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第三部 社会人編

第21話 申込対応2

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斎藤さんの玄関を開け、マンション5階の廊下に出た。



振るチンで!



だ、だってさ、次の人は二つ向こうのお部屋だしさ。どうせここでズボンはいて向かっても、次のお宅の玄関入ったらまた脱ぐんだよ。時間も押してるし、仕方ないよね。(←本気で言ってるのか)

そう思って出たんだけど、次の524号室のお宅に行く途中で、523号室の扉がいきなり開いた。

「な、何ですか。あなたは!」(523号室の女の人)
「え、ちょ・・、これはその・・。」(僕)

嘘でしょ。何てバッドタイミングなんだろ。

振るチンでマンション5階の廊下を歩いている僕を見て、女の人が驚いた反応をした。いくら貞操逆転世界だって言っても、オチンチン出して外を歩いている人がいたら、やっぱり驚くんだね。

確かに前の世界でも、女の人が下半身丸出しで普通に歩いてたら、驚きの反応をするのが普通だよね。いくら性欲盛んな●校生とか中●生とかでも、すぐに「よし、犯ろう」というふうにはならない。

それはそれとして、この状況はまずい。僕、変質者って思われちゃう。(←疑いようのない変質者じゃん。)


「へ、変質者?」(女の人)
「そ、そんな、違います!」(僕)


うう、振るチンで外を歩いていて、「僕、変質者じゃありません。」ていっても、全然説得力がない。困ったな、何とか誤解を解かないと。(←誤解ではない)

驚いた反応をしている女の人は、黒のタートルネックのセーターとタイトなパンツのコーディネートで、身体のラインがすごく強調されてる。歳は20代半ばくらいかな、僕より少し年上な感じ。少しウェーブがかったロングヘアーで、ちょっときつめの印象を受ける美人さんだ!

でも、この人は精子不正購入常習者ってわけじゃないから、僕の訪問リストの人たちのような常軌を逸した性欲の持ち主じゃないよね。

「もしかして、何か事件に巻き込まれたんですか?」(女の人)

まず、僕の無毛の股間に一瞬目をやり、それから僕の顔と身体に視線を這わせ、また股間に目をやりながら、割と常識的な質問を投げかけてきた。

「あの、すみません。大丈夫です。大事にしたくないので、ぼ、僕はこの辺で。」(僕)

勝手に僕を何かの事件の被害者と思ってくれたみたい。よし!とりあえず、警察に突き出されるような流れではなくなりそうなので、何とかこの場を無事に切り抜けよう。

「待って!そうはいっても、その、それ。射精した後なんじゃない?その・・匂いが。それって、やっぱり事件じゃ。」(女の人)
「いえ、あの・・。別に事件ではないですので!本当に大事にしたくないので、僕、これで失礼します。」(僕)

女の人、自分も用事があって玄関から出てきたんだろうに、僕がお構いなくって言っても随分絡んでくるよ。目ざとく僕の尿道の出入り口に、さっきの射精の残滓の白いしずくが出ているのを見つけて、更に絡んできた。

「とにかく、ちょっと私の部屋にあがって!射精した後なら、休養が必要なはずでしょう。少し横になってください。」(女の人)

じ、時間が押してるんだけどなぁ。この女の人。いかにも親切で言ってる感じだけど、さっきから視線が僕の股間ばっかり集中してるよ。もっともらしいこと言ってるけど、だんだん獲物を自分の家に連れ込もうとしてるように思えてきたんだけど。

「あの、本当に僕」(僕)
「いいから!警察沙汰になりたくないのはわかったから、とにかく少し家で休養を取って!ここじゃ何だから早く上がって!」(女の人)


・・・


結局上がることになって、僕、ベッドに寝かせられてしまった。

ただあの、もう服着させてもらってもいいはずなんだけど、未だに下半身丸出しのまんまなんですけど。

一瞬姿を消していた女の人は、キッチンに行っていたようで、小さなビンを持ってベッドルームに戻ってきた。

「はい、今はこんなものしかないけど栄養ドリンクよ。まずは飲んで滋養をつけて。」(女の人)
「あ、ありがとうございます。」(僕)

あ、これ結構高いやつだ。薬局で見たことあるけど、一本3,000円くらいするものだった気がする。やっぱり、このタワマンに住んでる人って、みんなセレブ層なんだなぁ。

「シャワーで、身体を洗った方がいいかもしれないけど、今は回復のために横になったほうがいいから、そのままでいてね。ここは私がきれいにしてあげるから。」(女の人)

でも、なんだかんだ言って、こんなに世話してくれて、この人とても親切な人だ。

こっちの世界の男性は、射精したら一週間くらいは安静に過ごさないといけないし、消耗が激しければ救急車が出動することだってありうるからね。そう考えると、精子が出たオチンチンで外を歩いた状態の僕って、事件性があると同時に人命的にも危機的な状況と受け止められてもおかしくなかったってことだよね。

時間・・気にはなるけど、とにかくいい人で良かった。



レロレロレロ


いや、あの咥えられちゃってます!僕のオチンチン!


「え、ヒャッ!あ、あの。」(僕)
「いいから、静かに休んでて。ここは私がきれいにしておくから。(ハァハァ)」(女の人)


前言撤回。やっぱりもっともらしいこと言って、オチンチンいじりたかっただけだよ、この人。無防備な男の人を連れ込んで、動けないことをいいことにちょっと好きにエッチなことをしてしまおうって魂胆だったんだ。ゲスい、ゲスいよ!(←お前が言うな)


レロレロレロ


あ、だけど。最初はこそばゆかったけど、裏すじを何度も舌が往復して、段々気持ち良くなってきちゃった。


レロレロレロ
(ハァハァ・・ヤバ、私こんなショタチン舐めちゃってる。どこかの安いエロライトベルみたいな展開が私の目の前で起こるなんて!)(女の人)


ピクン


あ、オチンチンにまたエネルギーが集まる感覚。


「・・・!あ、あなた。」(女の人)
「だ、だって。そんなに舐めるから。」(僕)
「いや、だって、一回出しちゃってるのにこんな大きくなるとか。」(女の人)

「一回出しちゃってる男の人のをそんなに舐めるのって、問題ありますよ。でも、他の男性はともかく、僕は、なぜか大丈夫なんです。だから、ご心配なく。」(僕)
「えぇ!・・へへっ、てことはこのままできちゃったり?」(女の人)

「いえ、あのそれ、強姦になりますよ!」(僕)
「な、何言ってんのよ。何かやましいことがあって警察沙汰にしたくないんでしょ?黙っておいてあげるから、ちょっと静かにしなさい!・・・(ニュグ)うフぁっ!」(女の人)






ぅあっ・・・挿入れられちゃった。
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