異世界では人並みに幸せになれますように

bokutinkei

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如何しようラルクなのに!大丈夫なのに!こんなに可愛いのに!


「メリ~ほんとうにだいじょうぶだよ!いじめないで!
 わたしのたいせつなおともだちなの!」


私は必至に説得した。


「しかし!」


「しかしもないの!メリ~わたしをしんじておねがい」


私はメリーの腕から抜け出し仔犬のラルクをギュッと抱きしめた、
ラルクは私の頬をペロッと舐めてスリスリしてきて無害ですよアピールをした。


ラルク良い子!


「ねっ、メリ~よいこでしょ?」


「そっのようですね、本当に大丈夫でございますか?」


「うんっ!メリ~もなでてあげて」


私は仔犬ラルクをメリーにずいっと近づけた、ラルクちょっと重い、、、
メリーは恐る恐る仔犬ラルクを触った。


「だっ大丈夫、みたいですね、、、ふわふわで気持ち良いです」


そうでしょ、そうでしょ、ラルクは大きくても小さくてもふわふわで気持ち良いんだよ、
メリーも解ってくれて嬉しいよー。


「それで?どうしてお嬢様の所に仔犬がいらっしゃるのですか?」


えっと、、、どう説明しよう昨日の夜ラルクと会う約束をしていて、
私が寝ちゃっていたからラルクが小さくなって私が起きるのを待っていてくれた、、、
でも待って!本当の事を言って大丈夫かなぁーこの仔犬はラルクだって、、、
うぅーん?

「ワンッワワンッ
(アムル私がラルクリムと言うのは秘密にしといた方が良いと思うぞ)」


(あっラルク!そうだよねきっと大騒ぎになりそうだよね、、、じゃー)


「あのね、きのうのよるにまどのそとでラ、、、このこがないていたの、
 だからねなかにいれてあげていっしょにねていたの」


これで納得してくれるかな?


「外に居たんですか?そんな話ジョーンから聞いて無いのですが、
 ジョーンも気付かなかったのでしょうか?こんな事では警備の皆困りますね」


「あっきっと!このこがちいさいからきずかなかっただけだよ!
 だから!えっと!ジョ~ンはわるくないよ!みんなわるくないよ!
 だからねっ」


如何しよう!如何しよー!!


「旦那様にはご報告させて頂きます、お嬢様はお着替えして頂いて朝食になさいましょう、
 今日はお1人でになってしまいますけど、食堂で食べられますか?
 それ共お部屋にお持ち致しますか?」


あっ1人で食事は嫌だな、、、


「ワンッ
 (私も食べるぞ)」


あっ!ラルク一緒に食べてくれるんだ。


「ありがとう、いっしょにたべようね、メリ~おへやでたべるこのこにもごはんおねがいねっ」


「足し困りました」


有難うラルク一緒にいてくれて。


私はギュッとラルクを抱きしめてもふもふした。


着替えをしている間にメリーが朝食を用意してくれてラルクと一緒に朝食を食べた、
ラルクと一緒だと楽しく食べられた何時もよりも多く食べちゃったかも、
ラルクも仔犬だけど思った以上に大食いでビックリした。


私は今日も部屋の中で過ごして居るけど、ラルクがいるので凄く楽しい。


部屋も大きいのでボールで遊んだり追いかけっこしたり、直ぐ私は捕まっちゃうけど楽しい。


お昼ご飯もラルクと一緒に部屋で食べて久しぶりに楽しく過ごして居る。


午後になると私は疲れてしまったけど、ラルクは元気そうだったので遊び続けていると、
私が疲れてしまったのを感じてラルクがベットに引っ張って寝させられた。


(アムルはしゃぎ過ぎだ疲れただろう、少し休め)


(うん、ごめんね)


ラルクは私の横に寝ると頬をペロッと舐めてくれた。


(ラルク、、、よく出来た仔犬だね)


「ワンッ
 (姿は仔犬だが私は立派な聖獣だぞ、もう寝ろ私も少し寝る)」


有難うラルク、私も中身は大人なんだけどね、、、
思った以上に疲れてしまっていたみたいで私はそのままラルクの温もりもあって眠りに落ちた。













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