誰かこの暴君を殴ってくれ!

木樫

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第三話 概ね普通の先輩後輩

19(side三初)※

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 常日頃先輩をねじ伏せて名前呼ばせながら泣かせたいと思っている俺の前で、ああいう態度は良くない。

 そうだろ? 仕事は完璧に終わらせてあげたんだから、無罪放免。

 そもそも先輩が残業にならなきゃ俺が〝帰っても暇だし、先輩をからかって暇を潰そう〟なんて素敵なアソビを思いつくこともなかったわけで。

 クソ不味いプリンシェイクを飲んでみようかね、なんて思考にもならなかったわけで。

 ま、総合すると俺がやると決めたらどんな手を使ってでもやるわけで、それを知っているんだから、諦めてください。

 先輩は俺のオモチャ。
 いいね、アガる。最高だ。


「テメ、俺見ながらニヤニヤ、すんなっ」

「いやぁ? 赤ちゃんみたいで間抜けだなって。ココ剃ったらもっと子どもみたいになるかも」

「ふ、さ、さわんな、ぅぁ、っ剃ンなよ……っ?」


 思い出と連動して吊り上がる頬に、警戒する先輩。ツツ、と未だ芯を持ったままの屹立を指でなぞると、ビクッと身がしなった。

 やっぱ感度イイわ。こんなんでよく女と付き合ってたなぁ。
 たぶん顔怖いしガタイいいしで彼女相手なら主導権握れてたからだろうけど、俺は握らせねぇよ。残念。

 震える視線を無視して、プラグを掴む手にゆっくりと力を込める。


「く……ぅ、っ、……っ」

「んー……」


 グッとねじると、持ち手と本体のくびれをギッチリと締めつけている口がギュゥ……ッと引き絞られてつっかかった。

 力づくでこじ開けようとしてもダメだ。
 プラグ突っ込まれたのなんか初めてでおそるおそるな先輩は、自分でうまくサポートしてくれない。

 引き抜いてほしいのはやまやまだが、反射的に力を入れてしまうのだろう。
 真っ赤に熟れた肉が捲れ上がるように盛り上がり、酷く淫猥だ。


「先輩、ケツじゃなくて腹に力入れてくださいよ」

「む、無理、中身、出るだろ、っ」

「出せって言ってんですけど」

「ンッ、ッ……は…ぁ……ッ」


 括約筋をブチ抜こうと強めに力を込めて引くと、情けない悲鳴が上がった。
 怯えているようにも見えるが、快感に身悶えている、が正解。


「あ、くっ、あんま擦るなよっ、ちゃんとイカせてくれねぇくせに……!」

「だって先輩が好きじゃないって言いましたからねぇ……」

「~~~ッ、それとこれは、っあ、ひっやめ、う、あっ」


 文句を言われる前にプラグを小刻みに上下にぐりゅぐりゅゆすりながら少しずつ引くと、先輩は切れ切れに喘いでダンゴムシみたいに丸くなる。

 防御したところで無駄だ。
 前立腺を掠めるように狙いすませてリズミカルな振動を加えると、繋いだ足が伸びようともだついた。

 そのうちに一番太い部分が顔を出し、濡れた粘膜がギチ、と引き攣り僅かに覗く。限界まで拡げられた皮膚が裂けそうにつっぱった。


「ハッ、ハ……ッ、く」


 苦しげに息を吐く先輩を尻目に、俺はやや膨れた下腹部へ手を置き、そこへ軽く力を入れる。


「ッ……!? あ、ッい、馬鹿……ッ」


 それだけで触れた皮膚の下で筋肉がグチュ、とうねり、冷や汗が吹き出した。苦しそうな表情にニヤリと笑みを浮かべる。

 すっごい似合うわ、その顔。
 余裕のない表情がよく似合うって罪深い先輩だこと。もっとわけわかんなくさせてやりたいって思うのは当然だろう。


「ね、ここ思いっきり押してもいいですか?」

「いいわけある、か……っ、そ、そっと抜けっ、もう、中……変なん、だよっ……」

「くく、はいはい」


 このまま無理矢理プラグごとおもらしさせたら最高にクると思ったのに、残念ながら子犬のように震える先輩に本気で拒否され、聞き分けよく手を腹から離した。

 これはやったらガチめに口きいてくれないヤツ。引き際は心得ている。




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