勇者の才能が無さそうなので諦めて冒険者の道を選びました。

Members

文字の大きさ
14 / 15

第13話「魔物討伐」

しおりを挟む
今日も今日とて絶好のクエスト日和。より一層激しさの増す午前中の訓練を終えた俺達は、クエストボード前で依頼を見ていた。

「んー、ゴブリン5体の討伐に薬草の採取依頼、他には未知なるダンジョンの調査か。目新しいのは、新しく発見されて調査依頼の来ているダンジョンの依頼だが…どうする?マイ」

「なら、今日はちょっと危険ですけど新しいダンジョンの調査依頼受けてみませんか?これの依頼内容は、ダンジョン付近の魔物の生態調査ですし実際に入ることは無いでしょうから危険は少ないと思います。何より報酬金額もそこそこなので今日受ける分にはもってこいかと」

危険もあまりなく、周りの生態調査って事は別に戦わなくてもいいって事だよな。今日は、ちょっと訓練が長引いたからこれでいいかもな。

「マリッサさんー、この依頼受けていいですか?」

俺は、受付嬢の1人マリッサさんに依頼を持っていき受理をしてもらった。

「はい、これで完了です。それと、レイトさん気をつけてくださいね?ここ最近、特にダンジョンが発見されてからはゴブリン達の数や強さが異常な程強く多いらしいですから」

「分かりました、危険を感じたら身を引きますからその時はすみませんが依頼受注の取り消しをさせてください」

「えぇ、それでは行ってらっしゃいませ」

マリッサさんに見送られてギルドを出る。俺の武器もそろそろ手入れとかした方がいい気が、したので行く前に鍛冶屋に行ってみる。

「すいませんー、あの剣の手入れをしたいのですが何かこう正しい手入れの仕方とかありませんか?」

「お、お客さん!あんたいい趣味してんな、最近は皆手入れせずに使わないから使えなくなったら捨てて、新しい物を買うってのが普通になってたんだがお客さんみたいな人がまだ居てくれて俺は嬉しいぜ!それで、剣の手入れだったな。基本的に剣が欠けたり折れたりした場合は俺の所に持ってきてくれたら直すよ。日常の手入れとしては、メンテナンス専用のこのブラシと布を使って磨くといい。お代は金貨2枚だ」

「詳しく教えてくれてありがとうございます。今後もよろしくお願いします」 

お礼の言葉を店主のお礼の言葉を店主のおじさんに言った後、そう言えばマイの武器は大丈夫なのかと聞いたところ

「私は大丈夫です、基本的に汎用型の剣を使っているので壊れても安くまた、定期的に買い直していますのでご心配には及びません」

と言われた。俺は、汎用型の剣で戦ってあそこまで強いマイが、性能がもう少し高いものを使わせたらどうなるのか疑問に思いつつ街を出る。

「地図だとここを真っ直ぐ行って入り組んだ道を抜けるとダンジョンらしい」

「レイトさん!危なっ──」

あー、さっきから殺気飛ばしてきてたゴブリンか。手出ししてこなければ殺すつもりは無かったんだが近づいてきたからには容赦はしない。

「ふん!」

ゴブリンが襲ってきた刹那、俺は特に構えずに懐から短剣を取り出して思い切り背後に突いた。

「うーん、どうやら活発化してるって言うのは本当かもな…ん?どうしたマイ、そんな顔をして」

「い、いえ。なんでもありません!それより、調査を続けませんと!」

意外と心配性なんだなマイは。俺はギルドマスターとの修行中何度か本気の殺気という物を間近で食らわされたことがあったので、殺気というものを感じた事が幾度とあった。

特に討伐依頼のクエストを受けるようになってからは、それがより明確に分かるようになったのだ。やはり実戦での戦いは、俺の成長を促進させてくれるので訓練を受けてクエストにいくとより一層訓練での効果が分かる為毎日ボコボコにされるのも悪くないかもな。いや、悪いな!痛いのは痛いんだよ!やっぱりダメだなうん!

「どうやら、あの洞窟がそうらしいな。となるとこの辺り1kmを索敵範囲にした方がいいな」

「そうですね、レイトさんお気づきですか?」

「奇遇だな、俺も同じことを考えていたんだけど」

そう、先程の道のりまでは多少の物音も聞こえていたんだがここはのだ。

「嫌な予感がする。ここは一旦距離を取った方がいいな、マイ闘気を使ってあの1番高い木まで登るぞ周辺状況を確認したい」

「了解しました」

そして俺達は木の上まで登るとそこに見えたのは100を越えそうなゴブリンと幹部クラスのゴブリン果てはキングまで居るみたいだ。

「なぁ、マイさんや。これ1度戻って緊急でギルドに報告した方がいいかな?それとも俺達がここで戦って果てた方がいいかな?」

「流石に果てるのは、嫌なので戻って報告しましょう。どの道、今はそれしかないでしょうし」

そうだねと返して俺達は木から降りて戻る。戻る途中数匹のゴブリンが襲ってきたのだが返り討ちにした。

──────────────


名前:木場玲翔
種族:人間
ジョブ:鑑定士

Lv:7
HP:90
MP:92
力   :62
耐久:47
魔力:30
器用:64
敏捷:42

《スキル》
・鑑定〖Lv3〗
・解析〖Lv2〗
・剣術〖Lv2〗
・罠術〖Lv2〗
・闘術〖Lv3〗
・魔力制御 〖Lv3〗
・気配察知 〖Lv1〗NEW

《固有スキル》
・自動翻訳

《称号》
・異世界から来たもの 
・努力家

──────────────

────────────

名前:マイヤ・エネーレ
種族:人間
ジョブ:剣士

Lv:8
HP:78
MP:63
力   :69
耐久:28
魔力:36
器用:27
敏捷:60

《スキル》
・剣術〖Lv5〗
・盾術〖Lv1〗
・闘術〖Lv2〗
・魔力制御〖Lv2〗
・気配察知〖Lv1〗

《固有スキル》
・なし

《称号》
・努力家

────────────
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

〖完結〗旦那様には出て行っていただきます。どうか平民の愛人とお幸せに·····

藍川みいな
恋愛
「セリアさん、単刀直入に言いますね。ルーカス様と別れてください。」 ……これは一体、どういう事でしょう? いきなり現れたルーカスの愛人に、別れて欲しいと言われたセリア。 ルーカスはセリアと結婚し、スペクター侯爵家に婿入りしたが、セリアとの結婚前から愛人がいて、その愛人と侯爵家を乗っ取るつもりだと愛人は話した…… 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 全6話で完結になります。

覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―

Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

【完】はしたないですけど言わせてください……ざまぁみろ!

咲貴
恋愛
招かれてもいないお茶会に現れた妹。 あぁ、貴女が着ているドレスは……。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

処理中です...