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3章 最強主人公
477日目その8~序列1位へ各々の戦い(天岩vs火森戦)~
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夢野「それでは、グループステージ最終戦、天岩さん、火森さん入場してください!!」
天岩と火森が入場してくる。
天岩「まさかドバっさんを抜いてくるとは、やるわね。」
火森「ありがと。…土筆、スッキリした顔してる。」
天岩「…幹人に怒られちゃったからね。負けを俺のせいにするなーー!!ってね。」
火森「そっか。」
天岩「だから、負けられないのよ!楓、覚悟してよ!!」
火森「こっちも、ハイそうですかって訳にもいかないわよ!!」
この二人は、同い年で、組織への参画は天岩の方が早かったようだが、普段は本当に仲の良い友達らしい。
試合前の表情は…筆舌し難い。
普段は二人とも整った顔をしているのだが、鬼の面を着けているかの如し。
夢野「それでは…レディーゴーファーーーイ!!」
火森~我が従えしは火の巨人 その腕を顕現させん~
火森「悠長に構えていると、焼きつぶすよ!!」
天岩「大丈夫よ…私も本気だから!!」
火森~火巨人の腕(スルトズアーム)~
土橋戦で見せた巨大な火の腕が火森の両側に現れる。
間髪入れずに、天岩との距離を詰め、火巨人の腕による一撃を放つ。
火森「うおぉおぉ!!」
天岩「良く練磨された、良い技だよ。でも、まだまだ私に及ばない。」
天岩~岩石爆散噴射~
天岩は地面に手を置き、技名を唱える。
それに応えるかの如く、大小様々な岩石が地面から噴き上がり、火森に襲い掛かる。
火森は、火巨人の腕にて岩石を焼き払い、少し距離を取る。
火森『詠唱をしていない!?』
天岩~巨石五月雨墜ち~
地面から放たれた岩石が、空中で塊り数mほどの巨石になり、今度は地面に向かって落ちてくる。
火森「冗談でしょ!?」
火森~火巨人の腕よ 合わさる事で力増せ 全てを焼き尽くす火龍の咆哮と成れ~
火森~火龍咆哮(ムスプルヘイムロアー)~
火森は、両手を体の正面で組む。それに応じて火巨人の腕が体の前で混ざり合い、凄まじい火の球と成る。
火森「私も持久力は無いからね…このまま守護球も撃ち抜く!!」
火球は天岩の守護球へ、堕ちてくる巨石を避けながら向かっている。
火火野「凄いな。あの大きさの火の球を完全にコントロールしている。」
天岩「フフッ、本当に強くなってる。でも、やっぱりまだまだよ!」
天岩は地面の土を隆起させ、守護球の前に自らを運ぶ、火球はすぐソコまで迫っていた。
天岩~岩竜召喚~
そう唱えると、隆起した土の中から岩の竜が顔を出す。
火森「…もう、引くレベルだわ…」
天岩「そう。でも、楽しかったわよ。」
天岩~岩竜の息吹 石槍~
竜の口から石の槍が放たれ、火球と守護球を撃ち抜いた。
火森「くっそー詠唱できたらもうちょいいい勝負できると思ったんだけどなーあんな隠し玉があるとはね。」
天岩「先の3人が気合入った勝負してたからね。私もかましとかないといけないと思ったのよ。」
火森「絶望的な差だわね。」
天岩「フフッ、でも、先頭が走ってた方が付いてくる方は楽でしょうよ。」
火森「嫌味か。私たちは並び歩きたいのよ。」
天岩「じゃ、死ぬ気で走って、背中が見えなくっても必死で走りなさいよ。私たちは必ず居るわ。貴方達が走る先にね。」
火森は頷き、天岩と握手を交わす。
夢野「最終戦決着!!土序列1位 天岩 土筆!!火森さんも3位ながら、凄かったわ~他の3位以下の皆は勇気がもらえたんじゃないかしら?天岩さんも解き放たれて、活き活き戦っていたわ!!さて、これで今日の全予定が消化されました。怪我人は出ましたが、大きなトラブルもなくホッとしたわ。最終決勝に出る4人はゆっくり休んで、明日また、最高の戦いを見せて頂戴!!では、解散!!」
おーなんか、締めって感じのセレモニーは無く終わるんだな。
まぁ、明日もあるんだから当然か。
さてさて、明日は、今日見たくはいかないだろう。
4人共やる気満々だしな。
でも、勝つのは俺だ。決まっている。
天岩と火森が入場してくる。
天岩「まさかドバっさんを抜いてくるとは、やるわね。」
火森「ありがと。…土筆、スッキリした顔してる。」
天岩「…幹人に怒られちゃったからね。負けを俺のせいにするなーー!!ってね。」
火森「そっか。」
天岩「だから、負けられないのよ!楓、覚悟してよ!!」
火森「こっちも、ハイそうですかって訳にもいかないわよ!!」
この二人は、同い年で、組織への参画は天岩の方が早かったようだが、普段は本当に仲の良い友達らしい。
試合前の表情は…筆舌し難い。
普段は二人とも整った顔をしているのだが、鬼の面を着けているかの如し。
夢野「それでは…レディーゴーファーーーイ!!」
火森~我が従えしは火の巨人 その腕を顕現させん~
火森「悠長に構えていると、焼きつぶすよ!!」
天岩「大丈夫よ…私も本気だから!!」
火森~火巨人の腕(スルトズアーム)~
土橋戦で見せた巨大な火の腕が火森の両側に現れる。
間髪入れずに、天岩との距離を詰め、火巨人の腕による一撃を放つ。
火森「うおぉおぉ!!」
天岩「良く練磨された、良い技だよ。でも、まだまだ私に及ばない。」
天岩~岩石爆散噴射~
天岩は地面に手を置き、技名を唱える。
それに応えるかの如く、大小様々な岩石が地面から噴き上がり、火森に襲い掛かる。
火森は、火巨人の腕にて岩石を焼き払い、少し距離を取る。
火森『詠唱をしていない!?』
天岩~巨石五月雨墜ち~
地面から放たれた岩石が、空中で塊り数mほどの巨石になり、今度は地面に向かって落ちてくる。
火森「冗談でしょ!?」
火森~火巨人の腕よ 合わさる事で力増せ 全てを焼き尽くす火龍の咆哮と成れ~
火森~火龍咆哮(ムスプルヘイムロアー)~
火森は、両手を体の正面で組む。それに応じて火巨人の腕が体の前で混ざり合い、凄まじい火の球と成る。
火森「私も持久力は無いからね…このまま守護球も撃ち抜く!!」
火球は天岩の守護球へ、堕ちてくる巨石を避けながら向かっている。
火火野「凄いな。あの大きさの火の球を完全にコントロールしている。」
天岩「フフッ、本当に強くなってる。でも、やっぱりまだまだよ!」
天岩は地面の土を隆起させ、守護球の前に自らを運ぶ、火球はすぐソコまで迫っていた。
天岩~岩竜召喚~
そう唱えると、隆起した土の中から岩の竜が顔を出す。
火森「…もう、引くレベルだわ…」
天岩「そう。でも、楽しかったわよ。」
天岩~岩竜の息吹 石槍~
竜の口から石の槍が放たれ、火球と守護球を撃ち抜いた。
火森「くっそー詠唱できたらもうちょいいい勝負できると思ったんだけどなーあんな隠し玉があるとはね。」
天岩「先の3人が気合入った勝負してたからね。私もかましとかないといけないと思ったのよ。」
火森「絶望的な差だわね。」
天岩「フフッ、でも、先頭が走ってた方が付いてくる方は楽でしょうよ。」
火森「嫌味か。私たちは並び歩きたいのよ。」
天岩「じゃ、死ぬ気で走って、背中が見えなくっても必死で走りなさいよ。私たちは必ず居るわ。貴方達が走る先にね。」
火森は頷き、天岩と握手を交わす。
夢野「最終戦決着!!土序列1位 天岩 土筆!!火森さんも3位ながら、凄かったわ~他の3位以下の皆は勇気がもらえたんじゃないかしら?天岩さんも解き放たれて、活き活き戦っていたわ!!さて、これで今日の全予定が消化されました。怪我人は出ましたが、大きなトラブルもなくホッとしたわ。最終決勝に出る4人はゆっくり休んで、明日また、最高の戦いを見せて頂戴!!では、解散!!」
おーなんか、締めって感じのセレモニーは無く終わるんだな。
まぁ、明日もあるんだから当然か。
さてさて、明日は、今日見たくはいかないだろう。
4人共やる気満々だしな。
でも、勝つのは俺だ。決まっている。
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