異世界召喚に巻き込まれました

ブラックベリィ

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061★乙女心がガンガン削られます

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 本気で、ミルク色のお陰で、ハルト君達の裸を見ないですんでほっとしましたよ、ええ本当に………。
 流石に、一気に壁が消えて、一線越えはゴメンです。
 いっくら、カッコイイ彼らでも、まだ無理です。
 いずれは…かもしれませんが、コミュ障の私にはハードルが高すぎます。
 でも、本気で良かったぁ~………モロ見えだったら………。

 そんな気が抜けた私に、唐突に、ハルト君がディープキスをかましてくれました。

 「………」

 「アリアを愛してる。これぐらいは許して欲しいな」

 「じゃ、次は、僕だね」

 「オレもしたい」

 「ボクだってしたいよ」

 ということで、ファーストキスからセカンドキスと次々と奪われました。
 そのついでに、ほんの少し膨らんだ胸を触られたり、ちょっと大きめなお尻をなでられたりしました。

 その間、私は、ひっしで意識を保っていました……ええ頑張りました。
 だって、このまま、なし崩しにアレな行為に移ったら怖いと思ったので………。
 意識を失うなんて怖いこと、出来ませんでした。

 何度もキスされて、色々と触られて、私ははぁはぁになりました。
 荒い息を吐く私に彼らは言います。

 「「「「アリア、可愛い」」」」

 「「「「色っぽいよ、アリア」」」」

 「さてと、アリアがのぼせないように上がろう」

 「「「そうだね」」」

 「アリア、抱っこされる? 自分で歩く?」

 自分で歩いたら、丸見えです。
 私は、抱っこされるコトを選びました。
 だからって、指名はしませんよ。
 あくまでも、私は、従順に流されているんですから………。
 本音は、不用意なコトをしたく無いからです。
 指名=1番好んでいる………は、不味いでしょ………。

 「抱っこして」

 私は、小首を傾げて言いました。
 すると、アルス君が抱き上げてくれました。
 そのまま上がり湯をかけてもらいました。
 次は、言葉にしたくない羞恥プレイをしました。

 そう、全身をタオルで拭かれました。
 私は自分で拭きたかったんですが………ゆるされませんでした。
 それが、限界でした。

               ***

 目が覚めたら、ベッドの上で、4人が覗き込んでいました。
 彼らはしっかりと、異世界の服に着替えていました。
 私はというと、裸でした……号泣するぞ。
 泣きそうな顔の私に、にっこり笑ってダリューン君が言いました。

 「おはよう。アリア、お風呂に入るよね」

 朝シャンはしていなかったけど、目を覚ます為に入っていたから、私は素直に頷いた。

 「…うん」

 そして、昨日の繰り返しになりました。







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