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第三部 宰相閣下の婚約者
【宰相Side】エドヴァルドの忍耐(2) **一部修正有**
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アンジェス、バリエンダール、サレステーデ首脳部で会談をするとなれば、本来であれば何ヶ月も準備期間を設けるのが正しい。
会談自体の内容を精査することに加えて、警備体制、滞在中の食事、王都や地方の街などの視察の有無など、確認事項はいくらでも沸いて出て来る。
それを、多少の予測はあったにせよ、実質わずか5日でまとめ上げようと言うのだから、恐らく今日からしばらくは、王宮の灯りは夜の間も消えることはないだろうと思われた。
私も邸宅に帰っている時間など取れないだろうと思うと、レイナが養女として、フォルシアン公爵邸に滞在すること自体は悪くない選択肢ではあるのだが。
「朝と夜の食事くらいは私の邸宅で取るか?私もエリサベトの顔が見られるから、やぶさかではないぞ」
イル義父様、エリィ義母様と呼んでくれるそうだと、自慢げに微笑うフォルシアン公爵に地味に苛々とさせられているが、食事の席だけでもレイナと共に過ごせるのであれば……と、かろうじて自分を納得させている状況だ。
夕食前に誘いに来る、との事前のフォルシアン公爵からの話はあったので、いつでも中断出来る形で夕方からは仕事をしている。
フォルシアン公爵邸で食事を取ったら、またそれぞれの執務室に戻る予定だからだ。無理に仕上げてしまう必要はない。
今までであれば王宮の食堂で流し込むように食べてまた席に戻っていたところを、邸宅に戻って食事をしてくるわけだから、他の皆もその間は、多少食事の時間を長めにとっても構わない――とシモン経由で官吏たちにも伝えてある。
そうしておけば、仕事の進み具合で皆も適宜判断をするだろうし、納得もするだろう。
「イデオン宰相」
だから夕方になり、フォルシアン公爵が宰相室に顔を見せても、誰もそれを訝しむことはなかった。
せいぜい、少し早いのでは?と思ったくらいだ。
「すまない。戻る前に少し話があって、来た」
フォルシアン公爵の表情は、日頃は穏やかと言う名の仮面を顔に貼り付けている様な状態だが、この日は心なしか厳しめだ。
これは奥の部屋にした方が良いかと、私はシモンに断って、場所を隣へと移した。
「……詐欺の話なら、さっき〝青い鷲〟の一人が伝えに来たが?」
しかも、コンティオラ公爵領とフォルシアン公爵領に関係した投資詐欺事件にたまたまレイナが関わることになった、との聞き捨てならない発言まで追加していったのだ。
恐らく高等法院案件になるだろうから、夕食の時間にでもコンティオラ、フォルシアン両公爵も交えて、詳しく説明をしたいと言っている――と。
「ああ……エリサベトは私とエドヴァルド、双方に使者を送ったのか……」
公爵邸からエリサベト夫人が出した「使者」が来たのだとフォルシアン公爵は言い、同じ様な詐欺事件の話をされたらしい。
「すまない。我が家の養女になることで、レイナちゃんを巻き込むことになってしまいそうだ」
詳しくは夕食の席でと言うことらしいが、現在フォルシアン公爵邸にコンティオラ公爵夫人がいて、令息の方もやって来る予定をしているのだと言う。
「コンティオラ公爵にも、宰相室に寄るように伝えてある。夕食は三人でわが邸宅に顔を出すことになるだろう」
「イル……」
……彼がここに来る直前、いったい今度は何だ、レイナは何に巻き込まれた⁉ と、羽根ペンに八つ当たりしてしまったことはもちろん口に出さない。
私の表情を、別方向に勘違いしたらしいフォルシアン公爵は「ああ」と重々しく頷いている。
「三国会談の準備とて重要だが、どうにも後回しに出来ない話だと言う気がしないか」
――その後、宰相室に現れたコンティオラ公爵の顔色を見て、私もフォルシアン公爵の呟きが決して考えすぎ、杞憂と言うわけではないことをそこで思い知らされた。
「存在しない漁場への投資詐欺、か……」
レイナを巻き込んでしまうとフォルシアン公爵は言っていたが、聞けば王都商業ギルドやラヴォリ商会から、被害にあった商会や関係者からの話を聞いていると言う時点で、レイナ自身既に抜き差しならぬ立ち位置にいた。
高等法院での裁判もとうに見越して、ヤンネとも連絡を取ったんだろう。
エリサベト夫人の許可もあったろうが、現在「出向中」のユセフがこの場にいると言うのが良い証左だ。
だがこの件を三国会談が終わるまでの後回しとしておけない最大の理由は、コンティオラ公爵の娘、マリセラ・コンティオラ公爵令嬢が既に詐欺集団と接触をしてしまっていると言うことだった。
いつの間にかユセフを「お義兄様」と呼んでいることも含め、聞きたいことは色々とあるが――とりあえずは。
「まさかとは思うが、コンティオラ公爵令嬢を囮にして、詐欺集団の現行犯逮捕を狙っている、とでも言うつもりか?」
「…………えっと」
分が悪くなると、むしろ困った様に笑う妙なクセがレイナにはあった。
いや、図星を指されると笑いしか出て来ないタイプの人間は少なからずいる。
恐らくはレイナもそのタイプなんだろう。
さっきから視線も合っていない。
「向こうが、保護者不在のお嬢様からなら簡単にお金を巻き上げられると思ってやって来れば、しめたものだなぁ……と」
自警団と王都警備隊にも話が通っていて、今からフォルシアン公爵邸に来る予定だと聞かされた私は、顔を痙攣らせながら眉間の皺を揉み解した。
「全部お膳立てをしてから、私や他の公爵を呼んだ……と?」
自分は詐欺取引の場に同席するつもりはない、コンティオラ公爵令息に対応を委ねる……と主張はしているが、殊、彼女の場合はどこまで信用して良いものか。否、信用出来ないと言った方がむしろ正しい。
「はははっ!」
本当なら一歩も邸宅から出したくないくらいなのだが「今からひっくり返すのは無理だ」と、フォルシアン公爵が笑った。
ここまでの経緯を考えれば、ご令嬢の方にこそ囮としての拒否権はない、と。
仮にも国に五家しかない公爵家の人間が詐欺に引っかっかり、あまつさえそのことで、案件を事実と信じた他の商会を巻き込むことにでもなれば、責任問題が様々なところに波及してしまう。
コンティオラ公爵が仮に謹慎あるいはそれ以上の処分対象にでもなれば、私の謹慎どころの話ではなくなるのが目に見えている。
「今回の話が、姉の軽挙妄動にも原因があることは分かります。コンティオラ公爵家嫡子として、けじめはつけたいと思います」
コンティオラ公爵が普段は王宮に居ずっぱりであることや、コンティオラ公爵夫人がこれまでロクに娘の行動を諫めてこなかったことを考えれば、この公爵令息の方こそが最も冷静に事態を受け止めていると言っても良かった。
そして国王陛下に満面の笑みで仕事をさせないためにも、この話はこちら側で解決まで導かなくてはならない。
この話の基幹は、似て非なる心配ではあるが、どこまでフィルバートとレイナの動きを封じておけるか――と言うことなのかも知れなかった。
「いやはや、将来有望だねぇ……」
ヒース・コンティオラ公爵令息に関しては、フォルシアン公爵でなくともその意見には賛成だ。
現実問題、三国会談をすぐそこに控えた今の状況から言って、当主の交代や謹慎と言う騒ぎにまで発展するのは避けたい。そこは、コンティオラ公爵令息の資質以前の問題なのだ。
とりあえず食堂で話を詰めようと、皆が移動を始める。
私はそれをわざと遅らせて、レイナをその場に縫い留めた。
この邸宅の中のことはよく分かっている。
フォルシアン公爵が、他の皆を連れ出しながら、こちらを見て見ぬふりをしてくれた。
恐らくは、私がレイナを心配していることを、ある程度汲み取ってくれたのだろう。
もっと頼ってくれ、私の門戸はいつでも貴女の為だけに開けてある――そう言うと、レイナはピシリと身体を固くしていた。
もう何度か閨を共にしていると言うのにこうも恥じらわれると、そんな場合ではないとは言っても、組み伏せたくなる欲が湧き上がってしまう。
「全て片付いたら、ここではなく、イデオン邸で私と過ごしてくれるな?」
どさくさに紛れてでも良い。
私にはその時間が必要なのだ。
たとえ、レイナが頷かざるを得ないように誘導をした――そう思われているのは分かっていても。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すみません、一部「623 絶対零度の晩餐会~応接間①~」と、齟齬があったことに気付きましたので、修正しています。
イル義父様の前に〝青い鷲〟から一人訪ねていないといけなかったので……m(_ _)m
会談自体の内容を精査することに加えて、警備体制、滞在中の食事、王都や地方の街などの視察の有無など、確認事項はいくらでも沸いて出て来る。
それを、多少の予測はあったにせよ、実質わずか5日でまとめ上げようと言うのだから、恐らく今日からしばらくは、王宮の灯りは夜の間も消えることはないだろうと思われた。
私も邸宅に帰っている時間など取れないだろうと思うと、レイナが養女として、フォルシアン公爵邸に滞在すること自体は悪くない選択肢ではあるのだが。
「朝と夜の食事くらいは私の邸宅で取るか?私もエリサベトの顔が見られるから、やぶさかではないぞ」
イル義父様、エリィ義母様と呼んでくれるそうだと、自慢げに微笑うフォルシアン公爵に地味に苛々とさせられているが、食事の席だけでもレイナと共に過ごせるのであれば……と、かろうじて自分を納得させている状況だ。
夕食前に誘いに来る、との事前のフォルシアン公爵からの話はあったので、いつでも中断出来る形で夕方からは仕事をしている。
フォルシアン公爵邸で食事を取ったら、またそれぞれの執務室に戻る予定だからだ。無理に仕上げてしまう必要はない。
今までであれば王宮の食堂で流し込むように食べてまた席に戻っていたところを、邸宅に戻って食事をしてくるわけだから、他の皆もその間は、多少食事の時間を長めにとっても構わない――とシモン経由で官吏たちにも伝えてある。
そうしておけば、仕事の進み具合で皆も適宜判断をするだろうし、納得もするだろう。
「イデオン宰相」
だから夕方になり、フォルシアン公爵が宰相室に顔を見せても、誰もそれを訝しむことはなかった。
せいぜい、少し早いのでは?と思ったくらいだ。
「すまない。戻る前に少し話があって、来た」
フォルシアン公爵の表情は、日頃は穏やかと言う名の仮面を顔に貼り付けている様な状態だが、この日は心なしか厳しめだ。
これは奥の部屋にした方が良いかと、私はシモンに断って、場所を隣へと移した。
「……詐欺の話なら、さっき〝青い鷲〟の一人が伝えに来たが?」
しかも、コンティオラ公爵領とフォルシアン公爵領に関係した投資詐欺事件にたまたまレイナが関わることになった、との聞き捨てならない発言まで追加していったのだ。
恐らく高等法院案件になるだろうから、夕食の時間にでもコンティオラ、フォルシアン両公爵も交えて、詳しく説明をしたいと言っている――と。
「ああ……エリサベトは私とエドヴァルド、双方に使者を送ったのか……」
公爵邸からエリサベト夫人が出した「使者」が来たのだとフォルシアン公爵は言い、同じ様な詐欺事件の話をされたらしい。
「すまない。我が家の養女になることで、レイナちゃんを巻き込むことになってしまいそうだ」
詳しくは夕食の席でと言うことらしいが、現在フォルシアン公爵邸にコンティオラ公爵夫人がいて、令息の方もやって来る予定をしているのだと言う。
「コンティオラ公爵にも、宰相室に寄るように伝えてある。夕食は三人でわが邸宅に顔を出すことになるだろう」
「イル……」
……彼がここに来る直前、いったい今度は何だ、レイナは何に巻き込まれた⁉ と、羽根ペンに八つ当たりしてしまったことはもちろん口に出さない。
私の表情を、別方向に勘違いしたらしいフォルシアン公爵は「ああ」と重々しく頷いている。
「三国会談の準備とて重要だが、どうにも後回しに出来ない話だと言う気がしないか」
――その後、宰相室に現れたコンティオラ公爵の顔色を見て、私もフォルシアン公爵の呟きが決して考えすぎ、杞憂と言うわけではないことをそこで思い知らされた。
「存在しない漁場への投資詐欺、か……」
レイナを巻き込んでしまうとフォルシアン公爵は言っていたが、聞けば王都商業ギルドやラヴォリ商会から、被害にあった商会や関係者からの話を聞いていると言う時点で、レイナ自身既に抜き差しならぬ立ち位置にいた。
高等法院での裁判もとうに見越して、ヤンネとも連絡を取ったんだろう。
エリサベト夫人の許可もあったろうが、現在「出向中」のユセフがこの場にいると言うのが良い証左だ。
だがこの件を三国会談が終わるまでの後回しとしておけない最大の理由は、コンティオラ公爵の娘、マリセラ・コンティオラ公爵令嬢が既に詐欺集団と接触をしてしまっていると言うことだった。
いつの間にかユセフを「お義兄様」と呼んでいることも含め、聞きたいことは色々とあるが――とりあえずは。
「まさかとは思うが、コンティオラ公爵令嬢を囮にして、詐欺集団の現行犯逮捕を狙っている、とでも言うつもりか?」
「…………えっと」
分が悪くなると、むしろ困った様に笑う妙なクセがレイナにはあった。
いや、図星を指されると笑いしか出て来ないタイプの人間は少なからずいる。
恐らくはレイナもそのタイプなんだろう。
さっきから視線も合っていない。
「向こうが、保護者不在のお嬢様からなら簡単にお金を巻き上げられると思ってやって来れば、しめたものだなぁ……と」
自警団と王都警備隊にも話が通っていて、今からフォルシアン公爵邸に来る予定だと聞かされた私は、顔を痙攣らせながら眉間の皺を揉み解した。
「全部お膳立てをしてから、私や他の公爵を呼んだ……と?」
自分は詐欺取引の場に同席するつもりはない、コンティオラ公爵令息に対応を委ねる……と主張はしているが、殊、彼女の場合はどこまで信用して良いものか。否、信用出来ないと言った方がむしろ正しい。
「はははっ!」
本当なら一歩も邸宅から出したくないくらいなのだが「今からひっくり返すのは無理だ」と、フォルシアン公爵が笑った。
ここまでの経緯を考えれば、ご令嬢の方にこそ囮としての拒否権はない、と。
仮にも国に五家しかない公爵家の人間が詐欺に引っかっかり、あまつさえそのことで、案件を事実と信じた他の商会を巻き込むことにでもなれば、責任問題が様々なところに波及してしまう。
コンティオラ公爵が仮に謹慎あるいはそれ以上の処分対象にでもなれば、私の謹慎どころの話ではなくなるのが目に見えている。
「今回の話が、姉の軽挙妄動にも原因があることは分かります。コンティオラ公爵家嫡子として、けじめはつけたいと思います」
コンティオラ公爵が普段は王宮に居ずっぱりであることや、コンティオラ公爵夫人がこれまでロクに娘の行動を諫めてこなかったことを考えれば、この公爵令息の方こそが最も冷静に事態を受け止めていると言っても良かった。
そして国王陛下に満面の笑みで仕事をさせないためにも、この話はこちら側で解決まで導かなくてはならない。
この話の基幹は、似て非なる心配ではあるが、どこまでフィルバートとレイナの動きを封じておけるか――と言うことなのかも知れなかった。
「いやはや、将来有望だねぇ……」
ヒース・コンティオラ公爵令息に関しては、フォルシアン公爵でなくともその意見には賛成だ。
現実問題、三国会談をすぐそこに控えた今の状況から言って、当主の交代や謹慎と言う騒ぎにまで発展するのは避けたい。そこは、コンティオラ公爵令息の資質以前の問題なのだ。
とりあえず食堂で話を詰めようと、皆が移動を始める。
私はそれをわざと遅らせて、レイナをその場に縫い留めた。
この邸宅の中のことはよく分かっている。
フォルシアン公爵が、他の皆を連れ出しながら、こちらを見て見ぬふりをしてくれた。
恐らくは、私がレイナを心配していることを、ある程度汲み取ってくれたのだろう。
もっと頼ってくれ、私の門戸はいつでも貴女の為だけに開けてある――そう言うと、レイナはピシリと身体を固くしていた。
もう何度か閨を共にしていると言うのにこうも恥じらわれると、そんな場合ではないとは言っても、組み伏せたくなる欲が湧き上がってしまう。
「全て片付いたら、ここではなく、イデオン邸で私と過ごしてくれるな?」
どさくさに紛れてでも良い。
私にはその時間が必要なのだ。
たとえ、レイナが頷かざるを得ないように誘導をした――そう思われているのは分かっていても。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すみません、一部「623 絶対零度の晩餐会~応接間①~」と、齟齬があったことに気付きましたので、修正しています。
イル義父様の前に〝青い鷲〟から一人訪ねていないといけなかったので……m(_ _)m
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