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13(メリー視点)
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あの日から1年以上経ちますけど、あの日の事は忘れられ無いでしょう。
私とジョーンはあの日アムルリア様と一緒に、
国を捨てバルワーク国のテレジョン大公家に逃げて来た。
私はバルワーク国の隣国フラディー国の皇室にメイドとして勤めていて、
ジョーンはフラディー国に幾つか有る中の1つの騎士団の騎士団長を勤めていました。
主に皇族の護衛を勤めていて第2皇子の護衛をしていました。
第2皇子がアムルリアお嬢様の本当の父親、ピリオ・フラディー殿下です。
ピリオ皇子はとてもご家族を大切になさる方で、とてもお優しい方、
兄になる第1皇子ともとても仲の良いご兄弟でした。
もう直ぐ第1皇子が国王になるという時に、アムルリア様が生まれました。
その時から怪しい雰囲気が段々と漂い始めたのです、
アムルリア様は銀髪、金目、その容姿に公爵家の1つが目を付けたのです。
「殿下、ピリオ皇子の娘アムルリア姫を神殿に預けられよ、
さすればこの国の繁栄をラルクリム様がお約束して頂けます、
そして認められたその暁には今はバルワーク国に劣りますが、
ラルクリム大陸イチの国になりましょう、いや成りますぞ!」
などと第1皇子に進言をしていたのです、何度も何度も!
アムルリア様を利用するなど!胸糞悪い!
第1皇子は大陸イチなどと望みもしていないのに、
今でも十分に国は潤いが有りこれ以上の望みは罰が当たるとお思いでした、
しかし公爵も根掘り葉掘りと国の為国民の為と理由を付けて進言してくるので無下には出来ずに時間だけが過ぎていきました。
第1皇子もアムルリア様を大切に思っていたので、ピリオ皇子に常々気を付ける用には仰っていたので、
決してアムルリア様を1人にする事はございませんでした、
特に6歳上のアムルリア様の本当のお兄様は何時もアムルリア様を側に置いていました。
そしてあの日公爵が痺れを切らし遂に行動を起こしたのです。
その日ピリオ皇子、皇子妃、お兄様、アムルリア様はバカンスのご予定でございましたが、
急遽辺境に視察が入り向かう事になりました、終わりましたらそのままバカンスに向かうという事になり、
ご家族で出掛ける事になったのですが、アムルリア様が熱を出してしまったのです。
ご予定を中止する事も出来ず、アムルリア様だけが残られる事になり回復しましたらバカンス地に直接行き合流する予定になりました。
出発日の朝ピリオ皇子はアムルリア様の部屋を訪れられました。
「メリーアムルリアの様子はどうかね」
「ピリオ様先程また熱が上がり薬を飲んで頂いた所です」
「そうか可哀想にこんなに苦しんで、アムルリア大丈夫かい?」
「うぅんぅ~」
「父様達はもう行かないと行けないんだ、ごめんね」
とピリオ皇子はアムルリア様の汗で濡れた前髪を整えて額にキスをした。
「やぁ~やぁ~」
とアムルリア様は離れたく無いとピリオ皇子の袖口を掴んで駄々をこねてしまっていた、
ピリオ皇子は困った顔をして
「アムルリア直ぐに会えるから大丈夫だよ、安心して元気になるんだよ」
「やぁ~あぁ~んぅ~ん~」
「ごめんね、先に行ってるよ」
ともう1度キスをしてドアに向かい、
ピリオ皇子はドアを開けると立ち止まりアムルリア様をもう一度愛しく見てから
「待ってるからね、、、メリー頼んだ」
「足し困りました」
ピリオ皇子は一言告げて部屋を出て行かれ出発されました。
それが最後と誰もが知らずに、、、。
私とジョーンはあの日アムルリア様と一緒に、
国を捨てバルワーク国のテレジョン大公家に逃げて来た。
私はバルワーク国の隣国フラディー国の皇室にメイドとして勤めていて、
ジョーンはフラディー国に幾つか有る中の1つの騎士団の騎士団長を勤めていました。
主に皇族の護衛を勤めていて第2皇子の護衛をしていました。
第2皇子がアムルリアお嬢様の本当の父親、ピリオ・フラディー殿下です。
ピリオ皇子はとてもご家族を大切になさる方で、とてもお優しい方、
兄になる第1皇子ともとても仲の良いご兄弟でした。
もう直ぐ第1皇子が国王になるという時に、アムルリア様が生まれました。
その時から怪しい雰囲気が段々と漂い始めたのです、
アムルリア様は銀髪、金目、その容姿に公爵家の1つが目を付けたのです。
「殿下、ピリオ皇子の娘アムルリア姫を神殿に預けられよ、
さすればこの国の繁栄をラルクリム様がお約束して頂けます、
そして認められたその暁には今はバルワーク国に劣りますが、
ラルクリム大陸イチの国になりましょう、いや成りますぞ!」
などと第1皇子に進言をしていたのです、何度も何度も!
アムルリア様を利用するなど!胸糞悪い!
第1皇子は大陸イチなどと望みもしていないのに、
今でも十分に国は潤いが有りこれ以上の望みは罰が当たるとお思いでした、
しかし公爵も根掘り葉掘りと国の為国民の為と理由を付けて進言してくるので無下には出来ずに時間だけが過ぎていきました。
第1皇子もアムルリア様を大切に思っていたので、ピリオ皇子に常々気を付ける用には仰っていたので、
決してアムルリア様を1人にする事はございませんでした、
特に6歳上のアムルリア様の本当のお兄様は何時もアムルリア様を側に置いていました。
そしてあの日公爵が痺れを切らし遂に行動を起こしたのです。
その日ピリオ皇子、皇子妃、お兄様、アムルリア様はバカンスのご予定でございましたが、
急遽辺境に視察が入り向かう事になりました、終わりましたらそのままバカンスに向かうという事になり、
ご家族で出掛ける事になったのですが、アムルリア様が熱を出してしまったのです。
ご予定を中止する事も出来ず、アムルリア様だけが残られる事になり回復しましたらバカンス地に直接行き合流する予定になりました。
出発日の朝ピリオ皇子はアムルリア様の部屋を訪れられました。
「メリーアムルリアの様子はどうかね」
「ピリオ様先程また熱が上がり薬を飲んで頂いた所です」
「そうか可哀想にこんなに苦しんで、アムルリア大丈夫かい?」
「うぅんぅ~」
「父様達はもう行かないと行けないんだ、ごめんね」
とピリオ皇子はアムルリア様の汗で濡れた前髪を整えて額にキスをした。
「やぁ~やぁ~」
とアムルリア様は離れたく無いとピリオ皇子の袖口を掴んで駄々をこねてしまっていた、
ピリオ皇子は困った顔をして
「アムルリア直ぐに会えるから大丈夫だよ、安心して元気になるんだよ」
「やぁ~あぁ~んぅ~ん~」
「ごめんね、先に行ってるよ」
ともう1度キスをしてドアに向かい、
ピリオ皇子はドアを開けると立ち止まりアムルリア様をもう一度愛しく見てから
「待ってるからね、、、メリー頼んだ」
「足し困りました」
ピリオ皇子は一言告げて部屋を出て行かれ出発されました。
それが最後と誰もが知らずに、、、。
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