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505 眠れなかった僕達。ずっと楽しいが1番
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とっても綺麗な花火を見て盛り上がった僕達。その後も楽しいがなくならなくて、ずっと盛り上がって。
そんなテンションが上がりっぱなしの僕達が、その日すぐに寝られるわけもなく。とりあえずかまくらお城からおうちに戻ったんだけど。
寝る時間になっても、やっぱり盛り上がったままの僕達に、仕方がないからってホットミルクを用意するようにママが言って、それを飲んだ僕達。これでやっと、少しは落ち着いきました、うん、少しだけね。
結局僕達が落ち着いて寝たのは、真夜中になったくらいだったみたい。落ち着いてっていうか、僕達はテンションが高いまま、それでも体は疲れていて、気づいた時にはいつの間にか眠っていたんだ。
そして起きたのは…、お昼を過ぎてからでした。みんなで食堂に行ったら、パパ達のお昼ご飯の時間はずっと前に終わっていて。僕達は夜のご飯が食べられないといけないからって、簡単なお昼をママが頼んでくれました。
うんとねぇ、地球で言うと、14時過ぎくらい? サンドイッチとサラダとスープが今日のお昼のご飯。とっても美味しかったけど、ちょっと少ないねぇって。ドラック達は僕の2倍ご飯を食べたけど、そう言っていました。
それからお昼ご飯を食べ終わった後は、もちろん外いに出て、雪で遊びました。でも、遊ぶ前にかまくらお城でおやつを食べたよ。ご飯を食べたばっかりだったけど、ちょうど時間だからって。
今日のおやつはシュークリームみたいな物で、そのおやつのおかげで、僕はちょうどお腹いっぱいに。ドラック達も、いつもよりもお腹はいっぱいじゃないけど、これなら夜のご飯まで大丈夫だって。お腹いっぱいのちょっと前くらいみたいでした。
「みんな、今日は向こうへ行こう。それでジョーディは最初に、ジャンプの練習するんでしょう?」
「たい!!」
『今日は上手にジャンプできると良いね!』
『今ダメでも、今練習しておけば、次に雪が降った時には、上手にジャンプできるかも』
『練習大事』
『僕達ももっと、綺麗に雪に跡を残せるように、みんなで練習!』
そうそう、今ダメでも、次に雪が降った時には、綺麗なジャンプができるかもしれないもんね。と、そんな話しを、僕達としていたお兄ちゃん。あのね、お兄ちゃんも僕達と同じ時間に起きたんだ。
おやすみなさいをして自分の部屋に行ったんだけど、僕達みたいに眠れなくて。それで僕達と同じ、ホットミルクを用意してもらいました。でもやっぱり眠れなくて。
もちろん僕達みたいに最後まで騒いで、突然寝ることはなかったけど、ベッドの中でずっと本を読んでいたお兄ちゃんは。気づいたら夜中も通り越して深夜に。
そのせいでお兄ちゃんも朝起きられなくて、僕達と同じ時間に起きたんだよ。でも僕達よりも寝ていないお兄ちゃん、朝のご飯…、じゃなくてお昼のご飯を食べている時は、とっても眠そうにしていました。今はとってもお元気。
グッシー達の小屋まで行くと、そこにグッシー達はいなくて。街の周りや森を調べに行ってくれていました。突然の雪、まだ原因が分かっていないからね。
そうしてグッシー達の小屋の前で、ジャンプの練習を始めた僕達。なんとその練習で嬉しい事が。僕の体は、いつも通りまんまるに雪の跡がついたんだけど。でも今日は。綺麗に帽子の形が、雪に跡が残ったんだよ。
僕は嬉しくて雪の上をゴロゴロ。みんなも一緒に喜んでくれて、雪の上をゴロゴロ。でもなるべく雪を潰さないように気をつけました。だってまだまだ雪で遊びたいもんね。
「何だ、どうしたんだ、って。これがどうしたんだ?」
嬉しくてパパを呼んで、パパに跡を見せたんだけど。でもパパは気づいてくれなくて。もう、みんなはすぐに気づいてくれたのに! 僕は帽子の部分を指さします。それでもん? って顔をして。もう! 帽子の跡だよ、よく見て!! お兄ちゃんが怒ってくれました。
「パパ、帽子の跡だよ。綺麗に跡がついてるでしょう? ジョーディが1人でジャンプして、綺麗に跡がついたんだよ。どうしてパパはいつも気づかないの? この前もママがちょっと髪の毛を切ったのも気づかなかったし。ちゃんと見ないとダメなんだよ」
「あ、ああ。そうだな。確かに綺麗に跡がついているな。凄いじゃないかジョーディ!」
う~ん、なんか。褒めてもらえたんだけど、なんか違う気がするよ。でもまっ、いっか。パパは褒めてくれた後、困った顔をしていました。それでママはお兄ちゃんの言う通りよって、パパをちょっと怒っていたけど。
ジャンプの後は、そのまま雪で遊んだ僕達。夕方お家に入る前に帰ってきたグッシー達は、パパにささっと報告した後、少しだけ僕達と雪で遊んでくれました。
それからグッシー達は、今日も何も見つけられなかったって。パパは報告を聞いて、このまま何も原因が見つからなければ、そして異常な事がこの後何も起こらなければ、とりあえず調査は終了するって。
何にもないと良いなぁ。だって色々あって、みんなやっとゆっくりできたのに。また何かあれば、パパ達もグッシー達も大変。ずっと楽しいが続くのが1番だもんね。
う~ん、魔獣さん達がもし街に来ちゃっても、ママとベルがきっと、ささっと倒してくれるし、パパは戦うより調査? だから大丈夫だけど。うん、やっぱり楽しいが良い!
『ジョーディ、どうしたの?』
『何考えてるなの?』
みんなに聞かれて、今考えていたことを話します。そうしたらみんなももちろん、楽しいがずっと続くのが良いねって。
『そうだ! 今度クルドお兄ちゃんの森へ行くでしょう。その時に森で雪が降ったか聞いてみようよ。それでもし雪を知らなかったり、降っていなかったら。今度ここで雪が降った時は、みんなに遊びに来てもらおう!』
『うん、それが良いね!』
「ちゃのぉ、しゃどうも。りゅにょう!」
今のはシャドウウルフにも来てもらおう、って言ったんだよ。
『うんうん、それが良いよ。よし、今度会ったら、すぐにお話しね!』
『『『うん!!』』』
「たい!!」
*・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・*
ご愛読ありがとうございます。ありぽんです。
新しい年になり、せっかくの新年なので、新作を書きました。
『水の中でも何処でももふもふ!! あたらしい世界はもふもふで溢れていました』
です。
私の作品では初めての、海での物語りとなっております。
もちろん、もふもふたくさん登場予定です。
今日の更新で新もふもふ登場しているので、もしよろしければ新作の、
『水の中でも何処でももふもふ!! あたらしい世界はもふもふで溢れていました』
を、よろしくお願いします。
ホットランキングに載ることができましたので是非。
新しいちびっ子ともふもふをよろしくお願いします。
そんなテンションが上がりっぱなしの僕達が、その日すぐに寝られるわけもなく。とりあえずかまくらお城からおうちに戻ったんだけど。
寝る時間になっても、やっぱり盛り上がったままの僕達に、仕方がないからってホットミルクを用意するようにママが言って、それを飲んだ僕達。これでやっと、少しは落ち着いきました、うん、少しだけね。
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そして起きたのは…、お昼を過ぎてからでした。みんなで食堂に行ったら、パパ達のお昼ご飯の時間はずっと前に終わっていて。僕達は夜のご飯が食べられないといけないからって、簡単なお昼をママが頼んでくれました。
うんとねぇ、地球で言うと、14時過ぎくらい? サンドイッチとサラダとスープが今日のお昼のご飯。とっても美味しかったけど、ちょっと少ないねぇって。ドラック達は僕の2倍ご飯を食べたけど、そう言っていました。
それからお昼ご飯を食べ終わった後は、もちろん外いに出て、雪で遊びました。でも、遊ぶ前にかまくらお城でおやつを食べたよ。ご飯を食べたばっかりだったけど、ちょうど時間だからって。
今日のおやつはシュークリームみたいな物で、そのおやつのおかげで、僕はちょうどお腹いっぱいに。ドラック達も、いつもよりもお腹はいっぱいじゃないけど、これなら夜のご飯まで大丈夫だって。お腹いっぱいのちょっと前くらいみたいでした。
「みんな、今日は向こうへ行こう。それでジョーディは最初に、ジャンプの練習するんでしょう?」
「たい!!」
『今日は上手にジャンプできると良いね!』
『今ダメでも、今練習しておけば、次に雪が降った時には、上手にジャンプできるかも』
『練習大事』
『僕達ももっと、綺麗に雪に跡を残せるように、みんなで練習!』
そうそう、今ダメでも、次に雪が降った時には、綺麗なジャンプができるかもしれないもんね。と、そんな話しを、僕達としていたお兄ちゃん。あのね、お兄ちゃんも僕達と同じ時間に起きたんだ。
おやすみなさいをして自分の部屋に行ったんだけど、僕達みたいに眠れなくて。それで僕達と同じ、ホットミルクを用意してもらいました。でもやっぱり眠れなくて。
もちろん僕達みたいに最後まで騒いで、突然寝ることはなかったけど、ベッドの中でずっと本を読んでいたお兄ちゃんは。気づいたら夜中も通り越して深夜に。
そのせいでお兄ちゃんも朝起きられなくて、僕達と同じ時間に起きたんだよ。でも僕達よりも寝ていないお兄ちゃん、朝のご飯…、じゃなくてお昼のご飯を食べている時は、とっても眠そうにしていました。今はとってもお元気。
グッシー達の小屋まで行くと、そこにグッシー達はいなくて。街の周りや森を調べに行ってくれていました。突然の雪、まだ原因が分かっていないからね。
そうしてグッシー達の小屋の前で、ジャンプの練習を始めた僕達。なんとその練習で嬉しい事が。僕の体は、いつも通りまんまるに雪の跡がついたんだけど。でも今日は。綺麗に帽子の形が、雪に跡が残ったんだよ。
僕は嬉しくて雪の上をゴロゴロ。みんなも一緒に喜んでくれて、雪の上をゴロゴロ。でもなるべく雪を潰さないように気をつけました。だってまだまだ雪で遊びたいもんね。
「何だ、どうしたんだ、って。これがどうしたんだ?」
嬉しくてパパを呼んで、パパに跡を見せたんだけど。でもパパは気づいてくれなくて。もう、みんなはすぐに気づいてくれたのに! 僕は帽子の部分を指さします。それでもん? って顔をして。もう! 帽子の跡だよ、よく見て!! お兄ちゃんが怒ってくれました。
「パパ、帽子の跡だよ。綺麗に跡がついてるでしょう? ジョーディが1人でジャンプして、綺麗に跡がついたんだよ。どうしてパパはいつも気づかないの? この前もママがちょっと髪の毛を切ったのも気づかなかったし。ちゃんと見ないとダメなんだよ」
「あ、ああ。そうだな。確かに綺麗に跡がついているな。凄いじゃないかジョーディ!」
う~ん、なんか。褒めてもらえたんだけど、なんか違う気がするよ。でもまっ、いっか。パパは褒めてくれた後、困った顔をしていました。それでママはお兄ちゃんの言う通りよって、パパをちょっと怒っていたけど。
ジャンプの後は、そのまま雪で遊んだ僕達。夕方お家に入る前に帰ってきたグッシー達は、パパにささっと報告した後、少しだけ僕達と雪で遊んでくれました。
それからグッシー達は、今日も何も見つけられなかったって。パパは報告を聞いて、このまま何も原因が見つからなければ、そして異常な事がこの後何も起こらなければ、とりあえず調査は終了するって。
何にもないと良いなぁ。だって色々あって、みんなやっとゆっくりできたのに。また何かあれば、パパ達もグッシー達も大変。ずっと楽しいが続くのが1番だもんね。
う~ん、魔獣さん達がもし街に来ちゃっても、ママとベルがきっと、ささっと倒してくれるし、パパは戦うより調査? だから大丈夫だけど。うん、やっぱり楽しいが良い!
『ジョーディ、どうしたの?』
『何考えてるなの?』
みんなに聞かれて、今考えていたことを話します。そうしたらみんなももちろん、楽しいがずっと続くのが良いねって。
『そうだ! 今度クルドお兄ちゃんの森へ行くでしょう。その時に森で雪が降ったか聞いてみようよ。それでもし雪を知らなかったり、降っていなかったら。今度ここで雪が降った時は、みんなに遊びに来てもらおう!』
『うん、それが良いね!』
「ちゃのぉ、しゃどうも。りゅにょう!」
今のはシャドウウルフにも来てもらおう、って言ったんだよ。
『うんうん、それが良いよ。よし、今度会ったら、すぐにお話しね!』
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作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
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