プライド

私立波野ヶ谷高校編

イキ地獄

　ガラガラと引き戸を開ける音がして、また新たな人物が入ってくる気配がする。
「おいお前達、下校時間はとっくに過ぎてるぞ？」
その言葉を聞いた瞬間、直之の体が大きく震えた。
聞き覚えのある声を聞いて、直之はその声の持ち主が柔道部顧問の教師であると悟る。
「んんーっ！んんんんーっ!!」
直之は必死で助けを求めるが、口はガムテープで覆われており言葉にならなず、しかも身体を壁に挟まれ更に腰を押さえつけられていては抵抗できるはずもなく、ただひたすら陵辱され続けるしかなかった。
それでも何とか気付いてもらおうと身を捩ったり暴れたりしてみる。
先生なら助けてくれる、今度こそ直之にとっては救いの手となるはずだった。

　生徒の一人がニヤニヤしながら教師に声をかける。
「先生も溜まってんすか？折角だし保健体育の実技演習おなしゃす！」
男子生徒が囃し立てるように言うと部屋中から笑いが起きた。
教師は苦笑して頭を掻いた後、ため息をつく。
そして、少し考えた後に言った。
「お前らなぁ……仕方ない、授業だと思ってみんなしっかり見るんだぞ」
そう言って服を脱いで全裸になる。
使い込まれて黒ずんだ亀頭、太く長い陰茎。
そしてその下にぶら下がる巨大な金玉袋。
それを見ている生徒達から思わず感嘆の声が漏れた。
　そんな男子達の視線を浴びながら、教師は自らの肉棒を激しくしごき上げる。
徐々に勃起していくそれは、40代前半とは思えないほど立派なものだった。
グロテスクな程に血管の浮き出た肉竿は、はち切れそうなほど勃起しており、淫水焼けして禍々しく黒光りした亀頭からは我慢汁が溢れ始める。
男子生徒達はその圧倒的な存在感に思わず息を飲んだ。
「ほら、触ってみろよ」
教師がそう言うと、男子生徒達はおずおずとその竿に手を伸ばす。
「熱い……ドクンドクン脈打ってる」
「すげぇ……これが大人のチンポ……」
興奮して鼻息荒くなる生徒達の様子を満足気に眺めながら、教師は壁から突き出た下半身に目をやる。
「ほう……このケツは……本当に内田なんだな」
「先生も内田の事、狙ってたんすか？」
「まあな。入学式の時から目を付けてたよ」
教師がそう言い、壁に埋め込まれた下半身の前に立つと、その尻を思い切り叩く。
パーーーンッ！ 
乾いた音が教室中に響き渡る。
叩かれた尻からは白い液体が流れ落ちた。
「あの顔に身体、勉強も出来て性格も良い。こうまで完璧な奴を見てると、汚したい、笑顔を歪めたい、アヘ顔晒してチンポに狂う醜い姿を見てみたいと思ってたよ」
「センセー、奥さんいるのにガチじゃん」

　直之はその言葉を聞いて悟った。
自分の味方はいないのだという事を。
もう誰も自分を救ってくれないのだという事を。
絶望的な未来が待ち受けている事を。
それでもなお、この現実から目を背ける事しか出来なかった。
　そして次の瞬間、教師はその巨根を一気に根元まで突き入れた。
グボォッ!!
凄まじい音が響き渡ると同時に直之の直腸に注がれていた精液が溢れ出し、部屋中に精液特有の青臭い匂いが充満する。
あまりの質量と勢いに耐えきれず、直之は目を剥いて白目になりながら身体を痙攣させた。
「お前ら、先生のお手本をちゃんと見とけよ」
しかしそんな直之の状態など気にせず、教師は容赦なく腰を振り始める。
ズチュッ！ズチュッ!!ズチュッ！
直之は意識が飛びそうになりながらも必死に耐え続けた。
（ああっ……だめだっ……もう無理っ）
鼠径部から太腿にかけてビクビクと小刻みに痙攣し、精液が漏れそうになる。
しかしそこで教師がピストンを止める。
「いいか、相手がイキかけたらこうやってカリ首だけ残すようにゆっくり抜くんだ」
教師が腰を引き、亀頭だけを中に残す。
直之の肛門は引かれた男根に癒着するように伸び吸い付き蠢く。
「そのまま様子を見て、痙攣が収まり始めたら……」
ドチュンッ！
教師は一気に男根を奥まで突き入れた。
ビクビクビクッ！
直之は内臓を突き上げられるような感覚と共にメスイキする。
肉棒からもダラダラと精液が漏れ出ていた。
「すげぇ……」
男子生徒達はその光景を見て興奮していた。
教師は絶頂し痙攣している直之の尻穴から、再び男根をギリギリまで抜いて止める。
そして痙攣が収まり始めたら躊躇なく一気に奥深くまで挿入する。
グボォッ！
ブビュルルルッ!!
また射精してしまう直之。
その後も教師は何度も止めては激しく突くを繰り返す。
「こうやってイキ癖がついたら、最後は全力で腰を振るんだ」
そう言って教師は腰の動きを早めた。
ズチュ！グチュ！パン！パン！パン！
直之は何度も何度も絶頂を迎えながら、ひたすら教師の欲望を満たすためだけに犯され続ける。
　そしてついにその時がきた。
「イクぞ！！出すからな！！」
（もうイキたくない!!イキたくな……イクゥーッ！）
ドピュッ！ビュルルルーー!!ビューーッ！ビューーッ！
教師は大量の精液を直之の中にぶちまけると同時に、直之もまた盛大に射精する。
ガクガクと身体が激しく痙攣し、腰を突き上げるような格好で絶頂を迎えた。
「ふぅ……気持ちよかったぜ」
ズルリと萎えた陰茎を引き抜く。
栓を失った肛門からは、大量に注がれたザーメンが溢れ出した。
ゴポッ……ドロォ……
白濁色の粘液が大量に漏れ出し床に垂れ落ちる。
「めっちゃ出てんじゃん！センセー溜めすぎっしょ！」
「教師ってのはストレスとか色々溜まるもんなんだ。お前ら生徒は言う事聞かないし、授業が終わっても部活の指導したり、職員会議もあるからゆっくり休めないんだよ」
教師はそう言って痙攣が止まらずクパクパと収縮するアナルへ指を突き入れた。
「ケツマンコ、ヒクヒクさせてまだ物足りないのかよ」
肛門括約筋を押し広げられる感覚に直之の身体はビクビク震える。
「じゃあ、次はオレの番っすよ！」
教師の背後から一人の男が飛び込んできた。
そして間髪入れずに、直之の尻の穴に肉棒を突き入れる。
「おおぉっ！種マン気持ちいぃーっ！」
「てめぇ、抜け駆けしてんじゃねーよ!!」
そのまま男子生徒達が次々と直之に群がり始めた。
直之のアナルを犯していた生徒が射精し、直之の腸内に精液を流し込む。
そしてアナルに挿していた男根を引き抜くと、別の男が代わってそこに自分のモノを突き入れ腰を振る。
そんな風に次々と生徒達が入れ替わり立ち替わり直之を責め立てていた。

　突然、上半身側の部屋の灯りが点き時雄が現れた。
「どうだ？顧問に犯された気分は。なかなか良い具合だろう？」
「……っ」
直之は屈辱に歯噛みする。
「そう悔しそうな顔をするなよ。これからも、もっとお前を犯してやるからさ！」
そう言うと時雄はズボンを脱ぎ、直之の口を塞いでいたガムテープを剥がした。
「ほら！舐めてみろよ！お前の大好きなチンポだぞぉ!?」
直之の口元へ無理矢理ペニスを押し付ける。
「ぐっ……」
嫌々ながらも直之は、時雄の命令に従うしかない。
舌を伸ばし亀頭をチロチロと舐める。
「どうした？ちゃんとしゃぶれよ？」
悔しそうに直之は唇を噛み締めながら亀頭を口に含む。
そして、ゆっくりと喉の奥まで飲み込んでいった。
悔しさから涙が滲む。
直之は時雄の肉棒を根元まで口に含んだまま、頭を前後に動かし始めた。
時雄はそんな直之の様子を楽しそうに見つめている。
口の中に広がる男の味。
屈辱感で気が狂いそうになる。
しかし、舌を動かす度に時雄は反応して腰を突き上げた。
喉の奥を突かれる苦しさに直之は思わずえずきそうになったが、なんとか堪えて唇で扱き続ける。
時雄は虫酸が走るような笑みを浮かべ、直之の後頭部を掴む手に力が入った。
次の瞬間、直之の口の中に生臭い味が広がる。
時雄が射精したのだ。
精液特有の青臭さと苦みが直之の口の中に広がる。
「おい！吐き出すなよ！」
時雄はそう言うと、直之の顔を押さえつけ無理やり嚥下させた。
喉の奥に粘ついた液体が絡みつくような感覚を覚えながら、直之はそれを全て飲み込んだ。
その刹那、壁の向こうの男の突きによりまたも直之はメスイキしてしまう。
「あっ！あっ！んんんっ……あああぁぁっ！」
もはや言葉にならない言葉を漏らすだけの直之を見て時雄は嘲笑った。
「あははは、お前はもう男として完全に終わってんな」
時雄はそう言うと部屋を出ていく。

　直之は何度もイかされ続けたせいで既にぐったりとしている。
しかしそれでもまだ終わらない。
壁の向こうでは更に別の男がやって来て、直之の尻穴を犯し始める。
　そうして直之が気絶するまで、いや、男達が満足するまで延々と輪姦され続けるのだった。