こうに何かが見えるって言いました。
『白いトンガリが見えるなんだな!!』
『本当だ!! 何だろうあれ?』
『旗もついてるね』
『いつもあんなの見えたっけ?』
『ジョーディ早く行くなの!!』
本当に何だろう? 今までにあんなの見た事ないよ。急いでトンガリを目指して歩きます。でもすぐにみんなから遅れた僕、ニッカに抱っこして追いかけてもらったよ。待ってみんな、置いていかないで!
みんなが大きな木の所を曲がって、見えなくなっちゃって慌てる僕。思わずニッカの肩をパシパシ叩いちゃいます。
と、僕達が木を曲がってすぐでした。曲がってすぐの所で、みんながピタッと止まってたんだ。僕を待っててくれた? でもそれにしてはみんな上を見上げているような? 釣られて僕も、みんなが見ている方を見ました。そこには…。
「ちー?」
「ジョーディ、ちーって、ここにはグッシーは居ないわよ」
「違いよママ、ジョーディはお城?って言ったんだよ。ね、ジョーディ」
うん、お兄ちゃん正解! じゃなくてどうしてここにお城があるの? だってここには昨日僕達が作った大きなお山があって、それを使って使用人さん達が、かまくらを作ってくれていたはずでしょう? それなのにどうしてここにお城があるの?
僕達の目の前には今、グッシー達の小屋よりも大きい、雪のお城が建っていました。本物のお城みたいに、しっかりな雪のお城。それからお城の壁には、にっこり笑ってる、みんなの顔が彫ってあってありました。
「にー、ちー? ちちぇ?」
今のは、お兄ちゃん、お城があるよ? どうしてって聞いたんだ。
「ジョーディ、みんなも。これがかまくらだよ」
『わぁ、これがかまくら!?』
『凄く大っきいね!!』
『大きくて可愛いお城なの!!』
え? これがかまくら? 僕の知ってるかまくらとやっぱり違う?
「みんな驚くのはまだまだだよ。この雪のお城、ちゃんと中に入れるんだ!」
ん? 中に入れる? やっぱり僕の知ってるかまくらと同じ? 形は違うけど。
雪のお城に近づく僕達。僕達が進んで来た方は雪のお城の後ろ側だったみたいで、入り口の方へ歩いて行きます。そして反対側に回ると、大きなカッコいい扉が。もちろん扉も雪でできていて、開けやすいように木の取っ手が付いていました。
『中はどんなかな?』
『中もお城と同じかな?』
『雪のお城、とっても大きいから、きっと中も凄いんだな!』
雪の扉の前に並ぶ僕達。使用人さんが扉をググッと開けてくれて、僕達は雪で滑って転ばないように、でも少し早歩きで、雪のお城に突撃しました。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
異世界転生パン職人の美味しい開拓記~最高の食パンを焼いたら没落令嬢ともふもふが家族になりました~
黒崎隼人
ファンタジー
前世で腕の立つパン職人であり農家でもあった青年トールは、異世界に転生して驚愕した。
この世界のパンは、硬くてパサパサで、スープに浸さなければとても食べられないものばかりだったのだ。
「美味しいパンで人々を笑顔にしたい」
その純粋な情熱を胸に、トールは荒れ果てた土地を自らの手で切り拓き、最高の小麦を育て上げる。
そして魔法の力も駆使し、この異世界に初めて、雪のように白くてふかふかの「食パン」を誕生させた!
その究極の味に衝撃を受けた没落貴族の令嬢セリア、そしてパンの耳が大好きなもふもふ魔獣のアルルと共に、トールは小さなパン屋「食パン商会」を開店する。
一口食べれば誰もが虜になる至高の食パンは、瞬く間に王都中で大人気に!
しかし、その成功を面白く思わない巨大商業ギルドが、卑劣な手段でトールたちの邪魔をしてきて……?
理不尽な妨害も、圧倒的なパンの美味しさと職人の意地で完全粉砕!
やがて彼らの焼くパンは王宮の晩餐会にまで供され、世界そのものを温かく変えていく。
これは、パンを愛する青年が、極上の食パンと黄金の小麦畑で、大切な人たちと一緒に最高の居場所を作り上げる、優しくて美味しい成り上がりスローライフ!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
追放された宮廷錬金術師、辺境で気ままに土いじりしてたら神獣や幼馴染の天才騎士が集まり最強国家に〜今さら戻れと言われても〜
黒崎隼人
ファンタジー
「そこにいたか、役立たずの錬金術師。今日限りでこの王城から出て行ってもらう」
王国の結界を維持し、枯れた大地を豊かにする「失われた古代錬金術」。
その使い手であるルークは、自分の価値を理解しない第一王子レオンによって、あっさりと宮廷を追放されてしまう。
しかし、長年の酷使から解放されたルークの心は晴れやかだった。
「これで、やっと静かに眠れる」
自由を求めて最果ての「死の荒野」へと旅立ったルーク。
そこへ、すべてを捨てて追いかけてきた幼馴染の天才騎士セリアが合流する。
二人は何もない荒れ地を錬金術で瞬く間に緑豊かな大地へと変え、泥の巨人グランやもふもふの神獣シロを家族に迎え、美味しいパンを焼く気ままなスローライフをスタートさせた。
一方、ルークを失った王国は、結界が崩壊し大地が枯れ果て、未曾有の危機に瀕していた。
焦った王子が軍を率いてルークを連れ戻しにやってくるが、ルークの作った最強のゴーレムと神獣の前に、手も足も出ずに逃げ帰ることに。
気づけばルークの開拓した村は、難民を救い、近隣諸国も一目置く「最強の独立国家」へと発展していて――!?
これは、優しくて規格外な錬金術師が、大切な人たちと永遠の平穏を紡ぐ、最高に幸せな辺境スローライフ。