99 / 140
101★私が疲れて行き倒れしている間に、召喚魔法をしたようです
しおりを挟む疲れました…もう…本当に疲れました。
常識の違いってこんなに疲れるモノなんですね。
そう思って、ハルト君達を見詰めていると………。
ハルト君が、私を唐突に抱き上げてくれました。
良かった通信を切った後でって、こころの底から思いました。
そんな私に、ハルト君が言います。
「アリアは、こっちの常識を受け入れるって言うチートが、ほとんど無いみたいだな」
「………」
その通りだと思ったので私は、こくこくと頷く。
頷く私に、ハルト君達は、黒くてとっても良い笑顔で言います。
「「「「もっとも、だから、なおさらに可愛いんだ」」」」
これを聞いて完全に確信しました。
ハルト君達は、全員、Sっ気があるヤンデレだと………。
わかっても、何の意味も無いコトですね(号泣)。
ハルト君達の手を、今更離す選択肢はありませんから………。
ああ癒されたい……ここは…もふもふの召喚獣を手に入れましょう。
召喚魔法は、決められた場所でやれば良いんですもの。
でもその前に、婚約誓約証書を書いて《連環の輪》を発動させましょう。
いざという時の保険ですから。
それと、荷物の確認をして、コピー魔法を試してみましょう。
上手くいけば、コピーした食材をずっぅ~と使いまわせるはず………。
神様にも、魔法で出したものを上げても良いのかな?
本体でなくてもイイのかな?
とにかく試してみてからね。
このコピー魔法に成功すれば、醤油と味噌、数種類の砂糖と数種類の塩、お酒(数種類)と調味料など、こっちで手に入らないモノを手にしたままになれるわ。
あの時、色々と買い込んでいて良かったわね。
また、思考の海に浸かってしまい、そして、頭を使いすぎて寝てしまいました(恥)。
そんな私は、ベッドで目を覚ましました。
それも、すっぽんぽんで………。
隣りには、ダリューン君がいます。
この時、私は、参加していませんでしたが………。
既に、勇者であるハルト君達は、召喚魔法を試していたんです。
それぞれ、予定通りに、グリフォンを手に入れたと言っていました。
グリフォンは、ラノベの挿絵と違ってとぉ~ってもカラフルだったって………。
実物を見ないと、その色合いを信じられないと言っていました。
召喚獣であるグリフォンは、何時でも一緒に居るというコトは無いそうです。
ちょっと残念と思いました。
契約時に聞いた【真名】を呼ぶと、何処にいても聞こえるので、瞬時に転移してくれるそうです。
ちなみに、グリフォン達の暮らす場所と人間達の暮らす場所は、ちょっと空間がズレているので一緒に生活するコトは無いみたいです。
グリフォンは、鷲+獅子って形態なので、群れで生活するのかな?なんて思いました。
後で、グリフォンを呼んでくれると言われたので、その時を楽しみにしてます。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる