44 / 62
第一章:天上のラストルーム
第44話:謎のクエスト④
しおりを挟む
壁の外側から炎の柱を見ているアレッサとエレナは呆然としていた。
ボスフロアの天井にまで届く炎の柱は壁の内側にいるアルストを丸焼きにしているだろう。
あの中にいて生きているとは到底思えなかった。
「……まさか、アルストが、DPだと?」
「……嘘、アルストさん……アルストさん!」
エレナが諦めるように呟きを溢し、アレッサが悲鳴にも似た声で名前を呼ぶ。
レベルが上がっているとはいえアルストと比べればまだまだ低い。
アルストがいない今、アシュラがターゲットを二人に切り替えてしまえばアルストと同じ運命を歩むことになるだろう。
だが、逃げ場はない。
ここが通常のフロアであれば逃げられたのだろうが、一度ボスフロアに足を踏み入れてしまえば決着がつくまでは外に出ることを許されない。
ボスモンスターを倒すか、ボスモンスターに倒されるか。
二人は後者になるだろうと、半ば戦うことを諦めてしまっていた。
ただ呆然と眺めていた炎の柱がその勢いを落としていき、やがて消失して土の壁もボロボロと崩れていく。
そこに佇んでいたのは――アルストだった。
「…………ア、アルスト、さん?」
「…………な、何故、生きているんだ?」
土煙が舞っている中、二人は目を凝らして見てみると、アルストの周囲に何か膜のようなものを見ることができた。
そして響いてきたのは電子音。
『イベントボスモンスター:後光神アシュラ討伐により、ドロップアイテムを獲得しました。アイテムボックスをご確認下さい』
何が起きているのか分かっていない二人のもとにアルストが顔を向けてゆっくりと歩き出す。
見えていた膜はアルストが二人の前に到着した時には無くなっていた。
「二人とも、無事でよかった」
「…………いやいや、お前は何を言っているんだ?」
「そ、そうですよ! いったい何があったんですか? 先ほどの膜みたいなものはいったい?」
「あれですか? あれは救済処置のバリアです。あー、最後の一回を使っちゃいましたね」
アルストは炎の柱が立ち上がった時に間違いなくDPしていた。
だが、その時に救済処置が発動していたのだ。
※※※※
――時間は少しだけ遡る。
土の壁に囲まれたアルストはその時点でDPを覚悟した。
そして救済処置を活かすならここしかないとすぐに頭を切り替える。
「これなら、お前も逃げられないからな!」
アルスター3を大上段に構えて飛び上がるのと同時に炎の柱が立ち上がる。
七割は残っていたアルストのHPは一撃で全損――直後にバリアが顕現して電子音が頭の中にこだました。
『初心者救済処置が発動しました。救済処置は以上です。初心者救済処置が発動しました。救済処置は以上です』
そして始まる無敵時間。
『3――2――1――スタートです』
止まっていた時間が動き出し、アルストの体はアシュラめがけて急降下。
赤い光を纏ったアルスター3をアシュラに叩き込み、一撃で五割あったHPを三割まで減少させる。
そのまま密着を維持して連撃を浴びせていくアルストに対して、アシュラは四本の武器を殺到させて叩き潰そうと試みるが、その全てをバリアが弾き返してしまう。
たまらず後退して大盾を前に出そうとしたのだが、自らが作り出した土の壁が邪魔をしてしまい後退できない。
こうなると大盾は無用の長物と成り果て、アシュラは大盾を手放すと素手で殴りかかってきた。
だが変わることのないバリアの壁に阻まれ、HPをどんどんと削り取られて気づけば残り二割。
「これが最後の救済処置なんだ! だから! 絶対に! 倒す!」
斬る、斬る、斬る斬る、斬る斬る斬る斬る斬る斬る!
目を回しそうになるほどの連撃を、呼吸をすることも忘れて浴びせ続ける。
周囲にはいまだ炎の柱が立ち上がったままだ。
このまま倒し切ることができず、その時にもまだ炎の柱が健在であれば、無敵時間の解除と同時に本当のDPになるだろう。
そしてアシュラの矛先は二人に向いてしまう。
これはゲームだ。間違いなくゲームだ。
それでも、だとしても、男が女を守らないわけにはいかないと、コミュ力をほとんど持たないアルストでもそれくらいの気概は持っていた。
『残り三〇秒です』
無敵時間も半分を切り、さらなる連撃ラッシュを見せたアルストは、アシュラのHPを一割まで削ることに成功
「これで、ラストオオオオォォッ!」
『グルギャアアアアアアアアァァッ!』
アルストの咆哮と、アシュラの悲鳴。
炎に包まれた異質な空間において、咆哮も悲鳴も誰の耳にも届かない。
そして、アシュラの悲鳴が死ぬ間際の断末魔に変わったのは無敵時間が残り一五秒になった時だった。
光の粒子に変わったアシュラは炎の柱に飲み込まれていき天井へと消えていく。
炎の勢いが落ちていき、土の壁が崩れていく。
『おめでとうございます。アルスト様のレベルが18に上がりました』
『おめでとうございます。剣術士のレベルが18に上がりました』
『レアクエストボスモンスター:後光神アシュラ討伐により、ドロップアイテムを獲得しました。MVP賞を獲得しました。ラストアタック賞を獲得しました。アイテムボックスをご確認下さい』
二人の無事を確認できたのは電子音を聞いた後だった。
※※※※
炎の中での出来事の説明が終わるとアレッサとエレナは口を開けたまま固まっていた。
すぐに思考を切り替えられたことにも驚いていたが、あの炎の中でアシュラに逃げ場がないと思える発想力に一番驚かされていた。
自分が逆の立場ならどうしただろうか。どのようにして脱出するかを考えたのではないだろうか。
そんなことばかりが頭の中に浮かんでしまう。
「とりあえず、二人も無事でよかったです。これで心置きなく秘境への入口を探せますね」
「……な、納得していいのか?」
「……どうなんだろうね」
「いいんですよ。それよりも入口を探しましょう」
いまだに困惑している二人を差し置いてアルストはボスフロアの壁際に移動して手を付きながら移動を開始する。
アレッサとエレナも仕方がないと壁際に移動してアルストとは逆方向に歩き出す。
――程なくして、秘境への入口は見つかった。
ボスフロアの天井にまで届く炎の柱は壁の内側にいるアルストを丸焼きにしているだろう。
あの中にいて生きているとは到底思えなかった。
「……まさか、アルストが、DPだと?」
「……嘘、アルストさん……アルストさん!」
エレナが諦めるように呟きを溢し、アレッサが悲鳴にも似た声で名前を呼ぶ。
レベルが上がっているとはいえアルストと比べればまだまだ低い。
アルストがいない今、アシュラがターゲットを二人に切り替えてしまえばアルストと同じ運命を歩むことになるだろう。
だが、逃げ場はない。
ここが通常のフロアであれば逃げられたのだろうが、一度ボスフロアに足を踏み入れてしまえば決着がつくまでは外に出ることを許されない。
ボスモンスターを倒すか、ボスモンスターに倒されるか。
二人は後者になるだろうと、半ば戦うことを諦めてしまっていた。
ただ呆然と眺めていた炎の柱がその勢いを落としていき、やがて消失して土の壁もボロボロと崩れていく。
そこに佇んでいたのは――アルストだった。
「…………ア、アルスト、さん?」
「…………な、何故、生きているんだ?」
土煙が舞っている中、二人は目を凝らして見てみると、アルストの周囲に何か膜のようなものを見ることができた。
そして響いてきたのは電子音。
『イベントボスモンスター:後光神アシュラ討伐により、ドロップアイテムを獲得しました。アイテムボックスをご確認下さい』
何が起きているのか分かっていない二人のもとにアルストが顔を向けてゆっくりと歩き出す。
見えていた膜はアルストが二人の前に到着した時には無くなっていた。
「二人とも、無事でよかった」
「…………いやいや、お前は何を言っているんだ?」
「そ、そうですよ! いったい何があったんですか? 先ほどの膜みたいなものはいったい?」
「あれですか? あれは救済処置のバリアです。あー、最後の一回を使っちゃいましたね」
アルストは炎の柱が立ち上がった時に間違いなくDPしていた。
だが、その時に救済処置が発動していたのだ。
※※※※
――時間は少しだけ遡る。
土の壁に囲まれたアルストはその時点でDPを覚悟した。
そして救済処置を活かすならここしかないとすぐに頭を切り替える。
「これなら、お前も逃げられないからな!」
アルスター3を大上段に構えて飛び上がるのと同時に炎の柱が立ち上がる。
七割は残っていたアルストのHPは一撃で全損――直後にバリアが顕現して電子音が頭の中にこだました。
『初心者救済処置が発動しました。救済処置は以上です。初心者救済処置が発動しました。救済処置は以上です』
そして始まる無敵時間。
『3――2――1――スタートです』
止まっていた時間が動き出し、アルストの体はアシュラめがけて急降下。
赤い光を纏ったアルスター3をアシュラに叩き込み、一撃で五割あったHPを三割まで減少させる。
そのまま密着を維持して連撃を浴びせていくアルストに対して、アシュラは四本の武器を殺到させて叩き潰そうと試みるが、その全てをバリアが弾き返してしまう。
たまらず後退して大盾を前に出そうとしたのだが、自らが作り出した土の壁が邪魔をしてしまい後退できない。
こうなると大盾は無用の長物と成り果て、アシュラは大盾を手放すと素手で殴りかかってきた。
だが変わることのないバリアの壁に阻まれ、HPをどんどんと削り取られて気づけば残り二割。
「これが最後の救済処置なんだ! だから! 絶対に! 倒す!」
斬る、斬る、斬る斬る、斬る斬る斬る斬る斬る斬る!
目を回しそうになるほどの連撃を、呼吸をすることも忘れて浴びせ続ける。
周囲にはいまだ炎の柱が立ち上がったままだ。
このまま倒し切ることができず、その時にもまだ炎の柱が健在であれば、無敵時間の解除と同時に本当のDPになるだろう。
そしてアシュラの矛先は二人に向いてしまう。
これはゲームだ。間違いなくゲームだ。
それでも、だとしても、男が女を守らないわけにはいかないと、コミュ力をほとんど持たないアルストでもそれくらいの気概は持っていた。
『残り三〇秒です』
無敵時間も半分を切り、さらなる連撃ラッシュを見せたアルストは、アシュラのHPを一割まで削ることに成功
「これで、ラストオオオオォォッ!」
『グルギャアアアアアアアアァァッ!』
アルストの咆哮と、アシュラの悲鳴。
炎に包まれた異質な空間において、咆哮も悲鳴も誰の耳にも届かない。
そして、アシュラの悲鳴が死ぬ間際の断末魔に変わったのは無敵時間が残り一五秒になった時だった。
光の粒子に変わったアシュラは炎の柱に飲み込まれていき天井へと消えていく。
炎の勢いが落ちていき、土の壁が崩れていく。
『おめでとうございます。アルスト様のレベルが18に上がりました』
『おめでとうございます。剣術士のレベルが18に上がりました』
『レアクエストボスモンスター:後光神アシュラ討伐により、ドロップアイテムを獲得しました。MVP賞を獲得しました。ラストアタック賞を獲得しました。アイテムボックスをご確認下さい』
二人の無事を確認できたのは電子音を聞いた後だった。
※※※※
炎の中での出来事の説明が終わるとアレッサとエレナは口を開けたまま固まっていた。
すぐに思考を切り替えられたことにも驚いていたが、あの炎の中でアシュラに逃げ場がないと思える発想力に一番驚かされていた。
自分が逆の立場ならどうしただろうか。どのようにして脱出するかを考えたのではないだろうか。
そんなことばかりが頭の中に浮かんでしまう。
「とりあえず、二人も無事でよかったです。これで心置きなく秘境への入口を探せますね」
「……な、納得していいのか?」
「……どうなんだろうね」
「いいんですよ。それよりも入口を探しましょう」
いまだに困惑している二人を差し置いてアルストはボスフロアの壁際に移動して手を付きながら移動を開始する。
アレッサとエレナも仕方がないと壁際に移動してアルストとは逆方向に歩き出す。
――程なくして、秘境への入口は見つかった。
10
あなたにおすすめの小説
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる