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432ツルツル、ザラザラ?
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『まったくお前達は、これは確かに城に見えるが、雪を凍らせてできているのだぞ。お前達も分かっているだろうに、何で急に走り出すんだ』
みんなそれぞれ誰かに咥えられたり、抱えられたまま、床や壁を見ます。滑って転ばなかったのは兄ちゃんだけ。しかもお兄ちゃんはもう、しっかりと雪の椅子に座っているよ。
うん、あんまりにも凄い、本物のお城みたいなかまくらお城。雪でできているって分かっていたのに。だってドアから入っての2、3歩は、はしっかりとゆっくり歩いていたもんね。
だけどあまりの凄さに立ち止まって、それからその驚いて、そして楽しくて、早くかまくらお城の中を見て回ろうと思ったら、雪の事が完璧に頭から抜けちゃったよ。
いつもの感覚で走った僕。みんなも僕と同じで、いつもみたいに走っていこうとしたんじゃない?
『雪のこと忘れてたんだな』
なんて思っていたら、一緒にローリーに咥えられていたミルクがそう言いました。そしてミルクがそう言ってから、みんなが僕達もって言い始めたんだ。
『僕も忘れてた』
『ボクも!』
『ホミュちゃんもそのまま走っちゃったなのぉ。飛べば良かったなの。失敗なのぉ!』
『床も雪、壁も雪、全部雪、忘れてた』
『みんな失敗。でも、みんな、この前のお部屋での氷滑りみたいに綺麗に滑った。だから成功?』
うん、確かにそうかも。滑って転んだのは失敗だけど、この前のスケートって思えば、滑るのは成功かも。みんな失敗したけど成功して、ニヤニヤして笑っています。
「みんな、確かに氷滑りは上手く滑ったみたいだけれど、ここではなるべく滑らないように、気をつけましょうね。慣れてくれば滑りながらささっと移動できるけれど、今はゆっくりよ」
滑りながらいそう? ニヤニヤ笑う僕達に、ママがちょっと困った顔で笑いながらそう言いました。うん、僕達この前初めて氷滑りやってばっかりだもんね。せっかくのかまくらお城、転んで怪我しちゃったら大変。今は病気や怪我を治してくれるグッシーもいないし。
僕達はみんなそれぞれ返事をして、それからその場にゆっくりと下ろしてもらいます。椅子に座っていたお兄ちゃんが、ゆっくり、でもサササッと戻ってきてくれて、僕と手を繋いで、ゆっくり歩いてくれるって。お兄ちゃん、ありがとう!!
他のみんなも手を繋いだり、それぞれのしっぽを絡ませたり、しっぽにくっ付いたりして、みんなでゆっくり歩くことに。
「ジョーディ、ゆっくりだよ。でもよくあんなに滑ったね。氷滑りよりも滑らないはずなのに」
少しずつ、確実に1歩ずつ進みながら、お兄ちゃんがそう言いました。え? そうなの? あの滑った感じ、氷滑りの時と同じように感じたんだけど。あれだけ綺麗に滑ったし。
「しゅ? しゅー、しゅっべよ?」
今のは、滑らない? シューッと綺麗に滑ったよ?って言ったんだよ。
「うん、ジョーディ達は綺麗に滑ってたね。でも滑ってもその場に転ぶだけで、あんなに綺麗に滑らないんだよ。僕も初めての時はたくさん転んだし、今も時々転んじゃうけど、その場に尻餅つくだけ」
「しゅー? みにゃ、しゅー」
「うん。みんな滑ったよね。だから僕ビックリしちゃったんだ。かまくらの中は…」
お兄ちゃんは前に聞いた事があって。かまくらの中の床は、もちろん雪を凍らせて、しっかりと作ってあるけど、氷滑りみたいに滑らないように、なるべく滑らないように作ってあるんだって。
中で遊んだり、お茶をしたりするのに、氷滑りみたいに、ツルツル滑ってたら危ないでしょう? だから滑るけど滑らないように作ってあるみたい。
その話が良く分からない僕。思わず止まって床を見ちゃいます。う~ん、見た感じは、氷滑りの時みたいに透明な氷じゃなくて、しっかりと雪が固まっているから、白いツルツルって感じ。でも滑るのは同じような?
「おにゃ、しゅーよぉ」
今のは、同じシューって滑るよ、って言ったんだよ。
「でも、ジョーディ。さっきは滑ったし、ツルツルに感じるかもしれないけど。でもゆっくりなら今歩けてるでしょう? 氷滑りの時はゆっくりでも滑ってた」
ん? あれ? そういえば。さっきは思いっきり滑っていったけど、今もゆっくり1歩ずつ歩いているけど、氷滑りをした時みたいに、動く度にツルツルしない? 僕はその場に止まって片方の足を、雪の床の上に擦り付けるみたいにしてみました。
うん、スッと足が床を滑るけど、氷滑りの時よりも全然滑らない。さっきはあんなに滑ったのに。
今度はそっとそっとしゃがんで、雪の床を触って確かめてみることにしました。だって気になるんだもん。凄く滑るのに滑らないなんて、一体どうなってるのかな?って思って。
お兄ちゃんとローリー僕を支えてくれて、そっと床を触る僕。おお!! おお!? なんか変な感じがするよ!
こう、すべすべツルツルに見える床だけど、触ったらビックリ! 確かに見た目通りだったんだけど、ザラザラもしていたんだ。ツルツル、ザラザラ、ツルツル、ザラザラって感じ。これどうなっててるの?
僕の様子に、かなり前に進んでいたドラック達が戻ってきました。
『ジョーディ、どうしたの? なんか変なの?』
『床がどうかしたなの?』
「あにょう、ちゅゆう! じゃあぁぁぁ!」
今のは、あのね、ツルツルでザラザラって言ったんだよ。
『ツルツルでザラザラ? でもツルツルに見えるよ?』
「でもみんな歩けてるでしょう?」
お兄ちゃんにそう言われて、みんなはじっと自分の足元を見ます。
『僕達歩けてる』
『氷滑りの時は、もっとツルツルしてた』
『うん、ずっと滑ってた』
『さっきも滑った』
『変なの!』
みんなもおかしいって、僕と同じ、床を調べてみることに。そしてみんながじっくり調べた結果。
『ジョーディの言った通りだよ!!』
『ツルツル、ザラザラなの!!』
『何で?』
みんなそれぞれ誰かに咥えられたり、抱えられたまま、床や壁を見ます。滑って転ばなかったのは兄ちゃんだけ。しかもお兄ちゃんはもう、しっかりと雪の椅子に座っているよ。
うん、あんまりにも凄い、本物のお城みたいなかまくらお城。雪でできているって分かっていたのに。だってドアから入っての2、3歩は、はしっかりとゆっくり歩いていたもんね。
だけどあまりの凄さに立ち止まって、それからその驚いて、そして楽しくて、早くかまくらお城の中を見て回ろうと思ったら、雪の事が完璧に頭から抜けちゃったよ。
いつもの感覚で走った僕。みんなも僕と同じで、いつもみたいに走っていこうとしたんじゃない?
『雪のこと忘れてたんだな』
なんて思っていたら、一緒にローリーに咥えられていたミルクがそう言いました。そしてミルクがそう言ってから、みんなが僕達もって言い始めたんだ。
『僕も忘れてた』
『ボクも!』
『ホミュちゃんもそのまま走っちゃったなのぉ。飛べば良かったなの。失敗なのぉ!』
『床も雪、壁も雪、全部雪、忘れてた』
『みんな失敗。でも、みんな、この前のお部屋での氷滑りみたいに綺麗に滑った。だから成功?』
うん、確かにそうかも。滑って転んだのは失敗だけど、この前のスケートって思えば、滑るのは成功かも。みんな失敗したけど成功して、ニヤニヤして笑っています。
「みんな、確かに氷滑りは上手く滑ったみたいだけれど、ここではなるべく滑らないように、気をつけましょうね。慣れてくれば滑りながらささっと移動できるけれど、今はゆっくりよ」
滑りながらいそう? ニヤニヤ笑う僕達に、ママがちょっと困った顔で笑いながらそう言いました。うん、僕達この前初めて氷滑りやってばっかりだもんね。せっかくのかまくらお城、転んで怪我しちゃったら大変。今は病気や怪我を治してくれるグッシーもいないし。
僕達はみんなそれぞれ返事をして、それからその場にゆっくりと下ろしてもらいます。椅子に座っていたお兄ちゃんが、ゆっくり、でもサササッと戻ってきてくれて、僕と手を繋いで、ゆっくり歩いてくれるって。お兄ちゃん、ありがとう!!
他のみんなも手を繋いだり、それぞれのしっぽを絡ませたり、しっぽにくっ付いたりして、みんなでゆっくり歩くことに。
「ジョーディ、ゆっくりだよ。でもよくあんなに滑ったね。氷滑りよりも滑らないはずなのに」
少しずつ、確実に1歩ずつ進みながら、お兄ちゃんがそう言いました。え? そうなの? あの滑った感じ、氷滑りの時と同じように感じたんだけど。あれだけ綺麗に滑ったし。
「しゅ? しゅー、しゅっべよ?」
今のは、滑らない? シューッと綺麗に滑ったよ?って言ったんだよ。
「うん、ジョーディ達は綺麗に滑ってたね。でも滑ってもその場に転ぶだけで、あんなに綺麗に滑らないんだよ。僕も初めての時はたくさん転んだし、今も時々転んじゃうけど、その場に尻餅つくだけ」
「しゅー? みにゃ、しゅー」
「うん。みんな滑ったよね。だから僕ビックリしちゃったんだ。かまくらの中は…」
お兄ちゃんは前に聞いた事があって。かまくらの中の床は、もちろん雪を凍らせて、しっかりと作ってあるけど、氷滑りみたいに滑らないように、なるべく滑らないように作ってあるんだって。
中で遊んだり、お茶をしたりするのに、氷滑りみたいに、ツルツル滑ってたら危ないでしょう? だから滑るけど滑らないように作ってあるみたい。
その話が良く分からない僕。思わず止まって床を見ちゃいます。う~ん、見た感じは、氷滑りの時みたいに透明な氷じゃなくて、しっかりと雪が固まっているから、白いツルツルって感じ。でも滑るのは同じような?
「おにゃ、しゅーよぉ」
今のは、同じシューって滑るよ、って言ったんだよ。
「でも、ジョーディ。さっきは滑ったし、ツルツルに感じるかもしれないけど。でもゆっくりなら今歩けてるでしょう? 氷滑りの時はゆっくりでも滑ってた」
ん? あれ? そういえば。さっきは思いっきり滑っていったけど、今もゆっくり1歩ずつ歩いているけど、氷滑りをした時みたいに、動く度にツルツルしない? 僕はその場に止まって片方の足を、雪の床の上に擦り付けるみたいにしてみました。
うん、スッと足が床を滑るけど、氷滑りの時よりも全然滑らない。さっきはあんなに滑ったのに。
今度はそっとそっとしゃがんで、雪の床を触って確かめてみることにしました。だって気になるんだもん。凄く滑るのに滑らないなんて、一体どうなってるのかな?って思って。
お兄ちゃんとローリー僕を支えてくれて、そっと床を触る僕。おお!! おお!? なんか変な感じがするよ!
こう、すべすべツルツルに見える床だけど、触ったらビックリ! 確かに見た目通りだったんだけど、ザラザラもしていたんだ。ツルツル、ザラザラ、ツルツル、ザラザラって感じ。これどうなっててるの?
僕の様子に、かなり前に進んでいたドラック達が戻ってきました。
『ジョーディ、どうしたの? なんか変なの?』
『床がどうかしたなの?』
「あにょう、ちゅゆう! じゃあぁぁぁ!」
今のは、あのね、ツルツルでザラザラって言ったんだよ。
『ツルツルでザラザラ? でもツルツルに見えるよ?』
「でもみんな歩けてるでしょう?」
お兄ちゃんにそう言われて、みんなはじっと自分の足元を見ます。
『僕達歩けてる』
『氷滑りの時は、もっとツルツルしてた』
『うん、ずっと滑ってた』
『さっきも滑った』
『変なの!』
みんなもおかしいって、僕と同じ、床を調べてみることに。そしてみんながじっくり調べた結果。
『ジョーディの言った通りだよ!!』
『ツルツル、ザラザラなの!!』
『何で?』
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