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その他
自暴自棄になって裏世界のショーに参加したら、みんなからくすぐられました①
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この話は、初期設定の響×詩のお話しです。裏世界~とは話の展開も違い、二人の性格も違います。別世界線の二人の話だと思って読んでいただければ幸いです。
約2年ほど前に書いたものをそのまま掲載しているので、今以上に拙い部分や、書き方が違うかもしれませんがご了承ください。※この話を読まなくても問題はないので、プレイ内容を見て問題ない方のみ読んでもらえたら嬉しいです。
↓
①拘束/複数/羞恥/擽り
②拘束/擽り/羞恥/言葉責/最後少しシリアス
③拘束/少しだけモブ乱暴シーン描写有/最後甘エロ
攻→響+お客さん
受→詩/視点
◇ ◆
「へ、へぇ~そう、なんだ…お、めでとう」
大事な話があると言われドキドキしながら恋人との待ち合わせ場所へ向かった俺。
男同士だから周りには内緒にしているが、長い付き合いの俺たち。そろそろ同棲したり、もしかして周りに打ち明けてみようとか、そんなことかな?
なんて考えて会いに行った数時間前の自分を恨んだ。
大事な話というのは、まさかのまさか。結婚するという報告だった。
昔ほど会えては居なかったが月に一度は会い、体は重ね、何の変化もなかったのに。
俺から出た言葉はとても片言で、それでもきちんとお祝いの言葉を伝えられた自分を褒めてやりたい。
学生時代から俺としか付き合っていなかった恋人は、会社の後輩に言い寄られ、体を重ねてしまったようだ。
女性の良さを知り、俺は捨てられたという訳だ。
深々と謝罪をされた後、恋人は一度も振り向く事もなく去っていった。
今にもガクリと崩れ落ちそうな足に力を込めて俺は帰宅するべく歩き始めた。
そんな時、一人の男性に声をかけられた。
「お姉さん、振られちゃったね。アイツ最低じゃない?…愚痴聞いてあげるし、飲みに行こうよ」
どうやら一部始終を見ていたであろう口振り。ついでに言うと俺を女だと勘違いしている様子。
見るからにホストっぽくはないし、何が目的だ?飲ませてヤろうという魂胆か?
まぁコイツには悪いが飲まないとやってられない。
「行く」
「やった」
◇ ◆
「うえっお姉さん男だったの?」
「見りゃ分かんだろ」
「分かんなかったから驚いてんの」
俺が男だと気付いたのは、飲み始めて一時間程経った頃だった。面白いので打ち明けずにいたのだが、酔いが回ってきた辺りでポロリと明かしてしまった。
「へぇ、可愛いね。俺お兄さんなら抱けそう」
「抱かんでいい」
そんなに酒には弱くないが、早いペースで飲み進めて、酔っ払ってきた頃、コイツは本題を切り出した。
「本当はただ慰めてあげようかなって思っただけだったんだけど、話が変わったや。ねぇ、愚痴聞いてあげたからさ、俺のパートナーとしてショーに出てくれない?」
「は?ショー?無理だよ。俺何も出来ない」
「何にもしなくていい。ただ…になって、……れればいい」
酔いが回っていて目の前にいるこいつが何を言っていたか覚えていない。
「優勝したら賞金もあるし、どう?」
「ん、ここ奢ってくれるならいーよ」
俺はヘラっと笑いながら、中身が分からない謎のショーに参加することにした。しかし今この状態じゃ本当に何も出来ないだろう。眠さも出てきて、俺はウトウトし始めた。
「ありがと、場所がバレたらまずいからそのまま少し眠っててくれる?」
この言葉を聞いた直後、俺はテーブルに倒れ込んだ。
◇ ◆
「ん…」
目を覚ますとそこは、何人もの人が鉄棒のようなものに拘束されているのが見えた。
腕は左右に広げた状態で括り付けられ、足は膝立ちで拘束され、挙句の果てに全裸。
俺は酷いことをする奴も居たもんだ、と謎に余裕をかましていた。
その数秒後に俺も全く同じ状態で拘束されたと気付き真っ青になった。
「ナンジャコリャー!!」
俺が突然絶叫すると、周りの人たちも驚いた顔で俺を見た。すると、俺を誘拐した本人がひょっこりと顔を出す。
「あ、お兄さん起きた?覚えてる?ショーに出てくれるって言ったよね」
「はぁ!?そんな事言って……あ、言ったか」
「うん。裸になって感じてくれればいいって言ったよね?」
「そこは覚えてねぇ」
「まぁ覚えてなくてもやるけどね、もう遅いよ」
「つーか何?どういうショーなのコレ」
「自慢のパートナーを紹介するショーだよ。美形な男や可愛い男、そう言うのに興味がある変態共が、どの子が一番だったか投票すんの。そこで優勝すれば一千万円もらえるってわけ。裏世界のショーだし、参加するのは大金持ちばっかりだしね」
「いっ、一千万!?」
「うん、優勝したら山分けだよ」
「まじ!?」
「うん。その前にアピールポイントとか色々打ち合わせしたい。起きて早々悪いけど君って敏感?」
ツツ、と手に持っていたペンを俺の肌に滑らせた。一瞬驚いてピクリと反応してしまったが、それ以外は特に感じる事もなかった。
「ありゃ。あまり感じないタイプ?」
「やっぱり感じる方が有利?」
「まぁ痴態を見に参加してる奴らが多いしね。どっか弱いところないの?」
「…思いつかん」
「ありゃ。まぁ来てもらったからには俺も全力でやるし、君はリラックスしてて。あ、名前何にする?本名は使わない方がいーよ」
「…え、何がいい?」
「……んー、詩は?」
「うた?」
「うん。ごめん適当」
「ん、いいんじゃね可愛い」
「ありがと、呼ぶことはないだろうけど俺は響だから、何かあったらそう呼んで」
「分かった」
二人で会話を繰り広げていると、隣にいた響と同じポジションの奴からニヤニヤ笑いながら声をかけられた。
「お前ら初対面?そんなんで優勝出来ると思ってんの?」
ソイツはかなりイケメンで、パートナーの男の子もとても綺麗な顔をしていた。
「はい、出来ればいいなって思ってます。それにしてもお兄さん凄くイケメンだし、パートナーちゃんも可愛いですね。俺は初参加なんでお二人の事、参考にさせてもらいますね」
響が笑顔でそう言うと褒められたからか、ニンマリと満足気に笑う男。
「お前は二人とも可愛らしいから、それもそれで受けいいかもなぁ」
会話をしていると、時間になったのかキラキラと照明が照らされ、続々と客が入場してきたのが分かった。カーテンで仕切られているのでまだ俺たちの姿は公開されていない。
「詩、リラックスしてね。俺がフォローするから」
「うん」
「キスOK?」
「誰と?」
「客」
「え、無理」
「りょーかい」
もしかして、俺客にも触られたりすんの?不安に思って見つめるとニコッと微笑まれた。
「あ、今から客が直接詩のこと触るから。常に俺が隣に居るから安心して」
「だから感度聞いたのね。まぁ…引き受けたからにはやるけど。キスOKにしたらウケいいの?」
「いいだろうけど無理はしなくていーよ。NGの子多いしさ」
失恋でどうでもよくなっていた俺は少し考えると、決心した。
「響くん、今俺と出来る?」
「は?俺?」
「うん。お前と出来たら他のやつとも出来るだろうからさ」
「言い方悪いけど、客って清潔感はあるけど、お世辞にも格好良い人居ないよ?俺と出来ても客とは無理ってあると思うけど」
「それでも試したい」
「…え、本当に言ってる?俺が嫌だな」
「人を商品にしといて何が嫌だよ!」
「…んー、ちょっと待って恥ずかしい。目閉じてよ」
なんだこいつ可愛いな。俺が目を閉じると、ちょんと唇が触れた。
「…え、もっと深いやつしろよ」
「えぇ、俺そんな経験ないから無理。下手だし」
「いいから舌出してキスして」
「えー…」
顔を赤らめながら遠慮気味に舌を出して顔を近づけた。それを絡めとり深くキスすると、可愛い声が漏れた響。あ、やば。
「ん…、もういいだろ」
ぷはっと唇を離すと真っ赤になったまま口を拭く響。嫌じゃない、全然!大丈夫そうだ。
「行けそう!」
「……そりゃ良かった。でもま、客見て絶対無理ならなんか合図してよ、NG出すから」
それならお前のキスし損になるけど、そこはいいんだな、なんて思っていると司会の人が挨拶を始め、ショーが開始された。
カーテンが開かれるとそこには響の言う通り…お世辞にもイケメンと思える人は居なかった。
1組ずつパートナーの紹介とアピールをしていく時間になった。さっき話しかけてきた隣のペアは、めちゃくちゃ敏感な子で少し触れられただけで顔を赤らめ、アンアンと喘いでいた。俺が客なら、確かにこういう敏感な子の方が萌える。
そして次は俺たちの番になり、爽やかに響が挨拶をした。
「初めて参加します、僕響と、パートナーの詩です。宜しくお願いします。今日は初々しい反応をご覧いただければと思います。体はまだ未開発なので、開発し放題。あなた好みに出来ますよ」
響の見た目もいいからか、ザワっと会場が盛り上がった。言葉一つでこんなに違うものなのかと感心した。
ショーの流れとしては、パートナーに攻められ反応を見せる→客が俺たちに触れて好みの子を探す→投票という形になるらしい。
それにしてもキスからして初心者なコイツに俺を攻めることが出来るのだろうか。そしてスタートしたパートナーからの愛撫タイム。一斉に始めるのであまり恥ずかしさはなかった。
「ちょっと演技してもらえたら嬉しいけど、リラックスしててね」
響が俺の後ろへ回り込むと、細い指が俺の体を這う。少し指先の冷たい響の手は心地良かった。
周りからは喘ぎ声が聞こえる中、俺は少ししか感じることが出来なかった。
「すごい、少し感じてくれてる。いい感じ、嬉しい」
後ろから抱き締められて耳へキスされ、優しく褒められると、何故かキュンとしてピクリと体が反応した。
「ん…耳に反応した?」
「いや、お前の声」
「え、声?」
全てマイクに入っていた会話。俺たちの会話はウケが良かったらしい。
「可愛い…じゃあいっぱい皆さんに言葉で責めてもらおうね?」
「…っん、はぁ…」
耳の縁をカプリと咥えられ、音を立てながら刺激されるとカシャンと手枷が音を鳴らした。
「詩可愛い、気持ち良い?」
「…ん、気持ち良い…」
響の心地よさのおかげで少し体が敏感になった。響は俺の耳を舐めながらスルリと指は脇腹をなぞる。
「ふぁぁあっ…」
周りと比べたら小さいが、俺は初めて大きな声が出た。それに顔が赤くなり、キュッと口を結ぶ。
「声出ちゃって恥ずかしい?皆さんにも出させてもらいなよ?詩の可愛い声…」
「ぁ…ゃめ…っ待って、待ってっ」
スルスルと脇腹をくすぐるようになぞりながら、音を立てて耳を舐められる。一度スイッチが入ってしまうと我慢が出来ずにフルフルと首を振った。
「ふふ、逃げれないからね」
「んぁっ、やぁぁ…っ響くんっ、」
「あらあら、随分感じちゃって」
やばい。これで他の奴にも触られたら……いや、周りがもっと敏感だし俺に来ることはないか。
「ここはどう?」
スルリと滑ってきた指が腋へ当てられるとかなり優しいタッチでなぞられる。
「ひゃぁっっ!!!」
「可愛い」
こしょこしょとくすぐられるとフルフルと体が震え出した。
「両方はどうかな?」
響は両方の腋を後ろからくすぐり出すと、俺は手枷の当たる音を響かせながら悶えた。
「ゃぁぁ…っやだっ、ぁはっ、ぁぁ…!」
すると周りが俺たちに注目し始めたのが分かった。やばいめちゃくちゃ恥ずかしい。
「やめ…っ見ないでっ、やだって!」
俺は真っ赤になりながら暴れるも、客を喜ばせるだけとなった。
「詩、恥ずかしい場所が反応してきたよ?」
「んな…っ」
全裸で膝立ち状態だった俺。立派に反応し始めている自身を指摘されて、恥ずかしさでおかしくなりそうだ。
「こっちは、皆さんに可愛がってもらおうね?」
「…ぁっ、ん…響くんがいい…」
マイクに入らないくらい小さい声で呟いた言葉。響には伝わったようで嬉しそうに微笑んでいた。
「…今日優勝出来たら、ご褒美あげるよ」
響は俺にしか聞こえない声でそう囁いた。
「はい、皆様いかがでしたか?気になる子はおりましたでしょうか~!!では早速…気になるあの子と触れ合いターイム!」
司会者の言葉が終わるとすぐに、めちゃくちゃ俺のところへ列が出来た。何故だ。
「気になってくれてありがとうございます。なにぶん、この子は完全に素人なので、あまり激しいのはNGでお願いします」
響が俺を気遣う言葉を伝えながら言うと、並んでいる奴らは鼻息を荒くしている。
「詩ちゃん、可愛い…可愛い…」
一番前に並んでいた奴は、本当にお金持ちなのか怪しいくらいの風貌で、やけに鼻息が荒い。キス…出来るはずもない。
「この子のNGはキスと激しい攻めなので、優しくいじめてあげられる方のみでお願いします」
「!」
合図を出す前にサラリとNGにしてくれた響に感激していると、複数の客が俺の周りを囲む。正面にいるのはさっきの奴で、いきなり乳首に吸い付いてきた。
「うわっ」
やばい、気持ち悪い!さっきの響の攻めをなかったものにするかのように俺は萎えかけてしまう。
すると、ちゅ、と隣で響が俺の頬にキスをした。
「ふふ、可愛い胸を攻めてもらえて嬉しいね、いっぱい可愛がってもらいなよ?」
耳元でそう囁き、耳の中へ舌を入れ込むと優しく舐められた。
「んはぁっ…」
その刺激のおかげで客からの刺激にも萎えることなく耐えることが出来た。フォローするってそういうことなのか。
「詩ちゃん、気持ち良い?」
「ぁ…っ!?ひゃっ、ぁっ」
後ろに回り込んでいた別の客が俺の脇腹をくすぐり、もう一人は足の裏をくすぐってきた。
「あっ、やだっやめ…っ!なっ、で!」
他の人を見るとガンガンに攻められているのに俺は何故こんな攻めばかりなんだ。
「詩ちゃん可愛い…」
「ぅぁぁ…っ」
手枷がガチャガチャ鳴り響きながら俺は恥ずかしさとくすぐったさに悶えた。
「い…ッッ!」
すると、乳首を刺激したやつが甘噛みなのか何なのか、ガリッと噛んできてビクッと跳ねた。
「詩ちゃん、痛い?…歪んだ顔、可愛い…」
「はいストーップ。この子は優しくしてくれる人限定なので、痛いことする方はやめてくださーい」
「そんなこと言ってたら投票しないよ?」
「詩が痛いの好きなら大歓迎なんですが、僕の大切なパートナーを傷つける方は投票してもらわなくて結構です、お引き取りくださーい」
意外にも気にすることなく男を押し返し、ニッコリと笑っている。男は悔しそうにしながらも別の子の列へ並びに行った。
「いいパートナーさんだね、そこも含めて二人とも推せるかも」
脇腹をくすぐっていた人が耳元でそう囁くと、俺も嬉しくなった。
「さっき痛かったでしょ?俺が優しくしてあげるからね」
別の人が前へ立つと、舌先でくすぐるように乳首を舐めてきて、ジンジンとしていたそこにはちょうどいい刺激になり、俺の口からは甘い声が出た。
「…っぁ、あっ、だめっ、やぁぁ…」
様々な箇所から伸びる手に、体は我慢出来なくてフルフルと震えてしまう。くすぐったくて気持ち良い刺激は、俺をとろけさせた。
「んぅ…っん、ん」
「詩ちゃんどうしたの?」
スイッチが入ると少しの刺激でも大きな快感になってしまう。ジワリと目尻に涙が浮かんだ。
「この触り方、焦ったいでしょ」
「たっぷり焦らしてあげるよ」
「んぁぁぁ…っ!だめっ…やだっ」
触れるか触れないかのタッチで肌を撫でられるとビクビクと体が震えて、足がガクガクと揺れた。股間もこれ以上大きくならないほどに成長し、先走りを滴らせた。
「詩くん、乳首も主張してる」
ずっと乳首を可愛がってくれていた人がそう指摘すると、他の人たちも俺の前に来た。
「本当だ。とっても可愛いピンク色だね…」
「そうだね、純粋な子がみんなに体を好きにされるなんて…萌えるね」
「見ないで…っ」
「詩ちゃん、言葉で責められたらまたこっちが嬉しそうに泣いてるよ?」
スルリと伸びた指が自身から溢れ出る先走りを拭うとクスクスと微笑む。
「こっちも少し小ぶりで綺麗な色してるね。もしかして…本当に使ったことないのかな?」
「ねぇ詩ちゃん、一人でここ触ったりするの?」
みんなからの質問羞恥責めに耐えられず、顔から体全てを真っ赤にしながら俯いた。
「詩、皆さんに答えてあげて?」
そこでずっと見守ってくれていた響がニッコリと促す。
「…っ一人で、してる…」
「何処を触ってしてるの?」
「…や、やだっ」
「ここだよね、詩?」
スルッと響の指が俺の自身を握ると緩々と上下に動かした。
「ひゃんっっ」
「敏感さんだなぁ」
「反応も可愛い」
「やめ…っ言うな…!ちょっ、本当だめっ」
恥ずかしくて堪らずに本気で懇願するも、興奮要素として捉えられた。
「詩ちゃんのいいとこ、たくさん触ってあげるよ」
「やぁぁ…っ!」
人は徐々に増え始め、腋や脇腹、お尻や足裏、内股等全ての箇所をなぞられる。
「ぁっ、ぅあぁっ、」
「詩ちゃん何処が一番好き?」
「ふぁ…っ」
何処もかしこも気持ち良くて答えられないでいると、一人のお客さんがスゥッと俺の背中をなぞった。
「ひゃぁぁぁぁぁっっ!!!」
「詩ちゃんは背中が好きなの?」
「ひゃめっ、ひゃっやめてっ!!」
「へぇ、詩ちゃんそうなんだ、背中は範囲が広いからみんなでいじめてあげられるね」
「いやぁぁっちょ、待って!!やめっんはぁっ!!だめだめだめっ」
ゾワゾワとした感覚に背をのけ反らせると、前にいた客にガッチリと腰を掴まれて固定された。
「ひ…っゃぁぁぁめっ!!!」
動きを制限された背中は攻めやすく、ゆっくりと舐める人、指全体で撫でる人、つつく人、慣れないような様々な刺激に俺は我慢出来ずに狂ったように悶えた。
「やぁぁぁっめっ、ぁぁぁぁ!!!」
「詩ちゃんちょー敏感」
「でもこっちも忘れないでね?」
足をくすぐっていた人がカリカリと足の裏を引っ掻いたかと思うと、前に居た人からはカプリと鎖骨を甘噛みされ、乳首もツンツンと指で触られ、全身からの刺激に我慢出来なかった。
「ぃぁあっ、イッ、イッちゃうっだめっ、だめぇぇっ、やめてっ」
「可愛いここを触らなくてもイケそう?それならイッてもいいよ」
優しく客に言われるが、自身に触れられないとイキそう止まりの刺激。
「ぁっ、イキたっ、触って…!触ってぇ…!」
「だーめ」
「!?ぎゃぁっ!!」
「なーにその声」
一人の客が腹部をくすぐり、近くにあるお臍を捕えると思いっきり変な声が出た。
「あら、お臍も弱いの?何処も弱々だね」
気付いた客がチュクチュクと音を立てながらお臍の穴を舐め始めると、後ろから背中を刺激された。強い刺激に背を反らせてしまうも、お腹を突き出す形になり、前にいる人にお臍を攻められる。
どっちにも逃げられない刺激にボロボロと涙が溢れ出した。
「もぉぉ…っゃめぇっ、だめっみんないっぱい触んないでぇ…っ!」
「可愛い…」
俺の体は限界寸前でガクガク震えていると、司会の人の声が響いた。
「はーい、終了で~す!皆さんいかがでしたかー?」
その声でピタリと全ての刺激が止まる。みんなマナーが良いので安心した。
「詩ちゃんめっちゃ可愛かった。投票させてもらうからね」
みんなが俺を撫でてくれると、客は定位置に戻り、俺は解放された。周りを見てもみんな俺と同じような表情で、自身はビンビン。イカせてもらえた人は居なさそうだった。
「詩、よく頑張ったね」
響がよしよしと頭を撫でてくれると無性に安心した。
「今回先輩に言われて参加してみたんだよね。見つからなかったら出る気なかったけど、詩とならすごく楽しかった。結果はどうあれ、ありがとね」
「…ん」
俺たちが会話している間に投票は行われ、結果発表になった。
◇ ◆
「まじか」
二人の声が揃ったのは、優勝が発表された時。
光り輝くライトが俺に照らされたかと思うと、アナウンスがなされた。
「優勝は…初参加のお二人!響アンド詩ペアでーーす!!!」
素晴らしい拍手と共に、俺達は笑顔で微笑み合った。そして後片付けを済ませてその場から離れた後、響と連絡先を交換した。
「もし詩がいいならまた出る?」
「うん、出たい」
「分かった。今日はありがとね、送っていくよ」
「こちらこそありがとう、あの…」
「ん?」
「優勝したらご褒美くれるんだよな?」
俺が上目遣いで強請るようにそう言うと、クスッと微笑む響。
「そうだったね。いいよ、ホテル行こっか」
柔らかい響の笑みに見惚れながら、俺は隣を同じ歩幅で歩いてホテルへ向かった。
→
約2年ほど前に書いたものをそのまま掲載しているので、今以上に拙い部分や、書き方が違うかもしれませんがご了承ください。※この話を読まなくても問題はないので、プレイ内容を見て問題ない方のみ読んでもらえたら嬉しいです。
↓
①拘束/複数/羞恥/擽り
②拘束/擽り/羞恥/言葉責/最後少しシリアス
③拘束/少しだけモブ乱暴シーン描写有/最後甘エロ
攻→響+お客さん
受→詩/視点
◇ ◆
「へ、へぇ~そう、なんだ…お、めでとう」
大事な話があると言われドキドキしながら恋人との待ち合わせ場所へ向かった俺。
男同士だから周りには内緒にしているが、長い付き合いの俺たち。そろそろ同棲したり、もしかして周りに打ち明けてみようとか、そんなことかな?
なんて考えて会いに行った数時間前の自分を恨んだ。
大事な話というのは、まさかのまさか。結婚するという報告だった。
昔ほど会えては居なかったが月に一度は会い、体は重ね、何の変化もなかったのに。
俺から出た言葉はとても片言で、それでもきちんとお祝いの言葉を伝えられた自分を褒めてやりたい。
学生時代から俺としか付き合っていなかった恋人は、会社の後輩に言い寄られ、体を重ねてしまったようだ。
女性の良さを知り、俺は捨てられたという訳だ。
深々と謝罪をされた後、恋人は一度も振り向く事もなく去っていった。
今にもガクリと崩れ落ちそうな足に力を込めて俺は帰宅するべく歩き始めた。
そんな時、一人の男性に声をかけられた。
「お姉さん、振られちゃったね。アイツ最低じゃない?…愚痴聞いてあげるし、飲みに行こうよ」
どうやら一部始終を見ていたであろう口振り。ついでに言うと俺を女だと勘違いしている様子。
見るからにホストっぽくはないし、何が目的だ?飲ませてヤろうという魂胆か?
まぁコイツには悪いが飲まないとやってられない。
「行く」
「やった」
◇ ◆
「うえっお姉さん男だったの?」
「見りゃ分かんだろ」
「分かんなかったから驚いてんの」
俺が男だと気付いたのは、飲み始めて一時間程経った頃だった。面白いので打ち明けずにいたのだが、酔いが回ってきた辺りでポロリと明かしてしまった。
「へぇ、可愛いね。俺お兄さんなら抱けそう」
「抱かんでいい」
そんなに酒には弱くないが、早いペースで飲み進めて、酔っ払ってきた頃、コイツは本題を切り出した。
「本当はただ慰めてあげようかなって思っただけだったんだけど、話が変わったや。ねぇ、愚痴聞いてあげたからさ、俺のパートナーとしてショーに出てくれない?」
「は?ショー?無理だよ。俺何も出来ない」
「何にもしなくていい。ただ…になって、……れればいい」
酔いが回っていて目の前にいるこいつが何を言っていたか覚えていない。
「優勝したら賞金もあるし、どう?」
「ん、ここ奢ってくれるならいーよ」
俺はヘラっと笑いながら、中身が分からない謎のショーに参加することにした。しかし今この状態じゃ本当に何も出来ないだろう。眠さも出てきて、俺はウトウトし始めた。
「ありがと、場所がバレたらまずいからそのまま少し眠っててくれる?」
この言葉を聞いた直後、俺はテーブルに倒れ込んだ。
◇ ◆
「ん…」
目を覚ますとそこは、何人もの人が鉄棒のようなものに拘束されているのが見えた。
腕は左右に広げた状態で括り付けられ、足は膝立ちで拘束され、挙句の果てに全裸。
俺は酷いことをする奴も居たもんだ、と謎に余裕をかましていた。
その数秒後に俺も全く同じ状態で拘束されたと気付き真っ青になった。
「ナンジャコリャー!!」
俺が突然絶叫すると、周りの人たちも驚いた顔で俺を見た。すると、俺を誘拐した本人がひょっこりと顔を出す。
「あ、お兄さん起きた?覚えてる?ショーに出てくれるって言ったよね」
「はぁ!?そんな事言って……あ、言ったか」
「うん。裸になって感じてくれればいいって言ったよね?」
「そこは覚えてねぇ」
「まぁ覚えてなくてもやるけどね、もう遅いよ」
「つーか何?どういうショーなのコレ」
「自慢のパートナーを紹介するショーだよ。美形な男や可愛い男、そう言うのに興味がある変態共が、どの子が一番だったか投票すんの。そこで優勝すれば一千万円もらえるってわけ。裏世界のショーだし、参加するのは大金持ちばっかりだしね」
「いっ、一千万!?」
「うん、優勝したら山分けだよ」
「まじ!?」
「うん。その前にアピールポイントとか色々打ち合わせしたい。起きて早々悪いけど君って敏感?」
ツツ、と手に持っていたペンを俺の肌に滑らせた。一瞬驚いてピクリと反応してしまったが、それ以外は特に感じる事もなかった。
「ありゃ。あまり感じないタイプ?」
「やっぱり感じる方が有利?」
「まぁ痴態を見に参加してる奴らが多いしね。どっか弱いところないの?」
「…思いつかん」
「ありゃ。まぁ来てもらったからには俺も全力でやるし、君はリラックスしてて。あ、名前何にする?本名は使わない方がいーよ」
「…え、何がいい?」
「……んー、詩は?」
「うた?」
「うん。ごめん適当」
「ん、いいんじゃね可愛い」
「ありがと、呼ぶことはないだろうけど俺は響だから、何かあったらそう呼んで」
「分かった」
二人で会話を繰り広げていると、隣にいた響と同じポジションの奴からニヤニヤ笑いながら声をかけられた。
「お前ら初対面?そんなんで優勝出来ると思ってんの?」
ソイツはかなりイケメンで、パートナーの男の子もとても綺麗な顔をしていた。
「はい、出来ればいいなって思ってます。それにしてもお兄さん凄くイケメンだし、パートナーちゃんも可愛いですね。俺は初参加なんでお二人の事、参考にさせてもらいますね」
響が笑顔でそう言うと褒められたからか、ニンマリと満足気に笑う男。
「お前は二人とも可愛らしいから、それもそれで受けいいかもなぁ」
会話をしていると、時間になったのかキラキラと照明が照らされ、続々と客が入場してきたのが分かった。カーテンで仕切られているのでまだ俺たちの姿は公開されていない。
「詩、リラックスしてね。俺がフォローするから」
「うん」
「キスOK?」
「誰と?」
「客」
「え、無理」
「りょーかい」
もしかして、俺客にも触られたりすんの?不安に思って見つめるとニコッと微笑まれた。
「あ、今から客が直接詩のこと触るから。常に俺が隣に居るから安心して」
「だから感度聞いたのね。まぁ…引き受けたからにはやるけど。キスOKにしたらウケいいの?」
「いいだろうけど無理はしなくていーよ。NGの子多いしさ」
失恋でどうでもよくなっていた俺は少し考えると、決心した。
「響くん、今俺と出来る?」
「は?俺?」
「うん。お前と出来たら他のやつとも出来るだろうからさ」
「言い方悪いけど、客って清潔感はあるけど、お世辞にも格好良い人居ないよ?俺と出来ても客とは無理ってあると思うけど」
「それでも試したい」
「…え、本当に言ってる?俺が嫌だな」
「人を商品にしといて何が嫌だよ!」
「…んー、ちょっと待って恥ずかしい。目閉じてよ」
なんだこいつ可愛いな。俺が目を閉じると、ちょんと唇が触れた。
「…え、もっと深いやつしろよ」
「えぇ、俺そんな経験ないから無理。下手だし」
「いいから舌出してキスして」
「えー…」
顔を赤らめながら遠慮気味に舌を出して顔を近づけた。それを絡めとり深くキスすると、可愛い声が漏れた響。あ、やば。
「ん…、もういいだろ」
ぷはっと唇を離すと真っ赤になったまま口を拭く響。嫌じゃない、全然!大丈夫そうだ。
「行けそう!」
「……そりゃ良かった。でもま、客見て絶対無理ならなんか合図してよ、NG出すから」
それならお前のキスし損になるけど、そこはいいんだな、なんて思っていると司会の人が挨拶を始め、ショーが開始された。
カーテンが開かれるとそこには響の言う通り…お世辞にもイケメンと思える人は居なかった。
1組ずつパートナーの紹介とアピールをしていく時間になった。さっき話しかけてきた隣のペアは、めちゃくちゃ敏感な子で少し触れられただけで顔を赤らめ、アンアンと喘いでいた。俺が客なら、確かにこういう敏感な子の方が萌える。
そして次は俺たちの番になり、爽やかに響が挨拶をした。
「初めて参加します、僕響と、パートナーの詩です。宜しくお願いします。今日は初々しい反応をご覧いただければと思います。体はまだ未開発なので、開発し放題。あなた好みに出来ますよ」
響の見た目もいいからか、ザワっと会場が盛り上がった。言葉一つでこんなに違うものなのかと感心した。
ショーの流れとしては、パートナーに攻められ反応を見せる→客が俺たちに触れて好みの子を探す→投票という形になるらしい。
それにしてもキスからして初心者なコイツに俺を攻めることが出来るのだろうか。そしてスタートしたパートナーからの愛撫タイム。一斉に始めるのであまり恥ずかしさはなかった。
「ちょっと演技してもらえたら嬉しいけど、リラックスしててね」
響が俺の後ろへ回り込むと、細い指が俺の体を這う。少し指先の冷たい響の手は心地良かった。
周りからは喘ぎ声が聞こえる中、俺は少ししか感じることが出来なかった。
「すごい、少し感じてくれてる。いい感じ、嬉しい」
後ろから抱き締められて耳へキスされ、優しく褒められると、何故かキュンとしてピクリと体が反応した。
「ん…耳に反応した?」
「いや、お前の声」
「え、声?」
全てマイクに入っていた会話。俺たちの会話はウケが良かったらしい。
「可愛い…じゃあいっぱい皆さんに言葉で責めてもらおうね?」
「…っん、はぁ…」
耳の縁をカプリと咥えられ、音を立てながら刺激されるとカシャンと手枷が音を鳴らした。
「詩可愛い、気持ち良い?」
「…ん、気持ち良い…」
響の心地よさのおかげで少し体が敏感になった。響は俺の耳を舐めながらスルリと指は脇腹をなぞる。
「ふぁぁあっ…」
周りと比べたら小さいが、俺は初めて大きな声が出た。それに顔が赤くなり、キュッと口を結ぶ。
「声出ちゃって恥ずかしい?皆さんにも出させてもらいなよ?詩の可愛い声…」
「ぁ…ゃめ…っ待って、待ってっ」
スルスルと脇腹をくすぐるようになぞりながら、音を立てて耳を舐められる。一度スイッチが入ってしまうと我慢が出来ずにフルフルと首を振った。
「ふふ、逃げれないからね」
「んぁっ、やぁぁ…っ響くんっ、」
「あらあら、随分感じちゃって」
やばい。これで他の奴にも触られたら……いや、周りがもっと敏感だし俺に来ることはないか。
「ここはどう?」
スルリと滑ってきた指が腋へ当てられるとかなり優しいタッチでなぞられる。
「ひゃぁっっ!!!」
「可愛い」
こしょこしょとくすぐられるとフルフルと体が震え出した。
「両方はどうかな?」
響は両方の腋を後ろからくすぐり出すと、俺は手枷の当たる音を響かせながら悶えた。
「ゃぁぁ…っやだっ、ぁはっ、ぁぁ…!」
すると周りが俺たちに注目し始めたのが分かった。やばいめちゃくちゃ恥ずかしい。
「やめ…っ見ないでっ、やだって!」
俺は真っ赤になりながら暴れるも、客を喜ばせるだけとなった。
「詩、恥ずかしい場所が反応してきたよ?」
「んな…っ」
全裸で膝立ち状態だった俺。立派に反応し始めている自身を指摘されて、恥ずかしさでおかしくなりそうだ。
「こっちは、皆さんに可愛がってもらおうね?」
「…ぁっ、ん…響くんがいい…」
マイクに入らないくらい小さい声で呟いた言葉。響には伝わったようで嬉しそうに微笑んでいた。
「…今日優勝出来たら、ご褒美あげるよ」
響は俺にしか聞こえない声でそう囁いた。
「はい、皆様いかがでしたか?気になる子はおりましたでしょうか~!!では早速…気になるあの子と触れ合いターイム!」
司会者の言葉が終わるとすぐに、めちゃくちゃ俺のところへ列が出来た。何故だ。
「気になってくれてありがとうございます。なにぶん、この子は完全に素人なので、あまり激しいのはNGでお願いします」
響が俺を気遣う言葉を伝えながら言うと、並んでいる奴らは鼻息を荒くしている。
「詩ちゃん、可愛い…可愛い…」
一番前に並んでいた奴は、本当にお金持ちなのか怪しいくらいの風貌で、やけに鼻息が荒い。キス…出来るはずもない。
「この子のNGはキスと激しい攻めなので、優しくいじめてあげられる方のみでお願いします」
「!」
合図を出す前にサラリとNGにしてくれた響に感激していると、複数の客が俺の周りを囲む。正面にいるのはさっきの奴で、いきなり乳首に吸い付いてきた。
「うわっ」
やばい、気持ち悪い!さっきの響の攻めをなかったものにするかのように俺は萎えかけてしまう。
すると、ちゅ、と隣で響が俺の頬にキスをした。
「ふふ、可愛い胸を攻めてもらえて嬉しいね、いっぱい可愛がってもらいなよ?」
耳元でそう囁き、耳の中へ舌を入れ込むと優しく舐められた。
「んはぁっ…」
その刺激のおかげで客からの刺激にも萎えることなく耐えることが出来た。フォローするってそういうことなのか。
「詩ちゃん、気持ち良い?」
「ぁ…っ!?ひゃっ、ぁっ」
後ろに回り込んでいた別の客が俺の脇腹をくすぐり、もう一人は足の裏をくすぐってきた。
「あっ、やだっやめ…っ!なっ、で!」
他の人を見るとガンガンに攻められているのに俺は何故こんな攻めばかりなんだ。
「詩ちゃん可愛い…」
「ぅぁぁ…っ」
手枷がガチャガチャ鳴り響きながら俺は恥ずかしさとくすぐったさに悶えた。
「い…ッッ!」
すると、乳首を刺激したやつが甘噛みなのか何なのか、ガリッと噛んできてビクッと跳ねた。
「詩ちゃん、痛い?…歪んだ顔、可愛い…」
「はいストーップ。この子は優しくしてくれる人限定なので、痛いことする方はやめてくださーい」
「そんなこと言ってたら投票しないよ?」
「詩が痛いの好きなら大歓迎なんですが、僕の大切なパートナーを傷つける方は投票してもらわなくて結構です、お引き取りくださーい」
意外にも気にすることなく男を押し返し、ニッコリと笑っている。男は悔しそうにしながらも別の子の列へ並びに行った。
「いいパートナーさんだね、そこも含めて二人とも推せるかも」
脇腹をくすぐっていた人が耳元でそう囁くと、俺も嬉しくなった。
「さっき痛かったでしょ?俺が優しくしてあげるからね」
別の人が前へ立つと、舌先でくすぐるように乳首を舐めてきて、ジンジンとしていたそこにはちょうどいい刺激になり、俺の口からは甘い声が出た。
「…っぁ、あっ、だめっ、やぁぁ…」
様々な箇所から伸びる手に、体は我慢出来なくてフルフルと震えてしまう。くすぐったくて気持ち良い刺激は、俺をとろけさせた。
「んぅ…っん、ん」
「詩ちゃんどうしたの?」
スイッチが入ると少しの刺激でも大きな快感になってしまう。ジワリと目尻に涙が浮かんだ。
「この触り方、焦ったいでしょ」
「たっぷり焦らしてあげるよ」
「んぁぁぁ…っ!だめっ…やだっ」
触れるか触れないかのタッチで肌を撫でられるとビクビクと体が震えて、足がガクガクと揺れた。股間もこれ以上大きくならないほどに成長し、先走りを滴らせた。
「詩くん、乳首も主張してる」
ずっと乳首を可愛がってくれていた人がそう指摘すると、他の人たちも俺の前に来た。
「本当だ。とっても可愛いピンク色だね…」
「そうだね、純粋な子がみんなに体を好きにされるなんて…萌えるね」
「見ないで…っ」
「詩ちゃん、言葉で責められたらまたこっちが嬉しそうに泣いてるよ?」
スルリと伸びた指が自身から溢れ出る先走りを拭うとクスクスと微笑む。
「こっちも少し小ぶりで綺麗な色してるね。もしかして…本当に使ったことないのかな?」
「ねぇ詩ちゃん、一人でここ触ったりするの?」
みんなからの質問羞恥責めに耐えられず、顔から体全てを真っ赤にしながら俯いた。
「詩、皆さんに答えてあげて?」
そこでずっと見守ってくれていた響がニッコリと促す。
「…っ一人で、してる…」
「何処を触ってしてるの?」
「…や、やだっ」
「ここだよね、詩?」
スルッと響の指が俺の自身を握ると緩々と上下に動かした。
「ひゃんっっ」
「敏感さんだなぁ」
「反応も可愛い」
「やめ…っ言うな…!ちょっ、本当だめっ」
恥ずかしくて堪らずに本気で懇願するも、興奮要素として捉えられた。
「詩ちゃんのいいとこ、たくさん触ってあげるよ」
「やぁぁ…っ!」
人は徐々に増え始め、腋や脇腹、お尻や足裏、内股等全ての箇所をなぞられる。
「ぁっ、ぅあぁっ、」
「詩ちゃん何処が一番好き?」
「ふぁ…っ」
何処もかしこも気持ち良くて答えられないでいると、一人のお客さんがスゥッと俺の背中をなぞった。
「ひゃぁぁぁぁぁっっ!!!」
「詩ちゃんは背中が好きなの?」
「ひゃめっ、ひゃっやめてっ!!」
「へぇ、詩ちゃんそうなんだ、背中は範囲が広いからみんなでいじめてあげられるね」
「いやぁぁっちょ、待って!!やめっんはぁっ!!だめだめだめっ」
ゾワゾワとした感覚に背をのけ反らせると、前にいた客にガッチリと腰を掴まれて固定された。
「ひ…っゃぁぁぁめっ!!!」
動きを制限された背中は攻めやすく、ゆっくりと舐める人、指全体で撫でる人、つつく人、慣れないような様々な刺激に俺は我慢出来ずに狂ったように悶えた。
「やぁぁぁっめっ、ぁぁぁぁ!!!」
「詩ちゃんちょー敏感」
「でもこっちも忘れないでね?」
足をくすぐっていた人がカリカリと足の裏を引っ掻いたかと思うと、前に居た人からはカプリと鎖骨を甘噛みされ、乳首もツンツンと指で触られ、全身からの刺激に我慢出来なかった。
「ぃぁあっ、イッ、イッちゃうっだめっ、だめぇぇっ、やめてっ」
「可愛いここを触らなくてもイケそう?それならイッてもいいよ」
優しく客に言われるが、自身に触れられないとイキそう止まりの刺激。
「ぁっ、イキたっ、触って…!触ってぇ…!」
「だーめ」
「!?ぎゃぁっ!!」
「なーにその声」
一人の客が腹部をくすぐり、近くにあるお臍を捕えると思いっきり変な声が出た。
「あら、お臍も弱いの?何処も弱々だね」
気付いた客がチュクチュクと音を立てながらお臍の穴を舐め始めると、後ろから背中を刺激された。強い刺激に背を反らせてしまうも、お腹を突き出す形になり、前にいる人にお臍を攻められる。
どっちにも逃げられない刺激にボロボロと涙が溢れ出した。
「もぉぉ…っゃめぇっ、だめっみんないっぱい触んないでぇ…っ!」
「可愛い…」
俺の体は限界寸前でガクガク震えていると、司会の人の声が響いた。
「はーい、終了で~す!皆さんいかがでしたかー?」
その声でピタリと全ての刺激が止まる。みんなマナーが良いので安心した。
「詩ちゃんめっちゃ可愛かった。投票させてもらうからね」
みんなが俺を撫でてくれると、客は定位置に戻り、俺は解放された。周りを見てもみんな俺と同じような表情で、自身はビンビン。イカせてもらえた人は居なさそうだった。
「詩、よく頑張ったね」
響がよしよしと頭を撫でてくれると無性に安心した。
「今回先輩に言われて参加してみたんだよね。見つからなかったら出る気なかったけど、詩とならすごく楽しかった。結果はどうあれ、ありがとね」
「…ん」
俺たちが会話している間に投票は行われ、結果発表になった。
◇ ◆
「まじか」
二人の声が揃ったのは、優勝が発表された時。
光り輝くライトが俺に照らされたかと思うと、アナウンスがなされた。
「優勝は…初参加のお二人!響アンド詩ペアでーーす!!!」
素晴らしい拍手と共に、俺達は笑顔で微笑み合った。そして後片付けを済ませてその場から離れた後、響と連絡先を交換した。
「もし詩がいいならまた出る?」
「うん、出たい」
「分かった。今日はありがとね、送っていくよ」
「こちらこそありがとう、あの…」
「ん?」
「優勝したらご褒美くれるんだよな?」
俺が上目遣いで強請るようにそう言うと、クスッと微笑む響。
「そうだったね。いいよ、ホテル行こっか」
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