裏世界で開催されるショーに参加したら予想外の結末になりました。

まこ

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本編①

10 意地悪な愛撫タイム

後ろに回り込んだ響くんは脇腹に手を添えると優しく擽り出した。

「だから何で!他の子達はエロい攻めされてんじゃん!」

「だってこうした方が感度上がってる気がするからさ。こういうのはその人に合った攻めをした方が良いんだよ」

「それはそうだけど…」 

響くんにしか聞こえないように文句を言うと、同じ音量で返された。

「んん…!ひはっ……んく…ッ」

擽ったい様なむず痒い様な不思議な感覚が体全体に送られると、繋がれた手枷がガシャガシャと揺れた。

「詩、可愛い。俺一人でこんなに感じてんだから、みんなに触られたら耐えれないかもね。前より敏感になってるし」

「い、じわるっ、すんなって!」

「今日はいじめるって言ったよね」

脇腹に添えられていた手が徐々に上へ来ると、次に来る箇所の予想がつき、先程よりも激しく拘束具が揺れた。

「待って!待って!ちょ、可愛い反応出来ないから!やめろっ、折角の愛撫タイムがっ、」

「ムードはないけど俺は楽しいからいいよ」

「響くんが楽しくても…っひ…ぁぁぁぁぁ…!?」

少しだけ上がってきた響くんの指は、優しく胸の横辺りを刺激し始めた。その瞬間、ビクンと体が跳ねて間抜けな声が出た。自分で思っている以上に高い声は会場中に響き、かなり恥ずかしい。

「ちょ、あっ、えっ、やめ…!」

「ここって腋の下辺りって言うのかな。それとも胸の横?でも結構擽ったいよね。擽ったい=敏感って事だから優しくしたら気持ち良いに変わっていかない?」

「んっ、んん…!やだっ、そこやだ!!やめて!!お願いっやめ、やめてっ!!」

「あはは、顔真っ赤。可愛い、ここ好き?」

「好きっ、じゃなっ、!!ちょぉっ!!まじでやめろ!!離せ!離して!!指どっかやって!!」

つついたりサワサワと絶妙なタッチで擽ってきたり。いやらしく動く指に耐えれなくて本気の抵抗を見せると、何故かお客さん達はかなり興奮した様に拍手していた。

「あ"ぁぁっっ!!やめっ、響くん!!お願い!!あはぁっ、ぁっ、やぁぁっだぁ、やだ!やだ!」

自分でも知らなかった弱点にパニックになりながら暴れるも、指は動き続けたままに響くんの口は俺の耳元へやってきた。

「詩、気持ち良いの?勃ってるよ」

「はぁ!?んな…」

バッと股間を見ると何故か完勃ちしており、挙げ句の果てに先走りまで溢れていた。

「何で…やめ、お願い!無理!むりっ、」

「少し擽っただけで凄く反応してくれてるみたいです。広げて見せるので、皆さん詩の恥ずかしい所しっかり見てあげて下さいね」

「はぁ!?おい…っ!うわわわわわ!」

リモコンを操作されると、先程と同じく思いっきりM字開脚にさせられた。その瞬間、凄まじい歓声が会場内に響いた。

「やだぁぁぁあ!!足っ、閉じてっ!見んな!やめっ…やだって!!!」

俺の叫びは無視されると、響くんの指は胸の横から乳首へ移動した。

「あ…」

きゅっと左右の乳首を摘まれると、期待した様な甘い顔が漏れた。

「可愛い声~触られんの嬉しかった?」

「…今日は本当に意地悪だな…恥ずかしいからそういうのやめろ」

「そういうのって?」

「だから…煽ってくる様な言葉だよっ」

睨みつけると、響くんはニヤニヤしながらお客さんに語りかけた。

「皆様、詩は言葉で責められるのも好きみたいなので後でいっぱい意地悪な言葉を掛けてあげて下さいね」

(こいつ…!)

「ま、頑張りなよ。レベル2は愛撫タイムも触れ合いタイムも1より長いからさ」

左右の乳首を親指と人差し指で摘まれ、捏ねる様に触られると、ドクンと股間に強い熱が送られた。

「…っう、……んぁ」
 
「胸、小さいのにすごく硬くなってる。…こっちも限界そうだね?」

「あっ、…やぁ!だめ、っ、変…!なんか変っ」

片方の手が乳首から離れると、大きく主張する自身に移動した。指を輪っかにして上下に扱かれると今にもイッてしまいそうになる程の強い刺激が襲った。

「気持ち良すぎて変になっちゃうの?」

「ふ…っ、んぅぅ…やぁ…」

前よりも長い愛撫タイムに困惑していると、突然パッと響くんの指が離れ、完全に刺激が止んだ。

「はい、僕からの愛撫タイムは以上です。今かなり感度が上がっていると思うので、是非たっぷりいじめてあげて下さいね」

響くんが挨拶を終えると盛大な拍手が送られた。レベル1の優勝者だったからか、パートナー紹介は俺達が最後だったので、休憩する間もなくお客さんとの触れ合いタイムが開始される事になった。

「響くん、詩ちゃん、レベル1ぶり~」
「二人が出場するって書いてあったから参加してみた」

声をかけてきたのはレベル1の時も俺の所へやってきてくれた人達だった。それに加えて新しい人達も大勢俺の所へ来てくれた。

「初めまして、俺はレベル1には参加してなかったけど優勝したって聞いて詩ちゃん達に興味が出ました」

「俺も~二人とも可愛らしくてスッゲー興奮する。今日はたっぷりいじめてあげる」

ちらほら言葉を聞く事により初めて"優勝者"というブランドは高いんだなと実感した。

「こんばんは。今回も宜しくお願いします。最初にお伝えした通り、激しい刺激は苦手なので大切な人に触れる気持ちで触ってあげて下さいね」

「はーい、激しいのは飽きてたから新鮮でいいわ」
「それな~いっぱい擽ってやろ」

「……え、」

「あれ、擽ったいの好きなんじゃないの?」

「あ、あまり得意ではなくて……」

助けを求めて響くんを見ると、黒い笑みを浮かべて俺を見た。

「構いませんよ。息が出来なくなる程のものは休憩を挟みますが、たっぷりいじめてあげて下さい」

この言葉に初めてコイツに殺意が芽生えた。

それが響くんに伝わった様で、耳元で"頑張ってね?"と意地悪な言葉が囁かれた。

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