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021★判定は、ラノベのようにひとつのモノで出来るわけじゃないので時間がかかります
しおりを挟むただし、自分がされて嫌なコトを人にしないとか、人の悪口を言わないとか………程度だけどね。
だって、男の人に上手に媚をうれる程、男の人と接触なんてしていないから………。
男の人とは、会話すらほとんどしていないっていうか、学校では男女関係無しで会話していなかったわぁ~。
学校で、男女共に声を掛けられたのって、イジメられた時ぐらいかなぁ。
それ以外は、何かの弾みで一方的になじられたり、罵倒されたりとかしかないから………くっ暗いわ。
ざまあされても、今までと変わらない程度の変化しかなさそうね。
だって、召喚されてから、ハルト君とジーク君にちやほやされているだけなんだもの。
うん、そこまで、怯える必要は無いわね。
良し、気分を変えて、残りの判定を受けようっと。
そんな私の感慨やハルト君、ジーク君の行動を無視して、神官様が説明する。
「精霊術の判定をいたしますので、順番通り水晶球に手を置いてください」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
ハルト君達は、さっきと同じように黙って頷く。
きっと、神官様と話す気が無いんだろうなぁ~と思う。
もっとも、私も話す気なんて無いしね………。
だって、口を開いたら、文句のオンパレードをしてしまう自信があるもの。
性格美人を目指している身としては、絶対にやってはいけないコトだから、黙っているしかないのよねぇ~………。
そんな私の目の前で、やっぱりアルス君が、水晶珠に手を置いていた。
すると緑のLEDより透明感のある柔らかな光りが灯り、そしてじんわりと広がっていった。
貴族様達や騎士様達は、さっきと同じようにざわざわしていた。
そのざわめきをちょっとうるさいと感じながら、RPGの魔法を手に入れるシーンを思い出してしまう。
緑の魔法というか、植物に働きかける魔法って、感じがするわねぇ~………。
う~ん、ファンタジーって感じるわぁ~。
本当に剣と魔法の世界に、召喚されちゃったんだなぁ~………。
私を抱きこんでいたハルト君も、べったりだったジーク君も、ダリューン君に続いて、水晶珠に手を置いて判定を受けた。
結果としては、神官様にさっきと同じように、アルス君達もハルト君達も、歴代の勇者以上の力があるって判定されていた。
そして、美少女達も水晶珠に次々と手を置いて判定を受けていく。
が、水晶珠は、ほんのりと緑に輝いただけだった。
私でもわかるわぁ~彼女達は、ぎりぎり精霊術を使えるかな?という程度の力しか無いって………。
すると、貴族様達や騎士様達が、あ~ぁ~という落胆したような声を出した。
なるほど、彼らが予想していたよりも、彼女達の能力は低かったってコトね。
なんかほっとしちゃうなぁ~………。
私の力が少なくても、誰も私を責めたりばかにしたりしないってわかったから………。
なんの気負いも無く私は、体の中の力を丹田に集めてから出すというイメージで水晶珠に手を置いた。
すると、水晶珠は、鮮やかな緑の輝きを放ってくれた。
私は、思わず拳を握ってガッツポーズを取ってしまったの。
だって、精霊と契約できる可能性が高いってわかったんだもの。
綺麗な精霊、可愛い精霊、カッコイイ精霊、可憐な精霊、精悍な精霊とか色々な精霊に会えると思って嬉しくなっちゃったから………。
ぴょんぴょんと跳ねている私に、ジーク君は話しかけると同時に、強引に抱き上げてくれた。
「アリア、嬉しいのはわかったから、少し落ち着こうね」
「……? …? ……」
驚いた私は、えっ? どうして? と首を傾げた。
そんな私をなだめたりしないで、ジーク君は元の場所へと向かった。
すると、隣りにいたハルト君が、ちょっと苦笑して言う。
「アリア、能力の無い彼女達が可哀想だから、跳ねるのは終わりにしような。後で盛大に嬉しかったって騒ごうぜ。アリアもRPG好きだから、精霊魔法が使えるって思って楽しくなっていたんだろう?」
「…………」
私は、余計なコトを言って、2人の私に対する好印象を悪くする気は無いので、黙って頷くだけにした。
我ながらこすいとは思うけど、不自然にならない程度に自分を良く見せるのは有りだと思っているからね。
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こちらも、更新をセットできるように頑張ります。
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