異世界では人並みに幸せになれますように

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ああー何で熱出ちゃうんだろう、口調は、結構良くなったけど、体力がなぁー、
子供だから？早く大きくなったら自然に体力って付くのかなぁー？熱って出なくなるのかなぁー？
早く大きくなりたいなぁー。


大きくなったら何使用、何になろうかなー？こんな事考えられる何て凄く嬉しい、
愛子の時は考える前に親に決められていたから、、、出来なかった事、、、。
これが私の夢は何々になる事ですって事なのかな？本当にワクワクするし、本当に嬉しい。


私をアムルリアにして下さった方に、感謝しないとね。




今日は何日かぶりにお父様とお母様、お兄様と夜ご飯を食べれた、

「アムルリア体調は大丈夫かい？」


「はい、だいじょうぶです」


「アムルちゃんとお食事が出来て嬉しいわー」


「アムルが元気になって良かったよ、アムルは熱が出やすいから、
　外は楽しいかも知れないけど気を付けないとね」


「そうだね、気を付けてくれ、外は楽しいかも知れないが、段々と慣れていく事だな」


「そうねー段々でいいのよー」


「おそとたのしいんだもん、もうだいじょうぶ、おそとであそびたいの」


「そうねー部屋に籠りっぱなしは、、、あぁーそう言えばダレス、王宮から招待状が来てたわよね」


「ああーきてたな」


「丁度良いんじゃない？外に行けるわよ、アムルちゃん」


「おおきゅう？」


「カイン皇子から招待状が来ていてな、体調が良い時に何時でも王宮図書館に来てくれと、
　アムルリアと約束したと書いてあったぞ」


「そう言えばそんな事言ってたね、ラルクリム様の事が書いて有る文献を見せてくれるって」


カイン覚えていてくれていたんだ、王宮図書館！行きたい！
「いきたい！ぱぱちゃまいってもいい？」


「だがなぁーいきなり王宮となると」


「良いじゃない、カルリア王妃もアムルちゃんに会いたがってたし、
　私も久しぶりにカルリアに会いたいわー、ねっお願い」


「ウッ！アリシアも一緒に行くのなら問題無いか、では何時にするか手紙を書いておこう」


「有難うダレス、良かったわねーアムルちゃん」
お母様は両手をあわせて嬉しそうだった、私よりお母様が王宮に行きたかったのかな？
お父様もお母様にお願いされて嬉しそう。


「父様は母様に甘いんですから」


「あら？スクイズ、そこが良いんじゃない」


「アリシアそこだけなのか？」


「ダレスそんな事は無いわよーふふっ」


「それは良かった」
お父様とお母様は見つめあって微笑みあった、
甘甘の雰囲気がダイニングを包み込んでいった。


何時までも愛し合っている夫婦は良いね、目のやり場に困りますけど、
チョット子供の前では自重して欲しいです。


私は中身20歳越えでいいけど、お兄様にはまだ早いのでは？
と思いお兄様をチラッと見てみた。


「ゴホンッ！お2人が仲が良いのは分かりましたから、それ以上はお2人の時にして下さい、
　子供の前というか、アムルの前ですよ」


あれ？私の前？あれ？そこにはお兄様も入っているよね？お兄様も子供だよね、
もしかして私と同じで中身は大人？何て事は、、、無いよね！？


「もぉースクイズったら、どんどん大人になっちゃって前は僕もーって来てくれたのに」


「もう直ぐ僕も9歳ですからね、そんな事しません」
とお兄様はプイッと横を向いた、チョット耳が赤いぞ！
やっぱり子供だねー可愛いねー、私はお兄様に微笑みかけた。


「えっ何？アムル、何でそんな可愛い顔で見るの！」
と益々顔が赤くなってアワアワしていった。


「うちの子達は可愛いねー」


「本当にねー」


皆んなで笑い会ったりでとても家族団欒の夜ご飯だった。