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433ザラザラ床の作り方
よ~く雪の床を観察した僕達。するとある事が判明しました。雪の床をスレスレまで顔を近づけて調べたから、気づく事ができたんだよ。だって確認のために床から顔を離したら、ぜんぜん分からなくなっちゃうんだもん。
雪の床は、完璧なツルツルじゃありませんでした。遠くから見るとツルツルの床。でも近くで見ると、ザラザラしていて、凸凹していたんだ。その凸凹でザラザラに見えるし、ザラザラに感じるの。
「ジョーディ、みんなも、これは僕達のために、レスターやベル、他の使用人さんやメイドさんが、一生懸命ザラザラにしてくれたんだよ」
僕達のため? お兄ちゃんがそう言うと、レスターがササッと僕達の所に来て、ある物を見せてくれました。それはレスター達大人の手のひらサイズの、塵取りのほうきみたいな物だったよ。
僕はそのほうきみたいな物を触ってみようとします。でもその前に、レスターから注意されて。なんかね見た目は柔らかい感じがしたんだけど、先っぽの方は硬くて、そこを触ると手に刺さるかもしれないから、先っぽは絶対に触らないで下さいって。
刺さる…。本当に柔らかそうに見えるのに。手に刺さるかもしれないなんて、ちょっと針の先みたいだね。気をつけて触らないと。
僕みたいに触って確かめようとしていたみんなも、レスターの話しを聞いて、気をつけなくちゃって、一瞬手を引っ込めました。
危ないから1人ずつって、順番にほうきみたいな物を触る事に。1番最初はドラックで、1番最後が僕です。そして僕より先に触ったみんなの感想。
『柔らかい! でも硬い!』
『うん、それに危ない。先っぽ触るの絶対ダメ』
『攻撃できるんだな!』
『刺す攻撃なの!!』
そんな感想だったよ。柔らかいけど硬い? しかも刺す攻撃ができるってどんな物? 感想を聞いた僕は早く触ってみたくて、僕の前に触っている、フェニックの周りをうろうろしそうに。そんな僕をローリーが咥えて止めて。早く、早く触らせて!
フェニックがやっと触り終わって、やっぱり感想はみんなと一緒。ようやく僕の番がきました。急いでレスターの前に下ろしてもらって、でも滑らないように、そのまま支えてくれるローリー。
触る前にママやお兄ちゃんそれからレスターに、もう1回、ほうきみたいな物の先っぽは触らないように注意さたんだけど、それでもやっぱり心配だからって、先っぽの方はママが布で包んだよ。ふう、これでやっと触れる。
僕はそっとそっと、先ずは上の方から触ってみました。うん、やっぱり触った感じはほうきだね。特別な茎でできているんだって。上の方はサラサラとっても柔らかで、なんともいえない、とっても気持ちいい感触がしました。
こんなに気持ち良いサラサラなのに硬い? そう考えながら、どんどん先っぽの方へ手を動かしていく僕。すると半分くらいまで触った時、急に茎が硬くなったんだ。それからしっかりと全体がまとめられた感じ?
半分くらいの所に紐が3本結ばれていたんだけど、その紐と一緒に茎が固められている感じです。
そんな、硬くなったほうきを更に触っていく僕。そしてママが包んだ先っぽの前を触ると、気持ち良かった茎は、完全に固まっていて、さっき僕針って思っていたけど、本当に針みたいに硬くなっていました。
うん、これは危ない。本当に先っぽを触ったら、プスッと手に刺さっちゃうかも。
「ほにょう、かちゃあ」
今のは、本当に硬いねって言ったんだよ。
『ねぇ、最初は柔らかいのにねぇ』
『どうして先っぽの方は硬いんだろう?』
「これはこの雪の床を、歩きやすくする道具なんだよ」
『道具?』
「うん。でも僕も使った事ないの。これを使うまでは雪の床は普通だからツルツル滑って、僕も転んじゃうし、その時この道具を持っていたら、怪我しちゃうかもしれないから」
「どう使うか、お見せしましょう」
レスターが手を挙げると、使用人さんが2人外に出て行って。すぐに戻ってきたんだけど、その手には大きな雪の板が。そしてその雪の板を、レスターの前に置きました。その周りに集まる僕達。
「よろしいですか? まずはこの雪の板を触ってみてください」
そう言われてみんなで雪の板を触ります。
『ツルツル!』
『凸凹してない!』
うん、綺麗な雪の板だね。この雪の板に乗ったら、ツルツル滑って、すぐに転んじゃうよ。
「では次にこの道具を使ってみます。違いが分かりやすいように、半分だけやってみますね」
レスターがほうきの柄の部分を持って、ほうきの先を雪の板にくっ付けます。そしてザリザリザリ、雪の板の上を引っ掻くようにほうきを動かしました。
それでね、ほうきは柔らかい部分までは、雪の板に合わせてくにゃって曲がったんだけど。硬い部分からは更に雪の板に合わさって、しっかりと雪の板を削っていったんだ。
ザリザリザリ、ザリザリザリ。う~ん、良い音。かき氷の音がするよ。そのまま同じ場所を、10回くらい削ったレスター。終わると今削った場所の隣を削り始めて。そうして数分後、雪のいた半分が削り終わりました。
「さぁ、削れましたよ。どうですか? 削っていない方と削っている方、違いが分かりますか?」
じっと見て、そして触って確認する僕達。
「ちちゃあ!! ゆ、おにゃ!」
今のは、凄い! 床と同じ!って言ったんだよ。
『うん! 雪の床と同じになってる! 削ってるのと削ってないの、ぜんぜん違うよ!』
『これで削ると、みんなこうなるの?』
「ええ、そうですよ。雪が降る季節になると、お店で売り始めて、一家に1つは置いてありますね。これで雪や氷を削ると、今のように皆様が歩いても、転びにくくすることができるのです。完璧に転ばない、ということはありませんが、とても大切な道具なのです」
へぇ、みんな持ってる道具なんだね。でも、みんなそんなに良く使うの? 何に? だってみんながかまくらを絶対に作る、ってことはないと思うんだ。
「にゃ? みにゃ、かみゃ、ちゅ?」
何に使うの? みんなかまくら作る?って、僕は質問してみました。
雪の床は、完璧なツルツルじゃありませんでした。遠くから見るとツルツルの床。でも近くで見ると、ザラザラしていて、凸凹していたんだ。その凸凹でザラザラに見えるし、ザラザラに感じるの。
「ジョーディ、みんなも、これは僕達のために、レスターやベル、他の使用人さんやメイドさんが、一生懸命ザラザラにしてくれたんだよ」
僕達のため? お兄ちゃんがそう言うと、レスターがササッと僕達の所に来て、ある物を見せてくれました。それはレスター達大人の手のひらサイズの、塵取りのほうきみたいな物だったよ。
僕はそのほうきみたいな物を触ってみようとします。でもその前に、レスターから注意されて。なんかね見た目は柔らかい感じがしたんだけど、先っぽの方は硬くて、そこを触ると手に刺さるかもしれないから、先っぽは絶対に触らないで下さいって。
刺さる…。本当に柔らかそうに見えるのに。手に刺さるかもしれないなんて、ちょっと針の先みたいだね。気をつけて触らないと。
僕みたいに触って確かめようとしていたみんなも、レスターの話しを聞いて、気をつけなくちゃって、一瞬手を引っ込めました。
危ないから1人ずつって、順番にほうきみたいな物を触る事に。1番最初はドラックで、1番最後が僕です。そして僕より先に触ったみんなの感想。
『柔らかい! でも硬い!』
『うん、それに危ない。先っぽ触るの絶対ダメ』
『攻撃できるんだな!』
『刺す攻撃なの!!』
そんな感想だったよ。柔らかいけど硬い? しかも刺す攻撃ができるってどんな物? 感想を聞いた僕は早く触ってみたくて、僕の前に触っている、フェニックの周りをうろうろしそうに。そんな僕をローリーが咥えて止めて。早く、早く触らせて!
フェニックがやっと触り終わって、やっぱり感想はみんなと一緒。ようやく僕の番がきました。急いでレスターの前に下ろしてもらって、でも滑らないように、そのまま支えてくれるローリー。
触る前にママやお兄ちゃんそれからレスターに、もう1回、ほうきみたいな物の先っぽは触らないように注意さたんだけど、それでもやっぱり心配だからって、先っぽの方はママが布で包んだよ。ふう、これでやっと触れる。
僕はそっとそっと、先ずは上の方から触ってみました。うん、やっぱり触った感じはほうきだね。特別な茎でできているんだって。上の方はサラサラとっても柔らかで、なんともいえない、とっても気持ちいい感触がしました。
こんなに気持ち良いサラサラなのに硬い? そう考えながら、どんどん先っぽの方へ手を動かしていく僕。すると半分くらいまで触った時、急に茎が硬くなったんだ。それからしっかりと全体がまとめられた感じ?
半分くらいの所に紐が3本結ばれていたんだけど、その紐と一緒に茎が固められている感じです。
そんな、硬くなったほうきを更に触っていく僕。そしてママが包んだ先っぽの前を触ると、気持ち良かった茎は、完全に固まっていて、さっき僕針って思っていたけど、本当に針みたいに硬くなっていました。
うん、これは危ない。本当に先っぽを触ったら、プスッと手に刺さっちゃうかも。
「ほにょう、かちゃあ」
今のは、本当に硬いねって言ったんだよ。
『ねぇ、最初は柔らかいのにねぇ』
『どうして先っぽの方は硬いんだろう?』
「これはこの雪の床を、歩きやすくする道具なんだよ」
『道具?』
「うん。でも僕も使った事ないの。これを使うまでは雪の床は普通だからツルツル滑って、僕も転んじゃうし、その時この道具を持っていたら、怪我しちゃうかもしれないから」
「どう使うか、お見せしましょう」
レスターが手を挙げると、使用人さんが2人外に出て行って。すぐに戻ってきたんだけど、その手には大きな雪の板が。そしてその雪の板を、レスターの前に置きました。その周りに集まる僕達。
「よろしいですか? まずはこの雪の板を触ってみてください」
そう言われてみんなで雪の板を触ります。
『ツルツル!』
『凸凹してない!』
うん、綺麗な雪の板だね。この雪の板に乗ったら、ツルツル滑って、すぐに転んじゃうよ。
「では次にこの道具を使ってみます。違いが分かりやすいように、半分だけやってみますね」
レスターがほうきの柄の部分を持って、ほうきの先を雪の板にくっ付けます。そしてザリザリザリ、雪の板の上を引っ掻くようにほうきを動かしました。
それでね、ほうきは柔らかい部分までは、雪の板に合わせてくにゃって曲がったんだけど。硬い部分からは更に雪の板に合わさって、しっかりと雪の板を削っていったんだ。
ザリザリザリ、ザリザリザリ。う~ん、良い音。かき氷の音がするよ。そのまま同じ場所を、10回くらい削ったレスター。終わると今削った場所の隣を削り始めて。そうして数分後、雪のいた半分が削り終わりました。
「さぁ、削れましたよ。どうですか? 削っていない方と削っている方、違いが分かりますか?」
じっと見て、そして触って確認する僕達。
「ちちゃあ!! ゆ、おにゃ!」
今のは、凄い! 床と同じ!って言ったんだよ。
『うん! 雪の床と同じになってる! 削ってるのと削ってないの、ぜんぜん違うよ!』
『これで削ると、みんなこうなるの?』
「ええ、そうですよ。雪が降る季節になると、お店で売り始めて、一家に1つは置いてありますね。これで雪や氷を削ると、今のように皆様が歩いても、転びにくくすることができるのです。完璧に転ばない、ということはありませんが、とても大切な道具なのです」
へぇ、みんな持ってる道具なんだね。でも、みんなそんなに良く使うの? 何に? だってみんながかまくらを絶対に作る、ってことはないと思うんだ。
「にゃ? みにゃ、かみゃ、ちゅ?」
何に使うの? みんなかまくら作る?って、僕は質問してみました。
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