42 / 62
第一章:天上のラストルーム
第42話:謎のクエスト②
しおりを挟む
壁に手を当てながら通路を進んでみたり、行き止まりのフロアで壁を触りながら一周したり、秘境につながるだろう隠し通路を探して歩き回っているのだが、それらしきものを見つけることができないでいる。
一階層ということもありアルストはソロで、アレッサとエレナはコンビで、キングベアーを倒した時のクエストと同じ布陣で挑んでいるのだが成果はなかった。
さすがにおかしいと感じ始めたアルストの指示で一度合流した三人は、探索を終えた場所の確認を行うことにした。
「入口から右側はほとんど終わっています」
「左側も終わっているぞ」
「左右どちらも奥の方だけが残っているみたいですね」
「……入口に近い場所にあるはずはないか?」
秘境と呼ばれるだけの特別な場所である。バベルに入って早々に見つかる場所にはないのだろう。
危険もあるとなれば、奥の方への探索は三人一緒に行動するべきかもしれないと判断したアルストは三人で奥の方へと進んでいく。
まずは右側の奥を隅々まで確認していくが何も見つからない。
そのまま左側へと向かうが、ここでも何も見つからなかった。
「…………何なんだこのクエストは! 何も見つからないじゃないか!」
しびれを切らして声を上げたのはエレナだった。
アレッサも困惑顔でアルストを見ているのだが、頼みのアルストも答えを見いだせずにいた。
「通路やフロアは全て見て回ったぞ、どういうことだ?」
「ど、どこかに見落としでもあったんでしょうか」
「絶対にあるはずがない! それに、もう一回同じことをしろと言われても絶対に嫌だぞ!」
エレナの意見にはアルストも同意だった。
ただでさえ時間を掛けて見落としがないようにしていたにもかかわらず見つからないからもう一度、というのはあまりにも時間が無駄になってしまう。
「……何かを見落としているのか? だが、なんだろう」
アルストは過去にプレイしたゲームの知識も総動員して必死に考えを巡らせるが、これといった閃きは浮かんでこない。
エレナの怒りが爆発しそうになったその時、口を開いたのはアレッサだった。
「……あのー、見ていないところが一ヶ所だけあります」
「えっ?」
「そ、それは何処だアレッサ!」
「えっと、ここです」
「「……えっ?」」
アレッサが示した先にあったのは――ボスフロアへ続く大きな扉だった。
確かにボスフロアには足を踏み入れておらず言っていることは分かるのだが、そんなことがあり得るのだろうか。
「……いや、あり得るか」
一階層のボスモンスターに何度も挑もうなんて物好きはそうそういないだろう。
それにボスフロアを飛ばして二階層に上がる場合はボスフロアへ入ることなく自動的に階段の前へ移動してしまうので探索のしようがない。
初めて一階層のボスモンスターと戦う初心者が隠し通路をわざわざ探すとも思えないので、秘境への入口を隠すならもってこいの場所なのだ。
「クエストを諦める前に、一度確かめてみましょうか」
「そうだな。それで見つからなければクエストを諦めよう」
「今なら二人でもきっと倒せますしね」
これでダメなら諦めよう。一階層のボスフロアなんだから、もし違ったとしても倒して終わりだ。
そんな軽い気持ちでボスフロアに進出した三人だったのだが、目の前に現れたボスモンスターを見て困惑する。
「なんだか違くないか?」
「そうですね。まさかレアボスモンスター?」
「いや、俺が戦ったレアボスモンスターとも違います」
武器商アスラでもなく、武神ゴルイドでもない、謎のボスモンスターがボスフロアの中央で佇んでいる。
その姿を見たアルストは確信を得た。
「アレッサさんの予想はビンゴだったみたいですね」
「えっ?」
「アスラでもない、ゴルイドでもない謎のボスモンスター。あれが秘境を守るボスモンスターだと思いませんか?」
「なるほど。ならば、奴を倒せば秘境への入口が現れるということか」
それぞれが武器を手にし、アルストとエレナはスキルを発動。
アルストはさらにアスリーライドと剛力の腕輪に装備を変更する。
七色の指輪も装備しようかと考えたのだが、そこは諦めた。ダーランダーとの戦闘に関しては二人に告げていないことだったからだ。
準備を整え、三人はどれだけの強さを持っているのか分からない謎のボスモンスターが佇むボスフロアへと足を踏み入れた。
『オオオオオオオオオオォォッ!』
三面六臂の人形モンスター。
それぞれの手にはゴルイドと同じ大剣、大槍、大斧、杖、さらには大盾を二つ手にしている。
頭上に表示された名前とHPを確認すると、見た目通りの名前だった。
「後光神アシュラか」
「腕が六本ですね」
「ゴルイドが四本だったから、ゴルイドよりも強いと思った方がいいかもしれないな」
警戒を強めるように指示を出したあとは、アルストとエレナが左右に分かれて前に出る。
アレッサはいつでも魔法を放てるように準備を始めた。
アシュラは三面をそれぞれに向けて武器と大盾を構える。
最初に仕掛けたのはアルストだ。
エレナが遠距離攻撃を準備しているのを視界に捉え、アルストがアシュラの気を引こうと接近戦を試みた。
左の大盾が地面に突き刺さり正面を防がれると、大盾の左右から大剣と杖が振り下ろされた。
回り込む暇もなくあえなく後退、距離をとってから回り込もうとするが大盾が引き抜かれてアルストの接近に備えている。
「ロングジェベリン!」
飛ぶ刺突がアシュラめがけて突き進むが、こちらは右側の大盾に防がれてしまう。
その直後に腰を落としてエレナめがけて駆け出したアシュラ。
アルストがスマッシュバードを放つもやはり大盾に防がれてしまう。
そこに放たれたのがサンダーボルトだった。
頭上から撃ち落とされたサンダーボルトはアシュラの脳天を直撃してその動きを僅かではあるが止めることに成功した。
「ここだ!」
アスリートを発動して一気に間合いを詰めたアルスト――だったが、ここで一つの誤算が生まれてしまった。
「どわあっ!」
アスリート発動から着地と同時にもう一歩踏み出したのだが、パッシブスキルである一瞬の煌めきによるまさかの加速によってアシュラを通り過ぎてしまった。
慌てて立ち止まったアルストの目の前には口を開けたまま固まっているエレナが立ち尽くしている。
「……な、何をやっているんだ!」
「ごめんなさい!」
エレナの怒声に謝ることしかできないアルスト。
そこに響いてきたのはアシュラの咆哮。
『オオオオオオオオオオォォッ!』
アシュラは六臂のすべてを二人に向けて駆け出してきた。
一階層ということもありアルストはソロで、アレッサとエレナはコンビで、キングベアーを倒した時のクエストと同じ布陣で挑んでいるのだが成果はなかった。
さすがにおかしいと感じ始めたアルストの指示で一度合流した三人は、探索を終えた場所の確認を行うことにした。
「入口から右側はほとんど終わっています」
「左側も終わっているぞ」
「左右どちらも奥の方だけが残っているみたいですね」
「……入口に近い場所にあるはずはないか?」
秘境と呼ばれるだけの特別な場所である。バベルに入って早々に見つかる場所にはないのだろう。
危険もあるとなれば、奥の方への探索は三人一緒に行動するべきかもしれないと判断したアルストは三人で奥の方へと進んでいく。
まずは右側の奥を隅々まで確認していくが何も見つからない。
そのまま左側へと向かうが、ここでも何も見つからなかった。
「…………何なんだこのクエストは! 何も見つからないじゃないか!」
しびれを切らして声を上げたのはエレナだった。
アレッサも困惑顔でアルストを見ているのだが、頼みのアルストも答えを見いだせずにいた。
「通路やフロアは全て見て回ったぞ、どういうことだ?」
「ど、どこかに見落としでもあったんでしょうか」
「絶対にあるはずがない! それに、もう一回同じことをしろと言われても絶対に嫌だぞ!」
エレナの意見にはアルストも同意だった。
ただでさえ時間を掛けて見落としがないようにしていたにもかかわらず見つからないからもう一度、というのはあまりにも時間が無駄になってしまう。
「……何かを見落としているのか? だが、なんだろう」
アルストは過去にプレイしたゲームの知識も総動員して必死に考えを巡らせるが、これといった閃きは浮かんでこない。
エレナの怒りが爆発しそうになったその時、口を開いたのはアレッサだった。
「……あのー、見ていないところが一ヶ所だけあります」
「えっ?」
「そ、それは何処だアレッサ!」
「えっと、ここです」
「「……えっ?」」
アレッサが示した先にあったのは――ボスフロアへ続く大きな扉だった。
確かにボスフロアには足を踏み入れておらず言っていることは分かるのだが、そんなことがあり得るのだろうか。
「……いや、あり得るか」
一階層のボスモンスターに何度も挑もうなんて物好きはそうそういないだろう。
それにボスフロアを飛ばして二階層に上がる場合はボスフロアへ入ることなく自動的に階段の前へ移動してしまうので探索のしようがない。
初めて一階層のボスモンスターと戦う初心者が隠し通路をわざわざ探すとも思えないので、秘境への入口を隠すならもってこいの場所なのだ。
「クエストを諦める前に、一度確かめてみましょうか」
「そうだな。それで見つからなければクエストを諦めよう」
「今なら二人でもきっと倒せますしね」
これでダメなら諦めよう。一階層のボスフロアなんだから、もし違ったとしても倒して終わりだ。
そんな軽い気持ちでボスフロアに進出した三人だったのだが、目の前に現れたボスモンスターを見て困惑する。
「なんだか違くないか?」
「そうですね。まさかレアボスモンスター?」
「いや、俺が戦ったレアボスモンスターとも違います」
武器商アスラでもなく、武神ゴルイドでもない、謎のボスモンスターがボスフロアの中央で佇んでいる。
その姿を見たアルストは確信を得た。
「アレッサさんの予想はビンゴだったみたいですね」
「えっ?」
「アスラでもない、ゴルイドでもない謎のボスモンスター。あれが秘境を守るボスモンスターだと思いませんか?」
「なるほど。ならば、奴を倒せば秘境への入口が現れるということか」
それぞれが武器を手にし、アルストとエレナはスキルを発動。
アルストはさらにアスリーライドと剛力の腕輪に装備を変更する。
七色の指輪も装備しようかと考えたのだが、そこは諦めた。ダーランダーとの戦闘に関しては二人に告げていないことだったからだ。
準備を整え、三人はどれだけの強さを持っているのか分からない謎のボスモンスターが佇むボスフロアへと足を踏み入れた。
『オオオオオオオオオオォォッ!』
三面六臂の人形モンスター。
それぞれの手にはゴルイドと同じ大剣、大槍、大斧、杖、さらには大盾を二つ手にしている。
頭上に表示された名前とHPを確認すると、見た目通りの名前だった。
「後光神アシュラか」
「腕が六本ですね」
「ゴルイドが四本だったから、ゴルイドよりも強いと思った方がいいかもしれないな」
警戒を強めるように指示を出したあとは、アルストとエレナが左右に分かれて前に出る。
アレッサはいつでも魔法を放てるように準備を始めた。
アシュラは三面をそれぞれに向けて武器と大盾を構える。
最初に仕掛けたのはアルストだ。
エレナが遠距離攻撃を準備しているのを視界に捉え、アルストがアシュラの気を引こうと接近戦を試みた。
左の大盾が地面に突き刺さり正面を防がれると、大盾の左右から大剣と杖が振り下ろされた。
回り込む暇もなくあえなく後退、距離をとってから回り込もうとするが大盾が引き抜かれてアルストの接近に備えている。
「ロングジェベリン!」
飛ぶ刺突がアシュラめがけて突き進むが、こちらは右側の大盾に防がれてしまう。
その直後に腰を落としてエレナめがけて駆け出したアシュラ。
アルストがスマッシュバードを放つもやはり大盾に防がれてしまう。
そこに放たれたのがサンダーボルトだった。
頭上から撃ち落とされたサンダーボルトはアシュラの脳天を直撃してその動きを僅かではあるが止めることに成功した。
「ここだ!」
アスリートを発動して一気に間合いを詰めたアルスト――だったが、ここで一つの誤算が生まれてしまった。
「どわあっ!」
アスリート発動から着地と同時にもう一歩踏み出したのだが、パッシブスキルである一瞬の煌めきによるまさかの加速によってアシュラを通り過ぎてしまった。
慌てて立ち止まったアルストの目の前には口を開けたまま固まっているエレナが立ち尽くしている。
「……な、何をやっているんだ!」
「ごめんなさい!」
エレナの怒声に謝ることしかできないアルスト。
そこに響いてきたのはアシュラの咆哮。
『オオオオオオオオオオォォッ!』
アシュラは六臂のすべてを二人に向けて駆け出してきた。
9
あなたにおすすめの小説
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる