先生……大好き。

中島健華

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後編

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先生と付き合えるようになって3ヶ月


先生は平日は仕事をしているのに、休みになるとわたしを色々なところに連れてってくれる。

私は誰かと付き合うこと自体ほとんどはじめてで、手を繋ぐことからキスまで先生は私が嫌がらないようにゆっくり物事を進めてくれた。


口では意地悪なことをいうけど、なんだかんだ私のことを考えてくれる先生がどんどん大好きになっていった。


そして好きが募るとそのぶん、キスより先には進んでくれないことにモヤモヤが積もっていった。

先生はいままで付き合った女の人はたくさんいるはずで、そういうこともたくさんしてきたはずで、だけどわたしがまだ恋愛にたいして未熟だから気を遣われていて

先生との距離が遠くてしんどかった。



だから今日わたしは付き合ってはじめて、先生にお泊まりの提案をしてみる。


「今週末、おうち泊まってもいいですか?」

「いいけど、親平気?まぁ、部屋綺麗にしとくわ」


勇気を出して電話で言ったひとことはあっさりと容認されてしまった。


「パジャマとか持ってきた?もしあれだったら、俺のスウェットでもいいけど、ちょっとでかいか」


「大丈夫です、持ってます」


この日のために奮発して買った上下お揃いのフワフワなルームウェアと、その下に忍ばせた下着。

でも、こういうところも先生から見ると子供っぽく思われてるのかなと少し不安になる。


先生は、お風呂をためると先にわたしを入れてくれて、

出てきた私の髪の毛をやさしく乾かしてくれる。


そのあと

「秒で入ってくる」

と言ってほんとに、カラスの行水のように出てきたから思わず笑ってしまった。


「アスカ、俺と一緒の匂いがする」


後ろからハグされると首筋に顔を埋められ、まだ濡れた髪が当たってくすぐったい。


「その部屋着かわいいね」


耳元でわざと息がかかるように話してくるから、わたしはもう顔から火が出そう。


もしかして先生にもそういう気あるのかななんて思って身を委ねていると、パッと離れて


「アスカはベッドな、俺はソファで大丈夫だから」

と肩を押される。



「ふうませんせ、私…大丈夫ですから」


「いや、女の子なんだしちゃんとベッドで寝な」


「違くて、一緒がいいです…」


自分で言っておきながら恥ずかしくて泣きそうになる


「ごめん。俺…隣いたら抑えられなくなるから、悪いけど…今日は」


「抑えなくていい…です。」


「…どういうことかわかってんの?」


「わかってます」


「無理してね?」


「してないです、ふうませんせいの全部を知りたい…です」


「んな顔して言われたら、いくら俺が年上だからって我慢出来ねぇよ?」


「でも…やさしく、して下さい」


「ばぁか、当たり前」


そうやってそっとわたしをベッドに座らせると、肩を押してゆっくり枕に頭を倒されていく。

下から見上げる先生は男の顔をしていて、ベッドも先生の匂いがして、心臓の音が聞こえちゃいそうなくらいばくばくしてる。





「せんせっ…どうしたらいい?」


「ふうまって呼んで」


「ふうま……っ……」


「アスカはなんも考えなくていいから、ただ気持ちよくなって」


やさしくキスをすると、ゆっくり割って入る先生の舌。

深いキスはしたことがあるけど、息すら吸うのを許されないほどの深いキスははじめてで、酸欠で頭の中がぼおっとする。


ゆっくり顔を離すとふわっと微笑まれて、顔を撫でられる。

唇が顎のラインを辿り、首筋から鎖骨のあたりまでくると、チクっという痛み。


「肌白いから映えるな」


そこに咲いたのは1つのキスマーク


「あんま胸元開いたの、着るんじゃねーぞ」


少しばかりの独占欲を見た気がして、口元が緩んだ。

先生は私のゆるんだ口元にまたキスをすると片手で器用にルームウェアのボタンを一つずつ外していく。


「ふう…ま、はずかしい」


「ん、まだ全然だけど、やめとく?」


やめてほしくないのわかってて意地悪く聞くから


「…やめないで」


「あー、たまんねぇ」


つい手の平の上で転がされてしまう 


「ちょっと背中上げてくれる?」


その声に従って、ちょっとだけ布団から背中を離すと簡単に外される後ろのホック。


そして、大きな手でやわやわと揉まれる。


「んっ…」


「気持ち良かったら、声出していいからな?」


「あ…んっ…暗くしてほしいです」


「そういや忘れてたわ、今日だけ特別な。」


そうまた意地悪言って、部屋の電気を消すとサイドベッドの間接照明だけになる。


胸の先端を口で転がされながら、わたしの足を少し開いて、下着越しにわたしの部分を触る。


「あーさすがにまだあんま濡れねぇか」


そういうと先生は自ら布団の中に潜り込んで下着を脱がすと、そのままわたしの蕾に吸い付いた。


「せんせぇ…なにして…っ…やだ」


驚いておもわず腰を引こうとするけど、その腰は先生の手によってしっかり掴まれて動かせない。


舌をそこに付けたまま、先生の指がゆっくり入ってくる。


なんだか変な気持ち


「これから挿れるの、これよりだいぶキツいと思うけどほんとに大丈夫?」


「んっ…わかんないけど、まだ痛くはないです」


そのあと慣らすように何回か動かした指を抜くと

先生はズボンと一緒に下着も脱ぐ。
はずかしくてちゃんと見れないけど。

ゴソゴソと一枚の膜を被せると、わたしの膝の裏を持って、それ自身を入り口あたりで何往復か擦り付ける。

一枚越しでも、熱くて硬くなってるのがわかった。


「アスカ、背中、手回して。痛かったら爪たててもいいから」


「…わかりました」

もう一度キスをすると、ゆっくりと入ってくる先生自身


「…いっ……」


「ごめん、まだ先だけ」


「大丈夫です」


何度もキスをしてほんとにゆっくり入ってくる。


「ん、全部入った。ってかやべぇな、これ。俺がやばい」


はじめての少し余裕がなさそうな先生。

わたしはそれをぼおっと見ながら自然と涙が溢れた。


「ごめん、やっぱ痛いか」


そうやって頭を撫でて離れようとする、先生の腕を掴む。


「ちがいます、嬉しいんです」


「アスカさぁ、そんなかわいいことばっか言ってると俺が止まんなくなるからやめてくんねぇ?」


そんなこと言いながらも、わたしの反応を見てゆっくり動いてくれる。


じわじわと身体の奥の方から、なにかが溢れてきそうになる


「なぁっ、きもちい?」


「なんかっ…へんなかんじします」


「んー、まだそのへんはちょっとわかんないか」


滑りもよくなって、徐々に早くなってくる動き。
圧迫感とざわざわとした感覚が全身を巡って、自然と声が漏れる。


「んっ…あっ……ふうま…っ」


「ごめっ…そろそろ、イくわ」


その言葉を合図にさらに私の身体を揺らすと、奥の方で動きが止まってビクンビクンと動く先生自身。


「あ、…っ…うごいてる」


「うっせ笑」


ひと通り後処理を終えるとぎゅっとお腹あたりを抱き寄せる先生。

お腹に残る、鈍い痛みすらもいとおしくかんじる。


「どうでした?初体験の感想は」


「んー、なんか幸せだった。」


「ふは。アスカやっぱずりーな。次からは気持ちよくなるから」


「どうですかね?」


「覚悟しとけよ」


そうやってククッて笑う先生のすべてが愛おしくて、はじめて自分からキスをした。
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