65 / 114
くすぐられるだけの撮影のはずが…
くすぐられるだけの撮影のはずが…②
しおりを挟む
拘束/くすぐり/ローションガーゼ/尿道責
攻→泉+スタッフ
受→鈴/視点
◇ ◆
大の字に拘束されて尚、ジタバタと無駄な抵抗を繰り返しながら叫んでいるとクスッと笑いながら泉がベッドの上へ乗り、近付いてきた。
「く、んなよ……」
自分でも情けないと思える程の震えた声でそう呟くと、ギシッと軋む音と共に泉が体を動かし、俺の腹部辺りへ腰掛けた。
「撮影内容に了承しておいてわがまま言う悪い子は、とことん素直になるまでお仕置きだよ」
そっと脇腹に添えられ、ビクンと激しく体が揺れた。さっきまでの余韻が残っているのか、ただ添えられるだけでこんなに反応してしまうなんて。
涙目になりながらブンブンと頭を振るも、ゆっくりと指がサワサワと動き出した。
「やめ…っ、んん……」
脇腹を優しくくすぐりながら、ゆっくりと脇へのぼっていき、ぞわぞわとした刺激が襲う。体を必死に捩ってみても、手首に装着された拘束具のおかげで腕は下ろせないし、腹には泉が乗っかっているので上手く動けない。
周りを確認すると既に第二ラウンドの撮影が始まっており、自分の情けない姿がカメラに収められていくのが分かり、羞恥でじわっと視界が歪む。
「っ、は……んん」
終始優しくなぞる指の動きに、笑い声とは別の甘い声が漏れ、その声が響く度に耳まで熱を持った。我慢しようにもどうにも耐えれない刺激に必死に暴れてみても、指は強さや動きを変えて弱い箇所を掠める。
「ぃ、……ずみ、泉っ」
目の前に居る泉にしか聞こえないように音量に気を付けながら口を開くと、なーに?と覆い被さるような体勢に変えて耳元で答えてくれた。
「無理…っ、俺、これっ……お願い、手加減して…前、みたいにっお願い…あとで、二人の時にっ…何でも言うこと聞くから…っ」
体勢を変えても動き続ける指に耐えながら必死に懇願すると、ふわっと微かに泉の香りが鼻を掠めたと同時に、耳元に違和感が走る。
「無理に決まってんじゃん」
耳元でぽそっと囁かれると、吐息がかかりぞわっとした刺激が送られた。
「ひぁっ」
「これは仕事なんだから、責任持ってちゃんとやりなさい」
「ひぁあッ…ぁ、やめッ」
泉は耳元で囁きながら、肌をくすぐったいた指を胸元へ移動させると両方の突起をきゅっと摘んだ。
「ぁあっ……はぁっ…」
優しく捏ねるように乳首を刺激されると頭が熱くなるような、何とも言えない感覚に陥った。
「さっきここ感じてたもんね。あとで激しいくすぐりもしてあげるけど、その前に恥ずかしいくらい乱れようね」
カリッと爪で引っ掻かれると腰が跳ね、強い快感だけが駆ける。
「やぁっ…あ、待って…何か、泉、だめっ」
「──今から撮影モードに入るから、俺の名前呼ばないでね?」
パッと体が離れ、二人の世界が強制的に遮断された後、乳首を責められたことによって主張した下着が丸見えになった。
「おや、随分主張してますね。くすぐりチャレンジを我慢出来なかったお仕置きなのに、いやらしい子ですね」
クスッと悪魔のような笑みを浮かべながらそう言う泉は、予告通り撮影モード全開だった。
「…っ」
きゅっと唇を噛んでそっぽ向くと、広げられた足の間に座った泉は下着の上から自身の形をなぞるように指を滑らせた。
「ぁっ……やめ…ッ、泉!!」
羞恥と焦りで、呼ぶなと言われた名前を叫んでしまうと一旦撮影が止められた。
「鈴くん。これは撮影なので泉くんの名前を呼ぶのは禁止ですよ。一応くすぐりチャレンジの主催者と参加者という立場なので」
「そう言われても…っ、もう無理!俺帰る!!これ耐えれないです…っ」
近くに来て注意してくれたスタッフの人にそう伝えると、みんながどうしようか…と相談し始めた。
泉の顔を潰す事になって申し訳ないが、そもそもあいつがくすぐりが効かないようなやり方で俺を騙したのが悪いんだ。
きっとこのまま俺が指示を無視して設定を崩壊させれば、撮影続行は難しいだろう。
最初からこうしてれば良かったと思いながら解放を待っていると、無理矢理スタッフの人に口を開かされ、ギャグボールを咥えさせられた。
「ぅぐっ!?」
「ここまでする気はなかったけど、ちゃんと仕事を受けた以上は頑張ってもらいますね」
ニコッと笑ったスタッフさんにそう言われ、助けを求めるように泉に視線をやった。
「あーあ、可哀想に。まぁ俺の名前呼ばないでねって言ったのに約束守らなかった鈴くんが悪いんだよ。だから、俺が約束守らなくても文句言えないよね。ってことで。みんなで生意気な鈴くんに徹底的にお仕置きする撮影に変更しましょうか」
「んぅっ…?ん!んんん!」
「あ、でも安心してね。鈴くん恥ずかしがり屋さんだし、イカせるのは俺だけだから。スタッフさんにはくすぐってもらうだけにするね」
じゃあ、スタートです。そう言って撮影が再開されると、スタッフの一人が俺の傍にやってきて脇の下へ指を這わせた。
「んぐぅッ……」
それを合図に他の人も俺の足元へ近付くと、足を動かす事が出来ないようにガシッと足の指を掴んで丸まらないようにピンと張った状態にされた。
そして上手く動きを封じたまま、爪でカリカリと土踏まずのあたりを擽られた。
「んんんんっっ!!!」
もう片方の足にも別の人がやってきて、母指球付近から土踏まず、踵までゆっくりと指を這わせてきた。
両足への刺激に全力で暴れてみても、足首が固定されているし、その上更に足の指を掴まれているので逃げれなかった。
「んぅぅっ!!んっ、んぅっ…んんん~~!!」
左右別の人が刺激しているため、くすぐり方や強さが全然違ってとても耐えられるものではない。悶えるように叫びながらひたすらベッドを軋ませていると、脇を擽っていた人も大胆に動き出し、両サイドからこちょこちょとくすぐり出した。
泉は暴れ悶える俺をベッドの上に座りながらただ眺めているだけ。何度も目で助けてと訴えてもニヤッと笑うくらいで、止める事はしない。
「んぅぅぅんんぅ、ふっ、ぅぅ、んんんンッ」
ビクビクと体をバウンドさせながら攻撃に耐えていると、右足に違和感が走り、目を見開いた。
「お。ここ弱そう。指の間もなかなか効くもんな」
スタッフ──というより出演者なのか分からない男がそう呟くと、親指と人差し指の間を爪で引っ掻き出した。
「ん"ッ……ふっんんん!!んぅぅ!!」
左足を擽っていた人も同じように指の間を擽り出したので盛大に悶えると、今まで動きを見せていなかった泉が動き出した。泉の指が触れたのは太腿。サワサワと優しくなぞるように動き出した。
足と脇の強い擽ったさと太腿のぞわぞわとした少し気持ち良い刺激に頭が混乱するも、どの刺激もちゃんと体は受け止めてしまう。
「んんんっ、ふ、ぅっ、んっ、うぅっ、んっ」
ボロボロと号泣しながら髪の毛を振り乱して叫ぶと、グニっと泉の指が鼠蹊部に食い込んだ。
「-----~~っ"!?」
大袈裟に体が跳ねて悶えると、食い込んだ指がぐにぐにと動き、耐えがたい刺激になった。それぞれが弱い箇所を捉えて攻め立て、呼吸が上手く出来なくなって目の前が霞んできた頃、漸く指の動きが止まった。
「随分効いてるみたいですね」
撮影モードの泉がそう呟き、暫しの休憩時間が与えられた。必死に呼吸を繰り返すも、口に咥えさせられているものの所為で整えるのにも時間がかかる。
(こいつ…絶対…許さね……)
自分の中に残ったその感情は、自然と目に現れたようで、目が合うと同時に泉は嬉しそうに笑った。
「何だ。まだまだ元気そうですね。じゃあ次は違う形で攻めますね」
足首に固定されていた拘束具が解放されると、ずるりと下着が脱がされた。さっきの刺激で萎えているとは言え、大勢の前で──カメラの前でその部分を晒すのが恥ずかしくて暴れると、先程まで足の裏をくすぐっていた人達が閉じれないように膝裏を抱えて思いっきり大きく開かせた。
ぱかっと開いてオープンした場所は、人に見せる事ない自身や尻までよく見える。
「んぐっっ!!んんん!!ん!!」
あまりの恥ずかしさに全力で暴れると、更に押さえ込む手に力が加えられた。
「じゃあ次はたっぷりイカせますか」
力尽きて俺の抵抗が弱まった頃、泉はたっぷりとローションを手の平に垂らすと、水音を響かせながら俺の陰茎を扱き始めた。
「んぅ……っ」
鼻にかかるような甘ったるい声が漏れると、指の動きが早くなり、次第に硬さを取り戻し始めた。
(気持ちい…流石男優だな…っ)
腰を浮かせて逃げようとすると、グリグリと先端を擦られ、ビクンと大きく跳ねた。
(やばい…っ)
感度が上がってるからか、感じないようにする程力が残っていないからか。すぐに絶頂の兆しが見えて睨みつけると、クイッと親指が先端を擦った。
「っ!?──んッ」
その瞬間、俺は呆気なく白濁液を吐き出して射精をしてしまった。正直一瞬の出来事だったので、イクのが恥ずかしいとかそう言った感情がなかったのは救いかもしれない。
「んぅ…っ、ん…ふぅ……ぅ」
射精してがっくりと項垂れた体は、汗が大量に出ておりシーツがかなり冷たく感じる。額からこめかみを流れていく汗を感じながら呆然としていると、サワサワと脇の下に違和感が走った。
「んんんっ」
ずっと休んでいた指が動き出してくすぐりを開始すると、足の裏への攻撃も始まった。
「んぅっ!んんん!んんん~~!!」
イッた直後での刺激は今までより何倍も擽ったさを感じる。すると、クニクニと先端を弄る泉の指も動き出してしまった。
「っっ!?」
敏感な先端への刺激は一番効果が絶大だ。泉の指が動く度に面白い程に腰が跳ね、新たな先走りが溢れ出す。それに加えてくすぐったい刺激も強く、頭の中は何も考えられない程になった。
「んんぅ、──~~ッッ!?!?」
くすぐったい。気持ち良い。やめて。
頭の中で様々な感情が浮かんでも、何も言葉が出せず、涙と汗が大量に溢れ出した。
「そろそろ反省したかな」
指の動きが止まり、唾液まみれのギャグボールが外されると、暫くは呼吸を整えるのに精一杯で何も話せなかった。
少しずつ呼吸が整ってきた頃、ゆっくりと指が動き始めたと同時に俺はひたすら謝罪した。
「ごめっ、なさぃ…!ごめんなさぃっ、反省っ、しましたぁっもう…!もうやめて…!お願いっ」
撮影の設定を壊さないように、とにかく謝罪だけを繰り返すと、再びみんなの指が動き出して目の前が真っ暗になった。
しかし、ここで暴言を吐いたらまた口を塞がれて徹底的にくすぐられながらイカされるかもしれない。
「ゆるっ、し…てっ、あはははははは!!いやぁぁぁ!!」
股間を握っている泉の指以外がこちょこちょと動き出すと、辛くて堪らないのに俺は笑顔で笑い転げた。
もう無理矢理笑わされて屈辱とか、痴態を晒して恥ずかしいとか、何もない。ただ終わって欲しい。これ以上触られると自分の体がどうなるか分からない。
「ひゃっ、あ!ぃああああっ、ひははははは!!やめてっ、お願──っ、くすぐっ、ないれぇぇぇぇ」
脇腹を少し激しめにくすぐられ、足をぴんと張った状態で土踏まずを容赦なく引っ掻かれると絶叫に近い声が上がる。
指でつつくように脇腹に触れられたり、指全体でサワサワくすぐられたり、その後に脇の下の窪みを揉むように刺激された。
足はたまに足の甲や側面を優しくなぞったり、指の間を引っ掻かれたり、土踏まずを思いっきり穿られたり。あまりのくすぐったさと息苦しさに絶叫していると、突然今まで感じた事ない感触が先端を包み込んだ。
それが何なのか見ることも出来ないほどに頭を振り乱していると。
「──ぃッ、ぁぁああ"あぁあぁあぁああっっ」
先端にあり得ない程に強い刺激が襲った。腰が思いっきりベッドで飛び跳ねて逃げようとしても、刺激が離れない。
叫び続けて飲み込むことの出来ない唾液を垂らしながら必死に刺激の原因を確かめようと目を向けると、俺の先端にはぐっしょりと濡れたガーゼが当てがわれていた。
泉が左右にガーゼを引っ張るとかなり汚い悲鳴が上がる。──自分でも初めて聞くような叫びが出たが、気にする余裕もない。
目の前がチカチカと終始光り輝いた時、強い何かを催した。射精でもなく、かと言って尿意かと言われればよく分からない。とにかく何かが迫ったと自覚した瞬間、ガーゼを通り抜けて何かが飛び散った。
勢い良く飛び散ったそれは、泉の頬を掠め、ぐっしょりと股間と泉の手を濡らした。
「やっ、め、でぇぇぇぇっ、やめッ、とめれッ、おねがッ、ひぁぁぁぁぁあ!! あっ、ああ、ぃあッ、待って──今、やっあ"ああぁぁああァ」
俺が何かを吐き出しても泉の操作するガーゼが止まらず、くすぐってくる指も再開した。
「ゆるっ、しでっ、ぁ、ごめ、っなざっ、いっ、ごめっなさぃいっやめれ、たすけてっぁ、ひゃはぁ、はっあ、ぅあぁぁっっ」
「じゃあローションガーゼでイケたらこれはやめてあげる。頑張って?」
「ひっ、ぐぅっ、ぅッ、ぅぅうっ、ぐっ、んぅ、」
コクコクコクコクと何度も何度も頷いて絶頂しようと集中させるのだが。
「ひゃぁっ、ははははははは…っ、やめ、ろっっ、やめろ、やめ、あ────ッッ!!」
くすぐったい刺激が強くて上手くイキ方が分からない。さっきどうやってイッたんだっけ。ちゃんと気持ち良いのに。イケそうなのに。
肌を擽ってくる刺激が時折絶頂を邪魔してしまい、イッたと思えるような正式な絶頂が訪れない。ガーゼが動く度に体全体が跳ねてイッてる気がするのに、絶頂すると思って体が強張った瞬間、泉の動きが止まる。
(イキたい、イカなきゃ、頑張れ、お願い、)
ガクガク震えながら悲鳴を上げ続けて数分が経った頃、くすぐりの手が緩まったことでその時は訪れた。
(あ……イケる…!ちゃんとイケる…!)
ぐちゃぐちゃになった顔で泉を見つめると、涙で歪んだ視界に見えたのは、優しく微笑む顔。
「イクならちゃんとイクって言いながらね」
小さく聞こえたその声に従い、俺は全力で叫んだ。
「ぃ、くっ、──ぃくっ、イク、イク、っ、---~~っんぅ、んっ、んん…っっ」
背中をのけ反らせて盛大に絶頂すると、俺を苦しめていたガーゼが先端から離れていった。
「…っ、は……ぁ、あっ……はぁ……」
完全に脱力してしまった体は、何の刺激を与えられてないのにビクビクと跳ねている。
汗で汚れた頬を泉が優しく撫でてくれた瞬間、安堵の感情が溢れ出した。
「…っぅ、うっ、…」
──泉、ごめんなさい。
そう言おうとすると、優しく頬を撫でてくれていた手がまた俺の下半身へと戻っていった。
「……え?」
「ローションガーゼは終わりです。次は、これでたっぷりと天国を見に行って下さいね」
小さなビーズのようなものが連なったかなり細長い何かを手にした泉は、撮影モードでそう言った。
終わったと思っていた頭ではその意味が分からず、呆然としていると、暴れないようにガッチリと足を押さえつけられた。
ローションやら俺の精液やらで汚れた先端にそのビーズが当てがわれた時、少しの痛みが走る。
「んぁぁっ」
必死で暴れてもゆっくりと進んでくるものに痛みと微かな快感が生まれ始めた。
「っ、いっ、ぁッ、あ、はぁッ、あぁあ」
俺の反応を見ながら動かしてくれているのか、痛みは殆どなくなり、奥へ進む度に気持ち良くなってきた。
(何……これ、気持ち良い…っ)
「痛くない?」
「っなぃ、いっ、ぃあっ、はぁ……あ、」
「──良かった」
泉がそう呟くと、奥まで進んだ玩具が何かを掠め、その瞬間に体全体に電撃が走った。
「──ッ"、~~っ、あ、────っ」
グイグイとその箇所を刺激されると、声にならないような声が上がり、体が痙攣を始めた。最初に感じた痛みはもうなく、今は強すぎる快感しかない。
俺の反応が薄れたからか、泉は指を止めてくれたが、もっともっと刺激が欲しくて、ぼろぼろ泣きながら泉を見つめた。
「っ、ひ、ぁっ……きもち、っぃ、気持ちぃいっっ、もっと、もっと、してっ」
「──随分気に入ったんだ。こうやって触ってあげるとどう?」
奥深く入った玩具を緩く動かしながら、親指を睾丸と後孔の間へ置いた。指の腹ですりすりと撫でられると、中に入った玩具と合わさっているのか、より強い刺激が押し寄せた。
「ひっあ!ぁ、ぁあ、あ"っ、気持ち、っい、いぃっっ、イク、イク──っい、ぁ、あ!」
強い絶頂感に襲われて叫ぶも、蓋をされているためスッキリすることが出来なくて頭が狂いそうになった。
イカせてと泣き叫ぶと、今まで大人しくしていた奴らが動き始めた。
「ひゃあぅっ!?も、もぉっ、何──」
脇腹や腹部、そして鼠蹊部や太腿など、余すことなく伸びてくる手はくすぐったさを生み出した。執拗な不必要な攻めに苛立ちながらも、暴れても叫べば叫ぶ程にそちらの刺激が強さを増した。
「くすぐりながらイケるようになるまで、気持ち良いのはおしまいね。頑張って?」
「な、っれぇ、へへへっぁ、ひゃぁぁぁあはははは!!」
その後、7対3くらいの割合でくすぐり、愛撫と繰り返された頃。
「ひっははは、きもちぃぃ…くすぐったぃ、の、きもちぃっ、イク…イキますっ、から、ぁっ……イカせてぇぇぇぇぇぇ」
自分で何を言ってるか分からない言葉を叫びながら、泉だけを見つめて懇願した。
「──いい子だね」
その言葉を最後に、俺は盛大に欲を発散して意識を失った。
◇ ◆
結果、配信売上はかなり高く、泉の名前は瞬く間に知れ渡った。合わせて俺も正式にデビューしないかと声がかかりまくったが、二度と出るつもりはない。
完全に顔を出してしまったものの、元々それに対しては抵抗はない俺は今まで通りの日常を過ごしていたのだが。
あの激しい攻めを受けてから一つだけ困ったことがある。それは──。
一人で発散することが出来なくなったことだ。
撮影を終えて数ヶ月が経った頃、どうしても我慢出来なくなった俺は未だに関係性が変わらない泉の部屋を訪れた。
「どうしたの?鈴くん」
「……」
「…? 随分欲情した顔しちゃって。もしかして一人で出来なくなっちゃったの?」
「…分かってんなら聞くなバカ」
「…あ、本当?それは大変だね。おいで、俺が責任取ってあげるから」
伸ばされた手を取り、俺はぽすんと泉の胸に飛び込んだ。胸に顔を埋めていた俺は、泉が満足気な表情をしているのが見えなかった。
こうなるように仕組んでいた泉に気付くのは、その後すぐに男優をやめた彼に打ち明けられてからだった。
end.
攻→泉+スタッフ
受→鈴/視点
◇ ◆
大の字に拘束されて尚、ジタバタと無駄な抵抗を繰り返しながら叫んでいるとクスッと笑いながら泉がベッドの上へ乗り、近付いてきた。
「く、んなよ……」
自分でも情けないと思える程の震えた声でそう呟くと、ギシッと軋む音と共に泉が体を動かし、俺の腹部辺りへ腰掛けた。
「撮影内容に了承しておいてわがまま言う悪い子は、とことん素直になるまでお仕置きだよ」
そっと脇腹に添えられ、ビクンと激しく体が揺れた。さっきまでの余韻が残っているのか、ただ添えられるだけでこんなに反応してしまうなんて。
涙目になりながらブンブンと頭を振るも、ゆっくりと指がサワサワと動き出した。
「やめ…っ、んん……」
脇腹を優しくくすぐりながら、ゆっくりと脇へのぼっていき、ぞわぞわとした刺激が襲う。体を必死に捩ってみても、手首に装着された拘束具のおかげで腕は下ろせないし、腹には泉が乗っかっているので上手く動けない。
周りを確認すると既に第二ラウンドの撮影が始まっており、自分の情けない姿がカメラに収められていくのが分かり、羞恥でじわっと視界が歪む。
「っ、は……んん」
終始優しくなぞる指の動きに、笑い声とは別の甘い声が漏れ、その声が響く度に耳まで熱を持った。我慢しようにもどうにも耐えれない刺激に必死に暴れてみても、指は強さや動きを変えて弱い箇所を掠める。
「ぃ、……ずみ、泉っ」
目の前に居る泉にしか聞こえないように音量に気を付けながら口を開くと、なーに?と覆い被さるような体勢に変えて耳元で答えてくれた。
「無理…っ、俺、これっ……お願い、手加減して…前、みたいにっお願い…あとで、二人の時にっ…何でも言うこと聞くから…っ」
体勢を変えても動き続ける指に耐えながら必死に懇願すると、ふわっと微かに泉の香りが鼻を掠めたと同時に、耳元に違和感が走る。
「無理に決まってんじゃん」
耳元でぽそっと囁かれると、吐息がかかりぞわっとした刺激が送られた。
「ひぁっ」
「これは仕事なんだから、責任持ってちゃんとやりなさい」
「ひぁあッ…ぁ、やめッ」
泉は耳元で囁きながら、肌をくすぐったいた指を胸元へ移動させると両方の突起をきゅっと摘んだ。
「ぁあっ……はぁっ…」
優しく捏ねるように乳首を刺激されると頭が熱くなるような、何とも言えない感覚に陥った。
「さっきここ感じてたもんね。あとで激しいくすぐりもしてあげるけど、その前に恥ずかしいくらい乱れようね」
カリッと爪で引っ掻かれると腰が跳ね、強い快感だけが駆ける。
「やぁっ…あ、待って…何か、泉、だめっ」
「──今から撮影モードに入るから、俺の名前呼ばないでね?」
パッと体が離れ、二人の世界が強制的に遮断された後、乳首を責められたことによって主張した下着が丸見えになった。
「おや、随分主張してますね。くすぐりチャレンジを我慢出来なかったお仕置きなのに、いやらしい子ですね」
クスッと悪魔のような笑みを浮かべながらそう言う泉は、予告通り撮影モード全開だった。
「…っ」
きゅっと唇を噛んでそっぽ向くと、広げられた足の間に座った泉は下着の上から自身の形をなぞるように指を滑らせた。
「ぁっ……やめ…ッ、泉!!」
羞恥と焦りで、呼ぶなと言われた名前を叫んでしまうと一旦撮影が止められた。
「鈴くん。これは撮影なので泉くんの名前を呼ぶのは禁止ですよ。一応くすぐりチャレンジの主催者と参加者という立場なので」
「そう言われても…っ、もう無理!俺帰る!!これ耐えれないです…っ」
近くに来て注意してくれたスタッフの人にそう伝えると、みんながどうしようか…と相談し始めた。
泉の顔を潰す事になって申し訳ないが、そもそもあいつがくすぐりが効かないようなやり方で俺を騙したのが悪いんだ。
きっとこのまま俺が指示を無視して設定を崩壊させれば、撮影続行は難しいだろう。
最初からこうしてれば良かったと思いながら解放を待っていると、無理矢理スタッフの人に口を開かされ、ギャグボールを咥えさせられた。
「ぅぐっ!?」
「ここまでする気はなかったけど、ちゃんと仕事を受けた以上は頑張ってもらいますね」
ニコッと笑ったスタッフさんにそう言われ、助けを求めるように泉に視線をやった。
「あーあ、可哀想に。まぁ俺の名前呼ばないでねって言ったのに約束守らなかった鈴くんが悪いんだよ。だから、俺が約束守らなくても文句言えないよね。ってことで。みんなで生意気な鈴くんに徹底的にお仕置きする撮影に変更しましょうか」
「んぅっ…?ん!んんん!」
「あ、でも安心してね。鈴くん恥ずかしがり屋さんだし、イカせるのは俺だけだから。スタッフさんにはくすぐってもらうだけにするね」
じゃあ、スタートです。そう言って撮影が再開されると、スタッフの一人が俺の傍にやってきて脇の下へ指を這わせた。
「んぐぅッ……」
それを合図に他の人も俺の足元へ近付くと、足を動かす事が出来ないようにガシッと足の指を掴んで丸まらないようにピンと張った状態にされた。
そして上手く動きを封じたまま、爪でカリカリと土踏まずのあたりを擽られた。
「んんんんっっ!!!」
もう片方の足にも別の人がやってきて、母指球付近から土踏まず、踵までゆっくりと指を這わせてきた。
両足への刺激に全力で暴れてみても、足首が固定されているし、その上更に足の指を掴まれているので逃げれなかった。
「んぅぅっ!!んっ、んぅっ…んんん~~!!」
左右別の人が刺激しているため、くすぐり方や強さが全然違ってとても耐えられるものではない。悶えるように叫びながらひたすらベッドを軋ませていると、脇を擽っていた人も大胆に動き出し、両サイドからこちょこちょとくすぐり出した。
泉は暴れ悶える俺をベッドの上に座りながらただ眺めているだけ。何度も目で助けてと訴えてもニヤッと笑うくらいで、止める事はしない。
「んぅぅぅんんぅ、ふっ、ぅぅ、んんんンッ」
ビクビクと体をバウンドさせながら攻撃に耐えていると、右足に違和感が走り、目を見開いた。
「お。ここ弱そう。指の間もなかなか効くもんな」
スタッフ──というより出演者なのか分からない男がそう呟くと、親指と人差し指の間を爪で引っ掻き出した。
「ん"ッ……ふっんんん!!んぅぅ!!」
左足を擽っていた人も同じように指の間を擽り出したので盛大に悶えると、今まで動きを見せていなかった泉が動き出した。泉の指が触れたのは太腿。サワサワと優しくなぞるように動き出した。
足と脇の強い擽ったさと太腿のぞわぞわとした少し気持ち良い刺激に頭が混乱するも、どの刺激もちゃんと体は受け止めてしまう。
「んんんっ、ふ、ぅっ、んっ、うぅっ、んっ」
ボロボロと号泣しながら髪の毛を振り乱して叫ぶと、グニっと泉の指が鼠蹊部に食い込んだ。
「-----~~っ"!?」
大袈裟に体が跳ねて悶えると、食い込んだ指がぐにぐにと動き、耐えがたい刺激になった。それぞれが弱い箇所を捉えて攻め立て、呼吸が上手く出来なくなって目の前が霞んできた頃、漸く指の動きが止まった。
「随分効いてるみたいですね」
撮影モードの泉がそう呟き、暫しの休憩時間が与えられた。必死に呼吸を繰り返すも、口に咥えさせられているものの所為で整えるのにも時間がかかる。
(こいつ…絶対…許さね……)
自分の中に残ったその感情は、自然と目に現れたようで、目が合うと同時に泉は嬉しそうに笑った。
「何だ。まだまだ元気そうですね。じゃあ次は違う形で攻めますね」
足首に固定されていた拘束具が解放されると、ずるりと下着が脱がされた。さっきの刺激で萎えているとは言え、大勢の前で──カメラの前でその部分を晒すのが恥ずかしくて暴れると、先程まで足の裏をくすぐっていた人達が閉じれないように膝裏を抱えて思いっきり大きく開かせた。
ぱかっと開いてオープンした場所は、人に見せる事ない自身や尻までよく見える。
「んぐっっ!!んんん!!ん!!」
あまりの恥ずかしさに全力で暴れると、更に押さえ込む手に力が加えられた。
「じゃあ次はたっぷりイカせますか」
力尽きて俺の抵抗が弱まった頃、泉はたっぷりとローションを手の平に垂らすと、水音を響かせながら俺の陰茎を扱き始めた。
「んぅ……っ」
鼻にかかるような甘ったるい声が漏れると、指の動きが早くなり、次第に硬さを取り戻し始めた。
(気持ちい…流石男優だな…っ)
腰を浮かせて逃げようとすると、グリグリと先端を擦られ、ビクンと大きく跳ねた。
(やばい…っ)
感度が上がってるからか、感じないようにする程力が残っていないからか。すぐに絶頂の兆しが見えて睨みつけると、クイッと親指が先端を擦った。
「っ!?──んッ」
その瞬間、俺は呆気なく白濁液を吐き出して射精をしてしまった。正直一瞬の出来事だったので、イクのが恥ずかしいとかそう言った感情がなかったのは救いかもしれない。
「んぅ…っ、ん…ふぅ……ぅ」
射精してがっくりと項垂れた体は、汗が大量に出ておりシーツがかなり冷たく感じる。額からこめかみを流れていく汗を感じながら呆然としていると、サワサワと脇の下に違和感が走った。
「んんんっ」
ずっと休んでいた指が動き出してくすぐりを開始すると、足の裏への攻撃も始まった。
「んぅっ!んんん!んんん~~!!」
イッた直後での刺激は今までより何倍も擽ったさを感じる。すると、クニクニと先端を弄る泉の指も動き出してしまった。
「っっ!?」
敏感な先端への刺激は一番効果が絶大だ。泉の指が動く度に面白い程に腰が跳ね、新たな先走りが溢れ出す。それに加えてくすぐったい刺激も強く、頭の中は何も考えられない程になった。
「んんぅ、──~~ッッ!?!?」
くすぐったい。気持ち良い。やめて。
頭の中で様々な感情が浮かんでも、何も言葉が出せず、涙と汗が大量に溢れ出した。
「そろそろ反省したかな」
指の動きが止まり、唾液まみれのギャグボールが外されると、暫くは呼吸を整えるのに精一杯で何も話せなかった。
少しずつ呼吸が整ってきた頃、ゆっくりと指が動き始めたと同時に俺はひたすら謝罪した。
「ごめっ、なさぃ…!ごめんなさぃっ、反省っ、しましたぁっもう…!もうやめて…!お願いっ」
撮影の設定を壊さないように、とにかく謝罪だけを繰り返すと、再びみんなの指が動き出して目の前が真っ暗になった。
しかし、ここで暴言を吐いたらまた口を塞がれて徹底的にくすぐられながらイカされるかもしれない。
「ゆるっ、し…てっ、あはははははは!!いやぁぁぁ!!」
股間を握っている泉の指以外がこちょこちょと動き出すと、辛くて堪らないのに俺は笑顔で笑い転げた。
もう無理矢理笑わされて屈辱とか、痴態を晒して恥ずかしいとか、何もない。ただ終わって欲しい。これ以上触られると自分の体がどうなるか分からない。
「ひゃっ、あ!ぃああああっ、ひははははは!!やめてっ、お願──っ、くすぐっ、ないれぇぇぇぇ」
脇腹を少し激しめにくすぐられ、足をぴんと張った状態で土踏まずを容赦なく引っ掻かれると絶叫に近い声が上がる。
指でつつくように脇腹に触れられたり、指全体でサワサワくすぐられたり、その後に脇の下の窪みを揉むように刺激された。
足はたまに足の甲や側面を優しくなぞったり、指の間を引っ掻かれたり、土踏まずを思いっきり穿られたり。あまりのくすぐったさと息苦しさに絶叫していると、突然今まで感じた事ない感触が先端を包み込んだ。
それが何なのか見ることも出来ないほどに頭を振り乱していると。
「──ぃッ、ぁぁああ"あぁあぁあぁああっっ」
先端にあり得ない程に強い刺激が襲った。腰が思いっきりベッドで飛び跳ねて逃げようとしても、刺激が離れない。
叫び続けて飲み込むことの出来ない唾液を垂らしながら必死に刺激の原因を確かめようと目を向けると、俺の先端にはぐっしょりと濡れたガーゼが当てがわれていた。
泉が左右にガーゼを引っ張るとかなり汚い悲鳴が上がる。──自分でも初めて聞くような叫びが出たが、気にする余裕もない。
目の前がチカチカと終始光り輝いた時、強い何かを催した。射精でもなく、かと言って尿意かと言われればよく分からない。とにかく何かが迫ったと自覚した瞬間、ガーゼを通り抜けて何かが飛び散った。
勢い良く飛び散ったそれは、泉の頬を掠め、ぐっしょりと股間と泉の手を濡らした。
「やっ、め、でぇぇぇぇっ、やめッ、とめれッ、おねがッ、ひぁぁぁぁぁあ!! あっ、ああ、ぃあッ、待って──今、やっあ"ああぁぁああァ」
俺が何かを吐き出しても泉の操作するガーゼが止まらず、くすぐってくる指も再開した。
「ゆるっ、しでっ、ぁ、ごめ、っなざっ、いっ、ごめっなさぃいっやめれ、たすけてっぁ、ひゃはぁ、はっあ、ぅあぁぁっっ」
「じゃあローションガーゼでイケたらこれはやめてあげる。頑張って?」
「ひっ、ぐぅっ、ぅッ、ぅぅうっ、ぐっ、んぅ、」
コクコクコクコクと何度も何度も頷いて絶頂しようと集中させるのだが。
「ひゃぁっ、ははははははは…っ、やめ、ろっっ、やめろ、やめ、あ────ッッ!!」
くすぐったい刺激が強くて上手くイキ方が分からない。さっきどうやってイッたんだっけ。ちゃんと気持ち良いのに。イケそうなのに。
肌を擽ってくる刺激が時折絶頂を邪魔してしまい、イッたと思えるような正式な絶頂が訪れない。ガーゼが動く度に体全体が跳ねてイッてる気がするのに、絶頂すると思って体が強張った瞬間、泉の動きが止まる。
(イキたい、イカなきゃ、頑張れ、お願い、)
ガクガク震えながら悲鳴を上げ続けて数分が経った頃、くすぐりの手が緩まったことでその時は訪れた。
(あ……イケる…!ちゃんとイケる…!)
ぐちゃぐちゃになった顔で泉を見つめると、涙で歪んだ視界に見えたのは、優しく微笑む顔。
「イクならちゃんとイクって言いながらね」
小さく聞こえたその声に従い、俺は全力で叫んだ。
「ぃ、くっ、──ぃくっ、イク、イク、っ、---~~っんぅ、んっ、んん…っっ」
背中をのけ反らせて盛大に絶頂すると、俺を苦しめていたガーゼが先端から離れていった。
「…っ、は……ぁ、あっ……はぁ……」
完全に脱力してしまった体は、何の刺激を与えられてないのにビクビクと跳ねている。
汗で汚れた頬を泉が優しく撫でてくれた瞬間、安堵の感情が溢れ出した。
「…っぅ、うっ、…」
──泉、ごめんなさい。
そう言おうとすると、優しく頬を撫でてくれていた手がまた俺の下半身へと戻っていった。
「……え?」
「ローションガーゼは終わりです。次は、これでたっぷりと天国を見に行って下さいね」
小さなビーズのようなものが連なったかなり細長い何かを手にした泉は、撮影モードでそう言った。
終わったと思っていた頭ではその意味が分からず、呆然としていると、暴れないようにガッチリと足を押さえつけられた。
ローションやら俺の精液やらで汚れた先端にそのビーズが当てがわれた時、少しの痛みが走る。
「んぁぁっ」
必死で暴れてもゆっくりと進んでくるものに痛みと微かな快感が生まれ始めた。
「っ、いっ、ぁッ、あ、はぁッ、あぁあ」
俺の反応を見ながら動かしてくれているのか、痛みは殆どなくなり、奥へ進む度に気持ち良くなってきた。
(何……これ、気持ち良い…っ)
「痛くない?」
「っなぃ、いっ、ぃあっ、はぁ……あ、」
「──良かった」
泉がそう呟くと、奥まで進んだ玩具が何かを掠め、その瞬間に体全体に電撃が走った。
「──ッ"、~~っ、あ、────っ」
グイグイとその箇所を刺激されると、声にならないような声が上がり、体が痙攣を始めた。最初に感じた痛みはもうなく、今は強すぎる快感しかない。
俺の反応が薄れたからか、泉は指を止めてくれたが、もっともっと刺激が欲しくて、ぼろぼろ泣きながら泉を見つめた。
「っ、ひ、ぁっ……きもち、っぃ、気持ちぃいっっ、もっと、もっと、してっ」
「──随分気に入ったんだ。こうやって触ってあげるとどう?」
奥深く入った玩具を緩く動かしながら、親指を睾丸と後孔の間へ置いた。指の腹ですりすりと撫でられると、中に入った玩具と合わさっているのか、より強い刺激が押し寄せた。
「ひっあ!ぁ、ぁあ、あ"っ、気持ち、っい、いぃっっ、イク、イク──っい、ぁ、あ!」
強い絶頂感に襲われて叫ぶも、蓋をされているためスッキリすることが出来なくて頭が狂いそうになった。
イカせてと泣き叫ぶと、今まで大人しくしていた奴らが動き始めた。
「ひゃあぅっ!?も、もぉっ、何──」
脇腹や腹部、そして鼠蹊部や太腿など、余すことなく伸びてくる手はくすぐったさを生み出した。執拗な不必要な攻めに苛立ちながらも、暴れても叫べば叫ぶ程にそちらの刺激が強さを増した。
「くすぐりながらイケるようになるまで、気持ち良いのはおしまいね。頑張って?」
「な、っれぇ、へへへっぁ、ひゃぁぁぁあはははは!!」
その後、7対3くらいの割合でくすぐり、愛撫と繰り返された頃。
「ひっははは、きもちぃぃ…くすぐったぃ、の、きもちぃっ、イク…イキますっ、から、ぁっ……イカせてぇぇぇぇぇぇ」
自分で何を言ってるか分からない言葉を叫びながら、泉だけを見つめて懇願した。
「──いい子だね」
その言葉を最後に、俺は盛大に欲を発散して意識を失った。
◇ ◆
結果、配信売上はかなり高く、泉の名前は瞬く間に知れ渡った。合わせて俺も正式にデビューしないかと声がかかりまくったが、二度と出るつもりはない。
完全に顔を出してしまったものの、元々それに対しては抵抗はない俺は今まで通りの日常を過ごしていたのだが。
あの激しい攻めを受けてから一つだけ困ったことがある。それは──。
一人で発散することが出来なくなったことだ。
撮影を終えて数ヶ月が経った頃、どうしても我慢出来なくなった俺は未だに関係性が変わらない泉の部屋を訪れた。
「どうしたの?鈴くん」
「……」
「…? 随分欲情した顔しちゃって。もしかして一人で出来なくなっちゃったの?」
「…分かってんなら聞くなバカ」
「…あ、本当?それは大変だね。おいで、俺が責任取ってあげるから」
伸ばされた手を取り、俺はぽすんと泉の胸に飛び込んだ。胸に顔を埋めていた俺は、泉が満足気な表情をしているのが見えなかった。
こうなるように仕組んでいた泉に気付くのは、その後すぐに男優をやめた彼に打ち明けられてからだった。
end.
20
あなたにおすすめの小説
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる