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第一部 転生高校生活編

第76話 鑑賞される僕(トホホ)

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 キーンコーンカーンコーン・・・


 18時の鐘が鳴った。一応うちの学校のクラブ活動の区切りの時間だ。うちの学校では大会前の運動部とかを除いて、18時が終了の時間ということになっている。特に文科系のクラブ活動は延長することはほとんどない。


 ・・・助かったって思っていいのかな。活動を始めたのが15時半くらいからだから2時間半くらいか。クラブ活動は初日からかなり濃密(?)な時間だった。料理は・・・全くしなかった。綾香ちゃんから順番に「鑑賞」と称したフェラが始まって、弄り回されながら「味が・・・」「匂いが・・・」みたいな感じの話題で彼女らは食材である「ソーセージ」の「鑑賞」をした。

 と言ってもそれは30分くらいで・・・。そりゃそうだよね、咥えたりいじったりするくらいしかすることないし、話題にしても題材が限定されすぎてるからすぐに話が終わっちゃうよ。まあ、それはみんな予想してたようで、その後はもう当然のように「上の口の鑑賞は済んだから、次は下の口だね。」という話の流れになって、そこからはもう、いつものように順番に僕の上に馬乗りになってきたんだ。彼女たちは本当に僕の上に乗るのが好きだ。僕は乗り物じゃないんだからね!

 前みたいにジャンケンで順番決めてさ、未久ちゃんから始まってさ、学校だからか制服は着たまんまでパンツだけ脱いで始めるんだ。未久ちゃんは5人の中じゃお上品な方なのに、「素材の味が効いてておいしい♪」とか言っちゃったりして、・・・もうそういうのやめようよ。恥ずかしいよ。次の由美ちゃんは相変わらず早くて10秒で逝っちゃったんですぐ交代で、その次が亮子ちゃん。

 「あぁ♪うめぇ(*´▽`*)こんだけうめぇと口いっぱいに頬張っちゃうよなぁ♡」って言いながら、ぎゅうぎゅう締め付けてグラインドさせてくるから、ここで僕、出ちゃった///。なんか僕、亮子ちゃんが相手の時っていつも出ちゃうんだよなぁ。何でなんだろ。数の子天上だからかなぁ。その後綾香ちゃん、由奈ちゃんの順番で「鑑賞」した。綾香ちゃんは制服着たままブラを外して、僕の手を服の中に入れさせてマシュマロ(食材鑑賞だからね)の「鑑賞」をさせるんだ。

 それが柔らかくて弾力があって、・・・べ、別に興奮なんかしてないよ!僕はギャルたちの下品な食材鑑賞に仕方なく付き合わされただけなんだから!で、マシュマロをまさぐってたら、てっぺんにイチゴがついてるのを発見してそこをグリグリしてあげたら、綾香ちゃんのテンションが上がって、腰使いがすごく激しくなって逝ってた。由奈ちゃんは、また正常位を要求してきて、制服もシャツのボタン全部外してブラも取って抱き着いてってするから、僕もシャツの前のボタン外して、インナーのシャツを脱いで抱き締め合っちゃった///。エヘへ。

 ハッ。いや別に楽しかったなんて思ってない!思ってないよ!僕は騙されて、料理の練習をするつもりなのに、またいいようにギャルたちの慰みものにされちゃったんだんだから。彼女たちにとって僕は食材で、僕は餌食にされちゃったんだからね。待ってる子たちや終わった子たちは、やってる子の試食の様子を観察したり、思い思いにスマホいじったりしてくつろいだりしてた。

 で、一周したのが16時半くらいだったんでまだ時間があるね、ってことになってもう一周したかな。三回した子もいたから、何周って言ったらいいかよく分かんなくなってたけど。由美ちゃんのお代わりが多くて、彼女とは4回しちゃったよ。4回目はバックで僕が逝くまで突いたから、また失神してたね。

「ふぅ・・・。堪能したぁ♪」(綾香)
「あぁ、んぁ(ビクビクンッ)」(亮子)
「ぁ、ぼ、僕も!」(僕)


ドピュッドピュッ─────


 もうじき18時になるころに、僕は亮子ちゃんの中で彼女には3度目のカルピス(←食材?)を注いで、その日のクラブ活動は終わりになった。結局、僕は5回カルピスを出した。3回も亮子ちゃんの下のお口に飲ませることになるなんてね。(←なんだかんだ言ってノリノリな圭太。食材談議にはまり中だ。)相性がいいのかな。なんか特に気持ちいいんだよね。

「鐘もなったし今日はそろそろお開きだね。」(由奈)
「だな。バスタオルしいといて正解だったな。圭太がいっぱいカルピスこぼしたから。」(由美)
「ちょ・・・そんな言い方///。」(僕)
「こぼさせたのは私たちだけどね(*^-^*)」(未久)

 バスタオルは持ち主の亮子ちゃんがクンクンしながらカバンにしまい(あのさ、匂いかがないでよ。)ちょっと匂いがこもってるからってことでしばらく窓を開けて換気し、その間にベッドを折りたたんで、棚と壁の隙間にしまい込んだ。ここね、元々ベッドが入るほど隙間はなかったんだけど、僕が教室の掃除当番をしてる間に、彼女たちが棚を前に寄せて隙間を作ったりしてたみたい。んでもって、ベッドが汚れないようにすっかりきれいに掃除されてた。・・・そこまでするか。

「そろそろ下校の時間ですよ。」(安川先生)


 鐘がなって5分くらい経ったころ、顧問の安川先生が様子を見に来た。そのころにはすっかり片付いてて、さっきまでのただれた空間も、僕の出した液の臭いもすっかり痕跡をなくしてた。・・・多分安川先生は、わざと下校時刻ギリギリの時間を選んで様子を見に来たんじゃないかな。

「お疲れっす。順調に楽しく部活動できました!」(亮子)

 したり顔で言葉を返す亮子ちゃん。安川先生は「そうですか、良かったですね。」と淡白に返し、あとは「気を付けて帰りなさい。」というようなことを言ってあっさり教室に戻っていった。やっぱり、亮子ちゃんたちのことを怖がってるんだろうね。

「圭ちん、部活だけどさ。実は週2にしようってことにしたんだ。月木で。あーしらみんなバイトとかやっててさ、月と木はみんな部活のためにあけるようにしたんだけど、他の日は塞がってるんだよね。」(亮子)
「へー。そうなんだ。」(僕)

 帰り際に、亮子ちゃんがこれからの部の運営について補足してくれた。そっか・・・、じゃあ次は木曜日までないんだ。シューン(´・ω・`)。・・・ん?い、いや、残念なんて思ってないよ!毎日餌食にされるのかと思ってたから本当に良かった!!ほんと。ほんとだよ!!

 お母さんには毎日部活動あるって言っちゃったんだよね・・。じゃあ、明日は帰りに安川先生の家に行こっかな。部活ないなら放課後にトイレで三島さんと、ってのもいいなぁ。(←すっかりこの世界に毒されてしまった圭太。)
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