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第4章 国外逃亡編
第42話 このスープは作った人は天才ですわ!
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私たちは、実際に貴族の坊ちゃんが経営している飲食店にやってきた。
田舎町のラクロコに似合わない、豪華絢爛、煌びやかなお店だ。
入り口のドアに金のレリーフが施され、ドアも無駄に重い。
そもそもここは何の店?店の外からは想像することもできない。
お店に入ると、無駄に豪華な内装が目に飛び込んでくる。
まるで宮廷のダンスホールのような広大な空間に、思わず突っ込みたくなる巨大なシャンデリア。
無駄にスペースを取ったテーブル席にはお客さんが一組しかいない。
明らかに多すぎる給仕たちは、暇を持て余してお互いに雑談している。
私たちが入店しているのも気づいているはずだが、誰も出迎えにもこない。
あんたらいい根性してるわね?
イラっとしつつも、私たちは案内されないまま近くのテーブル席についた。
けだるそうな顔をした女性給仕が私たちの下にやってきた。
スレンダー系の美人であるが化粧っ気はなく、彼女の体から煙草の臭いが漂ってくる。
「ご注文は?」
ぶっきらぼうに注文を取りに来たが、そもそも私たちはどんなメニューがあるのかも分かっていない。
「このお店のおすすめは何ですか?」
オットーが尋ねると、女性給仕はオットーをじろりと見下ろす。
「当店ではメニューは全てシェフ任せとなっております。」
私はじゃあ聞くなよ。との視線を彼女に送る。
彼女はそう告げると、ホールの奥の厨房へと向かった。
「庶民3名!」
彼女の低い声が、厨房から聞こえる。
くすくすくす。
暇そうにしている他の給仕たちの、嘲るような笑い声が聞こえてくる。
ああ、ここはそんな店なのね。
客を馬鹿にするこの店には未来が無さそうね。
私たちが乗っ取っても、心は痛みそうもないわ。
しばらくすると先ほどの嫌味な女性給仕が料理を運んできた。
出された料理はたった一品。
オートミールのスープだ。
しかも取り皿も何もない。木製の器になみなみと注がれた真っ赤なスープ。
おそらくトマトベースだろう。
みじん切りにされた玉ねぎに、パセリっぽい香草が散りばめられている。
もちろん、肉や魚のようなものは入っていない。
野菜とオートミールのみのスープなのだ。
幸い木製のスプーンのみ3人分用意されている。
1つの器で三人で食べろということだろう。
確かにオートミールは庶民の通常食だ。
器一つで回し飲みもこの世界の庶民には珍しくもないことだ。
ただ、それをお店でもしたいか?という結論に至る。
明らかにこのお店、庶民を馬鹿にしているわね。
スープからは美味しそうな匂いが漂っている。
見た目は質素だけど、スープからは様々な香草の香りがする。
こんな失礼な店を潰すのは後からでも出来る。
まずは、やけに鼻腔をくすぐるこのスープを飲んでみよう。
私はスープを一口すすってみた。
えっ、これがオートミールのスープなの?
私は思わず唸りそうになった。
それは今まで食べたことのあるスープとは一線を画していた。
出汁のうまみがまるで違う。
少しとろみのついたスープからは、じっくり煮込んだ玉ねぎの甘味、セロリの香味、トマトのフレッシュさ、溶けてしまっているかぼちゃの甘みとコク、ガーリックの香味などが感じられる。
そのうまみをしっかり吸ったオートミール。
噛めば噛むほどに口中にその豊かな味が広がっていく。
まるで前世で食べた高級イタリア料理店のミネストローネ。
ここまで味わいの深いスープは、異世界に転生してから食べたことがなかった。
ちょっと侮っていたわね。
まさかここまで凄いスープが出てくるとは思わなかったわ。
シェフの腕前はさすがね。
今までこんな接客で生き残っていたのは、このシェフのおかげかもね。
私は思わず女性給仕に向かって感想を述べていた。
「素晴らしい料理ね。こちらのお店のシェフは素晴らしい腕を持っていますわね。」
との言う私を、女性給仕たちは鼻で笑って返した。
「はっ、この料理が素晴らしいですって?お客様はずいぶん舌が肥えてらっしゃるのね。
名家の出のシェフが、あなた達みたいな庶民に料理なんて作るわけないでしょ?
作ったのは下働きよ。
庶民には下働きのものが作ったもので十分よ。」
カッチーン!
彼女の言いっぷりに私の悪役令嬢語が即座に反応。
「あら、それは失礼しましたわ。シェフの料理はもっと素晴らしいですのね?
あなたは召し上がったことはございますの?
その繊細な味わいが、あなたのような煙草臭い舌で分かるのかしら?」
くすくすくす。
他の給仕たちの押し殺した笑い声が聞こえる。
高飛車な給仕は他の給仕たちをキッと睨むと、彼女達の笑い声がピタリと止まる。
どうやら彼女がこの店の給仕長だろう。
彼女は怒りに震えながら私を睨みつけている。
さっ、もう分かりましたわ。
行きますわよ。マーサ、オットー。
2人の方を振り返ると、マーサとオットーは我先にとスープにスプーンを突っ込んでいる。
いつの間にかスープはほぼ2人によって飲みつくされていた。
もう、さっさと行きますわよ。
私たちは名残おしそうな2人を引いて、料金の銅貨3枚(3,000円相当)を支払ってお店の外に出た。
これが下働きの料理?だとしたらその者は天才ね。
あれほどのスープ、前世でもほとんど食べたことがないわ。
まして食材も調理器具も不便な異世界。
よほどの技量が無ければあの味は出せないですわ。
その上のシェフはどんな腕の持ち主なのかしら?
お店を乗っ取る上で調べてみる必要があるわね。
まだ未練がありそうな二人を引傷りながら、私は家に戻った。
それから5時間後・・・。
私たちは再びあの店に訪れる。
今度はしっかり目の変装と貴族の衣装に着替え、無駄に重く豪華な扉を開けたのだ。
田舎町のラクロコに似合わない、豪華絢爛、煌びやかなお店だ。
入り口のドアに金のレリーフが施され、ドアも無駄に重い。
そもそもここは何の店?店の外からは想像することもできない。
お店に入ると、無駄に豪華な内装が目に飛び込んでくる。
まるで宮廷のダンスホールのような広大な空間に、思わず突っ込みたくなる巨大なシャンデリア。
無駄にスペースを取ったテーブル席にはお客さんが一組しかいない。
明らかに多すぎる給仕たちは、暇を持て余してお互いに雑談している。
私たちが入店しているのも気づいているはずだが、誰も出迎えにもこない。
あんたらいい根性してるわね?
イラっとしつつも、私たちは案内されないまま近くのテーブル席についた。
けだるそうな顔をした女性給仕が私たちの下にやってきた。
スレンダー系の美人であるが化粧っ気はなく、彼女の体から煙草の臭いが漂ってくる。
「ご注文は?」
ぶっきらぼうに注文を取りに来たが、そもそも私たちはどんなメニューがあるのかも分かっていない。
「このお店のおすすめは何ですか?」
オットーが尋ねると、女性給仕はオットーをじろりと見下ろす。
「当店ではメニューは全てシェフ任せとなっております。」
私はじゃあ聞くなよ。との視線を彼女に送る。
彼女はそう告げると、ホールの奥の厨房へと向かった。
「庶民3名!」
彼女の低い声が、厨房から聞こえる。
くすくすくす。
暇そうにしている他の給仕たちの、嘲るような笑い声が聞こえてくる。
ああ、ここはそんな店なのね。
客を馬鹿にするこの店には未来が無さそうね。
私たちが乗っ取っても、心は痛みそうもないわ。
しばらくすると先ほどの嫌味な女性給仕が料理を運んできた。
出された料理はたった一品。
オートミールのスープだ。
しかも取り皿も何もない。木製の器になみなみと注がれた真っ赤なスープ。
おそらくトマトベースだろう。
みじん切りにされた玉ねぎに、パセリっぽい香草が散りばめられている。
もちろん、肉や魚のようなものは入っていない。
野菜とオートミールのみのスープなのだ。
幸い木製のスプーンのみ3人分用意されている。
1つの器で三人で食べろということだろう。
確かにオートミールは庶民の通常食だ。
器一つで回し飲みもこの世界の庶民には珍しくもないことだ。
ただ、それをお店でもしたいか?という結論に至る。
明らかにこのお店、庶民を馬鹿にしているわね。
スープからは美味しそうな匂いが漂っている。
見た目は質素だけど、スープからは様々な香草の香りがする。
こんな失礼な店を潰すのは後からでも出来る。
まずは、やけに鼻腔をくすぐるこのスープを飲んでみよう。
私はスープを一口すすってみた。
えっ、これがオートミールのスープなの?
私は思わず唸りそうになった。
それは今まで食べたことのあるスープとは一線を画していた。
出汁のうまみがまるで違う。
少しとろみのついたスープからは、じっくり煮込んだ玉ねぎの甘味、セロリの香味、トマトのフレッシュさ、溶けてしまっているかぼちゃの甘みとコク、ガーリックの香味などが感じられる。
そのうまみをしっかり吸ったオートミール。
噛めば噛むほどに口中にその豊かな味が広がっていく。
まるで前世で食べた高級イタリア料理店のミネストローネ。
ここまで味わいの深いスープは、異世界に転生してから食べたことがなかった。
ちょっと侮っていたわね。
まさかここまで凄いスープが出てくるとは思わなかったわ。
シェフの腕前はさすがね。
今までこんな接客で生き残っていたのは、このシェフのおかげかもね。
私は思わず女性給仕に向かって感想を述べていた。
「素晴らしい料理ね。こちらのお店のシェフは素晴らしい腕を持っていますわね。」
との言う私を、女性給仕たちは鼻で笑って返した。
「はっ、この料理が素晴らしいですって?お客様はずいぶん舌が肥えてらっしゃるのね。
名家の出のシェフが、あなた達みたいな庶民に料理なんて作るわけないでしょ?
作ったのは下働きよ。
庶民には下働きのものが作ったもので十分よ。」
カッチーン!
彼女の言いっぷりに私の悪役令嬢語が即座に反応。
「あら、それは失礼しましたわ。シェフの料理はもっと素晴らしいですのね?
あなたは召し上がったことはございますの?
その繊細な味わいが、あなたのような煙草臭い舌で分かるのかしら?」
くすくすくす。
他の給仕たちの押し殺した笑い声が聞こえる。
高飛車な給仕は他の給仕たちをキッと睨むと、彼女達の笑い声がピタリと止まる。
どうやら彼女がこの店の給仕長だろう。
彼女は怒りに震えながら私を睨みつけている。
さっ、もう分かりましたわ。
行きますわよ。マーサ、オットー。
2人の方を振り返ると、マーサとオットーは我先にとスープにスプーンを突っ込んでいる。
いつの間にかスープはほぼ2人によって飲みつくされていた。
もう、さっさと行きますわよ。
私たちは名残おしそうな2人を引いて、料金の銅貨3枚(3,000円相当)を支払ってお店の外に出た。
これが下働きの料理?だとしたらその者は天才ね。
あれほどのスープ、前世でもほとんど食べたことがないわ。
まして食材も調理器具も不便な異世界。
よほどの技量が無ければあの味は出せないですわ。
その上のシェフはどんな腕の持ち主なのかしら?
お店を乗っ取る上で調べてみる必要があるわね。
まだ未練がありそうな二人を引傷りながら、私は家に戻った。
それから5時間後・・・。
私たちは再びあの店に訪れる。
今度はしっかり目の変装と貴族の衣装に着替え、無駄に重く豪華な扉を開けたのだ。
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