18 / 128
18
しおりを挟む
暫くすると今日の鍛錬は終わりとなったみたいで、カイル皇子とお兄様が汗を拭きながら私の方に来た。
「おつかれさまです、カイルおうじ、おにいちゃま」
「うん、お疲れ様」
「ああ」
と言ってカイル皇子は私の隣にドカッと座った。
「それで、どうだった?剣術何てリアは初めて観たんだろ?」
「うん、あっはい、ふたりともかっこよかったです」
「別に良い普通に喋って、2人共かーまっ!これからだな、それとカイルなっ」
とカイル皇子は私の頭を撫でた。
「カイル、、、アムル嬉しいな、有難う」
「うん」
カイル皇子、んーカイル?スキンシップが多いいな。
「アムルは何か考えてるみたいだったけど、どうかしたのかい?」
「えっ?あのねラルクのこと、かんがえてたの」
「ラルクリム様の事か?」
「うん、あのひあってからぜんぜんあえないし、
ラルクのことなんにもしらないなぁ~とおもったの、ラルクしんでんにもどったんだよね?」
「ああ、きちんと戻ったと神殿から連絡が来たからな、
出掛けて行っても、こんなに長く留守にする事は初めてだったから、
後何日か戻って来なかったら捜索隊を出す所だった」
「そうだね、その話しの為にカイルがあの日我家に来たんですよね」
「ああー、しかしラルクリム様はリアに何時でも呼べば来るって言ってなかったか?」
「うん、そうなんだけどね、いそがしかったらわるいでしょ?だから~、、、
あっ!そうだっ!わたしがしんでんにあいにいくのはどうかなぁ?
こそっていって~いそがしそうだったら、かえってくるの!」
「イヤ、それは駄目だろ、なぁースクイズ」
「そうですね駄目です」
「こそっていうのがだめなの~?」
「イヤ、それも有るが色々と神殿は煩いからな、余りリアには関わって欲しく無い、
まぁーラルクリム様の事だ、其の内リアに会いに来ると思うがな」
「そうだね、それに父様も神殿行きは許してくれないと思うよ」
「そうなんだ」
とちょっと残念に思った
「リア、なら王宮に来るか?ラルクリム様の事が知りたいなら、
王宮の図書館にラルクリム様の事が載っている書物が有る、
それで少しはラルクリム様の事が分かると思うぞ」
「カイル、我家にも有りますよ、わざわざ王宮に行かなくても」
「王宮の図書館には、負けると思うぞ」
カイルはお兄様にニヤッと笑った。
「ゴホンッ!それはそうですけど、、、父様が許したらですからね!」
何か私を置いてけぼりに話しが進んでいますね?
「まっ!ダレス卿も神殿と王宮だったら王宮を選ぶと思うがな、
許可が出たら連絡してくれ、
リア、待ってるからな」
ん?待ってる?あれ?、、、
何か前にも誰かに言われた事が有る、誰だったんだろう、、、
何か胸がギュッてなる、胸の辺りをギュッと掴んでしまった。
「リア?どうした?」
とカイルに顔を覗かれた。
「うぅ~うん、なんでもない」
「アムル行きたく無いなら、断ってもいいんだからね」
「えっいく、ラルクのことしりたいもん」
「父様の許可が出ればだけどね、アムルもう疲れたんじゃ無い?顔色が良く無いよ」
「うん、ちょっとつかれちゃった」
「メリー、アムルをお願い」
「はい、お嬢様お部屋に戻りましょう」
「うん、カイルまたね、にいちゃまありがとう」
「ああ、またな、ゆっくり休め」
カイルはぽんぽんと頭を撫でて優しく微笑んでくれた。
私はぺこっと頭を下げてメリーと一緒に部屋に戻り熱を出した。
「おつかれさまです、カイルおうじ、おにいちゃま」
「うん、お疲れ様」
「ああ」
と言ってカイル皇子は私の隣にドカッと座った。
「それで、どうだった?剣術何てリアは初めて観たんだろ?」
「うん、あっはい、ふたりともかっこよかったです」
「別に良い普通に喋って、2人共かーまっ!これからだな、それとカイルなっ」
とカイル皇子は私の頭を撫でた。
「カイル、、、アムル嬉しいな、有難う」
「うん」
カイル皇子、んーカイル?スキンシップが多いいな。
「アムルは何か考えてるみたいだったけど、どうかしたのかい?」
「えっ?あのねラルクのこと、かんがえてたの」
「ラルクリム様の事か?」
「うん、あのひあってからぜんぜんあえないし、
ラルクのことなんにもしらないなぁ~とおもったの、ラルクしんでんにもどったんだよね?」
「ああ、きちんと戻ったと神殿から連絡が来たからな、
出掛けて行っても、こんなに長く留守にする事は初めてだったから、
後何日か戻って来なかったら捜索隊を出す所だった」
「そうだね、その話しの為にカイルがあの日我家に来たんですよね」
「ああー、しかしラルクリム様はリアに何時でも呼べば来るって言ってなかったか?」
「うん、そうなんだけどね、いそがしかったらわるいでしょ?だから~、、、
あっ!そうだっ!わたしがしんでんにあいにいくのはどうかなぁ?
こそっていって~いそがしそうだったら、かえってくるの!」
「イヤ、それは駄目だろ、なぁースクイズ」
「そうですね駄目です」
「こそっていうのがだめなの~?」
「イヤ、それも有るが色々と神殿は煩いからな、余りリアには関わって欲しく無い、
まぁーラルクリム様の事だ、其の内リアに会いに来ると思うがな」
「そうだね、それに父様も神殿行きは許してくれないと思うよ」
「そうなんだ」
とちょっと残念に思った
「リア、なら王宮に来るか?ラルクリム様の事が知りたいなら、
王宮の図書館にラルクリム様の事が載っている書物が有る、
それで少しはラルクリム様の事が分かると思うぞ」
「カイル、我家にも有りますよ、わざわざ王宮に行かなくても」
「王宮の図書館には、負けると思うぞ」
カイルはお兄様にニヤッと笑った。
「ゴホンッ!それはそうですけど、、、父様が許したらですからね!」
何か私を置いてけぼりに話しが進んでいますね?
「まっ!ダレス卿も神殿と王宮だったら王宮を選ぶと思うがな、
許可が出たら連絡してくれ、
リア、待ってるからな」
ん?待ってる?あれ?、、、
何か前にも誰かに言われた事が有る、誰だったんだろう、、、
何か胸がギュッてなる、胸の辺りをギュッと掴んでしまった。
「リア?どうした?」
とカイルに顔を覗かれた。
「うぅ~うん、なんでもない」
「アムル行きたく無いなら、断ってもいいんだからね」
「えっいく、ラルクのことしりたいもん」
「父様の許可が出ればだけどね、アムルもう疲れたんじゃ無い?顔色が良く無いよ」
「うん、ちょっとつかれちゃった」
「メリー、アムルをお願い」
「はい、お嬢様お部屋に戻りましょう」
「うん、カイルまたね、にいちゃまありがとう」
「ああ、またな、ゆっくり休め」
カイルはぽんぽんと頭を撫でて優しく微笑んでくれた。
私はぺこっと頭を下げてメリーと一緒に部屋に戻り熱を出した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
絶望?いえいえ、余裕です! 10年にも及ぶ婚約を解消されても化物令嬢はモフモフに夢中ですので
ハートリオ
恋愛
伯爵令嬢ステラは6才の時に隣国の公爵令息ディングに見初められて婚約し、10才から婚約者ディングの公爵邸の別邸で暮らしていた。
しかし、ステラを呼び寄せてすぐにディングは婚約を後悔し、ステラを放置する事となる。
異様な姿で異臭を放つ『化物令嬢』となったステラを嫌った為だ。
異国の公爵邸の別邸で一人放置される事となった10才の少女ステラだが。
公爵邸別邸は森の中にあり、その森には白いモフモフがいたので。
『ツン』だけど優しい白クマさんがいたので耐えられた。
更にある事件をきっかけに自分を取り戻した後は、ディングの執事カロンと共に公爵家の仕事をこなすなどして暮らして来た。
だがステラが16才、王立高等学校卒業一ヶ月前にとうとう婚約解消され、ステラは公爵邸を出て行く。
ステラを厄介払い出来たはずの公爵令息ディングはなぜかモヤモヤする。
モヤモヤの理由が分からないまま、ステラが出て行った後の公爵邸では次々と不具合が起こり始めて――
奇跡的に出会い、優しい時を過ごして愛を育んだ一人と一頭(?)の愛の物語です。
異世界、魔法のある世界です。
色々ゆるゆるです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる