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婚約者との幸せな時間を邪魔された件
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「レオ様助けてください!」
その少女は突然、婚約者のリリアーナと幸せなひと時を満喫しているレオナルドの前に現れた。
よく見るとその少女はここ最近、よくレオナルドの元へ現れては目の前で転んだり、ぶつかりそうになったり、ランチに誘ってきたりと何かと目にするフィーナ・ダンブート男爵令嬢だった。
この学園において、レオナルドがリリアーナにご執心なことは周知の事実。そのため、レオナルドに擦り寄ってくる令嬢は0に等しい。
そんな中、諦めずモーションをかけてくる少女、何か裏でもあるのかとフィリップに調べさせた。
結果分かったことは、平民であったが母親の再婚でダンブート男爵家の令嬢となり、貴族の通うこの学園に最近転入してきたこと。ダンブート男爵家においては特に怪しい点もなく、何かを企むような者はいなかったこと。
つまるところ、なにかの策略などではなく、元平民であるため貴族の常識に疎く、レオナルドに純粋に恋をしてアタックしてきているだけだろうという結論になった。
ゆえに、婚約者がいること、貴族の常識などを話し、リリアーナにも事情を説明し彼女からも貴族の常識を教えたりしてもらい、諦めてもらおうとしていたのだが、中々めげない。
それに時間を取られることもしばしば、リリアーナに会う時間が減っていく、リリアーナに会えないことはレオナルドにとって死活問題であるため、さすがにそろそろ男爵家に王家として注意をいれるべきかと思っていた矢先の、本日の突撃であった。
「やぁ、フィーナ嬢。どうかしたのかい?それといつも言っているが、私のことは愛称で呼ぶのは控えてくれ。」
リリアーナとの幸せなひと時を邪魔されたレオナルドは内心とてもイラついているのだが、
それを表に出すことなくフィーナに話しかけた。
するとフィーナは目に涙を浮かべ話し始めた。
「もう、私、私…我慢できないんです!リリアーナ様にいつもいじめられて…。リリアーナ様、お願いです、もう辞めてください!こんなことしたってレオ様のお心はリリアーナ様のもとに来るわけじゃありません!」
突然始まった、フィーナ劇場に周囲の生徒も気付き、何が起きたのかと集まってきた。
「フィーナ嬢、リリーはいじめなんかする女性じゃないし、私の心はリリーにしか捧げてないのだが?」
愛称についてはもう何度も注意しているが相変わらず治らない、それよりもリリアーナに矛先が向いたため一旦愛称のことは流すことにしたレオナルド。
「いいえ、レオ様が見ていないところでリリアーナ様はいつもわたしをいじめるんです。かわいそうなレオ様、婚約者だからってリリアーナ様を袖に出来ないんですよね…。でも大丈夫です、レオ様!私がリリアーナ様の悪行を白日の下に晒して、レオ様を自由にしてあげます!」
こんな衆人環視の中でリリアーナを侮辱されレオナルドは怒っていた。愛するリリアーナの評判がこんなくだらないことで落ちるわけはないと信じているが、侮辱されたままではリリアーナがかわいそうだ、リリアーナは私が守る!と闘志を燃やしていた。そして、言い返そうとしたその時、それまで優雅にお茶を飲んでいたリリアーナが口を開いた。
「フィーナ様、ごきげんよう。淑女たるものそんなに大声で騒いでははしたなくてよ。それに、レオ様を愛称で呼んではなりません。殿下とお呼びするように。」
リリアーナの凛とした佇まいにレオナルド含め周囲の生徒もみな見惚れる。
だがしかし、そんなことで動じないのがフィーナである。
「またそうやって私のことを馬鹿にするんですね!リリアーナ様がいつか改心してくれると我慢してきましたが、これ以上は許せません!リリアーナ様、罪を認めて、レオ様を開放してあげてください!」
「私の罪とはなんのことですの?わたくし、フィーナ様になにかしてしまったかしら?」
「とぼけても無駄です!いつも意地悪なことを言ってきて…。私の教科書を破いたり、机に落書きされたり、後ろから押して噴水に落としたり。それも全部あなたがやったんでしょう!?」
「何を勘違いしているのかわかりませんが、一切身に覚えがありませんわ。」
「うそよ!」
「嘘ではないわ、参考までにいつどこでなにがあったのか教えてくださる?」
「いいわよ、私、全部覚えてるんだから!まず、3週間前の放課後、先生に呼ばれて戻ってきたら私の教科書が破かれてたわ!お父様が買ってくださった大事な教科書なのに!」
「その日の放課後、リリーはこの庭園で仲のいい令嬢3人とお茶会をしていたぞ?昨日のリリーがお茶を優雅に飲む姿・お菓子をおいしそうに食べる姿はここの花たちが嫉妬するほどに美しくかつかわいく、思わず見とれてしまった!お茶会が終わった後はそのまま家に帰ったからフィーナ嬢の教室へは一歩も入ってない。リリーと一緒に下校しようと思っていたのにフィリップに生徒会室に連れ戻されて一緒に帰れなかった…」
フィーナの訴えに答えを返したのはリリアーナではなくレオナルドだった。もれなくフィリップにへの苦情付きである。
「殿下、当たり前です。生徒会の仕事をほっぽいていなくなって、仕事が片付かないではないですか!」
側に控えていたフィリップはすかさず反撃する。
なぜレオナルドが答えるのか驚いた、だがフィーナはめげない。
「8日前学校に来たら私の机に落書きされてたわ!レオ様に近づくなとか書かれてて…前日帰るときにはなかったから放課後か当日の朝にきっと書いたのよ!ひどいわ!」
「9日前の放課後なら、リリーはお忍びでカフェに行っていた。フワッフワのパンケーキを食べるリリーがとてもかわいくて…!リリー、次のお忍びは私と行ってくれ、あのカフェが気に入っていたようだから次は私も一緒に行こう!あぁ、あと8日前の朝は私が迎えに行って一緒に登校して授業が始まるまで一緒にいた。」
またもレオナルド答える、当のリリアーナはまた優雅にお茶を飲み始めた。
「き、昨日の昼休みに後ろから突然押されて、体勢を崩して噴水に落ちてびしょ濡れになったわ!一瞬見えた後姿は金髪でリリアーナ様と同じくらいの髪の長さだったわ!」
「金髪で同じ長さの令嬢なら他にもたくさんいるだろう?まぁリリーの髪は絹のような美しいプラチナブロンドでついつい触ってしまいたくなるこの世に二つとないものだ!それと昨日の昼休みはリリーは図書館で調べ物をして、噴水の近くには近寄っていない。たまにわからないところがあったのか首をかしげるリリーがこれまたかわいいんだ!ずっと見ていられる!」
ことごとく、レオナルドにリリアーナのアリバイを証明されるフィーナ。
それと同時にレオナルドの惚気も聞かされフィーナはすでに満身創痍である。
だがそれ以上にフィーナは気になることが出来てしまい、ついに聞いてしまった。
「あの、レオ様…どうしてリリアーナ様のことがそんなすぐにわかるんですか?それにレオ様、今までのお話リリアーナ様とは一緒にいないですよね…?」
「あっ、あぁ!リリーをランチやデートに誘ったんだけど用事があるからって断られてね…それでちょっとね????」
レオナルドはそこでしまった!という顔になったが、ごまかした、なにもごまかしきれていないがごまかした。
つまりは、レオナルドはリリーに断られたあとリリーをストーカーしていたのである。
なお、これは周知の事実なのだが、それをレオナルドは知らないし、貴族に成りたてで転入したばかりのフィーナも知らないことだった。
そして、フィーナは口を開く。
「…………リリアーナ様、こんな王子様でいいんですか!?」
先ほどまでレオナルドにぞっこんだったフィーナだったが、レオナルドのストーカー気質にサラッと手のひらを返した。
リリアーナはカップを置き、
「あら、かわいいでしょう?そんなレオ様が大好きなのよ。」
そう言って、微笑んだ。
その日は、
『リリーが私のことを大好きって、大好きって!!!私はこんなに幸せでいいのか!?あぁ、あの瞬間を何度でも見れるようになればいいのに!どうにか出来ないだろうか?だれかそういった研究をしている者はいないのか!?なぁ、フィリップ!!!!』
と使い物にならないレオナルドだった。
今日も今日とてレオナルドはリリアーナを愛している。
その少女は突然、婚約者のリリアーナと幸せなひと時を満喫しているレオナルドの前に現れた。
よく見るとその少女はここ最近、よくレオナルドの元へ現れては目の前で転んだり、ぶつかりそうになったり、ランチに誘ってきたりと何かと目にするフィーナ・ダンブート男爵令嬢だった。
この学園において、レオナルドがリリアーナにご執心なことは周知の事実。そのため、レオナルドに擦り寄ってくる令嬢は0に等しい。
そんな中、諦めずモーションをかけてくる少女、何か裏でもあるのかとフィリップに調べさせた。
結果分かったことは、平民であったが母親の再婚でダンブート男爵家の令嬢となり、貴族の通うこの学園に最近転入してきたこと。ダンブート男爵家においては特に怪しい点もなく、何かを企むような者はいなかったこと。
つまるところ、なにかの策略などではなく、元平民であるため貴族の常識に疎く、レオナルドに純粋に恋をしてアタックしてきているだけだろうという結論になった。
ゆえに、婚約者がいること、貴族の常識などを話し、リリアーナにも事情を説明し彼女からも貴族の常識を教えたりしてもらい、諦めてもらおうとしていたのだが、中々めげない。
それに時間を取られることもしばしば、リリアーナに会う時間が減っていく、リリアーナに会えないことはレオナルドにとって死活問題であるため、さすがにそろそろ男爵家に王家として注意をいれるべきかと思っていた矢先の、本日の突撃であった。
「やぁ、フィーナ嬢。どうかしたのかい?それといつも言っているが、私のことは愛称で呼ぶのは控えてくれ。」
リリアーナとの幸せなひと時を邪魔されたレオナルドは内心とてもイラついているのだが、
それを表に出すことなくフィーナに話しかけた。
するとフィーナは目に涙を浮かべ話し始めた。
「もう、私、私…我慢できないんです!リリアーナ様にいつもいじめられて…。リリアーナ様、お願いです、もう辞めてください!こんなことしたってレオ様のお心はリリアーナ様のもとに来るわけじゃありません!」
突然始まった、フィーナ劇場に周囲の生徒も気付き、何が起きたのかと集まってきた。
「フィーナ嬢、リリーはいじめなんかする女性じゃないし、私の心はリリーにしか捧げてないのだが?」
愛称についてはもう何度も注意しているが相変わらず治らない、それよりもリリアーナに矛先が向いたため一旦愛称のことは流すことにしたレオナルド。
「いいえ、レオ様が見ていないところでリリアーナ様はいつもわたしをいじめるんです。かわいそうなレオ様、婚約者だからってリリアーナ様を袖に出来ないんですよね…。でも大丈夫です、レオ様!私がリリアーナ様の悪行を白日の下に晒して、レオ様を自由にしてあげます!」
こんな衆人環視の中でリリアーナを侮辱されレオナルドは怒っていた。愛するリリアーナの評判がこんなくだらないことで落ちるわけはないと信じているが、侮辱されたままではリリアーナがかわいそうだ、リリアーナは私が守る!と闘志を燃やしていた。そして、言い返そうとしたその時、それまで優雅にお茶を飲んでいたリリアーナが口を開いた。
「フィーナ様、ごきげんよう。淑女たるものそんなに大声で騒いでははしたなくてよ。それに、レオ様を愛称で呼んではなりません。殿下とお呼びするように。」
リリアーナの凛とした佇まいにレオナルド含め周囲の生徒もみな見惚れる。
だがしかし、そんなことで動じないのがフィーナである。
「またそうやって私のことを馬鹿にするんですね!リリアーナ様がいつか改心してくれると我慢してきましたが、これ以上は許せません!リリアーナ様、罪を認めて、レオ様を開放してあげてください!」
「私の罪とはなんのことですの?わたくし、フィーナ様になにかしてしまったかしら?」
「とぼけても無駄です!いつも意地悪なことを言ってきて…。私の教科書を破いたり、机に落書きされたり、後ろから押して噴水に落としたり。それも全部あなたがやったんでしょう!?」
「何を勘違いしているのかわかりませんが、一切身に覚えがありませんわ。」
「うそよ!」
「嘘ではないわ、参考までにいつどこでなにがあったのか教えてくださる?」
「いいわよ、私、全部覚えてるんだから!まず、3週間前の放課後、先生に呼ばれて戻ってきたら私の教科書が破かれてたわ!お父様が買ってくださった大事な教科書なのに!」
「その日の放課後、リリーはこの庭園で仲のいい令嬢3人とお茶会をしていたぞ?昨日のリリーがお茶を優雅に飲む姿・お菓子をおいしそうに食べる姿はここの花たちが嫉妬するほどに美しくかつかわいく、思わず見とれてしまった!お茶会が終わった後はそのまま家に帰ったからフィーナ嬢の教室へは一歩も入ってない。リリーと一緒に下校しようと思っていたのにフィリップに生徒会室に連れ戻されて一緒に帰れなかった…」
フィーナの訴えに答えを返したのはリリアーナではなくレオナルドだった。もれなくフィリップにへの苦情付きである。
「殿下、当たり前です。生徒会の仕事をほっぽいていなくなって、仕事が片付かないではないですか!」
側に控えていたフィリップはすかさず反撃する。
なぜレオナルドが答えるのか驚いた、だがフィーナはめげない。
「8日前学校に来たら私の机に落書きされてたわ!レオ様に近づくなとか書かれてて…前日帰るときにはなかったから放課後か当日の朝にきっと書いたのよ!ひどいわ!」
「9日前の放課後なら、リリーはお忍びでカフェに行っていた。フワッフワのパンケーキを食べるリリーがとてもかわいくて…!リリー、次のお忍びは私と行ってくれ、あのカフェが気に入っていたようだから次は私も一緒に行こう!あぁ、あと8日前の朝は私が迎えに行って一緒に登校して授業が始まるまで一緒にいた。」
またもレオナルド答える、当のリリアーナはまた優雅にお茶を飲み始めた。
「き、昨日の昼休みに後ろから突然押されて、体勢を崩して噴水に落ちてびしょ濡れになったわ!一瞬見えた後姿は金髪でリリアーナ様と同じくらいの髪の長さだったわ!」
「金髪で同じ長さの令嬢なら他にもたくさんいるだろう?まぁリリーの髪は絹のような美しいプラチナブロンドでついつい触ってしまいたくなるこの世に二つとないものだ!それと昨日の昼休みはリリーは図書館で調べ物をして、噴水の近くには近寄っていない。たまにわからないところがあったのか首をかしげるリリーがこれまたかわいいんだ!ずっと見ていられる!」
ことごとく、レオナルドにリリアーナのアリバイを証明されるフィーナ。
それと同時にレオナルドの惚気も聞かされフィーナはすでに満身創痍である。
だがそれ以上にフィーナは気になることが出来てしまい、ついに聞いてしまった。
「あの、レオ様…どうしてリリアーナ様のことがそんなすぐにわかるんですか?それにレオ様、今までのお話リリアーナ様とは一緒にいないですよね…?」
「あっ、あぁ!リリーをランチやデートに誘ったんだけど用事があるからって断られてね…それでちょっとね????」
レオナルドはそこでしまった!という顔になったが、ごまかした、なにもごまかしきれていないがごまかした。
つまりは、レオナルドはリリーに断られたあとリリーをストーカーしていたのである。
なお、これは周知の事実なのだが、それをレオナルドは知らないし、貴族に成りたてで転入したばかりのフィーナも知らないことだった。
そして、フィーナは口を開く。
「…………リリアーナ様、こんな王子様でいいんですか!?」
先ほどまでレオナルドにぞっこんだったフィーナだったが、レオナルドのストーカー気質にサラッと手のひらを返した。
リリアーナはカップを置き、
「あら、かわいいでしょう?そんなレオ様が大好きなのよ。」
そう言って、微笑んだ。
その日は、
『リリーが私のことを大好きって、大好きって!!!私はこんなに幸せでいいのか!?あぁ、あの瞬間を何度でも見れるようになればいいのに!どうにか出来ないだろうか?だれかそういった研究をしている者はいないのか!?なぁ、フィリップ!!!!』
と使い物にならないレオナルドだった。
今日も今日とてレオナルドはリリアーナを愛している。
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