4 / 5
第1章 クラス転移編
第4話冒険者
しおりを挟む
目を開けるとそこには―――美少女がいなかった。
当たり前のことだが、よくラノベに書かれているような異世界転移した次の日に美少女が隣に寝ているとか奴隷の女の子が寂しくて隣に寝ているとかそんなラブコメ俺には起きえないことである。
何故、そんな根拠が生まれたかと言うと答えは簡単…俺が陰キャだからだ。
中学の頃、ちょっといいなって思う子がいて、思春期男子あるあるの「これワンチャン、告ったら付き合える?あわよくばあんな事やこんな事もグヘヘ…」とか勘違いして実際女の子を皆が帰ったあとに呼び出し告白した所…
「いやー…何かごめんね?でも田中君が私の事好きだったなんて知らなかったなぁ!友達じゃダメかな?」
と言われた俺は帰った後、布団にくるまって暫く叫んだ後、ネットサーフィンをしていた所ラノベの存在を知り滅茶苦茶ラノベを読んだ。
結論から述べるならば、自分に対して優しくしてくれる女の子は大抵自分じゃない誰かに好意を寄せている可能性が高い。それが俺の場合は、西春だったわけで…おかけで分かった時は一時期すげぇ凹んだ。マジで。
そんな理由でまぁ、こと俺に関してはラブコメなんて現象起きえないのである。
「ヒロインの1人でもいれば何か変わるかもしれんが…俺にそんな相手ができるのか?彼女いない歴=年齢の俺が?はっ、んなわけ…」
そんな事を考えていると、ブザー音が鳴った。
「ったく、朝っぱらから侵入者かよ?何処のどいつだよ…俺まだ朝飯食ってねぇんだぞ?嫌な事は思い出すし、目覚め悪ぃな畜生がぁー!」
文句を言いながらメニュー画面を開き監視カメラから確認する。
「ん?誰だよ、コイツらは…」
剣や槍、弓などを装備した約5~6人ほどの武装集団が侵入してきたのである。
「ふむ…、どうしたものか…」
すぐに思いついたのは対話という手段。だが、重要な事は俺が魔族だということだ。この世界の魔族という存在がこの世界にとって悪に属するものであれば対話は不可能。よって、この案はダメだな…。となると、残される手段は、生存競争。つまり、俺があの人族を殲滅するか、アイツらが俺たちを殲滅させられるかだな。面倒だが仕方ないだろう。
対する敵の情報だが、男2人に女4人パーティ、しかも男の片割れは顔が良くハーレム願望ありそうなエセ勇者だな。あれはダメだ、DPを支払ってアイツのステータス鑑定してみたんだが弱すぎる。
名前:フォルク
種族:人族
レベル25
HP(生命力):150
MP(魔力):50
攻撃力 150
防御力 107
俊敏性 102
運 12
スキル
・剣術(レベル2)
・隠蔽(レベル1)
・光魔法(レベル1)
称号
・エセ勇者
自分を勇者だと思っている思い上がりの激しい者に与えられる称号。
・Dランク冒険者
冒険者ギルドで与えられるランク。
本当に弱い。こんな奴が俺の聖なる領域に入ってくること自体許せん。いや、まぁ本質は悪なんだろうけども。それよりも問題なのは、こいつの右後ろにいるもう1人の男だ。こいつには、DPを使用しての鑑定でもステータスが見えなかった。危険だが一先ず警告だけでも言っておくか。
『 侵入してきた、諸君らに告ぐ!そこより先は我が領地に付き接近する事を拒否させてもらう!もし、拒否して侵入しようとしてきた場合は容赦はできないのでそのつもりでいる様に!』
さて、反応はどうかな?
「はっ!そんなこと言ってもお前が死にたくねぇだけだろ?命乞いしたって無駄だぜ!行くぞ、お前ら!!」
警告を無視して近づいてくるエセ勇者とその一行。
「はぁ~…、ホントこの勇者使えねぇわ」
罠を発動し先頭を歩いていた勇者の地面が崩れ落ちた。平たく言えば、落とし穴に引っかかったのだ。これだけであれば殺傷性は皆無な為、無事なのだが、そのままにするのも癪なのでゴブリン達にこっそり落とし穴から回収してもらった。残された面々は驚愕の表情を見せているものもいれば、特に表情も変わらない者もいる。
『 君たちの仲間は、俺のダンジョンに足を踏み入れた為回収させてもらった。無論まだ殺してはいない。ここで帰ってくれるのであれば何もしないしこの人間も返す』
そう告げると、さっきまで一言も話をしなかった男が答えた。
「そうか、貴殿は他の魔王達とは違い我らに対して殺戮の限りを尽くすものでは無いのだな…気に入った!是非とも話がしてみたいのだがどうだろうか?」
この状況で変な事を言う奴だなとは思ったが、俺個人としてもこちらの世界で人と話したことが無く、話をして見たかったということもあり許可を出し奥へ来るように指示をした。
当たり前のことだが、よくラノベに書かれているような異世界転移した次の日に美少女が隣に寝ているとか奴隷の女の子が寂しくて隣に寝ているとかそんなラブコメ俺には起きえないことである。
何故、そんな根拠が生まれたかと言うと答えは簡単…俺が陰キャだからだ。
中学の頃、ちょっといいなって思う子がいて、思春期男子あるあるの「これワンチャン、告ったら付き合える?あわよくばあんな事やこんな事もグヘヘ…」とか勘違いして実際女の子を皆が帰ったあとに呼び出し告白した所…
「いやー…何かごめんね?でも田中君が私の事好きだったなんて知らなかったなぁ!友達じゃダメかな?」
と言われた俺は帰った後、布団にくるまって暫く叫んだ後、ネットサーフィンをしていた所ラノベの存在を知り滅茶苦茶ラノベを読んだ。
結論から述べるならば、自分に対して優しくしてくれる女の子は大抵自分じゃない誰かに好意を寄せている可能性が高い。それが俺の場合は、西春だったわけで…おかけで分かった時は一時期すげぇ凹んだ。マジで。
そんな理由でまぁ、こと俺に関してはラブコメなんて現象起きえないのである。
「ヒロインの1人でもいれば何か変わるかもしれんが…俺にそんな相手ができるのか?彼女いない歴=年齢の俺が?はっ、んなわけ…」
そんな事を考えていると、ブザー音が鳴った。
「ったく、朝っぱらから侵入者かよ?何処のどいつだよ…俺まだ朝飯食ってねぇんだぞ?嫌な事は思い出すし、目覚め悪ぃな畜生がぁー!」
文句を言いながらメニュー画面を開き監視カメラから確認する。
「ん?誰だよ、コイツらは…」
剣や槍、弓などを装備した約5~6人ほどの武装集団が侵入してきたのである。
「ふむ…、どうしたものか…」
すぐに思いついたのは対話という手段。だが、重要な事は俺が魔族だということだ。この世界の魔族という存在がこの世界にとって悪に属するものであれば対話は不可能。よって、この案はダメだな…。となると、残される手段は、生存競争。つまり、俺があの人族を殲滅するか、アイツらが俺たちを殲滅させられるかだな。面倒だが仕方ないだろう。
対する敵の情報だが、男2人に女4人パーティ、しかも男の片割れは顔が良くハーレム願望ありそうなエセ勇者だな。あれはダメだ、DPを支払ってアイツのステータス鑑定してみたんだが弱すぎる。
名前:フォルク
種族:人族
レベル25
HP(生命力):150
MP(魔力):50
攻撃力 150
防御力 107
俊敏性 102
運 12
スキル
・剣術(レベル2)
・隠蔽(レベル1)
・光魔法(レベル1)
称号
・エセ勇者
自分を勇者だと思っている思い上がりの激しい者に与えられる称号。
・Dランク冒険者
冒険者ギルドで与えられるランク。
本当に弱い。こんな奴が俺の聖なる領域に入ってくること自体許せん。いや、まぁ本質は悪なんだろうけども。それよりも問題なのは、こいつの右後ろにいるもう1人の男だ。こいつには、DPを使用しての鑑定でもステータスが見えなかった。危険だが一先ず警告だけでも言っておくか。
『 侵入してきた、諸君らに告ぐ!そこより先は我が領地に付き接近する事を拒否させてもらう!もし、拒否して侵入しようとしてきた場合は容赦はできないのでそのつもりでいる様に!』
さて、反応はどうかな?
「はっ!そんなこと言ってもお前が死にたくねぇだけだろ?命乞いしたって無駄だぜ!行くぞ、お前ら!!」
警告を無視して近づいてくるエセ勇者とその一行。
「はぁ~…、ホントこの勇者使えねぇわ」
罠を発動し先頭を歩いていた勇者の地面が崩れ落ちた。平たく言えば、落とし穴に引っかかったのだ。これだけであれば殺傷性は皆無な為、無事なのだが、そのままにするのも癪なのでゴブリン達にこっそり落とし穴から回収してもらった。残された面々は驚愕の表情を見せているものもいれば、特に表情も変わらない者もいる。
『 君たちの仲間は、俺のダンジョンに足を踏み入れた為回収させてもらった。無論まだ殺してはいない。ここで帰ってくれるのであれば何もしないしこの人間も返す』
そう告げると、さっきまで一言も話をしなかった男が答えた。
「そうか、貴殿は他の魔王達とは違い我らに対して殺戮の限りを尽くすものでは無いのだな…気に入った!是非とも話がしてみたいのだがどうだろうか?」
この状況で変な事を言う奴だなとは思ったが、俺個人としてもこちらの世界で人と話したことが無く、話をして見たかったということもあり許可を出し奥へ来るように指示をした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達より強いジョブを手に入れて無双する!
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚。
ネット小説やファンタジー小説が好きな少年、洲河 慱(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りに雑談をしていると突然魔法陣が現れて光に包まれて…
幼馴染達と一緒に救世主召喚でテルシア王国に召喚され、幼馴染達は【勇者】【賢者】【剣聖】【聖女】という素晴らしいジョブを手に入れたけど、僕はそれ以上のジョブと多彩なスキルを手に入れた。
王宮からは、過去の勇者パーティと同じジョブを持つ幼馴染達が世界を救うのが掟と言われた。
なら僕は、夢にまで見たこの異世界で好きに生きる事を選び、幼馴染達とは別に行動する事に決めた。
自分のジョブとスキルを駆使して無双する、魔物と魔法が存在する異世界ファンタジー。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つ物なのかな?」で、慱が本来の力を手に入れた場合のもう1つのパラレルストーリー。
11月14日にHOT男性向け1位になりました。
応援、ありがとうございます!
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる