夢で会ったインキュバスが忘れられないんだが

Sui

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夢と現実の狭間

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 今回はバスルームでヤるというシチュエーションにしたいようだ。しかも壁には大きな鏡がある。湯気で曇らないのはさすが夢仕様といったところか。

 俺は護衛の仕事をしている夢を見ていたからか、護衛仕様の服装になっていた。甲冑に鉄製のブーツで脱ぎづらいのだが、バスタブから溢れてるお湯でだんだんとブーツの中にも染み込んでいく。早く脱ぎたいと思うもルイスからの口付けをしばらく味わいたかった。

「……ああ、ブーツん中気持ち悪いよな。甲冑も消しといてやるよ。でもそれ以外は俺が脱がしたいからそのままな」

 俺とのキスを堪能したあと、ルイスの手が甲冑をひと撫でするとスッと消えていった。ブーツも温かいお湯が裸足でじんわりと感じてきたことで消えたことを実感する。

「夢なのにお湯が温かく感じるの不思議だな」
「俺が居る間は、すべて感覚はあるぜ。でなきゃセックスの時に精気もらえやしない」
「なるほど。おかげで俺はルイスの感触を覚えているんだな」

 そう言ってルイスの頬から顎を撫でる。髭もなくすべすべな肌は手触りが良い。そのまま首から鎖骨を撫でながら引き寄せる。
 ルイスは抵抗することなく、俺のところにもたれてくるので顔を両手で包み、深くキスしながら濡れた床にゆっくりと押し倒す。なみなみと溢れるお湯がルイスの黒ベストを濡らし肌に張り付いたぶん、二つ小さく膨らんでいるのが見える。それを指で押してみるとルイスからくぐもった声に気分が昂揚し、軽く摘んで捻ってやると喘ぎ声に切り替わった。

「……りと、ちょくせ、つ、触って……っ、あっ」

 ルイスのリクエストに応え、濡れたベストを脱がしながらも乳首をいじり続けた。乳頭に触れるとビクビク震えるのがたまらない。キュッと勃っている乳首を指で弾いたりコリコリしてやる。そのたびに聞こえる嬌声が鼓膜に響くのが心地よく、ルイスが仰け反れば水音が聞こえるのがより興奮させられる。

 だんだんと濡れていくおなかを手で拭うかのように撫で、腰まで延びる。そして二つの膨らみを両手で掴んだ。レザーパンツ越しでも下着穿いていないからか、柔らかさがより分かるような気がした。お尻を掴んだことでずり上がる身体に、俺の目の前には可愛らしい乳首がある。
 本当は誇示したいがために痕をつけたいが、今回はやめることにした。もしつけたらおそらくしばらくは夢に出てこないような気がしたからだ。
 乳頭を掬うかのように舐め、また口の中で弄んだ。もちろん両方じっくりとしているとルイスから早く次に進めろとばかりに、俺の手を掴みルイスの股間へと持っていった。

「早くここを満足して……リト……」

 レザーパンツの前を早速くつろぎ、とうに勃っていたルイス自身の亀頭を優しく包み撫でる。

「あっ、ああっ」

 ようやく欲しかった感触なのか、声がより甘くなった。鈴口からすでに先走りで濡れそぼっており、その滑りを借りて先端を中心に擦っていく。

「ああっ、あっ、っまって、あっ」
「早く満足したいんだろう?」

 空いた手でレザーパンツを太股までズラし、陰嚢をやわらかく揉んでルイスをさらに快感で溺れさせた。

「ああ──……っ」

 我慢せずにイってしまったようで、ルイスの色白な肌に白濁液が飛び散ったが、溢れていたお湯ですぐ流れてしまった。

「相変わらず感じやすい身体だな……」

 イった余韻がまだ抜けきらないのか震えているが、俺の手は後ろに回り後孔に触れてみた。もし前回のように解れていたら俺ので上書きしてやると考えていたが、解れておらずキュッと締まっていたことに心の中で安堵した。
 あぁ、どれだけルイスにハマっているんだろう俺は。

 びしょびしょに濡れていたレザーパンツをなんとか脱がそうと裾を引っ張ろうとすると、ルイスが起き上がって俺にキスしてきた。
 ルイスにとっては俺の精気を高めるための行為でしかないだろうが、それでも嬉しかった。
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