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022★こんどは、属性判定のようです
しおりを挟むそして、ご機嫌になっていた私は、視線を彼女達に向けて後悔した。
うっわぁ~……視線だけで私を殺せるってぐらい怖い瞳をしている。
見なきゃ良かったって思った私に、神官様が話し出す。
偶然のナイスフォローって思ってしまう。
「アンネローゼ殿、マリアテレジア殿、エリザベート殿、貴女達の力は、歴代の聖女殿達より、かなり弱いです。が、精霊は気まぐれなので、力が有っても契約できるというわけでもありません。ですから、魔力量を増やす修行をしながら、神殿で契約の仕方を覚えてください」
「「「…………」」」
「アリアンロッド殿、貴女の力は、歴代の聖女殿達よりも強い。いや、最強と言っても良いでしょう。ですから、勇者殿達と一緒に修行してください」
「…………」
私は、神官様の説明に無言で頷くだけにした。
そして、私の力に周りがどんな反応をしたのかを、見損ねたコトに気が付いてしまう。
はぁぁ~失敗、これからのコトを思うと周りの反応は、きちんと覚えておいたほうが安全なのに………。
後で、ハルト君とジーク君に聞いておこうと思った。
こっちの都合にお構い無く、神官様は淡々と業務?をこなすように説明する。
「魔力属性の判定をいたしますので、順番に水晶球に手を置いてください」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
その説明に、私達も淡々と無言を通す。
そして、いつでも1番のアルス君が、水晶珠に手をのせる。
すると、LEDライトの紫の輝きが水晶珠の中に灯ったと思ったら、次にLEDライトの青の輝きが水晶珠の中に灯った、その次にLEDライトの黄緑の輝きが水晶珠の中に灯り、次にLEDライトの茶色の輝き水晶珠に灯り、そして消えた。
アルス君の属性は、4色の輝きが灯ったから、5属性の内の4属性ってコトよね。
相克があるってコトなのかな? なんて思っていたら、回りのざわめきがすごかった。
そんなざわざわとした中で、ダリューン君は、淡々と水晶珠に手を置いた。
すると、水晶珠は、LEDライトの紫、茶色、黄緑、赤の輝きを灯した。
ダリューン君も5属性中の4属性持ちかぁ~………。
勇者って、かなりオールマイティーなんだなぁ~って思った。
そして、周りのざわめきが収まることはなかった。
その中で、ハルト君とジーク君も水晶珠の判定を受けた。
ハルト君の時、水晶珠は、LEDライトの紫、赤、黄緑、茶色の輝きを灯した。
結果、5属性中の4属性持ちだと判定された。
ジーク君の時、水晶珠は、LEDライトの紫、黄緑、青、茶色の輝きを灯した。
結果、5属性中の4属性持ちだと判定された。
4人とも5属性中の4属性持ちというコトで、ざわめきはなかなか収まらなかった。
なので私は、色々と考えていた。
紫は、きっと、無の属性だと思うのよねぇ~。
だって、身体強化って絶対に必要だと思うもの。
赤は火、青は水、黄緑は風、茶色は土で正解だと思う。
ハルト君は、ハーフだから髪の色がとっても綺麗な深紅に金が混ざっているって、火の精霊に愛されている感じが元からしていたもんねぇ~………。
ジーク君も、ハーフで緑の黒髪に淡い緑色の瞳だから、精霊の植物魔法とか、風の魔法が似合うって思っていたのよねぇ~………。
結構、身に纏っている色が、魔法属性を表すって、ラノベのテンプレは正しいのかもって思ってしまったわ。
そう言えば、アルス君も、ダリューン君もハーフだったわ。
アルス君てば、黒髪に青い瞳って珍しい組み合わせだって聞いたコトがあったわ。
ダリューン君は、栗色の髪に、茶色に金が混ざった瞳だって聞いたコトがあったわね。
だから、彼ら4人は、この謁見の間で、体格も容姿も纏った色合いも、馴染んでいたんだなぁ~って、改めて思ったわぁ~………。
そして、こんなにざわめいているなら、会話していても良いだろうと思って、2人に話しかけることにした。
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