俺TUEEE出来るって常識だよね？

第四章

約三年

「約一年ぶりだけど泳ぐのってたまにはいいもんだな。これで照りつける太陽とかあったらより良かったんだけどさ」

「呑気なものですね」

　戦闘と泳ぐのに疲れて一休みを取りながらそんな事を考えていた。
　ユキものんびりと水面を眺めている。

　そうできるのも、ここでの階層でも余裕をもって戦闘が出来ているからだろう。


「そーいや、あれからスキルもお互いに増えたけど、ユキの方はどう？新しいスキルには馴れた？」

「そうですね。逆に前のスキルを最近は全然使ってないので、復習しておこうと思いますね」

　たしかに、これからは新しい階に挑むわけだし、今までのようにはいかないだろう。
　その為お互いのスキルを確認し、64階からの為に復習をしながら進むことにした。

　約三年の月日がたったわけだけど、こんなに上へ上へと進む冒険者は少ない。
　当たり前だけど、命は一つしかない。
　無茶をして死ぬのは誰でもイヤだしね。

　余裕をもてる階で、モンスターを倒してるだけでも普通の生活は出来るし、金に困ったらギルドでクエストを受ければ済むのだ。

　勿論、余裕をもってモンスターと戦っていても事故は起こる。
　不意討ちされたり、戦闘中に他のモンスターにロックオンされて挟まれたり。

　タカさんや、アンザさんも同様に一階層上がるのに半年とかをかけている。

　マイコの手掛かりを探しているってのもあるとの事だが、Aランク冒険者は後世の為に調査をしたり、上位階層でしか取れないアイテムのクエストを受けているかららしい。

　Aランクっていうのは何かと大変なんだなと思った。

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　《ランク》B
　《名前》ユキ
　《年齢》19歳
　《装備》軽装
　《武器》QuickShortDagger
　《職業》シーフ

【俊敏】→【SPEED】
【fastattack】初撃をあたえられる
【search&research】半径200mの人、モンスターを判別する
【SPEED】通常の動きから、意識することで全体的に速度が上がる。
【sleepingattack】眠気を与える。
【overattack】威力の高い攻撃。隙がデカイ

【fastattack A2】威力が上がった初撃を与えられる
【secondattack】二発目まで敵に気づかれず攻撃できる
【SPEED A2】残像を残しながら移動が出来る




　《ランク》B
　《名前》ヒデ
　《年齢》20歳
　《装備》軽装
　《武器》風魔雷神剣
　《職業》フリー

【SPEED】通常の動きから、意識することで全体的に速度が上がる。
【スタミナ】スタミナが上がる。
【ゴースト】一瞬だけ自分の残像を作り出す。
【隠密】敵に見つかりにくくする。
【サーチ】半径50mの敵を判別する。
【ソードアロー】5m先まで斬撃を飛ばす
【ソードタフ】武器の耐久が上がる

【パワーブレード】一撃必殺小

【サーチ+】半径200mの敵を判別する
【ソードアロー+】15m先まで斬撃を、同時に最大3発飛ばす
【パワーブレード+】一撃必殺中
【スマッシュ】凪ぎ払い時に威力が上がる
【雷撃】雷属性の一太刀
【キュア】小回復

【ダメージキャンセル】一定のダメージを無効にする。一定を越えた場合、軽減されダメージを受ける

【トリプルアタック】三連撃
【フィニッシュ】連続撃からのフィニッシュ
【サーチング】常に半径300mの範囲の敵を認識