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あの日の創一郎①
しおりを挟む「ごめッ、あぁ、イッちゃっ、た……」
ガクリ、と肩を落とす。
――あぁ、我が人生最大の失態
「やっと花に挿れられると思ったら、興奮しすぎて、どうしても我慢できなかった……」
挿入前に達してしまうなんて、童貞感丸出しで恥ずかしすぎる。
「はぁ、俺、格好悪い」
情けない顔を見られたくなくて、花の胸に顔をうずめた。
「格好悪い創一郎さん、可愛くて大好きですよ」
花の口が奏でた『大好き』という甘いセリフに、ぶわッと耳が熱くなる。
しかも頭を撫でられて、俺が犬だったら尻尾をブンブン振っているに違いない。
花が愛しくて、悶えてしまいそう。
「花……格好悪い、と可愛くて、を取ってもう一度言って」
「創一郎さん……大好きです」
「……花、もう一回」
あぁ、こんな甘ったれな姿、花にしか見せられない。
ダメな自分を見せられるって、なんて贅沢で幸せなんだろう。
「創一郎さん、大好きです。……愛してます、創一郎さん」
あー、もう、花、可愛すぎ。
もにゅもにゅ、と柔らかい花の胸の感触を味わってから両方の乳首を刺激すると、花は甘い声をあげて身体を捩り気持ちよさそうにしてくれる。
花の淫らな反応が嬉しい、一度達した俺のモノも再び主張してきたので、先ほど白濁液を吐き出した避妊具を新しいものに付け替えた。
「一回イッといてよかったかも。これでゆっくりと、花のペースでしてあげられそう」
滾った俺のモノの先端を花の挿入口にピト、とあてる。
その瞬間、花がぎゅっと目を瞑った。
「花……怖い?」
花はぎゅっと目を瞑ったまま、コクンと頷く。
そうだよな、こんな物騒なモノが身体のナカに入ってくるなんて、女の子は大変だよな。
花の初めてを幸せな記憶にするために、どうするのが最善か考えろ、俺。
どうしたら、恐怖心を無くしてあげられる?
初めての経験に対する、怖い、痛いを少しでも取り去ってあげたい。
「花よりも俺の方が怖がりだと思うよ。そうだ、今度一緒にホラー映画を観れば分かる。俺、絶対に格好悪く怖がると思うから、手をつないでいて、お願い」
花が笑って身体から力が緩んだ瞬間を逃さないように、ググッと穴に侵入する。
ぅあッ、き、気持ちいいッ……
先端を舐められているような感覚が走る。
前に花の口に含まれた時のことを思い出して、身体がゾクリと疼いた。
このまま、這入っていけるのか……?
さらにほんの少しだけ押し込むと、花が眉間を寄せたので慌てて動きを止める。
花の意識が痛みから離れるように、頭を撫でてキスをした。
「花、日本に帰ったら、一緒に遊園地に行こう。お化け屋敷は怖いから、手をつないで出口まで連れて行って。俺はきっと、格好悪く目を瞑ってる」
花が笑ってくれるなら、俺はいくら格好悪くったって構わない。
だから花、俺の情けない姿を想像してみて、可笑しいだろう?
花の身体から力が抜けたタイミングで腰を進める。が、すぐに少し痛そうに目を瞑ったので侵入するのを、ぐッ、と堪えた。
漲ったイチモツが、え?なんで止まるの? と猛抗議してくるのを、ゆっくりと息をして宥める。
気持ちよすぎてつらくなることがあるなんて、初めて知った。
このまま、少しずつ這入っていけばいいのか……?
でもまだ先は長い。これ以上時間をかけたらかえって痛い思いを長引かせてしまったりしないだろうか?
先端はきっちりと入っているから、このまま一気に押し込んだ方が痛い時間が僅かで済む?
ごめんな、花、俺も初めてだから、どっちの方が花の身体にとって負担が軽いのか、わからない。
少しでも花の緊張がほぐれるように、そっと身体を抱きしめて首筋の気持ちよくなってもらえそうなところを舐める。
ここを舐めるといつも淫らな反応をみせてくれるから。
こうされるのが花は好きなのかな。
気持ちよくなってくれるといいんだけど。
花が身体を捩らせながら甘い声で啼く。
あぁ、よかった。もっと、もっと乱れて喘いでほしい。
こわばっていた花の身体から、フッと力が抜けたのがわかった。
本能が、今だぞッ、と叫ぶ。
「花、ごめんなッ」
ズンッッと俺自身の槍で花の処女膜を貫いた。
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