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召喚されちゃいました
314★代々の花嫁召喚された方々、ありがとうございます
しおりを挟む次に、沸騰する前に昆布を取り出して、乾燥ワカメと乾燥ネギを入れます。
本当は湯引きした油揚げの方が良いんだけど、ここはそのまま入れる。
お豆腐が無いのは残念だけど、代わりにおふを入れる。
最後に火を止めて、お味噌を解きいれる。
ご飯は既に蒸らしてあるしね。
魚の切り身は、軽く塩を振って焼き魚専用オーブン?に入れてあるから大丈夫………薬味は好みのものをってコトで、有ったものをテーブルに出す。
葉物野菜を数種類、軽く塩とめんつゆを入れてガラスボールに入れて重石を乗せておいたしね………これで浅漬けが出来るはず。
根菜類って感じの大根やニンジン、ジャガイモや玉ねぎっぽいモノ達もあったから、全部千切りにして甘辛炒めにしたわ。
それにハムって感じのお肉を後から混ぜ込んでみたの。
一汁三菜っぽく出来たかな。
私が作っている間、アラン様は黙って見ているだけにしてくれましたよ。
気が散らなくて助かりました。
包丁や菜ばしやお箸、お玉やおしゃもじなど本当に色々と用意されていて助かりましたよ。
異世界召喚された花嫁達が、代々欲しいものを開発してくれたお陰ですね。
魚焼き機やオーブン、コンロや冷蔵庫、冷凍庫やパスタマシンとかが鎮座している台所って、なんかほっとする。
でも、電子レンジが無いのは辛いです。
ここは、魔法と《魔石》で作ってみせますよ。
電気フライヤーや自動パン焼き機、ジューサーやミキサー、ハンドミキサーなんかも欲しいので、ここは、私が開発します。
小さな電気蒸し機も便利だし、オーブントースターやミルサーも欲しいですね。
それと、食器洗機と乾燥機は絶対に欲しいですよ。
調理しながら、使った調理器具や包丁等を洗いつつ、そう思いました。
水とお湯が出る蛇口も良いですけど、引っ張り出して使えるシャワーも欲しいですね。
より洗いやすくなりますもの。
とりあえず、洗ったものを水切りに置いて、作ったモノを食べてみたいと思います。
うふふふ………ご飯をほぐす手がうきうきしてきますよ。
次は、私好みの食器を増やしてみたいって思います。
濡れた手をいそいそと拭きながら、そう思いました。
この布巾も、もう少し使いやすくなる様に、材質と色柄と大きさを揃えてみたいって思いましたね。
味噌漬けや醤油漬け、糠漬けも作りたいし、粕漬けも作りたいし、甘酢漬けも作りたいですね。
お魚の切り身で粕漬けや味噌漬け、揚げた小魚で南蛮漬けも良いですね。
はぁ~作りたいものは沢山あります。
常備菜も色々と作りたいし、色々な野菜の粕漬けも作りたいわ。
後もう一品って思った時に、醤油や味噌に漬けたゆで卵も作っておくと便利だもの。
味醂と酢とお醤油で煮る酢豚モドキの煮豚とか、ローストビーフも作っておくと便利よね。
色々と用意しておけば、アラン様が騎士団から帰って来たら、直ぐにご飯を食べさせられるわ。
ここは、私の私だけの、私しか使わない台所なんですもの。
色々作って、冷蔵庫に入れて置いても、誰も勝手に食べたりしないのよね。
ざくっとだけど、1週間程度の予定で献立を作っているのに、勝手におつまみとして食べたり、小腹が空いたからって、買い置きのカップメンに煮卵や煮豚を添えて食べたりされないもの。
それなのに、早く作れってとか、グズッ…遅いわね………って言われたりして、急かされたりしないって楽だわ。
母さんや父さん、姉さんに熱々の揚げ物を食べさせた後に、冷え切っているか生暖かい揚げ物しか残っていなくって、揚げなおすのも面倒だからって、そのまま食べたっけ………はぁ~。
眠っていたのに、おつまみが欲しいってむりやり起こされたりも、ここに来てからはなくなったわね。
ゆっくり眠られるってしあわせだわ。
お風呂に入りたいからって起こされるコトも無いしね。
応援ありがとうございます!
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