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第二部 宰相閣下の謹慎事情
479 氷漬け回避の為の相互協力
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ですのでこの後お昼頃までにもう1本upする予定です!
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「ただ、今のところはサレステーデの宰相の所へ行かせると言う方向で、王太子の許可を得る為の手紙を出していると言う話なのでは?」
「まあ、そうではあるんだが……それがアンジェスにとって不都合と思うならば、其方が持つ簡易型の転移装置で王宮へ直談判に戻るのも、一つの手段かと思ったのだが」
さすが、一国の宰相と大公殿下との話し合いである。
現状を把握していようがいまいが、迂闊に周囲が口を出せない――と言うよりは、出す必要のない会話が続いている。
いや、仮にこれがサレステーデのおバカ王子とダルマ公爵とでは、こんな会話にもならないだろうから、双方が為政者としてそれだけ真面な感覚を持っていると言う事なんだろう。
「ここはバリエンダールだ。基本的には彼の王太子の意向を汲みたいとは思うが、私であれば、ここから渡河させる方を選ぶ」
「バリエンダール王宮に連れていき、留め置く事はせぬ……と?」
「為人を含め、サレステーデの宰相に何らかの瑕疵があるならば、それも良い。だが普通に考えれば、娘と言う人質をとって脅しをかけるも同然。ただでさえ、王女王子の全てが問題を起こしていて、一人で国政を担っているところにそれをしてしまっては、後日こちらが悪者の立場に立たされかねない」
あの王太子であれば、そう判断しそうだ――。
エドヴァルドはそう言い、テオドル大公も「確かに」と、頷いていた。
確かにミラン王太子は、無条件に宰相やジーノ青年の肩を持つ事をしていなかった。
日頃の友諠ではなく、国益を基準に判断を下せるだろう点で、ある意味メダルド国王よりも非情な側面を併せ持っているように思う。
「とりあえず今日の内にサレステーデの宰相宛に手紙を書いておいて、明日、ユレルミ族の村へ寄って、その令嬢に預けると言う形を取ろうと思うのですが」
「ふむ。直接バリエンダール王宮に戻るかと思ったが、そうではないと?」
「今の状況下で、遊牧民族同士の争いを放置して戻る訳にもいかないでしょう。少なくとも、決着への道筋だけはつけて戻らないと」
そう言ったエドヴァルドが、チラッと私に視線を向けた為、私は思わず条件反射的に顔を背けてしまった。
「いずれの民族とも、まだほとんど関わっていない私一人であれば、この地から直接王宮へ戻っても非礼と言われる事はないかも知れない。だが、期日にお戻りにならない大公殿下を探すと言う名目で、国政史上初めて〝転移扉〟を遊牧民族の拠点に繋いだと聞く。その時点で、礼を欠く行動は取れないでしょう」
「う、うむ」
何やら申し訳ない――と言いかけたテオドル大公を、エドヴァルドは片手を上げて遮った。
「大公殿下は巻き込まれたに過ぎないと、理解はしていますよ。元より、殿下以上に北方遊牧民達の問題に頭から浸かっている者がいますでしょう。私としては、主にそちら側の事情で、残らざるを得ないと言う訳です」
「「「…………」」」
誰、と指定するでもなく、この場の全員の視線がこちらを向いた気がした。
これは、どう振舞うのが最適解なのか。
一瞬の迷いが周囲にも伝わったのか、私が何かを言うよりも先に、バルトリが私の隣にいつの間にか歩み寄っていた。
「お館様」
「バルトリ」
申し訳ありません、とバルトリは片膝をついて、エドヴァルドに対し首を垂れていた。
「本来であれば、書記官としての役割しかお持ちでなかった筈のお嬢さんを巻き込んだのは、俺です。俺の中にあるネーミ族の血に、見て見ぬ振りが出来ず、ユングベリ商会案件だと突き進むお嬢さんを、止める事をしませんでした」
エドヴァルドは、そんなバルトリをいっそ無表情に見下ろしている。
「そうだな。今、ユングベリ商会の伝手がバリエンダール王都や北部地域にまで広がったとは言え、あくまでそれは結果論だ。性急に過ぎる規模の拡大は、予想だにしないところから目を付けられやすい。……実際に、その兆しはあったようだしな」
「「「‼」」」
部屋の空気が冷えた、と恐らくは全員が感じている。
何とかそれを和らげようと、テオドル大公が「イデオン公、兆しとは……」と話しかけた結果、どうやらそれこそが、特大の地雷だったらしく、笑顔の筈のこめかみに、青筋が確かに浮かび上がった。
「何、この国の宰相殿に、王女殿下との縁組や、ユングベリ商会を商会長ごとバリエンダールに招きたいだのと仄めかされ、養子の息子には、そのように狭量な事で婚約者は幸せなのかと、嫌味をぶつけられる――これが目を付けられていると言わずして、何と言うのかと」
「彼奴ら……」
テオドル大公が、片手で額を覆った。
ああ、はい、私もさっきちょっとだけ聞きました。
いやはや、ですよ。ホントに。
「ジーノの内心は透けて見えておったからな。宰相も、一人の父親として後押しをしてやりたいと思ったのかも知れぬが……」
「いらぬところで気を遣う前に、側室とその息子の手綱を取る方が先だった筈だ。共感する余地すらない」
「ま、まあそうだな。しかし、ミルテ王女との縁組とはまた……」
「そもそも、バリエンダールへ来る前から、フィルバート陛下もその可能性は考えておられた。断固拒否してこい、との厳命付きで」
「!」
それは聞いていなかった。
私も、テオドル大公と共に、目を瞠った。
「両国の友好の復活を手っ取り早くアピール出来る上に、王女殿下の輿入れとなれば、バリエンダールの方が以降の交渉の場において優位に立ってしまう。王や王太子がその姫を愛しく思うのであれば口にはすまいが、周りに言い出す輩は出てくる筈だ、と」
その時は、さすが伊達に国王の地位には就いていないと感心したのだけれど、後日「血まみれ」「鬼畜」は許容出来ても「幼女好きの変態」とだけは言われたくなかったと、フィルバート本人が言っていたとエドヴァルドから聞かされ、著しく脱力してしまったのは余談だ。
「そして、陛下がダメなら話の矛先が私に向く可能性もある、と」
「ううむ……まさに陛下の仰った通りの事態になった訳か……」
エドヴァルドとテオドル大公を見る事はせず、バルトリが益々頭を低くしている。
「申し訳ありません。それも私が、市場で知り合ったジーノを頼ったのがきっかけかと――」
いえ…と、バルトリに合わせるかのように、今度はウルリック副長が頭を下げてきていた。
「ここまで来るよりも前に、私ももっとやりようはあったかと。申し訳ございません」
「……無事だったから良い、は結果論だぞ」
「十分に承知しております」
そして一連のやりとりを黙って見守っていたフェドート元公爵が、ここで初めて「ちょっと良いかな」と口を開いた。
「聞いていると、ミルテ王女殿下に縁談の話が持ち上がりかけたと言っておるようだが、私の目が黒いうちは、複数の高位貴族を揺さぶってでも、阻止してみせる。王家の思惑濃い縁組などと、二度と出させはしない。その点は、安心されるがよかろうよ」
「………」
中央の思惑に乗るのは、自分の代まで――。
フェドート元公爵のそんな思いが、今は透けてみえるようだった。
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「まあ、そうではあるんだが……それがアンジェスにとって不都合と思うならば、其方が持つ簡易型の転移装置で王宮へ直談判に戻るのも、一つの手段かと思ったのだが」
さすが、一国の宰相と大公殿下との話し合いである。
現状を把握していようがいまいが、迂闊に周囲が口を出せない――と言うよりは、出す必要のない会話が続いている。
いや、仮にこれがサレステーデのおバカ王子とダルマ公爵とでは、こんな会話にもならないだろうから、双方が為政者としてそれだけ真面な感覚を持っていると言う事なんだろう。
「ここはバリエンダールだ。基本的には彼の王太子の意向を汲みたいとは思うが、私であれば、ここから渡河させる方を選ぶ」
「バリエンダール王宮に連れていき、留め置く事はせぬ……と?」
「為人を含め、サレステーデの宰相に何らかの瑕疵があるならば、それも良い。だが普通に考えれば、娘と言う人質をとって脅しをかけるも同然。ただでさえ、王女王子の全てが問題を起こしていて、一人で国政を担っているところにそれをしてしまっては、後日こちらが悪者の立場に立たされかねない」
あの王太子であれば、そう判断しそうだ――。
エドヴァルドはそう言い、テオドル大公も「確かに」と、頷いていた。
確かにミラン王太子は、無条件に宰相やジーノ青年の肩を持つ事をしていなかった。
日頃の友諠ではなく、国益を基準に判断を下せるだろう点で、ある意味メダルド国王よりも非情な側面を併せ持っているように思う。
「とりあえず今日の内にサレステーデの宰相宛に手紙を書いておいて、明日、ユレルミ族の村へ寄って、その令嬢に預けると言う形を取ろうと思うのですが」
「ふむ。直接バリエンダール王宮に戻るかと思ったが、そうではないと?」
「今の状況下で、遊牧民族同士の争いを放置して戻る訳にもいかないでしょう。少なくとも、決着への道筋だけはつけて戻らないと」
そう言ったエドヴァルドが、チラッと私に視線を向けた為、私は思わず条件反射的に顔を背けてしまった。
「いずれの民族とも、まだほとんど関わっていない私一人であれば、この地から直接王宮へ戻っても非礼と言われる事はないかも知れない。だが、期日にお戻りにならない大公殿下を探すと言う名目で、国政史上初めて〝転移扉〟を遊牧民族の拠点に繋いだと聞く。その時点で、礼を欠く行動は取れないでしょう」
「う、うむ」
何やら申し訳ない――と言いかけたテオドル大公を、エドヴァルドは片手を上げて遮った。
「大公殿下は巻き込まれたに過ぎないと、理解はしていますよ。元より、殿下以上に北方遊牧民達の問題に頭から浸かっている者がいますでしょう。私としては、主にそちら側の事情で、残らざるを得ないと言う訳です」
「「「…………」」」
誰、と指定するでもなく、この場の全員の視線がこちらを向いた気がした。
これは、どう振舞うのが最適解なのか。
一瞬の迷いが周囲にも伝わったのか、私が何かを言うよりも先に、バルトリが私の隣にいつの間にか歩み寄っていた。
「お館様」
「バルトリ」
申し訳ありません、とバルトリは片膝をついて、エドヴァルドに対し首を垂れていた。
「本来であれば、書記官としての役割しかお持ちでなかった筈のお嬢さんを巻き込んだのは、俺です。俺の中にあるネーミ族の血に、見て見ぬ振りが出来ず、ユングベリ商会案件だと突き進むお嬢さんを、止める事をしませんでした」
エドヴァルドは、そんなバルトリをいっそ無表情に見下ろしている。
「そうだな。今、ユングベリ商会の伝手がバリエンダール王都や北部地域にまで広がったとは言え、あくまでそれは結果論だ。性急に過ぎる規模の拡大は、予想だにしないところから目を付けられやすい。……実際に、その兆しはあったようだしな」
「「「‼」」」
部屋の空気が冷えた、と恐らくは全員が感じている。
何とかそれを和らげようと、テオドル大公が「イデオン公、兆しとは……」と話しかけた結果、どうやらそれこそが、特大の地雷だったらしく、笑顔の筈のこめかみに、青筋が確かに浮かび上がった。
「何、この国の宰相殿に、王女殿下との縁組や、ユングベリ商会を商会長ごとバリエンダールに招きたいだのと仄めかされ、養子の息子には、そのように狭量な事で婚約者は幸せなのかと、嫌味をぶつけられる――これが目を付けられていると言わずして、何と言うのかと」
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いやはや、ですよ。ホントに。
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「いらぬところで気を遣う前に、側室とその息子の手綱を取る方が先だった筈だ。共感する余地すらない」
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それは聞いていなかった。
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その時は、さすが伊達に国王の地位には就いていないと感心したのだけれど、後日「血まみれ」「鬼畜」は許容出来ても「幼女好きの変態」とだけは言われたくなかったと、フィルバート本人が言っていたとエドヴァルドから聞かされ、著しく脱力してしまったのは余談だ。
「そして、陛下がダメなら話の矛先が私に向く可能性もある、と」
「ううむ……まさに陛下の仰った通りの事態になった訳か……」
エドヴァルドとテオドル大公を見る事はせず、バルトリが益々頭を低くしている。
「申し訳ありません。それも私が、市場で知り合ったジーノを頼ったのがきっかけかと――」
いえ…と、バルトリに合わせるかのように、今度はウルリック副長が頭を下げてきていた。
「ここまで来るよりも前に、私ももっとやりようはあったかと。申し訳ございません」
「……無事だったから良い、は結果論だぞ」
「十分に承知しております」
そして一連のやりとりを黙って見守っていたフェドート元公爵が、ここで初めて「ちょっと良いかな」と口を開いた。
「聞いていると、ミルテ王女殿下に縁談の話が持ち上がりかけたと言っておるようだが、私の目が黒いうちは、複数の高位貴族を揺さぶってでも、阻止してみせる。王家の思惑濃い縁組などと、二度と出させはしない。その点は、安心されるがよかろうよ」
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