5 / 19
5.気を使うポイントがずれてる男
しおりを挟む
「今日はわざわざ仕事帰りにすみませんね。
仕事だったんじゃないの?大丈夫だった?」
「ええ、早く上がらせてもらうことにしたんで。」
「こんなことのためにわざわざそんなことしなくていいのに。」
「こんなことって。笑
たまたま交代してもらえる子が見つかったんで。」
(確かに、ほんまやったらこんなことのためにシフト変えてもらうなんて
職場で交渉なんかしないよ。
だけど、その言い方な!
お前が「こんなこと」って言うのがなんか違うんだよな。)
エレベーターでは無言であった。
店の名前も知らされてないし、彼に誘導されるままついていった。
彼に続いて8階で降りると、店は7階だったことに気づいた。
「あ、もしかしたら7階だったかも。すみません。」
「はい。大丈夫ですよ。フロア地図見ますか?」
「あ、やっぱ7階だわ。ごめんなさい。」
「じゃあ降りましょう。」
目の前にある階段に向かおうとすると、
「エスカレーターこっちにあるからエスカレーターで行きましょう。」
(なんか遠回りな感じするし、
そっちの方向にエスカレーターある風に見えないし、
看板も出てねえけどなあ。)
「あっち?」
一応言われるがまま歩いて行くとやはりエスカレーターはなく、
階段すらなかった。
「あ、こっちかなあ?」
方向転換を促してきた。
(だからさっきフロア地図見るよう促したんだけどなあ。。。
そっちは階段の看板出てるから多分エスカレーターはないけど
私は階段でいいからいいや。)
「あ、こっちも階段だ。ごめんなさいね。じゃあ階段でいいですか?」
(だから階段でいいって言ってるやん。
なんでエスカレーターで降りたがるのかわからん。
ウロウロする方が嫌って思わんのかな。)
「はい大丈夫です。降りましょう。」
仕事だったんじゃないの?大丈夫だった?」
「ええ、早く上がらせてもらうことにしたんで。」
「こんなことのためにわざわざそんなことしなくていいのに。」
「こんなことって。笑
たまたま交代してもらえる子が見つかったんで。」
(確かに、ほんまやったらこんなことのためにシフト変えてもらうなんて
職場で交渉なんかしないよ。
だけど、その言い方な!
お前が「こんなこと」って言うのがなんか違うんだよな。)
エレベーターでは無言であった。
店の名前も知らされてないし、彼に誘導されるままついていった。
彼に続いて8階で降りると、店は7階だったことに気づいた。
「あ、もしかしたら7階だったかも。すみません。」
「はい。大丈夫ですよ。フロア地図見ますか?」
「あ、やっぱ7階だわ。ごめんなさい。」
「じゃあ降りましょう。」
目の前にある階段に向かおうとすると、
「エスカレーターこっちにあるからエスカレーターで行きましょう。」
(なんか遠回りな感じするし、
そっちの方向にエスカレーターある風に見えないし、
看板も出てねえけどなあ。)
「あっち?」
一応言われるがまま歩いて行くとやはりエスカレーターはなく、
階段すらなかった。
「あ、こっちかなあ?」
方向転換を促してきた。
(だからさっきフロア地図見るよう促したんだけどなあ。。。
そっちは階段の看板出てるから多分エスカレーターはないけど
私は階段でいいからいいや。)
「あ、こっちも階段だ。ごめんなさいね。じゃあ階段でいいですか?」
(だから階段でいいって言ってるやん。
なんでエスカレーターで降りたがるのかわからん。
ウロウロする方が嫌って思わんのかな。)
「はい大丈夫です。降りましょう。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
世界の終わりにキミと
フロイライン
エッセイ・ノンフィクション
毎日を惰性で生きる桐野渚は、高級クラブの黒服を生業としていた。
そんなある日、驚くほどの美女ヒカルが入店してくる。
しかし、ヒカルは影のある女性で、彼女の見た目と内面のギャップに、いつしか桐野は惹かれていくが…
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる