ダンジョンに転移した俺は、どうやらラスボスの1人らしいです。

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第1章 クラス転移編

第3話問題点

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ダンジョンに帰る途中ふと思った事がある。それは、食事に関してだ。異世界に来て興奮気味だったためか食事を忘れていたのだ。

今は、所持しているDPを使って凌ぐことは出来るみたいだが、いずれ尽きてしまうだろう。
そうなる前にしっかりと自分達で自給自足出来るようにならなければいけない。

「まぁ、それに関しては別働隊としてゴブリンを召喚して教えればいいんだけど…っと着いた」

ダンジョン前に着いたので、中に入って様子を確認すると戦闘訓練を終えていたゴブリン達とスライム達が迎えてくれたので少し驚いた。

メニュー画面から彼等の新たな同胞を4体ほど召喚するが、今はまだDPに余裕が無いためダンジョン開拓は出来ない。明日から彼等には学問や訓練にも混ざってもらう予定だ。

「っと、どうやらそろそろ日が沈む見たいだな」

入口前にいたため、だんだんと暗くなっているのが伺える。その瞬間仕掛けておいた探知機が発動したみたいだ。

「これは…、兎の魔物か?」

映像に映っていたのは、兎の魔物だった。この魔物に対して確実に言えるのは…この兎のである。

「ふむ…、しかし困ったなぁ…この兎真っ直ぐダンジョンに向かって来てんぞ」

どうするものかと考えていた俺だったが、こういう時のマニュアル本を読んでみることにした。

・魔物が一直線に向かってきた場合の対処法。

魔物が無抵抗に、ダンジョンに突っ込んでくるなら罠から落とし穴を選びましょう。落とし穴をあらかじめ設置している場合だと、勘のいい魔物の場合は罠がバレてしまいます。ですが罠の設置には時間は掛かりません。押した瞬間に現れるのでタイミングを見計らって落としましょう。

お、丁度いいのがあった。しかもこの状況にすげぇ合ってるわ。

「今だ!」

設置と同時に運良く兎が突っ込んで来てくれたみたいで、抵抗する意志を見せるが呆気なく落ちていき落とし穴の中に設置されていた数百本の槍に串刺しにされ生々しい音があたりに響いた。

不思議とその光景を見ても罪悪感は生まれなかった。種族が魔族になったことも関係しているかもしれないが、生存本能的に敵だと認識していたこともあったからだと思う。

「外部の魔物は経験値を俺に吸収させてからDPに、返還することも可能だったと思うが…」

メニューを開きながら呟いていると、分かったことが得る。どうやら経験値を吸収するためには、直接視認しながら魔物を指定しなければいけないみたいだ。こればかりは面倒だけれど、自分の強化にも繋がるため毎回することに決めた。

「一先ず、ダンジョン内が暗すぎるから1階層全域に松明を置いてきてもらうか」

ゴブリン達に指示して置いてきてもらう。その間に俺は簡易的に食事を済ませた。途中スライムが物欲しそうに見ていたが、俺も腹が空いていたので代わりに魔力を与えてみた。何か心無しか嬉しそうだったので、これからも定期的に与えようと思った。

「ゴブリン達ご苦労さん、疲れている所悪いんだけど今日は見張りを頼みたい…設備や人手が足りていないのもあるだけど、ここら辺一帯の生態系が未知数なのもあるから念の為にお願いしたいんだけどいいかな?」

ゴブリン達は、頷くとそれぞれの持ち場へと戻っていった。

「戦力の増強、設備の補強、食料の確保、世界状況の把握、周辺生態系の調査、自己強化etc…色々と課題はあるが何とかなるだろ」

こうして、俺の長い異世界生活初日はやることの確認から始まった。これから、やる事も多いからできるだけ早起きして考えていかないと…。

「とりあえず寝るか…」

俺は、自分の寝室(ワラのみを置いたもの)に戻り睡眠をとるのであった。
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