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第二部 宰相閣下の謹慎事情
307 キオクにございません ☆
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※1日複数話更新です。お気を付け下さい。
「あとは――」
「え、まだ何か?」
「そもそも、貴女があちらこちらで伝手を作って種をばら撒いてきた筈だが」
ちょっと感傷に浸りかけていたところを、エドヴァルドの冷ややかな声に引き戻された。
「えーっと……」
「いや、まあ良い。これはまだ陛下にも他の公爵にも話してはいないんだが――仮にレイフ殿下が抜けてしまえば、アンジェス国内で王族を名乗る人間が、フィルバート以外にいなくなってしまうと言う現実問題が浮上する事になる」
驚いた私は〝蘇芳戦記〟内の設定資料を懸命に思い起こしたものの、確かに先の政変で、第一王子や第二王子に連なる血族がほぼ葬り去られている以上、三親等以内の王族を名乗れる人間が、レイフ殿下とその正妃以外には存在をしていなかった。
レイフ殿下の娘であるクレスセンシア姫は四親等、既に王宮から退いて、アンディション侯爵を名乗るテオドル元大公殿下でさえ、五親等にあたる。
クレスセンシア姫はギーレンの辺境伯に嫁ぎ、アンディション侯爵の娘さんやお孫さんは、民間人に既に嫁いでいる。
クレスセンシア姫に子供が生まれれば、フィルバート視点で五親等にあたる子供が生まれる事にはなるが、それならフィルバートが誰かと結婚して子供が生まれるのを待つのと、自身以外の王族がゼロとなる期間は、そうは変わらない可能性が高い。
ただ、王家がこれほど危うい状況になると言うのに、誰もフィルバートに娘を嫁がせようと躍起になってこなかったあたり、どれほどサイコパス陛下サマは恐れられているのかと言う話ではある。
閑話休題。
ヨンナが持って来ていた「ノンアルコールサングリア」を、唇を湿らせる程度に口に含みながら「恐らくは」と、エドヴァルドが考えの一端を明かしてくれた。
「アンディション侯爵に、大公殿下として再度王族に復帰して貰って、今回の件をバリエンダール王家と話し合って貰うと言う話が出るだろうな。あの方には、若かりし頃からのバリエンダール王家との交流があるようだし、自治領や縁組云々の話を王や王太子として貰うのにも、使者として最適だ」
陛下は立場上動けるものではないし、宰相では、例え使者となっても、他国の王への越権行為だと責められかねない――。
相手がミラン王太子だけならばともかく、メダルド国王が出て来るのであれば、交渉の為の使者としては格が足りないと、エドヴァルドは言った。
「だから、アンディション侯爵様……」
レイフ殿下が直接交渉して「私を総督に就かせろ」では、国として喧嘩を売っているのかと言う話にも繋がりかねない。
アンディション侯爵、もといテオドル元大公殿下は、先代宰相だった先々代の王弟殿下と、腹違いの兄妹となる王女殿下の息子さんだったんだそうだ。
なるほど王位継承権としてはかなり遠くなるが、従叔父としての王族には違いない。
ただこの辺りからは、もう家系図を書き出さないとよく分からない域に入っている。
エドヴァルドは頷きながらも、それと…と、ちょっと皮肉っぽく口元を歪めた。
「アンディション侯爵が大公殿下として王族復帰をすれば、誰かしらがその養子となって、フィルバートの後継者となる可能性も残せる。もちろん、フィルバートの婚約者の後ろ盾になる可能性もだ。まあ、今のままだと養子枠の方が現実的だが」
「諸外国にまで忌避されるって、どれだけ破壊とか殺戮とかしたら、そうなるんですか。逆に気になりますよ」
そもそも、ドロテア王女とてユセフ・フォルシアン公爵令息ではなく、フィルバートに突撃したって良かった筈なのだ。
見た目だけならユセフにも全く引けを取らない、しかも一国の主なのだから。
まあ、あっと言う間に死体となって返却される可能性は無きにしも非ず。
後ろにいたのがクヴィスト公爵だったなら、絶対薦めなかっただろうとは思うけど。
そして実際と言うか何と言うか、クヴィスト公爵は既に物言えぬ人に成り果ててしまった。
「ああ……国内の高位貴族のほとんどは、フィルバートが婚約者を殺すのも、第二王子を殺すのも、目の前で目撃したからな……」
遠い目をしたエドヴァルド自身も、それは目撃したと言う事なんだろう。
「ちなみに第一王子は」
「……あれは第二王子に襲われた刀傷が元で寝ついていたのを、フィルバートが医者にも見せずに見捨てただけだ。第一王子を襲った第二王子が、次にフィルバートを襲って返り討ちにされたところで、次は自分が殺されると、第一王子が慄いたんだ。それで側近に命じて毒を盛らせたものだから、フィルバートは報復ついでに、第一王子付の医者を全て処刑した。傷が癒えないまま、高熱にうなされた第一王子は、息を引き取るしかなかったと言う訳だ」
「政変の元凶は第二王子で、更に第一王子がいらぬ強迫観念にさえ囚われなければ、フィルバート陛下は特段、玉座に拘ってはいなかった――と?」
「そうだな。それこそ、テオドル大公殿下が臣籍降下してくるまでは、自分がアンディション侯爵を名乗るのも悪くないと思っていたみたいだったからな。だから『火の粉を払っただけだ』と、殊あるごとに口にするんだ。別に間違ってもいないしな」
「………」
郊外の侯爵邸宅で、婚約者と共に社交に興じる日々を送る「フィルバート・アンディション」侯爵。
ダメだ、まったく想像がつかない。
実際、その構想は現実にはならなかったワケだけど。
妄想を振り払うように、ふるふると頭を振る私を見て、エドヴァルドが少し微笑った。
「そのアンディション侯爵の件も含めると、イデオン公爵領内、これから三つの爵位、それも上位の爵位において、領主を動かさなくてはならなくなるんだ。いや…もしかしたら、今、領主が臥せっているケスキサーリ伯爵領も動きがあるかも知れないな。四つか。だから私の領内だけに限らず、資格と能力のある者をこれから幅広く探す必要が出て来る。アンディション侯爵領は元々が臣籍降下をする王族の受け皿、最悪空位でも構わないし、オルセン侯爵領はヨアキムが継げば良いだけの話だが、そこに至るまでに揉めるのも目に見えているからな」
「……タイヘンデスネ」
思わず乾いた笑い声が洩れ出てしまった。
そうしたら、なぜかエドヴァルドがじっとこちらを見つめて来た。
あっ、何かイヤな予感!
「レイナ」
「………ハイ」
「少なくとも、オルセン侯爵家とアルノシュト伯爵家を今の状況にしているのは、どこの誰だった?」
「……キオクニゴザイマセン」
うっかりどこかの政治家みたいな事を言ってしまった。
と言うか、銀相場を引っ掻き回したエドヴァルドにだって、責任の一端はあるだろうに!
…足元が冷え冷えなので、そんなコトは言えないけど。
「ほう……」
地の底を這いそうな物騒な声を出したエドヴァルドは、扉の方を見ないまま、何度か片手を振った。
――出て行けと、ヨンナに言っているのだ。
「えっ」
まさか出て行かないよね⁉︎
私が縋る様にヨンナを見れば、今日は言葉よりも先に、乾いた笑みを返されてしまった。
「どうぞ『反省』と『手加減』、どちらが先にお持ちの辞書に戻って来るのか、この後じっくり話し合って下さいますか。本日はどちらのお味方も致しかねます」
「えっ、ヨンナ⁉︎反省⁉︎」
「反省でございます。まさかご自身の事を後回しに、旦那様を最優先とされるよう直に仰られるとは思いも致しませんでした。確かに公爵邸の主は旦那様ですが、それはご自身を蔑ろにして良いと言う事ではございませんよ。ギーレンに行かれた時もそうでしたが、もう少し、周囲の者の心配もお考え下さい」
「――心配」
思いがけない事を言われて、ちょっと固まってしまう。
「いけませんか?私どもが心配だと申し上げるのは」
「あっ、やっ?何があっても自己責任の日々で、誰かに心配して貰うとか、ちょっと新鮮と言うか……?」
「―――」
うっかり素で答えてしまい、ヨンナどころかエドヴァルドからも、スッと表情が消えた。
「……旦那様」
「……手加減をしないのが、一番理解させられそうな気がするんだが」
「明日はご出仕では?それも重要な。と言うか、諸々の手続きは疎かにはなさらないで下さいませ」
よく分からない会話と何かの攻防があった後、エドヴァルドが困った様に天井を仰いだ。
その間にも、一礼したヨンナが部屋を後にしてしまう。
「あっ、ヨンナ……」
「――レイナ」
待って、と伸ばしかけた手を、エドヴァルドが掴んだ。
そのまま寝台まで引っ張られて、二人してすっぽりとシーツに包まれた状態になった。
「……えーっと?」
「――今日は何もしない」
距離が近すぎて、ガッチリ固まった私の耳元に、バリトン声が降り注いだ。
「ただ全部カタが付いたら、誰も心配しないと思っていた貴女には、色々思い知って貰うとしようか……一晩かけて」
「はいっ⁉︎」
「ヨンナも許してくれるようだしな」
「えっ…ん…んっ⁉︎」
呼吸困難になりそうなキスとかは「何もしない」に含まれるんでしょうか、ヨンナさん⁉︎
「――おやすみ」
おかげで抱きすくめられて眠る羞恥心は、どこかに飛んで行ってしまったかも知れないけど。
「あとは――」
「え、まだ何か?」
「そもそも、貴女があちらこちらで伝手を作って種をばら撒いてきた筈だが」
ちょっと感傷に浸りかけていたところを、エドヴァルドの冷ややかな声に引き戻された。
「えーっと……」
「いや、まあ良い。これはまだ陛下にも他の公爵にも話してはいないんだが――仮にレイフ殿下が抜けてしまえば、アンジェス国内で王族を名乗る人間が、フィルバート以外にいなくなってしまうと言う現実問題が浮上する事になる」
驚いた私は〝蘇芳戦記〟内の設定資料を懸命に思い起こしたものの、確かに先の政変で、第一王子や第二王子に連なる血族がほぼ葬り去られている以上、三親等以内の王族を名乗れる人間が、レイフ殿下とその正妃以外には存在をしていなかった。
レイフ殿下の娘であるクレスセンシア姫は四親等、既に王宮から退いて、アンディション侯爵を名乗るテオドル元大公殿下でさえ、五親等にあたる。
クレスセンシア姫はギーレンの辺境伯に嫁ぎ、アンディション侯爵の娘さんやお孫さんは、民間人に既に嫁いでいる。
クレスセンシア姫に子供が生まれれば、フィルバート視点で五親等にあたる子供が生まれる事にはなるが、それならフィルバートが誰かと結婚して子供が生まれるのを待つのと、自身以外の王族がゼロとなる期間は、そうは変わらない可能性が高い。
ただ、王家がこれほど危うい状況になると言うのに、誰もフィルバートに娘を嫁がせようと躍起になってこなかったあたり、どれほどサイコパス陛下サマは恐れられているのかと言う話ではある。
閑話休題。
ヨンナが持って来ていた「ノンアルコールサングリア」を、唇を湿らせる程度に口に含みながら「恐らくは」と、エドヴァルドが考えの一端を明かしてくれた。
「アンディション侯爵に、大公殿下として再度王族に復帰して貰って、今回の件をバリエンダール王家と話し合って貰うと言う話が出るだろうな。あの方には、若かりし頃からのバリエンダール王家との交流があるようだし、自治領や縁組云々の話を王や王太子として貰うのにも、使者として最適だ」
陛下は立場上動けるものではないし、宰相では、例え使者となっても、他国の王への越権行為だと責められかねない――。
相手がミラン王太子だけならばともかく、メダルド国王が出て来るのであれば、交渉の為の使者としては格が足りないと、エドヴァルドは言った。
「だから、アンディション侯爵様……」
レイフ殿下が直接交渉して「私を総督に就かせろ」では、国として喧嘩を売っているのかと言う話にも繋がりかねない。
アンディション侯爵、もといテオドル元大公殿下は、先代宰相だった先々代の王弟殿下と、腹違いの兄妹となる王女殿下の息子さんだったんだそうだ。
なるほど王位継承権としてはかなり遠くなるが、従叔父としての王族には違いない。
ただこの辺りからは、もう家系図を書き出さないとよく分からない域に入っている。
エドヴァルドは頷きながらも、それと…と、ちょっと皮肉っぽく口元を歪めた。
「アンディション侯爵が大公殿下として王族復帰をすれば、誰かしらがその養子となって、フィルバートの後継者となる可能性も残せる。もちろん、フィルバートの婚約者の後ろ盾になる可能性もだ。まあ、今のままだと養子枠の方が現実的だが」
「諸外国にまで忌避されるって、どれだけ破壊とか殺戮とかしたら、そうなるんですか。逆に気になりますよ」
そもそも、ドロテア王女とてユセフ・フォルシアン公爵令息ではなく、フィルバートに突撃したって良かった筈なのだ。
見た目だけならユセフにも全く引けを取らない、しかも一国の主なのだから。
まあ、あっと言う間に死体となって返却される可能性は無きにしも非ず。
後ろにいたのがクヴィスト公爵だったなら、絶対薦めなかっただろうとは思うけど。
そして実際と言うか何と言うか、クヴィスト公爵は既に物言えぬ人に成り果ててしまった。
「ああ……国内の高位貴族のほとんどは、フィルバートが婚約者を殺すのも、第二王子を殺すのも、目の前で目撃したからな……」
遠い目をしたエドヴァルド自身も、それは目撃したと言う事なんだろう。
「ちなみに第一王子は」
「……あれは第二王子に襲われた刀傷が元で寝ついていたのを、フィルバートが医者にも見せずに見捨てただけだ。第一王子を襲った第二王子が、次にフィルバートを襲って返り討ちにされたところで、次は自分が殺されると、第一王子が慄いたんだ。それで側近に命じて毒を盛らせたものだから、フィルバートは報復ついでに、第一王子付の医者を全て処刑した。傷が癒えないまま、高熱にうなされた第一王子は、息を引き取るしかなかったと言う訳だ」
「政変の元凶は第二王子で、更に第一王子がいらぬ強迫観念にさえ囚われなければ、フィルバート陛下は特段、玉座に拘ってはいなかった――と?」
「そうだな。それこそ、テオドル大公殿下が臣籍降下してくるまでは、自分がアンディション侯爵を名乗るのも悪くないと思っていたみたいだったからな。だから『火の粉を払っただけだ』と、殊あるごとに口にするんだ。別に間違ってもいないしな」
「………」
郊外の侯爵邸宅で、婚約者と共に社交に興じる日々を送る「フィルバート・アンディション」侯爵。
ダメだ、まったく想像がつかない。
実際、その構想は現実にはならなかったワケだけど。
妄想を振り払うように、ふるふると頭を振る私を見て、エドヴァルドが少し微笑った。
「そのアンディション侯爵の件も含めると、イデオン公爵領内、これから三つの爵位、それも上位の爵位において、領主を動かさなくてはならなくなるんだ。いや…もしかしたら、今、領主が臥せっているケスキサーリ伯爵領も動きがあるかも知れないな。四つか。だから私の領内だけに限らず、資格と能力のある者をこれから幅広く探す必要が出て来る。アンディション侯爵領は元々が臣籍降下をする王族の受け皿、最悪空位でも構わないし、オルセン侯爵領はヨアキムが継げば良いだけの話だが、そこに至るまでに揉めるのも目に見えているからな」
「……タイヘンデスネ」
思わず乾いた笑い声が洩れ出てしまった。
そうしたら、なぜかエドヴァルドがじっとこちらを見つめて来た。
あっ、何かイヤな予感!
「レイナ」
「………ハイ」
「少なくとも、オルセン侯爵家とアルノシュト伯爵家を今の状況にしているのは、どこの誰だった?」
「……キオクニゴザイマセン」
うっかりどこかの政治家みたいな事を言ってしまった。
と言うか、銀相場を引っ掻き回したエドヴァルドにだって、責任の一端はあるだろうに!
…足元が冷え冷えなので、そんなコトは言えないけど。
「ほう……」
地の底を這いそうな物騒な声を出したエドヴァルドは、扉の方を見ないまま、何度か片手を振った。
――出て行けと、ヨンナに言っているのだ。
「えっ」
まさか出て行かないよね⁉︎
私が縋る様にヨンナを見れば、今日は言葉よりも先に、乾いた笑みを返されてしまった。
「どうぞ『反省』と『手加減』、どちらが先にお持ちの辞書に戻って来るのか、この後じっくり話し合って下さいますか。本日はどちらのお味方も致しかねます」
「えっ、ヨンナ⁉︎反省⁉︎」
「反省でございます。まさかご自身の事を後回しに、旦那様を最優先とされるよう直に仰られるとは思いも致しませんでした。確かに公爵邸の主は旦那様ですが、それはご自身を蔑ろにして良いと言う事ではございませんよ。ギーレンに行かれた時もそうでしたが、もう少し、周囲の者の心配もお考え下さい」
「――心配」
思いがけない事を言われて、ちょっと固まってしまう。
「いけませんか?私どもが心配だと申し上げるのは」
「あっ、やっ?何があっても自己責任の日々で、誰かに心配して貰うとか、ちょっと新鮮と言うか……?」
「―――」
うっかり素で答えてしまい、ヨンナどころかエドヴァルドからも、スッと表情が消えた。
「……旦那様」
「……手加減をしないのが、一番理解させられそうな気がするんだが」
「明日はご出仕では?それも重要な。と言うか、諸々の手続きは疎かにはなさらないで下さいませ」
よく分からない会話と何かの攻防があった後、エドヴァルドが困った様に天井を仰いだ。
その間にも、一礼したヨンナが部屋を後にしてしまう。
「あっ、ヨンナ……」
「――レイナ」
待って、と伸ばしかけた手を、エドヴァルドが掴んだ。
そのまま寝台まで引っ張られて、二人してすっぽりとシーツに包まれた状態になった。
「……えーっと?」
「――今日は何もしない」
距離が近すぎて、ガッチリ固まった私の耳元に、バリトン声が降り注いだ。
「ただ全部カタが付いたら、誰も心配しないと思っていた貴女には、色々思い知って貰うとしようか……一晩かけて」
「はいっ⁉︎」
「ヨンナも許してくれるようだしな」
「えっ…ん…んっ⁉︎」
呼吸困難になりそうなキスとかは「何もしない」に含まれるんでしょうか、ヨンナさん⁉︎
「――おやすみ」
おかげで抱きすくめられて眠る羞恥心は、どこかに飛んで行ってしまったかも知れないけど。
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