20 / 82
序章
第20話 出発
しおりを挟む
「さて、準備も済んだようじゃし。 そろそろ行くかの」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
日も少し高くなり、概ね快晴と言える天候。
涼し気な風がふき、旅をするには絶好の陽気といった感じだ。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
家を出て、レイ達が住む集落跡の入り口までやってきた四人。
レイとアルは見送りの為、旅装とは違う普段着のような服装。
それは、帯を必要としない薄手の布で作られた軽装であった。
一方で旅支度を済ませたバレリアは、動きやすい旅装に身を包む。
その背には、居間にあった黒く大きな剣が背負われていた。
ワンは多めの荷物を括り付けた馬の横に立ち、手綱を握っている。
旅装の上にはフードの付いたマントのような物を羽織っていた。
「本当に行っちゃうんだ……」
旅支度を済ませた二人の姿を、少し寂しそうな表情で見つめるレイ。
その表情を見たバレリアは、おもむろに自らの首にかけていた首飾りを外す。
そしてゆっくりとレイに近付くと……
「レイちゃん、ちょっと屈んで。 んっしょっと……」
バレリアは少し背伸びしながら、レイの首へ自らの首飾りを装着する。
「えっ? これって…… お姉ちゃんの大事な」
「んっ! あげないよ? ただ、すぐ帰ってくるから、ちょっと預かってて」
ニコッと笑いながら、そう言うと、バレリアはレイの胸へと抱きついた。
「んーー。 ここもしばらくお預けかぁ んーー、レイお姉ちゃぁぁぁん……」
「ちょっ、ちょっと…… また、お姉ちゃんって……」
バレリアはレイの胸に顔を埋めながら、スリスリと顔を左右する。
「……んーー。 いやぁ、レイちゃん成分を吸収するには、姉としてじゃなく妹になりきらないとさっ」
「成分なんて出てないってば…… ハァ……」
レイは呆れつつも胸に抱きつくバレリアの頭をそっと撫でていた。
その様子を生暖かい目で見ていたアルとワンは、聞こえない程度の声で会話する。
「なぁ。 いつもこんな感じなのか?」
「んっ? いや。 今まで離れ離れになった事無いからのぅ……」
「はぁ…… やっぱ一緒に連れてってやれば?」
アルは姉妹の様子を見て、改めてワンへと提案してみる。
「それはええけど。 お主一人でやってけるのか?」
「それは無理…… 大金あれば可……」
(正直、自給自足は性に合わないしなぁ。 お金くれれば隣の村でのんびりスローライフも悪くない)
「お主…… 実は結構な穀潰しかもしれんのぅ」
「実はも何も…… 普通だろ……」
真面目な顔で言うアルを見て、ワンは「やれやれ」といった表情を見せている。
「本当はワシもしんどいし…… 旅、行きたくないんじゃけど……」
「いやぁ…… 俺もいきなり旅はなぁ……」
「まぁ…… お主に期待はしておらんわい」
「いや…… ちょっとはしろよ。 旅には行かんけど……」
アルとワンがそんなよもやま話をしていると、バレリアが声をかけてきた。
「主様ーー! そろそろ行きますかー?」
「おっ。 そうじゃな。 もうええのか?」
ワンがそう問うと名残惜しそうな表情をしつつも、レイとバレリアは静かに頷いた。
しばらく離れ離れになる事が初めての様子の姉妹は、少しだけ悲しそうな様子を見せる。
アルはそんな二人に頭の後ろで両手を組みながら話しかけた。
「まぁ気をつけて行って来いよ。 ちゃんと留守番はしとくから」
姉妹とは対象的に、いつもの調子で話すアルをバレリアが睨みつける。
バレリアはゆっくりと背中の剣を握ると、アルへと突き付けた。
「オイ!」
「んっ? なっ、なんだよ」
バレリアの剣幕に、思わずアルは身構える。
剣の切っ先がアルの鼻先へと突き付けれれた。
「良いか? 間違ってもレイちゃんに手出すんじゃねーぞ?」
「出すわけねーだろ!」
食い気味に否定するアルに対し、バレリアからは意外な答えが返ってきた。
「出すわけないって何だよ! 何で出さないんだよ!」
「何でだよ!」
「何でって。 レイちゃんは見ての通り可愛いし、胸もお尻もぷにぷにだし」
「ぷっ、ぷにぷにじゃないってば!」
バレリアの言葉にアルだけじゃなく、レイまでもが参戦してきた。
そんなアル達の様子を気にする素振りも見せず、バレリアが言葉を続けた。
「だから、手を出さない訳ないだろって言ってんの!」
「……はぁ。 ほんとレイの事になるとアレだな……」
アルは小さな声で呟くと、改めてバレリアへと言葉をかける。
「じゃ、手出して良いのかよ」
ジトッとした目でバレリアを見たアルは、そのままレイへを視線を向ける。
レイは少し照れたような表情で、アルの視線から目を反らしていた。
「良い訳無いだろ!」
「はぁ…… じゃどうしたら良いんだよ」
アルの言葉を聞いたバレリアは、突き付けていた剣を背中に背負う。
そして右手で顎を触りながら、少し思案するような表情で……
「そうだなぁ。 レイちゃんは可愛くて物凄くゴニョゴニョしたい。 だろ?」
「何だよ…… ゴニョゴニョって……」
呆れたように返答するアル、その横には耳まで真っ赤にして俯くレイの姿があった。
「でも。 アタシとの約束で、断腸の思いで我慢する。 ってのが理想的だろ?」
「いや…… 理想的って言われても……」
「何だよ! まさか手を出す気じゃ……」
そう言うと、バレリアは再び背負っていた剣に手をかけようとする。
「分かったって。 えーーっと。 レイは可愛いけど、バレリアに誓って絶対に手は出さない」
「うんうん。 あとついでに」
「まだ何かあるのかよ……」
「変な虫がつかないように、ちゃんと見張ってろよ!」
「はいはい……」
(てか、レイが脳筋怪力娘って分かったら、誰も手ださねーだろ……)
額に右掌を当て呆れるアルの様子を見て、満足そうにウンウンと頷くバレリア。
その傍らには、未だに照れて俯くレイの姿があった。
そんな三人の様子を見ていたワンが、ポツリと呟く。
「あのぉ…… そろそろ、ええかの……」
「あっ、すみません主様。 そろそろ行きますか」
「うむ…… もうええ?」
ワンは馬の方へと向かうと鐙に足を掛け、軽快に馬へとまたがった。
そして馬の手綱をバレリアが握ると、アル達の方へゆっくりと視線を向ける。
「じゃぁレイちゃん。 行ってくるね!」
「うん! お姉ちゃんも、気をつけてね」
「もちろん! あっ、アル」
バレリアはニコッと笑顔を見せながら……
「多少はアテにしてるから、レイちゃんの事、お願いなっ」
「んっ? あぁ。 任せろ」
アルの言葉を聞いたバレリアは、振り返る事無く集落を後にした。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
レイは少し寂しそうな表情で、ワン達の姿が見えなくなるまで見つめていた。
その隣には、レイに付き合うようにアルも佇んでいる。
「行っちゃったなぁ」
「うん…… 私達も頑張らないとね」
「……だな」
二人は互いに確認し合うと、振り返り家へと歩を進める。
並んで歩いていた二人だが、ふと何かを思い出したようにアルの歩が止まる。
その様子を見たレイは振り返り、アルへと声をかけた。
「んっ? どしたの?」
アルの様子を不思議そうな表情で見つめるレイに……
「そういや、大事な事…… 忘れてたな」
真剣な表情でレイを見つめるアル。
「だっ、大事な事って?」
そのアルの様子に、少しだけ身構えるレイが次の瞬間、耳にしたのは……
グーーーーーーっ
真剣な表情で腹を擦りながら、アルは答えた。
「朝飯…… 食べてなかったな……」
レイはハァーっと深くため息を吐くと、振り返り無言で足早に家へと戻っていった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
日も少し高くなり、概ね快晴と言える天候。
涼し気な風がふき、旅をするには絶好の陽気といった感じだ。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
家を出て、レイ達が住む集落跡の入り口までやってきた四人。
レイとアルは見送りの為、旅装とは違う普段着のような服装。
それは、帯を必要としない薄手の布で作られた軽装であった。
一方で旅支度を済ませたバレリアは、動きやすい旅装に身を包む。
その背には、居間にあった黒く大きな剣が背負われていた。
ワンは多めの荷物を括り付けた馬の横に立ち、手綱を握っている。
旅装の上にはフードの付いたマントのような物を羽織っていた。
「本当に行っちゃうんだ……」
旅支度を済ませた二人の姿を、少し寂しそうな表情で見つめるレイ。
その表情を見たバレリアは、おもむろに自らの首にかけていた首飾りを外す。
そしてゆっくりとレイに近付くと……
「レイちゃん、ちょっと屈んで。 んっしょっと……」
バレリアは少し背伸びしながら、レイの首へ自らの首飾りを装着する。
「えっ? これって…… お姉ちゃんの大事な」
「んっ! あげないよ? ただ、すぐ帰ってくるから、ちょっと預かってて」
ニコッと笑いながら、そう言うと、バレリアはレイの胸へと抱きついた。
「んーー。 ここもしばらくお預けかぁ んーー、レイお姉ちゃぁぁぁん……」
「ちょっ、ちょっと…… また、お姉ちゃんって……」
バレリアはレイの胸に顔を埋めながら、スリスリと顔を左右する。
「……んーー。 いやぁ、レイちゃん成分を吸収するには、姉としてじゃなく妹になりきらないとさっ」
「成分なんて出てないってば…… ハァ……」
レイは呆れつつも胸に抱きつくバレリアの頭をそっと撫でていた。
その様子を生暖かい目で見ていたアルとワンは、聞こえない程度の声で会話する。
「なぁ。 いつもこんな感じなのか?」
「んっ? いや。 今まで離れ離れになった事無いからのぅ……」
「はぁ…… やっぱ一緒に連れてってやれば?」
アルは姉妹の様子を見て、改めてワンへと提案してみる。
「それはええけど。 お主一人でやってけるのか?」
「それは無理…… 大金あれば可……」
(正直、自給自足は性に合わないしなぁ。 お金くれれば隣の村でのんびりスローライフも悪くない)
「お主…… 実は結構な穀潰しかもしれんのぅ」
「実はも何も…… 普通だろ……」
真面目な顔で言うアルを見て、ワンは「やれやれ」といった表情を見せている。
「本当はワシもしんどいし…… 旅、行きたくないんじゃけど……」
「いやぁ…… 俺もいきなり旅はなぁ……」
「まぁ…… お主に期待はしておらんわい」
「いや…… ちょっとはしろよ。 旅には行かんけど……」
アルとワンがそんなよもやま話をしていると、バレリアが声をかけてきた。
「主様ーー! そろそろ行きますかー?」
「おっ。 そうじゃな。 もうええのか?」
ワンがそう問うと名残惜しそうな表情をしつつも、レイとバレリアは静かに頷いた。
しばらく離れ離れになる事が初めての様子の姉妹は、少しだけ悲しそうな様子を見せる。
アルはそんな二人に頭の後ろで両手を組みながら話しかけた。
「まぁ気をつけて行って来いよ。 ちゃんと留守番はしとくから」
姉妹とは対象的に、いつもの調子で話すアルをバレリアが睨みつける。
バレリアはゆっくりと背中の剣を握ると、アルへと突き付けた。
「オイ!」
「んっ? なっ、なんだよ」
バレリアの剣幕に、思わずアルは身構える。
剣の切っ先がアルの鼻先へと突き付けれれた。
「良いか? 間違ってもレイちゃんに手出すんじゃねーぞ?」
「出すわけねーだろ!」
食い気味に否定するアルに対し、バレリアからは意外な答えが返ってきた。
「出すわけないって何だよ! 何で出さないんだよ!」
「何でだよ!」
「何でって。 レイちゃんは見ての通り可愛いし、胸もお尻もぷにぷにだし」
「ぷっ、ぷにぷにじゃないってば!」
バレリアの言葉にアルだけじゃなく、レイまでもが参戦してきた。
そんなアル達の様子を気にする素振りも見せず、バレリアが言葉を続けた。
「だから、手を出さない訳ないだろって言ってんの!」
「……はぁ。 ほんとレイの事になるとアレだな……」
アルは小さな声で呟くと、改めてバレリアへと言葉をかける。
「じゃ、手出して良いのかよ」
ジトッとした目でバレリアを見たアルは、そのままレイへを視線を向ける。
レイは少し照れたような表情で、アルの視線から目を反らしていた。
「良い訳無いだろ!」
「はぁ…… じゃどうしたら良いんだよ」
アルの言葉を聞いたバレリアは、突き付けていた剣を背中に背負う。
そして右手で顎を触りながら、少し思案するような表情で……
「そうだなぁ。 レイちゃんは可愛くて物凄くゴニョゴニョしたい。 だろ?」
「何だよ…… ゴニョゴニョって……」
呆れたように返答するアル、その横には耳まで真っ赤にして俯くレイの姿があった。
「でも。 アタシとの約束で、断腸の思いで我慢する。 ってのが理想的だろ?」
「いや…… 理想的って言われても……」
「何だよ! まさか手を出す気じゃ……」
そう言うと、バレリアは再び背負っていた剣に手をかけようとする。
「分かったって。 えーーっと。 レイは可愛いけど、バレリアに誓って絶対に手は出さない」
「うんうん。 あとついでに」
「まだ何かあるのかよ……」
「変な虫がつかないように、ちゃんと見張ってろよ!」
「はいはい……」
(てか、レイが脳筋怪力娘って分かったら、誰も手ださねーだろ……)
額に右掌を当て呆れるアルの様子を見て、満足そうにウンウンと頷くバレリア。
その傍らには、未だに照れて俯くレイの姿があった。
そんな三人の様子を見ていたワンが、ポツリと呟く。
「あのぉ…… そろそろ、ええかの……」
「あっ、すみません主様。 そろそろ行きますか」
「うむ…… もうええ?」
ワンは馬の方へと向かうと鐙に足を掛け、軽快に馬へとまたがった。
そして馬の手綱をバレリアが握ると、アル達の方へゆっくりと視線を向ける。
「じゃぁレイちゃん。 行ってくるね!」
「うん! お姉ちゃんも、気をつけてね」
「もちろん! あっ、アル」
バレリアはニコッと笑顔を見せながら……
「多少はアテにしてるから、レイちゃんの事、お願いなっ」
「んっ? あぁ。 任せろ」
アルの言葉を聞いたバレリアは、振り返る事無く集落を後にした。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
レイは少し寂しそうな表情で、ワン達の姿が見えなくなるまで見つめていた。
その隣には、レイに付き合うようにアルも佇んでいる。
「行っちゃったなぁ」
「うん…… 私達も頑張らないとね」
「……だな」
二人は互いに確認し合うと、振り返り家へと歩を進める。
並んで歩いていた二人だが、ふと何かを思い出したようにアルの歩が止まる。
その様子を見たレイは振り返り、アルへと声をかけた。
「んっ? どしたの?」
アルの様子を不思議そうな表情で見つめるレイに……
「そういや、大事な事…… 忘れてたな」
真剣な表情でレイを見つめるアル。
「だっ、大事な事って?」
そのアルの様子に、少しだけ身構えるレイが次の瞬間、耳にしたのは……
グーーーーーーっ
真剣な表情で腹を擦りながら、アルは答えた。
「朝飯…… 食べてなかったな……」
レイはハァーっと深くため息を吐くと、振り返り無言で足早に家へと戻っていった。
0
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる